Yesterday, Yes a day

高校1年の春野小麦が、数年ぶりに東京から戻ってきた隣の家の多喜二と共に、田舎の夏休みを過ごす。田舎町の雨無村で繰り広げられる、どこか懐かしい青春ドラマ。「flowers」2006年4月号から6月号、「flowers」2006年9月号から11月号にかけて掲載された。

正式名称
Yesterday, Yes a day
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
フラワーコミックス(小学館)
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概要・あらすじ

高校1年生の春野小麦は、入院しているお母さんの見舞いに行く以外は、特別なことは何一つない、普通の夏休みを過ごしていた。そんなある日、隣のカエばあちゃんの家に、幼なじみで同学年の多喜二が、数年ぶりに雨無村へ戻ってくる。東京の生活に馴染めず、久しぶりに帰って来た多喜二は、相変わらず無口だった。

小麦は彼を補講に誘って共に学校へと行くことになる。

登場人物・キャラクター

春野 小麦 (はるの こむぎ)

高校1年生の少女。茶色の長髪に、大きな目をしている。入院中の母親と、溜池の水門の番をしている父親、そして同じ高校に通う2つ年上の兄である春野昴の4人家族。お母さんが入院している間は、隣のカエばあちゃんの家で一緒に食事をしている。多喜二とは幼なじみで、小学校4年までは同じ学校に通っていた。気が強く、面倒見の良い性格で、多喜二をさまざまな場所に連れて行ったり、身だしなみを整えてあげたりと、何かと気遣っている。

多喜二 (たきじ)

高校1年生の少年。黒髪で前髪が目にかかるくらいに長く、ボサボサの髪型をしている。背が高く、授業中のみ眼鏡をかけている。小学4年生までは雨無村に住んでいたが、父親・ヤスヒロの強い希望により、東京の進学校に通わされることになる。しかし、東京の生活に馴染むことができず、1人雨無村に戻り、高校1年の2学期から春野小麦と同じ学校に通うことになる。 小麦とは幼なじみで家も隣同士なので、幼い頃はよく一緒に遊んでいた。昆虫や植物が好きで、知らない植物や昆虫を見つけると、パソコンで調べている。無口でおとなしい性格で、感情を上手く相手に伝えることができない。特に東京では男子校だったため、女子と会話するのが苦手。

春野 昴 (はるの すばる)

高校3年生の少年。黒髪の短髪で、髪全体をツンツンに尖らせている。春野小麦の兄で、同じ学校に通っている。仲間と連れ立って深夜まで麻雀をしたりしてあまり家に帰らず、小麦を困らせている。その外見から、学校では怖がられているが、久しぶりに雨無村に戻ってきた多喜二には、「何か困ったことがあったら言ってくれ」と告げるなど、仲間想いで心優しい一面も持っている。

お母さん (おかあさん)

春野小麦の母親。ショートカットの黒髪で、髪は肩の辺りで切りそろえている。左目の下に小さなほくろがある。以前はふくよかな体型をしていたが、病気で3年前から入院生活をしており、今ではすっかり痩せてしまった。入院前は、植物でさまざまな小物を作ったり、畑で野菜を育てたりして、小麦と多喜二の面倒をよく見ていた。

春野 ルイ (はるの るい)

高校1年生の少女。春野小麦と同じ学校に通う幼なじみ。長髪で前髪を左に流しており、毛先にゆるいパーマをかけている。少しふくよかな体型で、それを本人も気にしており、現在ダイエット中。小麦が、母親の見舞いのため、学校が終わるとすぐに帰ってしまうことを気遣って、イチゴ取りに誘うなど、心優しい性格。小麦とは苗字が同じだが、血縁関係はない。

ナナコ先生 (ななこせんせい)

春野小麦たちが通う高校の女性教師。眼鏡をかけ、長い髪を後頭部で1つに束ねている。ストライプのシャツに白いパンツを着用している。小麦のクラスの担任で、2学期から転入する予定の多喜二も、ナナコ先生のクラスに編入されることが決まっている。東大に毎年50人も合格するという東京の進学校に、多喜二が通っていたことを聞かされ、目を回すほど驚いていた。

お父さん (おとうさん)

春野小麦の父親。癖のある髪を無造作に流している。唇が厚く、骨格のがっしりした体格が特徴。半袖シャツに黒いパンツを着用しており、首にタオルを巻いている。雨無村の溜池の水門の番をしており、小さい頃は小麦が勝手に水門を開けるたびに叱っていた。そのため、今でも水門の近くに小麦を見つけると、水門を開けて遊ぶな、と注意をしている。

ミヨちゃん

高校1年生の少女。春野小麦や春野ルイとは幼なじみの同級生。肩までの黒髪で、前髪を左右に分け、ボーダーのタンクトップに黒いパンツを着用している。両親がボタン鍋の集まりに行った際、ルイの家で小麦と一緒に補講の勉強をしていた。

鏡花ちゃん (きょうかちゃん)

多喜二の妹。東京の小学校に通う5年生。眼鏡をかけ、長い髪を左右に束ねておさげにしている。多喜二と違い、東京の生活に馴染んでおり、兄である多喜二を、「何を考えているかわからず気持ち悪い」と評している。田舎に帰りたがる多喜二に、「バカじゃない?」と言い放つ。

中臣君 (なかとみくん)

高校1年生の少年。兄弟が6人いる。短髪の髪を無造作に流している。右手に黒い腕輪を2つ巻き、サブバックを肩に下げている。雨無村から少し離れた霞島に家があり、毎日フェリーで学校に通っている。普段、学校であまりしゃべらない春野小麦を気にかけており、村や学校で会う度に、後ろから肩を叩いてあいさつをしている。

カエばあちゃん

多喜二の祖母。白髪の髪にパーマをかけ、農作業をするために、普段は洋服の上から割烹着を着ている。多喜二が東京から戻ってくるまでは、大きな庭のある家に1人で住んでいた。隣の家に住む春野小麦の母親が3年前から入院して以来、小麦や春野昴の食事の面倒を見ている。

ヤスヒロ

多喜二の父親。カエばあちゃんの息子。髪をオールバックにしてまとめ、スーツを着用している。都内で会社を経営している。いずれは多喜二に自分の会社を継がせたいと考え、彼が小学4年生のときに雨無村から東京の学校に転校させた。東大に50人も合格するという超名門高校だったが、雨無村に戻りたいという、多喜二の強い希望を受け入れ、9月から雨無村の高校に転校させることを承諾する。

谷君 (たにくん)

春野昴の友人の少年。リーゼントの髪型で鼻の下に髭を生やし、サングラスをかけ、土木・建設工事の作業服を着用している。その外見から実年齢よりも上に見られることが多いが、年齢は昴と同じ。高校へは進学せずに就職し、現在は妻と、7月に生まれたばかりの娘がいる。仕事帰りに、昴たちとよく麻雀をして遊んでいる。

テツ君 (てつくん)

高校1年生の少年。黒髪で丸い眼鏡をかけている。春野小麦や中臣君と同じ高校に通っている。鉄道好きが高じてデジカメを買ったばかり。手先が器用でパソコンやメカにも詳しい多喜二に、カメラの解像度の上げ方を教えてもらおうと相談する。そのお礼として、多喜二の好きな熊本城の写真を撮って、教室に持ってくる。

ワタル君 (わたるくん)

高校3年生の少年。春野昴の同級生。肩まで伸びた黒髪をオールバックにしていて、鼻の下と顎に髭を生やしている。眉毛が垂れていて、目が細い。いつも友人の昴と共に行動しており、昴との会話の際、よくツッコミを入れている。谷君の麻雀仲間の1人でもある。

場所

雨無村 (あめなしむら)

春野小麦が住んでいる村。雨があまり降らない地域で、溜池に1年間水を溜めておき、田植えの時期になると、毎日水門を開いて水を流す。農業が盛んな村で、どこの家でも何かしらの野菜や果物を作っている。

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