機動戦士ムーンガンダム

機動戦士ムーンガンダム

アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのスピンオフ作品で、虎哉孝征の代表作。ストーリーを小説『機動戦士ガンダムUC』を手掛けた福井晴敏が担当し、メカニックデザインはテレビアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』など、多くのシリーズ作品で活躍している刑部一平が手掛ける。宇宙世紀0092の地球圏を舞台に、モビルスーツ「ムーンガンダム」のパイロットとなったユッタ・カーシムが、地球連邦軍独立部隊「ロンド・ペル」と、軍事組織「ネオ・ジオン」の抗争を生き抜く姿を描いたスペースオペラ。テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』と、劇場版アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をつなぐ展開が描かれており、アムロ・レイやシャア・アズナブルなど、複数のシリーズ作品で活躍した人物も多く登場する。また、思念と機械を連結するインターフェース「サイコミュ」を搭載した兵器や、それをあやつる能力に特化した特殊な人類「ニュータイプ」が縦横無尽の活躍を見せるなど、宇宙世紀90年代の特徴が色濃く反映されている。KADOKAWA「ガンダムエース」2017年11月号から連載の作品。2022年03月に、ソーシャルゲーム『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に参戦。ユッタ・カーシムを古屋亜南、アゴス・ラガートを畠中祐が演じている。

正式名称
機動戦士ムーンガンダム
ふりがな
きどうせんしむーんがんだむ
漫画
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
戦争
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
既刊13巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ユッタ・カーシム

スペースコロニー「ムーン・ムーン」で暮らしていた少年。聞こえるはずのない会話を正確に読み取ったり、遠距離から槍(やり)を投擲(とうてき)して可変モビルスーツの変形機構を損傷させるなど、ニュータイプとして優れた素養を秘めている。好奇心旺盛な性格で、ムーン・ムーンで禁忌とされている機械文明に強い興味を抱き、大人たちが見ていないスキにジャンクの修理や通信設備の復元などを秘密裏に行っていた。やがてそれが明るみに出ると、その咎(とが)から一時的に投獄されるが、のちに解放されてコロニーの警備に携わる「戦士隊」に入隊する。その任務の中でネオ・ジオンの旗頭であるミネバ・ザビや、その護衛を務める「アタラント3」のクルーを保護し、ムーン・ムーンに招き入れる。そして、アタラント3所属のモビルスーツ「バルギル」の損傷したヘッドパーツに、ムーン・ムーンに安置されていたモビルスーツ「サイコガンダムMK-Ⅳ」の3機「G-ドアーズ」の頭部を換装して新生した「ムーンガンダム」のパイロットとして戦う。

アゴス・ラガート

ネオ・ジオンの輸送艦「アタラント3」に所属する青年。モビルスーツ「バルギル」のパイロット。人為的にニュータイプの力を付与された「強化人間」と呼ばれる人種だが、バルギルが装備している自律機動砲塔「ファンネル」を使いこなせず、アタラント3のクルーからは落ちこぼれ扱いされている。ネオ・ジオンの姫君として名高いミネバ・ザビの護衛を務めており、ロンド・ベルとの戦闘中にはぐれてしまった彼女を探す際にユッタ・カーシムと知り合う。のちに、ユッタがアゴス・ラガート自身をはるかに上回るニュータイプ能力を秘めていることを認め、「ムーンガンダム」に改修されたバルギルのメインパイロットの座を彼に譲り渡した。

クレジット

ストーリー

福井 晴敏

メカニックデザイン

刑部 一平

原案

,

書誌情報

機動戦士ムーンガンダム 13巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉

第1巻

(2018-09-26発行、 978-4041072783)

第2巻

(2018-09-26発行、 978-4041072790)

第3巻

(2019-03-23発行、 978-4041079980)

第4巻

(2019-10-25発行、 978-4041086766)

第5巻

(2020-03-26発行、 978-4041092170)

第7巻

(2021-03-26発行、 978-4041111826)

第8巻

(2021-10-26発行、 978-4041120095)

第9巻

(2022-03-26発行、 978-4041123690)

第10巻

(2022-10-25発行、 978-4041130704)

第11巻

(2023-03-25発行、 978-4041134931)

第12巻

(2023-12-26発行、 978-4041142677)

第13巻

(2024-07-25発行、 978-4041152966)

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