殺意のメッセージ

殺意のメッセージ

学園内で起きた殺人事件の容疑者となった少年の無実の罪を晴らすため、少女たちが調査に奔走する姿を描く学園サスペンス。「なかよし」1992年11月号から1993年5月号に掲載された。

正式名称
殺意のメッセージ
作者
ジャンル
サスペンス
レーベル
講談社コミックスなかよし(講談社)
巻数
全2巻
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概要・あらすじ

文化祭当日、SF同好会の出し物であるお化け屋敷から上園杏子の遺体が発見される。彼女の死亡推定時刻から、第一容疑者として篠宮希が殺人の疑いをかけられるが、白石真砂日高暁は彼の無実を信じ、事件の真相を暴くため調査に乗り出す。しかし調査が進むにつれて、事件が思わぬ過去につながっていることが判明し、真砂は命を狙われ危険にさらされていく。

登場人物・キャラクター

主人公

中学2年生の女の子。クラスメイトの日高暁に密かに憧れを抱いている。8年前の事件で両親を亡くした後、親戚の家を転々としていたが、今現在は篠宮家で篠宮希と彼の父親と3人で暮らしている。それまでどこの家でも... 関連ページ:白石 真砂

篠宮 希

白石真砂と生活をともにしている中学3年生の男子生徒。SF同好会では部長を務めており、周りからの信頼も厚く、彼を慕うファンも多い。子供の頃、真砂を自分の家に引き取ろうと父親に提案したことで、篠宮家での共同生活が始まり現在に至る。上園杏子の死亡推定時刻から、彼が第一容疑者となる。

日高 暁

白石真砂のクラスメイトの中学2年生の男子。明るく気取らず何にでも一生懸命でいつもまっすぐに人を見る。真砂に想いを寄せており積極的ではあるが、押し付けることなく自分の気持ちをアピールしていく。やよいとは幼なじみで、何でも話せる信頼関係を築いている。

上園 杏子

篠宮希に想いを寄せている中学2年生の女の子。美しい外見から男子たちの人気は高いが、実際は自己中心的な性格の持ち主。文化祭前日、8年前の事件を持ち出し脅迫する形で希に交際を申し込みOKをもらうも、その後何者かに殺害され、無残な姿で発見される。

平野 美和

上園杏子といつも行動をともにしていた中学2年生の女の子。表向きは杏子の親友と見られていたが、実際は自己中心的な彼女を嫌い、憎んでいた。密かに篠宮希に想いを寄せていたため、彼と近しい関係である白石真砂に対しても憎しみを持っていたと思われる。杏子を殺害した犯人は希だと考えている。

やよい

白石真砂の親友であり、日高暁の幼なじみ。いつも明るく何事にも積極的な中学2年生の女の子。疑いをかけられた篠宮希のため、上園杏子殺害に関して怪しいと思われる人物の当日のアリバイや動機を密かに調査するなどアクティブに協力する。

西岡

上園杏子に想いを寄せていた中学2年生の男子。気弱でおとなしく、手紙という形で彼女に想いを伝えるが、関係のない平野美和が見ている前で心無い言葉を浴びせられふられてしまう。そのため、杏子に対しては少なからず恨みを抱いていた。

七尾

学校の新聞部部長を務める中学2年生の男子。8年前の事件と今回の事件につながりがあると考え、取材と称して白石真砂たちの周りをしつこく嗅ぎまわっている。昨年亡くなった父親が8年前の事件の担当刑事だったため、父の遺志を継ぎ真実を明らかにしようと独自に調査を続けている。

篠宮のおじさま

篠宮希の父親。現在は息子の希と白石真砂と3人で生活している。もともとは真砂の父親と仲が良かったため、白石の家とは家族同士で付き合いがあった。8年前の事件の後に自分の妻を亡くしており、希の希望もあって親戚の家をたらい回しにされていた真砂を引き取ることにした。

その他キーワード

8年前の事件

白石真砂の父親が妻を殺害したうえ自殺を図った、8年前に起きた無理心中事件。目撃者は当時まだ6歳だった娘の真砂だけだったため、彼女の証言により立証された。しかし警察内部ではただの無理心中ではなく、真犯人は別にいると考えられていた。

書誌情報

殺意のメッセージ 全2巻 講談社〈講談社コミックスなかよし〉 完結

第1巻

(1993年6月発行、 978-4061787513)

第2巻

(1993年9月発行、 978-4061787605)

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