波よ聞いてくれ

主人公は25歳の独身女性・鼓田ミナレ。偶然にも北海道のローカルラジオ局のパーソナリティとなった彼女が、仕事に人間関係にと奮闘する姿をユーモアを交えながら描く。なお作者の沙村広明は、この漫画がどういうジャンルに属するか特定できていないという。

正式名称
波よ聞いてくれ
作者
ジャンル
演劇
 
恋愛
 
日常
レーベル
アフタヌーンKC(講談社)
巻数
全3巻
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あらすじ

単行本第1巻

スープカレー店「ボイジャー」に務める鼓田ミナレは25歳の残念美女。付き合っていた男に騙された彼女は、バーで出会った藻岩山ラジオ局(MRS)のディレクター・麻藤兼嗣に、泥酔のうえくだを巻いた結果、それを録音されて、ラジオ番組内の失恋のうらみつらみを語るというコーナーでオンエアされてしまう。激怒したミナレはラジオ局に乱入したものの、麻藤に丸め込まれ、そのまま生放送でデビューを果たしてしまうことに。その挙げ句、店の客にラジオ出演が完全にバレてしまい、店長からクビを宣言。さらには男に預金を持ち逃げされていたミナレは、住んでいるアパートからも退去する羽目となる。追い詰められたミナレは、麻藤の誘いに乗ってラジオのパーソナリティーになることを決意。いきなり冠番組を持たされるなったミナレだが、番組はスポンサーなしのうえ、平日の深夜3時半からの放送という苦しいものであった。

MRSの社員・難波瑞穂の家に転がりこんだミナレだが、ある日「ボイジャー」の店長が交通事故に遭ってしまい、人手不足を補うために、なし崩し的に店に復帰することになる。そこに店長をはねた男の妹・城華マキエが現れ、せめてもの詫びにと、店の手伝いを申し出るのであった。何やら訳ありのマキエを訝(いぶか)しむミナレのもとに、麻藤からミナレがパーソナリティーを務める番組「波よ聞いてくれ」第1回の放送開始が告げられる。

単行本第2巻

ミナレの冠番組「波よ聞いてくれ」第1回の放送の内容は架空実況。「自分を裏切った男をたった今殺してきた女」をミナレが演じ、放送事故を装って電波に流すというものであった。ほとんどアドリブの台本をミナレは演じきり、放送は成功した。しかし、思わぬ影響が発生、かつてミナレを騙した男・光雄が彼女の放送を聞いて、会いたいと連絡をしてきたのだった。

そして当日。ミナレは光雄への報復を胸にして臨むが、そもそも彼が好きだったこともあって光雄のペースに載せられてしまう。一日普通にデートしたうえに彼の家に誘われるままについていってしまう。しかし、ミナレはそこで、光雄がまた他の女の金に手を付けていたことを知り、彼と決別するのだった。

そして事の顛末を聞いた麻藤は、番組の第2回の放送内容をラジオドラマに決定。その趣旨はミナレが光雄を葬り、生まれ変わることであった。

単行本第3巻

金のいざこざで男を殺した女を演じきり、第2回の放送も乗り切ったミナレは、第3回の企画を任され、リスナーからアイデアを募ることに。しかし、ミナレ宛によせられたFAXは、ラジオドラマを真に受けた男からのオカルトめいた内容であった。そのうえ、送り主はミナレと同じアパートに住む男・沖進次。それを面白がった麻藤は第3回のネタに採用、ミナレと瑞穂を沖の部屋に送り込んで、その様子を録音させることに決めた。

そして、沖の部屋に足を踏み入れたミナレたちが目にしたものは、おびただしい数の護符と怪しいツボ、さらには天井から滴り落ちる腐臭をはなつ黒い液体。錯乱する沖を見たミナレはある結論に達し、彼を警察に通報したのだった。

しかし、何故か現場で録音した音声は放送されず、代わりにミナレによる謝罪が世間に流れることになる。こうして、正式に放送が開始した「波よ聞いてくれ」のテーマが、人生を挽回したいダメ人間が集う人生リハビリ番組に決定するのだった。

単行本第4巻

なんとか自分の番組を軌道に乗せつつあったミナレは、MRSの先輩パーソナリティーである茅代まどかから呼び出しを受けることに。指定された夜の公園に赴いたミナレを待ち受けていたのは、酔っ払ったまどかからの長時間にわたる説教、そして系列局を巻き込んだ一大イベント「バレンタイン・ラジオ」の企画書であった。

一方、MRSの放送作家・久連木克三が、本業である小説で文学賞の候補となり、執筆に専念するためにMRSを去ることになる。かねてより久連木に思いを寄せていた瑞穂は、久連木の小説の取材に協力を申し出る。その様子に麻藤は何かを思いつき、久連木の取材旅行にミナレと瑞穂を同行させることに決めたのだった。

登場人物・キャラクター

鼓田 ミナレ (コダ ミナレ)

スープカレー店「ボイジャー」勤務の25歳の女性。釧路出身。針灸師に弟子入りする、と親に噓を言って札幌市に出てきた。両親とは折り合いが悪く、特にいい加減な性格である父親のことを嫌っている。肩に少しあたるくらいのショートカットに、前髪左をピンで留めた髪型。スタイルがよく、成人男性をフランケンシュタイナーで昏倒させるほど運動神経抜群、さらに頭の回転も速い。しかし、泥酔しては1階下住む男性の部屋に上がって寝込むなど、かなり抜けた性格である。あらゆる事象の裏に勝手なドラマ設定を妄想して、それらしく語る才能の持ち主でもある。麻藤兼嗣によれば、「彼女の声は音域が高く、ヒトを安心させず、アジテーター的な傲慢な響きがありながら、不快さがない」とのこと。また、急なラジオ出演にもひるまず、一度も嚙まずに喋るなど、話者としての才能は折り紙付き。ある日、酔っ払って麻藤にこぼした愚痴を録音されて放送されたことがきっかけで、MRSのラジオパーソナリティーとなる。そのこともあって、ボイジャーの店長・宝田嘉樹と折り合いが悪く、解雇されてしまう。店では接客とブログの更新を担当。接客能力は高いが遅刻が多い。男に尽くすタイプだが、残念なことに男運がなく、彼氏の光雄に50万円を貸すがそのまま行方をくらまされてしまった。

麻藤 兼嗣 (マトウ カネツグ)

札幌のFMラジオ、藻岩山ラジオ局(MRS)の制作部チーフディレクターの男性。年齢は49歳。テレビ畑出身。福岡出身のバツイチ。風体はあごひげなしの囲みヒゲ、長髪にスーツ。バーで鼓田ミナレの愚痴の聴き役となっていたが、それを録音し、ラジオでオンエアするという暴挙に出た。その後、様々な手段を弄して鼓田ミナレをDJにしたてあげ、番組を持たせてしまう。音声効果の加工猿と加工豚の2人を自由に雇い入れたり、ノンスポンサーの番組を制作できたりと、社内での発言権はかなり大きい。シセル光明という芸人に強い思い入れがある。ミナレの才能を高く評価している。

中原 忠也 (ナカハラ チュウヤ)

スープカレー店「ボイジャー」のシェフ。髪型はセンターだけ染めたオールバックで、もみ上げを伸ばしたワイルドな風貌の男性。店長のいない間に「ボイジャーを乗っ取る」と発言するなど野心家の一面もあるが、城華マキエ曰く、「素直で優しい」「繊細」とのこと。部屋の掃除を週3でしたり、革工芸にハマって拝み合わせ縫いをマスターするなど器用でマメ。中原芽衣子という姉がいる。鼓田ミナレには頻繁に交際を迫るが、その度に「サラサラの関係でいたい」と断られる。また、マキエに想いを寄せられているが、まったく気がついていない。

宝田 嘉樹 (タカラダ ヨシキ)

スープカレー店「ボイジャー」の店長。画家のサルバドール・ダリに似た髪型とカイゼル髭が特徴の男性。すすきのの激戦区でカレー店を繁盛させており、敏腕経営者であると言える。店長としてスープカレーにかける気持ちは本物であり、その作り出す味は師匠の店「ががーりん」のものを超えている。自分の店の「くつろぎ」のイメージをなによりも大切にしているため、店のイメージを壊す鼓田ミナレを嫌っている。しかし、人手が足りないため、ミナレをなかなかクビにはできないでいる。同性愛者であり、それを理由に柳川国男を招き入れたことにより、交通事故に遭ってしまう。

茅代 まどか (チシロ マドカ)

藻岩山ラジオ局(MRS)の番組「September Blue Moon」のメインパーソナリティーの女性。彼女の番組内コーナー「街角ロスト・ラブ」で、鼓田ミナレの元彼・光雄への愚痴と罵倒が録音されたテープが放送された。切れ長の目に黒髪のショートカット。職業柄、性格は冷静沈着である。声も癒し系のささやき声で、ミナレと正反対の声を持っている。麻藤兼嗣いわく、その声は「呼吸の深さから来るヴィブラートがあり、揺らぎがある理想的なリアジュリング・ウィスパー」。プロとしてのプライドから、これまで素人だったミナレがパーソナリティーをやることについて快く思っていない。自分自身が他愛もない人間のため、リスナーの他愛もない話題をすくいあげることを心情としている。大学時代に、彼氏をミナレのような要領のいい女に奪われた。そのことをラジオに投稿したところ、DJに逆に説教されたことをきっかけに、自分のような真面目だけが取り柄の人間の味方になるべく、ラジオパーソナリティになった。

久連木 克三 (クレコ カツゾウ)

藻岩山ラジオ局(MRS)の放送作家。フリーランスで、「呉ひさき」名義で官能作家を兼業している男性。代表作は「ミサイル夫人」「義母は防衛大臣」など。パーソナリティー用の台本は彼が担当している。白髪で真ん中分けである。麻藤兼嗣とは付き合いが長く、頻繁に番組についてなど意見交換をしている。鼓田ミナレについては、麻藤同様に高く評価している。放送作家としては90年代に名番組に参加していたベテランだが、近年は仕事を失いつつある。自作がサスペンス・ミステリ寄りの文学賞、荒川乱造賞の第3次選考を通過したことをきっかけに、MRSを去ることを決める。

光雄 (ミツオ)

鼓田ミナレの元彼。実家の町工場が倒産しそうという噓をついて、ミナレに50万円を借り、その後行方をくらませた男。福岡県出身。性格は強情で見栄っ張り、しかしふわっと優しくいつもニコニコしている。本人曰く、九州男児で町工場の長男。女性に甘えるのがうまいが、それゆえに何人もの女性に貢がせてきた過去を持つ。ある時、ミナレ同様に騙した女性に殺されそうになっていたが、偶然にもミナレの第1回のラジオが流れ、それに女が動揺したため一命をとりとめた。

甲本 (コウモト)

藻岩山ラジオ局(MRS)のミキサー。短髪にあごひげを生やしている男性。鼓田ミナレの目からは無愛想でアウトドアが趣味のように見える。実際、バイクの免許を持っており、夏はバイク出勤している。MRSのなかでは難波瑞穂と一緒にいることが多く、彼女に思いを寄せている。仕事の種類が近い加工猿、加工豚に対して関心を持っている。

シセル 光明 (シセル コウメイ)

30年前に活動していた麻藤兼嗣の憧れの女芸人。麻藤は彼女が原因で、テレビ局からラジオ局へ移ることになった。麻藤の写真によれば、金髪で着物を着ている。また、彼女と鼓田ミナレのスキル面がよく似ているので、麻藤のミナレに対する高評価となっている。

井出 (イデ)

スープカレー店「ボイジャー」の夏祭り出店時に雇われた緊急のアルバイト。長髪につり目で、そばかすがある男性。中原忠也の聞いた話によると、アルバイトの後で思うところがあったらしく、医学大に入り、チベット医術を極めることを決めた。

沖 進次 (オキ シンジ)

鼓田ミナレが住んでいるアパート1階の住人。黒髪中分けで普段はメガネをかけている男性。記憶を失うほど酔っぱらって帰ってきた鼓田ミナレに、何度も部屋に乱入されている。その都度、彼は彼女を上階の部屋まで背負って届けていた。酔ったミナレの靴を揃えるなど親切でマメな性格。

難波 瑞穂 (ナンバ ミズホ)

藻岩山ラジオ局(MRS)のアシスタントディレクター。肩までの黒髪の右側をピンで留めている女性。住むところがなくなった鼓田ミナレを居候させるなど、面倒見がよく几帳面な性格をしている。高校時代は放送部に所属。シャイな性格のせいか、彼氏がいたことがない。共感を覚えるのか、3匹の亀をペットとして飼っている。高3のときに就職希望者向けの講習会で偶然、久連木克三の講義を聞いたことがきっかけでMRSに入社した。久連木に密かに思いを寄せている。

柳川 国男 (ヤナガワ クニオ)

スープカレー店「ボイジャー」のアルバイト従業員。眉間に黒子のある顔の濃い男性。本人曰く、東京大学インド哲学科中退の25歳。非常にインド人っぽい顔立ちをしている。真面目に働くこと、顔が宝田嘉樹店長の好みであること、さらに人手不足であったことにより雇われるが、店長と共に災難に見舞われる。

城華 亨 (タチバナ トオル)

宝田嘉樹を轢いてしまった加害者。城華マキエの兄である。マキエ曰く、性格は真面目。もともとマキエに対して過保護であったが、6年前に両親が山で亡くなるという事故を経て以降はエスカレートし、マキエに対して進学も交友も禁じる、携帯電話も許可なしでは使用させない、鍵付きの部屋に閉じ込める、大学をやめさせる、などの常軌を逸した束縛をするようになる。

城華 マキエ (タチバナ マキエ)

城華亨の妹。背中にかかる程度の長さの黒髪をしている。兄・亨が交通事故を起こして店長たちに怪我をさせたことへの謝罪として、スープカレー店「ボイジャー」で見習いとして働き始めることになる。兄に異常なレベルで束縛されている。そのため家に帰りたがらず、やむなく中原忠也が自分の部屋に泊めることとなった。「ボイジャー」のブログを更新したり、新メニューを提案するなど非常に器用で、物腰も柔らかなため、すぐに人気店員となった。実は、兄が事故を起こしたことを知って、「ボイジャー」を手伝うことを名目に、外の世界に出ることを目的としていた。中原に思いを寄せており、彼に対して無神経な態度を取った鼓田ミナレに注意を促したこともある。

中原 芽衣子 (ナカハラ メイコ)

中原忠也の姉。子供が1人いる。忠也とは普段は別居しているが、旦那がキャバレークラブに行ったことに腹を立て、彼の家にしばらく舞い込む。旦那に対して土下座で地面に穴を穿つまで許さない、という強気で攻撃な発言をする一方、深夜に忠也の話をじっくり聞いてやるなど、思いやりがある面もある。

加工猿・加工豚 (カコウエン カコウトン)

藻岩山ラジオ局の音声効果を担当する男性たち。昭和40年頃からラジオ局大阪の「毎朝MCC」に勤めていた。かつては音の代将軍と呼ばれていた伝説の音効。退職する予定だったところを麻藤兼嗣に誘われた。特技である口と手の音効は、バリエーションだけで200種類は超える。加工猿は見た目が猿に、加工豚は豚にそっくり。ちなみに両者ともに本名ではない。

加工豚 (カコウトン)

藻岩山ラジオ局の音声効果。加工猿とともに、昭和40年頃からラジオ局「毎朝MCC」に勤めていた伝説の音効の1人。退職する予定だったところを麻藤兼嗣に誘われた。特技である口と手の音効はバリエーションだけで200種類は超える。見た目が豚そっくり。ちなみに本名ではない。

ふらかん (フラカン)

難波瑞穂に飼われている3匹の亀のうちの1匹。亀の種類はクサガメで、性別は雄。体は真っ黒で一番小さく、性格はおとなしい。そのため、ほどこんに餌を取られてしまうことがあり、瑞穂もそれを懸念している。

ほどこん (ホドコン)

難波瑞穂に飼われている3匹の亀のうちの1匹。亀の種類はミドリガメで性別は雄。体が大きく、性格は元気いっぱいで、3匹のうち一番よく餌を食べる。そのため、ふらかんの餌をとってしまうことがあることを、瑞穂は懸念している。

おきゅほん (オキュホン)

難波瑞穂に飼われている3匹の亀のうちの1匹。亀の種類はクサガメであり、大きさは3匹のなかで中くらい。甲羅の間のスジが黄色く、尻尾が長い。瑞穂の観察によると、いつも要領がよく、マイペースに餌を食べているとのこと。

場所

藻岩山ラジオ局 (モイワヤマラジオキョク)

札幌のFMラジオ局。麻藤兼嗣、久連木克三、茅代まどか、難波瑞穂、甲本、加工猿・加工豚などが務める。JFLの系列局で、道内七か所に中継局を持ち、札幌市のみならず北海道全域をカバーする。名前の通りラジオ局は[□藻岩山]の中にあり、札幌界隈での視聴率はそこそこ高い。スープカレー店「ボイジャー」では、常に[☆藻岩山ラジオ局]の放送が流れている。

すすきの (ススキノ)

日本の三大歓楽街の1つ。スープカレー店「ボイジャー」がある。飲食店の激戦区のため周辺店はしのぎを削っているが、ボイジャーはコンセプトが受けて、スタッフが少ないにも関わらず大繁盛している。

藻岩山 (モイワヤマ)

標高531メートルの山。「もーりすカー」というケーブルカーを利用して、鼓田ミナレと光雄は山頂へ登った。山麓には藻岩山ラジオ局の社屋がある。ミナレと光雄が久々のデートで訪れた場所であり、ここでの光雄の行動に、ミナレの心が大きく揺さぶられることになる。

ボイジャー (ボイジャー)

すすきのにある鼓田ミナレが働くスープカレー店。老舗のスープカレー店「ががーりん」の味を後世に伝えていく分店としてスタートした。宝田嘉樹が店長を務め、中原忠也、城華マキエなどが働く。コンセプトは「パンとカレーの夢空間」である。そのコンセプトが受け、飲食店の激戦区すすきので大繁盛。「ががーりん」の店長は宝田の師匠にあたる。そのつながりで「ボイジャー」は、円山裏参道で行われた夏祭で「ががーりん」の看板を掲げて出店した。

ががーりん (ガガーリン)

スープカレー店「ボイジャー」の本店。分店の「ボイジャー」店長である宝田嘉樹の腕が上がって本店の師匠の味を超え、跡継ぎとなる師匠の孫も逃げ出してしまったため、すでに閉店している。

書誌情報

波よ聞いてくれ 全3巻 講談社〈アフタヌーンKC〉 完結

第1巻

(2015年5月22日発行、 978-4063880588)

第2巻

(2016年2月23日発行、 978-4063881257)

第3巻

(2016年11月22日発行、 978-4063882148)

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