あさってDANCE

ボロアパートに住み、劇団三角木馬座で手伝いをしている学生の寺山スエキチ。彼の元にある日見知らぬ女性が転がり込んでいた。同時に彼には莫大な祖父の遺産があることを弁護士に聞く。その時の女性日々野綾は、祖父の葬儀でで合った女性。寂しくて彼の元に住み込んだはいいものの、謎の多い彼女を巡って次々とトラブルが起こる。

正式名称
あさってDANCE
作者
ジャンル
ラブコメ
 
演劇
レーベル
ビッグコミックス(小学館) / 弓立社 / Ohta comics(太田出版)
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概要・あらすじ

ボロアパートに住み、小劇団でスタッフをしている貧乏学生、寺山スエキチ。祖父の葬式の後出会ったという日々野綾が、ある日突然彼の家に入り浸るようになる。同時に、寺山スエキチには莫大な遺産が祖父から遺言で送られることが判明。謎多き女性日々野綾とどう生活すればいいのか、遺産をどう扱えばいいのかと彼は悩む。

そこにメガネをかけた女性深川深雪が現れる。倦怠気味だった彼は、深川深雪と恋に落ち、結婚を考える。しかしそれは立見弁護士と、日々野綾の夫を名乗る棟方成人の罠だった。本当に恋に落ちてしまった深川深雪は結婚を断り、彼の元を去る。一方で日々野綾は、金持ちの老人糸居弦一郎との結婚を決める。

お金を彼からもらい、共にいるだけでいい、という好意に甘えて、寺山スエキチと共にいようという魂胆だった。遺産の謎が残されたまま、優柔不断な寺山スエキチだけがスッキリしないまま、みるみる変わっていく事態に取り残されていく。

登場人物・キャラクター

寺山 スエキチ (てらやま すえきち)

ボロアパートに住む貧乏学生で、小劇団でスタッフをしている。ある日弁護士の立見忠則がやってきて、祖父の寺山大吉の隠し遺産が彼のものになると発覚。同時期に彼の家に謎の女性日々野綾が転がり込んでくる。最初は遺産目当てだと思っていたが、実際は葬儀の際に泥酔した彼と出会い、その後も帰っても寂しいから入り浸っているだった。 優柔不断で、日比野綾に対してどう接すればいいかいつも困惑している。そんな時に立見弁護士の罠で劇団に潜入した深川深雪に恋をして、結婚を申し出るものの、彼女も情が湧いてしまって、ウソをついていたことを告白、去って行ってしまう。日々野綾は金持ちの老人の糸居弦一郎に取り行って結婚し、お金をもらいながら寺山スエキチと暮らそうとしていたが、彼がそれを認めきれずグズグズしているうちに、日々野綾は彼の元を去ってしまう。

日々野 綾 (ひびの あや)

なぜか寺山スエキチの部屋にあがりこんでいた女性。彼の遠い遠い親戚らしい。最初は遺産目当てだと思われていた。実際は、泥酔したスエキチを連れ帰って介抱してから、帰っても寂しいとスエキチの部屋に入り浸っているだけだった。神出鬼没で、どんなところにでもスエキチを追いかけてくる。 小さい頃からの幼なじみの棟方成人と3ヶ月だけ結婚していたバツイチ。保育士の仕事をしていたが、スエキチには一切言っていなかった。スエキチの元で、心地良い自堕落な日々を過ごすも、深川深雪という女性がスエキチと結婚をしようとしり、焦りを見せる。その話が消えた後もグズグズしているスエキチと暮らすため、金持ちの老人糸居弦一郎と結婚し、お金だけもらおうと画策。 それでも煮え切らないスエキチに呆れ、糸居弦一郎と過ごすことになる。

棟方 成人 (むなかた なるひと)

日比野綾の元夫で、本人は「離婚していない」と言い張っている。大蔵省造幣局で働いている。母親は「今後一切かかわらないでいただきたい」と日々野綾を嫌悪している。立見忠則や深川深雪と手を組んで、寺山スエキチと日々野綾の関係を監視している。嫉妬のあまりストーカー行動をとってメモしていた。 寺山須美の策略でその文章が文学賞をとってしまう。

深川 深雪 (ふかがわ みゆき)

寺山スエキチたちの劇団員募集を見てやってきた、メガネの新入団員。最初は寺山スエキチに曲がり角で自転車で衝突して出会った。やたらと寺山スエキチに密着し、離れようとしない。彼に優しくしているが、実際はわけありで売春希望だった少女で、かわりに立見忠則に指示されて、寺山スエキチと日々野綾を別れさせる仕事を引き受けた。 ところが一緒にいるうちに、お互い情が湧いてきてしまい、偽装結婚のはずが本当に結婚したいと願うようになる。父親は冒険家で、自由人。

霜村 雅味 (しもむら まさみ)

姉御肌の劇団の団長。ラブコメディ主体の演劇をやっており、評判は悪くない。ただ金策にいつも困っており、途中団員たちが次々とやめてしまうのを見送るハメになる。当初寺山スエキチに好意を持たれていた。演技には非常に厳しい。

池津 (いけづ)

寺山スエキチが通っている劇団の団員。彼の先輩分として仲良くしている。フレディとはすぐに意気投合する。みんなが去っていく中、霜村雅美の劇団に残った仲間の一人。バイト先の女の子を引っ掛けるのが趣味。

寺山 大吉

寺山スエキチの祖父。死亡し、葬式後寺山スエキチに4億以上の遺産を渡している。ただし大学を卒業し、結婚し、社会人になるまでおあずけ、というビデオレターを残している。幽霊になってスエキチの前に時折現れる。

立見 忠則 (たちみ ただのり)

弁護士。寺山スエキチの祖父、寺山大吉の遺言を遺産を彼に伝えるために部屋にやってきた。寺山大吉のコレクションである切手を持ってきて、それが4億近いことを告げ、遺産目当ての人間がやってくることを忠告し、幾度も彼の前に現れる。その後日々野綾と寺山スエキチを引き離すために、日々野綾の元旦那の棟方成人と組む。 新入り劇団員として深川深雪を寺山スエキチのまわりに泳がせて監視を続けた。

フレディ

日々野綾が意気投合して拾ってきた謎の外人の居候。やたら元気で、男性器がでかい。真面目な性格で、お金を頑張って稼いでいる。池津とは仲がいい。スエキチも日々野綾も、ことあるごとに彼の家に転がり込んでは、酒を飲んでどんちゃん騒ぎをしている。

寺山 須美 (てらやま すみ)

寺山大吉の一周忌の法事で出会った寺山スエキチの親戚の三白眼の中学生女子。親は放置気味。スエキチの隠し財産について勘ぐっている。探偵気取りの皮肉屋で、勢いでスエキチたちの劇団に入団する。最初は日々野綾と共に、深川深雪を追っていき、隠し事を暴露していく。 その後も寺山家の謎を個人的に追い、スエキチについての様々な発見をして、みんなを撹乱していく。

糸居 弦一郎 (いとい げんいちろう)

余命いくばくもない老人。日々野綾に惚れ込み、ただ一緒にいるだけでいい、と結婚を申し出る。日々野綾は、お金を出してくれる便利な人、と彼との結婚を承諾する。

長谷川 (はせがわ)

寺山スエキチたちの劇団三角木馬座の上の階に事務所があるヤクザ。最初はケンカ腰だったが、劇団の演劇を見て、すっかり寺山スエキチたちを気に入る。以降、かくまってほしいなど、物騒な出来事にスエキチを巻き込んでいく。

場所

劇団三角木馬座 (げきだんさんかくもくば)

寺山スエキチが学生スタッフとして出入りしている。座長は霜村雅美。ラブコメディの演目が多く、評判はいいものの、金策がうまく成り立たずいつも赤字を抱えている。劇団の上の階はヤクザの事務所になっている。

書誌情報

あさってDance 全7巻 小学館〈ビッグコミックス〉 完結

第1巻

(1989年9月発行、 978-4091820518)

第2巻

(1989年12月発行、 978-4091820525)

第3巻

(1990年3月発行、 978-4091820532)

第4巻

(1990年6月発行、 978-4091820549)

第5巻

(1990年10月発行、 978-4091820556)

第6巻

(1990年12月発行、 978-4091820563)

第7巻

(1991年2月発行、 978-4091820570)

あさってdance 全7巻 弓立社〈〉 完結

第1巻 東京一の果報者

(1994年3月発行、 978-4896674606)

第2巻 優しき伴侶を

(1994年4月発行、 978-4896674613)

第3巻 Instant lovers

(1994年5月発行、 978-4896674644)

第4巻 Wild wild life

(1994年6月発行、 978-4896674651)

第5巻 二児のかなたに

(1994年7月発行、 978-4896674675)

第6巻 完全なる人生

(1994年8月発行、 978-4896674682)

第7巻 ダンスがすんだ

(1994年9月発行、 978-4896674699)

あさってdance 全4巻 太田出版〈Ohta comics〉 完結

第1巻

(1998年12月発行、 978-4872334333)

第2巻

(1998年12月発行、 978-4872334340)

第3巻

(1999年1月発行、 978-4872334364)

第4巻

(1999年2月発行、 978-4872334371)

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