源 静香

のび太のクラスメイト。かわいらしく、文武両道の優等生で、同級生からの憧れの的。友達からはしずちゃんと呼ばれている。思いやりがあるやさしい性格であるが、意地悪やいたずらはきちんと叱るという気丈な一面もある。無類の風呂好きで、入浴シーンが描かれることも多い。本人は秘密にしているが、焼き芋が大好物。

バイオリンをたしなんでいるが、下手の横好きで、たまに演奏でのび太たちを卒倒させることも。のび太に惚れられており、ドラえもんが現代に来たことによる歴史の改変で、将来のび太と結婚すること予定となっている。

『ドラえもん』

原作漫画。

『ドラえもん』

1973年から放送された、アニメ版第1作。

『ドラえもん(新・帯)』

1979年から1981年まで10分間の帯番組として放送された、アニメ版第2作。

『ドラえもん(新・第1期)』

『ドラえもん(新・帯)』から放送枠を移行し1981年から2005年まで30分枠で放送された、アニメ版第2作の1期。

『ドラえもん(新・第2期)』

『ドラえもん(新・第1期)』からキャストを一新し2005年から放送中の、アニメ版第2作の2期。

『ドラえもん のび太の恐竜』

映画ドラえもんシリーズ第1作。本作では白亜紀へ向かうドラえもんのタイムマシンへ乗り込み、定員オーバーの一因になってしまう。

『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』

映画ドラえもんシリーズ第2作。本作ではコーヤコーヤ星を守るため戦いに赴いたのび太に加勢するため、のび太と仲たがいしたジャイアンとスネ夫を説得する。

『ドラえもん のび太の大魔境』

映画ドラえもんシリーズ第3作。本作ではお風呂好きを発揮し、ドラえもんの先取り約束機を借りて入浴を先取りして味わった。静香がこの道具を手にしたことが最後の危機を打破するきっかけとなる。

『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』

映画ドラえもんシリーズ第4作。本作では鬼岩城に辿り着くため、わざと敵に捕まってドラえもんたちを導くという献身的な活躍を見せる。またひみつ道具の気難しい水中バギーに優しく接したことで唯一懐かれることになり、最後に身を挺した水中バギーによって窮地を救われた。

『ドラえもん のび太の魔界大冒険』

映画ドラえもんシリーズ第5作。本作で活躍するのは魔法世界の源静香で、やはりそちらの世界の優等生。自分が大魔王デマオンを倒すために選ばれた戦士たちの一人であることを知って、ドラえもんたちと共に魔界に向かう。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』

映画ドラえもんシリーズ第6作。本作ではお風呂好きが高じて、小人サイズになって牛乳風呂に入浴している。この後、敵の人質になって助けられるのは映画版の恒例。最後はスモールライトの有効期限が過ぎたために、地球人サイズに戻って腕力をふるうことになった。

『ドラえもん のび太と鉄人兵団』

映画ドラえもんシリーズ第7作。本作では傷ついたリルルが地球侵略のロボットと知っても助け、そのことで人間を見下していたリルルは優しい心を持つようになる。その後リルルと共にタイムマシンで過去のメカトピア星に向かい、未来を変えるために祖先となるロボットを改造するリルルを見届けた後、消滅する彼女を最後まで見守った。

『ドラえもん のび太と竜の騎士』

映画ドラえもんシリーズ第8作。本作では野比のび太たちと共に地底世界を旅し、白亜紀の世界にも行って恐竜絶滅の真相を知ることになる。

『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』

映画ドラえもんシリーズ第9作。本作では小学校の劇の配役とヒーローマシンによる変身で、共に三蔵法師を演じることになる。そのため妖怪たちに捕まえられてしまい、火焔山にある牛魔王の宮殿で窮地に陥る。

『ドラえもん のび太の日本誕生』

映画ドラえもんシリーズ第10作。本作では７万年前の日本に家出し、ドラえもんたちと五人だけの国を作ってペット大臣となる。そして動物の遺伝子アンプルとクローニングエッグを使って天馬とグリフォン、龍を作り出したが、空想上の動物を実現させたため、三匹共未来のサファリパークに引き取られた。

『ドラえもん のび太とアニマル惑星』

映画ドラえもんシリーズ第11作。本作では野比のび太に招かれてアニマル惑星に行き、どうぶつごっこ帽子を使ってウサギに変身。動物たちと仲良くなった。

『ドラえもん のび太と雲の王国』

映画ドラえもんシリーズ第13作。本作では雲の王国の王宮の形をデザイン。天上世界では最後の審判の席で天上人にノア計画の中止を訴え、地上の人類に対して悪印象を持つパルパルの心を動かすことに成功した。

『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』

映画ドラえもんシリーズ第15作。本作にはのび太が夢に見る夢幻三剣士の世界で、外見がそっくりな妖精とシズカリア王女という人物が登場する。

『ドラえもん のび太の創世日記』

映画ドラえもんシリーズ第16作。本作では夏休みの自由研究でのび太が行う新地球の進化の観察に参加する。

『ドラえもん のび太と銀河超特急』

映画ドラえもんシリーズ第17作。本作ではドラえもんとのび太に同行して宇宙行きのミステリートレインに乗り、到着地で寄生生物ヤドリに襲われて戦う羽目になる。

『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』

映画ドラえもんシリーズ第18作。本作では。ドラえもんたちと共にねじ巻き都市の開発に参加、星に忍び込んだ犯罪者熊虎鬼五郎に立ち向かう。

『ドラえもん のび太の南海大冒険』

映画ドラえもんシリーズ第19作。本作ではドラえもんらと共に17世紀のカリブ海へタイムスリップし、はぐれたのび太を探してトモス島で冒険する。

『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』

映画ドラえもんシリーズ第20作。本作ではリアンの船に回収されてしまったジャイアンとスネ夫を連れ戻すためドラえもんに同行して宇宙へ出る。

『ドラえもん のび太の太陽王伝説』

映画ドラえもんシリーズ第21作。本作ではドラえもんたちに同行して古代文明の王国マヤナ国で魔女レディナの陰謀に立ち向かう。

『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』

映画ドラえもんシリーズ第22作。本作ではのび太の飛行実験に付き合った矢先にグースケと遭遇、鳥人の暮らす異世界・バードピアへ迷い込む。

『ドラえもん のび太とロボット王国 』

映画ドラえもんシリーズ第23作。本作ではポコを故郷へ届けるドラえもんたちに同行して王国を訪れ、ロボットと人間の共存を壊すデスターと戦う。

『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』

映画ドラえもんシリーズ第24作。本作ではフー子を遊ばせるためドラえもんたちが大草原へ向かうのに同行して、一緒に風の村へたどりつく。

『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』

映画ドラえもんシリーズ第25作。本作では野良犬・猫を太古の世界へ連れて行くドラえもんたちに同行し、共にワンニャン国で冒険する。

『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』

映画ドラえもんシリーズ第28作。本作ではドラえもんたちに同行して、地球上の植物をすべて持ち去るという緑の星の計画に抵抗する。

『ドラえもん のび太の人魚大海戦』

映画ドラえもんシリーズ第30作。本作ではドラえもんらと共に海底都市を訪れたさい、ソフィアの冠を借りてかぶっていたため誤認され、怪魚族に誘拐されてしまう。

『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ～はばたけ 天使たち～』

映画ドラえもんシリーズ第31作。『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のリメイク作品。本作では負傷したリルルの手当てをしながら対話し、リルルが人間的な心に目覚める一因を作る。

『ドラえもん のび太と奇跡の島 ～アニマル アドベンチャー～』

映画ドラえもんシリーズ第32作。本作ではドラえもんたちに同行してベレーガモンド島に赴き、未来の悪徳商人・シャーマンに立ち向かう。

『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』

『21エモン 宇宙へいらっしゃい』の併映作品。本作ではのび太らと向かった過去の日本で、村人たちから一行共々鬼と間違われてしまい、追跡を逃れるためにひみつ道具「動物変身ビスケット」を用いてキジに変身。「桃太郎」を演じることになった野比のび太に従って「鬼が島」にたどり着く。

『STAND BY ME ドラえもん』

3DCG映画版。本作では野比のび太に想いを寄せられているが、友達以上の感情は無かった。近未来、二十代の女性となった時、雪山へスキーに出かけて遭難しかけるが、過去の世界から駆けつけた野比のび太と近未来の世界の青年の野比のび太に助けられ、結婚を決意。結婚式の前夜、その不安を父親であるしずかのパパに打ち明けた。