野比 のび太

野比 のび太

ドラえもん(漫画)の主人公。読みは「のび のびた」。別称、のび太。出木杉 英才とはライバル関係。野比 のび助、野比 玉子とは親族関係にある。

登場作品
ドラえもん(漫画) 等
正式名称
野比 のび太
ふりがな
のび のびた
別称
のび太
関連商品
Amazon 楽天

キャラクター紹介

勉強もスポーツも駄目な冴えない小学生。大きな眼鏡をかけている。両親の野比のび助野比玉子と暮らしている。常に他人を思いやる、優しい心の持ち主だが、怠惰で小ずるい面も多々見られる。同級生の源静香に憧れているが、同じく同級生の剛田武骨川スネ夫には、いつもいじめられている。大小様々なトラブルに見舞われる日常に、ドラえもんと未来のひみつ道具の助けを借りて立ち向かう。

少しづつ成長していくが、なまけ癖、運の無さが災いして痛い目を見ることも多い。しかしながらひみつ道具の活用においては知恵が回り、ドラえもんが想定していなかったような使い方で成果を挙げることもある。また、あやとりと射撃に関しては天才的な技量を持つ。

大の昼寝好きで、わずか0.3秒で眠りについたこともある。

漫画での野比 のび太

『ドラえもん』

原作漫画。掲載誌が学年誌など多岐に渡るため、年齢は固定されていない。

TVアニメーションでの野比 のび太

『ドラえもん』

1973年から放送された、アニメ版第1作。苦手な分野を克服したいという願望はあるものの、非常にのんびりした性格からか努力を嫌い、怠惰で怠け癖もあるという、外から見るとなんの取り柄のない少年。しかし心優しい一面があり、興味のある分野では努力を惜しまないこともある。普段はドラえもんひみつ道具に頼っているが、効果的に使えたことは少ない。

『ドラえもん(新・帯)』

1979年から1981年まで10分間の帯番組として放送された、アニメ版第2作。当初は小学4年生だったが、のちに5年生と設定された。

『ドラえもん(新・第1期)』

『ドラえもん(新・帯)』から放送枠を移行し1981年から2005年まで30分枠で放送された、アニメ版第2作の1期。

『ドラえもん(新・第2期)』

『ドラえもん(新・第1期)』からキャストを一新し2005年から放送中の、アニメ版第2作の2期。

劇場版アニメーションでの野比 のび太

『ドラえもん のび太の恐竜』

映画ドラえもんシリーズ第1作。本作では卵の化石を見つけて孵化させた首長竜のピー助を可愛がって育てたのち、本来の居場所である白亜紀へ連れて行く。

『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』

映画ドラえもんシリーズ第2作。本作では部屋の畳の下からコーヤコーヤ星と行き来できるようになり、友人になったロップルとその一家の苦境を救う。

『ドラえもん のび太の大魔境』

映画ドラえもんシリーズ第3作。本作では犬のペコを拾い、面倒をみながらジャイアンが主導する探検隊の冒険先となる秘境を探し求め、コンゴに手がかりを見つける。

『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』

映画ドラえもんシリーズ第4作。本作では巨大イカやアトランチスのパトロール船バトルフィッシュを最初に目撃するが、そのつどジャイアンたちに信じてもらえないという損な役回りを演じている。

『ドラえもん のび太の魔界大冒険』

映画ドラえもんシリーズ第5作。本作では魔法世界に憧れたばかりに、もしもボックスでその世界を出現させてしまう。だが科学が魔法に代わっただけの世界ではあいかわらずの劣等生で、魔法を練習しても使えるようになった魔法は「スカートめくり」だけだった。大魔王との戦いに際しては、結局ドラえもんひみつ道具に頼っている。

『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』

映画ドラえもんシリーズ第6作。本作ではドラえもんたちと共に小人サイズになった後でスモールライトを敵に奪われ、ピリカ星人たちと同じサイズで戦うことを余儀なくされる。

『ドラえもん のび太と鉄人兵団』

映画ドラえもんシリーズ第7作。本作では北極で巨大ロボットの片足を拾ったことをきっかけに、後にメカトピア星の地球侵略計画を知って立ち向かうことになる。

『ドラえもん のび太と竜の騎士』

映画ドラえもんシリーズ第8作。本作では0点のテスト用紙をママに見つからないよう隠そうとしたことが、地底世界発見のきっかけとなった。また地底世界で恐竜に跨ってハイキング中、竜人の軍団による地上遠征計画を偶然知ってしまい、ドラえもんたちに知らせるというお手柄も立てている。

『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』

映画ドラえもんシリーズ第9作。本作では孫悟空は実在するという思い込みから、「ドラえもんの道具、使い放題」という勝手な約束をして、ジャイアン骨川スネ夫を630年の唐の時代の中国に連れてきてしまう。しかも孫悟空に化けるためにドラえもんにヒーローマシンを使わせ、そのことが妖怪世界のパラレルワールドを生み出す原因となってしまった。

一方ヒーローマシンの力で孫悟空に変身。最後は妖怪軍団の頭牛魔王との一騎打ちに勝利して、主人公の面目を保っている。

『ドラえもん のび太の日本誕生』

映画ドラえもんシリーズ第10作。本作では7万年前の日本に家出し、ドラえもんたちと五人だけの国を作ってペット大臣となる。そして動物の遺伝子アンプルとクローニングエッグを使って天馬とグリフォン、龍を作り出したが、空想上の動物を実現させたため、三匹共未来のサファリパークに引き取られた。

『ドラえもん のび太とアニマル惑星』

映画ドラえもんシリーズ第11作。本作ではピンク色のもやに見えるワープガスに呑まれてアニマル惑星に転送されてしまい、そこと自分たちの町を行き来するきっかけを作ることになる。アニマル惑星ではどうぶつごっこ帽子を使ってクマに変身。またひみつ道具のツキの月の力で運がつきまくり、ニムゲの本拠地の地獄星からロミを救出するという快挙も成し遂げた。

『ドラえもん のび太と雲の王国』

映画ドラえもんシリーズ第13作。本作では天国が存在しないことをドラえもんから教えられて落胆するが、そのことが雲の王国建設のきっかけとなり、国王となった。しかし訪れた天上世界を怪しんで脱出しようとした際にドラえもんが故障してひみつ道具が使えなくなったり、また密猟者たちに雲もどしガス発射装置を悪用されてしまったりと、不運の連続に見舞われる。

『ドラえもん のび太と夢幻三剣士』

映画ドラえもんシリーズ第15作。本作では現実でいいことがないのでドラえもんの道具気ままに夢見る機により自分が伝説の剣士ノビタニアンとして活躍する夢幻三剣士の夢物語を見るが、夢でも苦難に見舞われ決死の旅をすることになる。

『ドラえもん のび太の創世日記』

映画ドラえもんシリーズ第16作。本作では夏休みの自由研究のため、ドラえもんの道具創世セットで創った新地球の進化の様子を観察する。新地球に自分そっくりの人類がいたため、つい力を貸して歴史に干渉してしまう。

『ドラえもん のび太と銀河超特急』

映画ドラえもんシリーズ第17作。本作ではドラえもんが入手した切符で未来のミステリートレイン銀河超特急に乗って到着地の遊園地ドリーマーズランドを堪能するが、寄生生物ヤドリに襲われて戦う羽目になる。

『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』

映画ドラえもんシリーズ第18作。本作ではドラえもんが未来の福引でもらった小惑星に玩具の国を作ろうと思いたち、ねじ巻き都市を築く。種まく者と遭遇し、小惑星に生きる者たちの未来を託される。

『ドラえもん のび太の南海大冒険』

映画ドラえもんシリーズ第19作。本作では宝探しに憧れてドラえもんたちと共に船遊びをしていたさい17世紀のカリブ海へタイムスリップし、海ではぐれてしまう。漂着したトモス島ジャックと出会う。

『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』

映画ドラえもんシリーズ第20作。本作では未来のゲーム・スタークラッシュで遊んだ際、ジャイアンスネ夫がゲーム筐体ごとリアンの船に連れ去られたので追う。銀河漂流船団の独立軍が地球侵略を企てていることを知り、これに立ち向かう。

『ドラえもん のび太の太陽王伝説』

映画ドラえもんシリーズ第21作。本作では時空の穴の混線で部屋と古代文明の王国・マヤナ国がつながる。王子ティオと一時入れ替わって王族暮らしを体験した後、魔女レディナの陰謀と戦うことになる。

『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』

映画ドラえもんシリーズ第22作。本作では鳥人伝説に憧れて飛行実験をしていた矢先にグースケと出会い、本物の鳥人達の世界・バードピアへ迷い込み、冒険することになる。

『ドラえもん のび太とロボット王国 』

映画ドラえもんシリーズ第23作。本作ではペットロボットをほしがり、未来のデパートから多数のロボットを買い付けたさいに超空間の接続で地球へ迷い込んだポコと遭遇する結果になる。

『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』

映画ドラえもんシリーズ第24作。本作では台風の子フー子と出会い、懐かれる。フー子を遊ばせてやるためドラえもんと共に大草原へ出かけたところ風の村へたどりつき、フー子の出自と怪物マフーガ復活に関わる事態に直面する。

『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』

映画ドラえもんシリーズ第25作。本作では野良犬のイチを拾ったことで人間に捨てられ不幸になる犬猫について考えるようになり、彼らを太古の世界で暮らせるようにする事を思いつく。

『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』

映画ドラえもんシリーズ第28作。本作ではドラえもんの道具で知性を得て自由に動けるようになった苗木にキー坊と名を付け、弟のように可愛がる。緑の星の地球侵攻計画に巻き込まれて暴走したキー坊を引き戻そうと奮闘する。

『ドラえもん のび太の人魚大海戦』

映画ドラえもんシリーズ第30作。本作ではダイビングをしたいと駄々をこね、未来の道具で作ってもらった擬似的な水中で遊んだ際、迷い込んだソフィアと遭遇。怪魚族に脅かされる人魚族を助けるため仲間と共に戦う。

『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』

映画ドラえもんシリーズ第31作。『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のリメイク作品。本作では格好いいロボットをほしがり、偶然ジュドの部品を手に入れた縁でリルルと出会う。鉄人兵団の侵略に直面し、仲間と共に立ち向かう。

『ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~』

映画ドラえもんシリーズ第32作。本作では虫相撲で勝つため絶滅種のカブトムシを奇跡の島から持ち出し、騒動の種を作る。ジャイアンからダッケと似ていることを面白がられ、2人あわせてダブルのび太と呼ばれる。

『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』

『21エモン 宇宙へいらっしゃい』の併映作品。本作では夏休みの宿題で楽をしようとドラえもんに町の歴史を調べさせたことがきっかけで、「桃太郎」が実在するかどうか調べることになる。ところがドラえもんジャイアンたちと向かった642年前の日本で、鬼と間違われて村人たちに追われたあげく、みずから「桃太郎」を演じることになってしまう。

『STAND BY ME ドラえもん』

3DCG映画版。本作では将来、就職出来ずに興した事業で失敗し、多大な借金を残したことで苦労している22世紀の子孫であるセワシが連れてきたドラえもんによって導かれていく。共にドラえもんと過ごす内に深い友情で結ばれるようになっていき、未来も変わっていく。そして、その未来で源静香が遭難しかけていることを知り、雪山まで助けに行くことで結婚に繋がった。

しかし、自分の未来が幸せになったことで、セワシが設定した成し遂げプログラムが終了したドラえもんとの別れの時がやってくる。

関連人物・キャラクター

源 静香 (みなもと しずか)

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。かわいらしく、文武両道の優等生で、同級生からの憧れの的。友達からはしずちゃんと呼ばれている。思いやりがあるやさしい性格であるが、意地悪やいたずらはきちんと叱るとい... 関連ページ:源 静香

出木杉 英才 (できすぎ ひでとし)

野比のび太のクラスメイト。容姿端麗で成績優秀、性格も良いという完璧なキャラクター。源静香とよく一緒に勉強しており、それを目撃したのび太に一方的にライバル視されている。

剛田 武 (ごうだ たけし)

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。通称「ジャイアン」。大柄でケンカの強いガキ大将で、暴力や理不尽な理屈でのび太たちを取り仕切っている。単なる暴君ではなく、ときにはリーダーとして仲間を牽引したり、厚... 関連ページ:剛田 武

ドラえもん

キャラクター紹介22世紀からタイムマシンでやってきたネコ型ロボット。元々のび太の玄孫であるセワシに仕えていた子守用ロボットだったが、成人後ののび太の数々の不始末がもとで、一家は困窮。その過去を改変すべ... 関連ページ:ドラえもん

骨川 スネ夫 (ほねかわ すねお)

キャラクター紹介のび太のクラスメイト。キザで嫌味な性格の小柄な少年。裕福な家庭に生まれ、自分の持ち物や恵まれた境遇を(主にのび太に対して)自慢している。この性格が災いしてトラブルとなることも少なくない... 関連ページ:骨川 スネ夫

ロップル

遠い宇宙の彼方にあるコーヤコーヤ星に暮らす開拓民の少年。宇宙船でワープ航法をおこなったさい、船の一角とのび太の部屋がつながったのを機に、のび太と出会って厚い友情を結ぶ。父親は宇宙で事故に遭って死亡したとされるが、ガルタイト鉱業に陥れられ命を奪われた可能性が濃い。 家族は母と妹が1人いるほか、おともに宇宙生物のチャミーを連れている。

バトルフィッシュ

巨大な魚の形をしたアトランチスの自国防衛用パトロール船。全自動で動き回る無人機で、侵入者をレーザービームで撃退する。ほかにイルカ型の水中艇にまたがった鉄騎兵という人型ロボットも、侵入者を攻撃するためパトロールしている。

牛魔王 (ぎゅうまおう)

漫画家手塚治虫が構想した新しい「西遊記」の中に登場するキャラクターであり、西暦3001年の宇宙の暗黒星雲にある星を支配する化け物。悪辣な性格で、強力な魔力を持ち、孫悟空と対決する。

ロミ

チッポの従兄弟の犬の少女。町がニムゲに攻撃された時、地獄星に連れ去られるが、ツキの月の力を借りた野比のび太によって救出された。

種まく者 (たねまくもの)

宇宙に生命を播種する役目を担う超越的な存在。ドラえもん達がねじ巻き都市を築いた小惑星の創造者で、自然の発展を見守っていた。ぬいぐるみ達の知性が高くなるよう落雷で干渉する。巨大な黄金の神像の姿で侵入者を脅かすなどするが敵対者ではなく、のび太と対話し、星の生き物達の後を託し宇宙へ去る。 36億年前、地球に生命を誕生させた存在。

ジャック

片目のジャック。狼族の仲間で二枚目。

レディナ

古代文明国家・マヤナ国に巣食う魔女。本来は国の神官をたばねる重職にあったが、みだりに魔術をおこなって人心をまどわしたかどで追放された。これを恨み、国を征服しようとしている。ティオ王子の母親に呪術をしかけて衰弱させたほか、配下にククをさらわせてティオを誘い出し、王子の肉体を乗っ取ることで王座を握ろうと画策する。

ティオ

古代の文明国家・マヤナ国の若き王子。顔かたちがのび太そっくりだが性格は反対で、喧嘩もジャイアンと張り合えるほど強い。時空をこえてやってきたのび太と出会って現代社会に興味を持ち、入れ替わって遊んでいる間に周囲の人々に混乱を巻き起こす。 魔女レディナの陰謀によって国が脅かされる事態に際して、ドラえもんたちの助力を受けつつ立ち向かう。

ポコ

少年型のロボット。人間とロボットが共存する星にある王国の住民。全ロボットの感情を抹消するという国策から逃げるさい、超空間を通って偶然に地球へやってきたことでドラえもんたちと出会う。 母ロボットがジャンヌ女王の養育係だった縁で、ジャンヌとは共に親しく育った幼馴染で弟分のような関係にある。

マフーガ

『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』に登場する怪物。大昔に呪術師・ウランダーの術で生み出された、猛烈な嵐の化身。雨をともなう風雲のかたまりが龍の形をとっている。復活すればノアの大洪水と同じ災害をこの世にもたらすと危惧される。 長らく風の民により封印されていたが、スネ夫に憑依したウランダーの亡霊と嵐族の首領ストームが野望のため復活させようと目論む。

フー子 (ふーこ)

風の化身。台風の子供。町で出会ったのび太に懐いて深く心を通わせ、可愛がられる。その生まれは世界に災いをもたらす怪物マフーガと密接に関係している。外見は空気が渦巻いたミニ台風といった観で、接触したものを自らの風でむやみにはね飛ばしてしまうため、それを防ぐためドラえもんの道具で用意されたぬいぐるみを着込む。 温かい空気を好んで食べる。

イチ

のび太が拾った野良犬。自由に生きられるようにというのび太のはからいで3億年前の世界に送られたさい、ドラえもんの道具の効果で人間の言葉を話せるほど高い知能を得た。やがて犬猫たちが築いた国家・ワンニャン国の初代大統領となる。 自分に愛情を注いでくれたのび太への敬慕をいつまでも忘れず、のび太を神として讃える像を建てた。

キリト

ゲーム世界のアバターで、片手剣使い。黒尽くめの防具を装備した軽装の剣士。女の子に間違われるほどの顔立ちと線の細い容姿を持つ。剣士としての腕やレベルはSAOトップクラス。「ビーター」を自称するが、その装備の色から「ブラッキー」などとも呼ばれている。 秘匿しているが、ユニークスキル「二刀流」を持つ。後にアスナと恋仲となり(ゲーム内で)結婚した。現実世界での名前は「桐ヶ谷和人(きりがやかずと)」。 「アルヴヘイム・オンライン」ではスプリガン族の剣士で、やはり黒尽くめ。

ダッケ

ゴンスケが手違いで1980年代の日本からベレーガモンド島へ連れてきてしまった少年。外見はのび太と瓜二つ。島の原住民・ロッコロ族に英雄視されている。記憶を失っており素性が不明だったが、やがてのび太と深い関係をもつ存在であることが判明する。 ジャイアンからのび太と似ていることを面白がられ、2人あわせてダブルのび太と呼ばれる。

セワシ

22世紀の野比のび太の子孫。ドラえもんの本来の持ち主。先祖の野比のび太が残した借金に苦労する運命を変えるためにドラえもんを過去に送り込み、歴史を変えようとする。その役割に気乗りしないドラえもんに、役目を全うしないと未来に帰ることの出来ない成し遂げプログラムをセットした。

野比 のび助 (のび のびすけ)

野比のび太の父親。のんびりした性格で、突然現れたドラえもんの同居も快く認める鷹揚な人物。

野比 玉子 (のび たまこ)

野比のび太の母親。だらしない野比のび太に対して、いつも怒りを爆発させる厳しい母親だが、内心は息子想い。ドラえもんにも家族同然に接している。

関連キーワード

町内 (ちょうない)

野比のび太や友人の家、学校、遊び場となっている裏山や空き地などがある町。作中に登場した手紙に書かれた宛先では、東京都練馬区月見台となっている。

コーヤコーヤ星 (こーやこーやせい)

ロップルの亡父が発見した星。人口過密を迎えた他星の人々が移り住み、開拓に励む入植地の1つ。春には洪水で肥えた土が流れ出る農業向きの環境。星は反重力を生む特殊な鉱石で形成されており、採掘をもくろむガルタイト鉱業が開拓民の追い出しを図っている。 地球に比べて重力が低く、相対的に地球人は超人的な力持ちになる。

アニマル惑星 (あにまるぷらねっと)

人間並みの頭脳を持つ、様々な種類の二足歩行の動物たちが平和に暮らす惑星。自然環境と科学文明を両立させた完全エコロジーな社会が築かれている。動物たちが「月」と呼ぶ星は実はアニマル惑星の二連星の地獄星で、かつてニムゲが文明を築き、栄えていたが、1000年前の核戦争によって著しく荒廃。 この時、一人の科学者が動物たちだけでも救おうと、ワープガスを使ってアニマル惑星に移住させたうえで、二足歩行に改造・進化させていた。 そのことは動物たちの間に神話として伝わり、光の階段はワープガス、星の船は科学者が使った小型宇宙船を指すものだった。

トモス島 (ともすとう)

17世紀、大航海時代のカリブ海域内にあると伝えられている無人島。のび太が漂着し、ジャック少年と出会った場所。財宝が眠る宝島という噂が流れており、そのありかを目指して海賊たちが戦いを繰り広げている。 ドラえもんたちがのび太救出のためキャプテン・キッドと共に向かう。

マヤナ国 (まやなこく)

日本ではないどこかの土地の古代にあった文明国家。ティオやククの暮らしている国。王制。魔女のレディナが王座を狙って陰謀を進めている。ドラえもんの道具で時空の穴を開いていた時に混線が起きて現代日本にあるのび太の部屋との間につながりができた。

風の村 (かぜのむら)

風を自在に操って暮らしに役立てている風の民たちの生活拠点。国外の広大な草原にある洞窟を通った先の、奥深い谷間に存在する秘境の村。空を飛ぶ羊など、棲息する動物たちも風に関わる独自の生態をもっている。

緑の星 (みどりのほし)

知性をもって動くヒト型植物たちが暮らす惑星。グリンピアと呼ばれる水上都市がある。ドラえもんたちが超空間の渦に飲まれてたどり着いた場所。発展した都会で暮らす民だけでなく、人里はなれた地域で暮らす森の民もいる。

成し遂げプログラム (なしとげぷろぐらむ)

『STAND BY ME ドラえもん』に登場するプログラム。22世紀から来た野比のび太の子孫セワシが連れてきたドラえもんに対してセットした機能であり、一端設定した役目である「野比のび太と源静香を結婚させる未来」を実現するまで未来に帰ることが出来ない。 だらしない野比のび太の指導に乗り気でないドラえもんに強制的に役目を果たさせる。それに従わない時には、ドラえもんの体に電流を流す。 その目的を果たした時には、四十八時間以内に未来へ帰還しなければならない。

雪山 (ゆきやま)

『STAND BY ME ドラえもん』に登場する山。近未来、二十代の女性になっていた源静香がスキーに出かけるが、吹雪で遭難しかける。それを知った、野比のび太と近未来の世界の青年の野比 のび太が助けに向った。

登場作品

ドラえもん

冴えない小学生野比のび太と、未来からきたネコ型ロボットドラえもんの日常、騒動、冒険をコミカルに描いたSFコメディ漫画。1話完結型の作品であるが、映画公開と連動した「大長編」も存在する。海外翻訳もされて... 関連ページ:ドラえもん

ドラえもん のび太の恐竜 (どらえもん のびたのきょうりゅう)

藤子・F・不二雄の漫画が原作。漫画で「大長編」を掲げるシリーズの映画化第1弾であり、テレビアニメ版からの映画化という意味でも本作が初。ドラえもん映画公式サイト「DORAEMON MOVIE」の「作者の... 関連ページ:ドラえもん のび太の恐竜

ドラえもん のび太の宇宙開拓史 (どらえもん のびたのうちゅうかいたくし)

藤子・F・不二雄の同名漫画を原作とする。漫画の「大長編」シリーズおよびテレビアニメ版のアニメ映画化第2弾。キネマ旬報(1990年、3月下旬号)掲載の藤子Fの談では『ジェーン』が着想元の1つとして語られ... 関連ページ:ドラえもん のび太の宇宙開拓史

ドラえもん のび太の大魔境 (どらえもん のびたのだいまきょう)

藤子・F・不二雄の同名漫画を原作とする。漫画の「大長編」シリーズおよびテレビアニメ版からのアニメ映画化第3弾。1982年の公開時には藤子A原作の『怪物くん』『忍者ハットリくん』の劇場版との3本立てで上... 関連ページ:ドラえもん のび太の大魔境

ドラえもん のび太の海底鬼岩城 (どらえもん のびたのかいていきがんじょう)

海底人と遭遇したドラえもんたち5人の仲間が、世界を救うため鬼岩城に乗り込んでいく。藤子・F・不二雄の『大長編ドラえもん』を下敷きに作られた長編映画シリーズの第4作で、芝山努がシリーズ初の監督を務めてい... 関連ページ:ドラえもん のび太の海底鬼岩城

ドラえもん のび太の魔界大冒険 (どらえもん のびたのまかいだいぼうけん)

藤子・F・不二雄の『大長編ドラえもん』を下敷きに作られた長編映画シリーズの第5作で、舞台はドラえもんと野比のび太が出現させた魔法世界。二人はその世界のジャイアンたちと魔界の大魔王に挑む。 関連ページ:ドラえもん のび太の魔界大冒険

ドラえもん のび太の宇宙小戦争 (どらえもん のびたのりとるすたーうぉーず)

藤子・F・不二雄の『大長編ドラえもん』を下敷きに作られた長編映画シリーズ第6作。「スター・ウォーズ」と「ガリバー旅行記」をモチーフとした宇宙戦争に、ドラえもんと4人の仲間たちが巻き込まれる。 関連ページ:ドラえもん のび太の宇宙小戦争

ドラえもん のび太と鉄人兵団 (どらえもん のびたとてつじんへいだん)

藤子・F・不二雄の『大長編ドラえもん』を下敷きに作られた長編映画シリーズの第7作。メカトピア星のロボット軍団による地球侵略を描いた、シリーズ屈指のSFバトル・アクションとなっている。 関連ページ:ドラえもん のび太と鉄人兵団

ドラえもん のび太と竜の騎士 (どらえもん のびたとりゅうのきし)

藤子・F・不二雄の『大長編ドラえもん』を下敷きに作られた長編映画シリーズの第8作。竜人たちが文明を築いた地底世界に乗り込んだドラえもんたち一行が、竜人誕生の意外な秘密を知ることになる。 関連ページ:ドラえもん のび太と竜の騎士

ドラえもん のび太のパラレル西遊記 (どらえもん のびたのぱられるさいゆうき)

未来のゲーム機によって妖怪の世界となったパラレルワールドを舞台に、孫悟空となった野比のび太が活躍するSF「西遊記」。藤子・F・不二雄の原案で描く『ドラえもん』長編映画シリーズの第9作。 関連ページ:ドラえもん のび太のパラレル西遊記

ドラえもん のび太の日本誕生 (どらえもん のびたのにほんたんじょう)

7万年前の世界を舞台にドラえもん一行と悪の呪術師との戦いを描く、長編映画シリーズの第10作。藤子・F・不二雄の『大長編ドラえもん』を原作に、日本人誕生の謎に迫るアクション・アドベンチャー。 関連ページ:ドラえもん のび太の日本誕生

ドラえもん のび太とアニマル惑星 (どらえもんのびたとあにまるぷらねっと)

進化した動物たちの暮らすエコロジー惑星を侵略者から守るため、ドラえもん一行が繰り広げる大冒険。藤子・F・不二雄の『大長編ドラえもん』を元に環境問題を絡めて描く、ドラえもん長編映画の第11作。 関連ページ:ドラえもん のび太とアニマル惑星

ドラえもん のび太と夢幻三剣士 (どらえもん のびたとむげんさんけんし)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版15作目。ドラえもん以外の主要人物はすべてのび太の見る夢の世界の住人という設定で展開していくのが特徴。全国の映画館主の同業組合が贈るゴール... 関連ページ:ドラえもん のび太と夢幻三剣士

ドラえもん のび太の創世日記 (どらえもん のびたのそうせいにっき)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版、第16作目。ドラえもんやのび太は自らの目的のために冒険するのではなく、舞台となる星の長い歴史の流れに立ち会う役回りになっている。そのため... 関連ページ:ドラえもん のび太の創世日記

ドラえもん のび太と銀河超特急 (どらえもん のびたとぎんがえくすぷれす)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版17作目。題名の「銀河超特急」は「ぎんがエクスプレス」と読む。次作の執筆途中で藤子(F)が逝去したため、藤子(F)が映画のために直接描いた... 関連ページ:ドラえもん のび太と銀河超特急

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 (どらえもん のびたのねじまきしてぃーぼうけんき)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版18作目。原作の執筆途中で藤子(F)が逝去したため、藤子(F)が直接に原作を手がけた映画は本作が最後となる。未完となった後半は遺された草稿... 関連ページ:ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記

ドラえもん のび太の南海大冒険 (どらえもん のびたのなんかいだいぼうけん)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版で、通算18作目。1996年に藤子(F)が亡くなり17作目が映画における遺作となったため、本作は藤子(F)自身が直に描いた原作がない、没後... 関連ページ:ドラえもん のび太の南海大冒険

ドラえもん のび太の宇宙漂流記 (どらえもん のびたのうちゅうひょうりゅうき)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版20作目。藤子(F)没後の作品で、ストーリーはオリジナル。1979年からのテレビアニメ版および映画シリーズの20周年記念作品。全国の映画館... 関連ページ:ドラえもん のび太の宇宙漂流記

ドラえもん のび太の太陽王伝説 (どらえもん のびたのたいようおうでんせつ)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版21作目。藤子(F)没後なので直の原作はなく、物語はオリジナル。顔の似た者が入れ替わる展開は雑誌「クイックジャパン」第64号(2006)の... 関連ページ:ドラえもん のび太の太陽王伝説

ドラえもん のび太と翼の勇者たち (どらえもん のびたとつばさのゆうしゃたち)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版、第22作目。予告編では「21世紀最初の映画ドラえもん」というふれこみが入れられた。藤子プロが手がけた漫画版はあるが、藤子(F)没後なので... 関連ページ:ドラえもん のび太と翼の勇者たち

ドラえもん のび太とロボット王国 (どらえもん のびたとろぼっときんぐだむ)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版シリーズ第23作目。藤子(F)が描いた直接の原作はないが、藤子(F)没後も「大長編」シリーズを継続している藤子プロにより、映画のベースとな... 関連ページ:ドラえもん のび太とロボット王国

ドラえもん のび太とふしぎ風使い (どらえもん のびたとふしぎかぜつかい)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版24作目。直接には藤子(F)が描いた原作はなく、藤子(F)の没後に制作されたオリジナルストーリー作品の1つ。重要キャラクターのフー子は漫画... 関連ページ:ドラえもん のび太とふしぎ風使い

ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 (どらえもん のびたのわんにゃんじくうでん)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版25作目。原作の短編「のら犬『イチ』の国」を原案にしたオリジナルストーリー。翌年にテレビ本編の声優陣が一新されるため、1979年以来の旧声... 関連ページ:ドラえもん のび太のワンニャン時空伝

ドラえもん のび太と緑の巨人伝 (どらえもん のびたとみどりのきょじんでん)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版。歴代通算で28作目、2005年に声優陣が一新されてからは3作目となる。リニューアル後では初のオリジナルストーリー。ただし漫画『ドラえもん... 関連ページ:ドラえもん のび太と緑の巨人伝

ドラえもん のび太の人魚大海戦 (どらえもん のびたのにんぎょだいかいせん)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版。2005年にテレビ版の声優陣が一新されてから5作目の映画。公開年度の2010年はシンエイ動画制作テレビアニメならびに映画シリーズの30周... 関連ページ:ドラえもん のび太の人魚大海戦

ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~ (どらえもん しんのびたとてつじんへいだん はばたけ てんしたち)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』を原作とするアニメの劇場版であり、1986年の映画のリメイク。2005年にテレビ版の声優陣が一新されてから6作目の映画となる。監督の寺本幸代は『ド... 関連ページ:ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~

ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~ (どらえもん のびたときせきのしま あにまる あどべんちゃー)

藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』を原作とするアニメの劇場版。2005年にテレビ版の声優陣が一新されてから7作目の映画。ストーリーはオリジナルだが、原作漫画で絶滅動物を題材にした短編エピソード「モア... 関連ページ:ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマル アドベンチャー~

STAND BY ME ドラえもん (すたんど ばい みー どらえもん)

藤子・F・不二雄の代表作が、山崎貴監督によって初の3DCGアニメ化。原作から幾つかのエピソードを選んで再構成し、TVシリーズとも劇場版とも繋がりの無い独立した作品である。 関連ページ:STAND BY ME ドラえもん

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