爆球連発!!スーパービーダマン

爆球連発!!スーパービーダマン

主人公の戸坂玉悟をはじめ、ビーダマンを操る少年たちの熱いバトルを描く。ホビー玩具「ビーダマン」シリーズのメディアミックス企画として執筆され、本作を基にしたアニメの放送やゲームも発売された。電子書籍化にあたって作品序盤に登場した「ボンバーマン」タイプのビーダマンは新たに描きかえられたほか、加筆修正が行われている。

正式名称
爆球連発!!スーパービーダマン
ふりがな
ばくきゅうれんぱつ すーぱーびーだまん
作者
ジャンル
趣味・ホビー
レーベル
てんとう虫コミックス―てんとう虫コロコロコミックス(小学館)
巻数
全15巻完結
関連商品
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概要・あらすじ

戸坂玉悟ビーダマンを使ったバトルをこよなく愛するビーダーの少年。ビーダマンバトルを通じて、関西からの転校生西部丸馬やアラブの石油王の息子サラーと友人になったタマゴは、3人でチームガッツを結成し、全国のビーダーたちが腕前を競い合う大会全日本ビーダー選手権に出場する。

登場人物・キャラクター

戸坂 玉悟 (とさか たまご)

ビーダマンをこよなく愛する男子小学生。工事現場で働く叔父戸坂玉四のもとに預けられている。以前は玉四の仕事上の都合で引っ越すことが多く、友人が少なかったので、工事現場に忍び込み一人でビーダマンで遊んでいた。そのためビーダマンのことを、最初にできた友人のように思っており、自分のビーダマンが壊れたときには号泣するほどのショックを受ける。 無邪気で屈託のない性格の持ち主で友人は多いが、根っからの勝負師でもあり、ビーダーを見つけるとしつこく勝負を挑むので、相手にうるさがられることもある。基本的に明るくおおらかな性格だが、ビーダマンや友人を傷つけようとしたり、あまりにも卑怯な手段で勝負に勝とうとする相手に対しては本気で怒る。小柄だが人並み外れた馬鹿力と体力の持ち主で、両手を使った「締め打ち」によるパワーショットが得意。 勝負にかける情熱から、どんな相手にも恐れずに立ち向かっていくが、それゆえに無茶な行動をとることも多い。パワーショットに特化した「ファイティングフェニックス」や「コンバットフェニックス」など、「フェニックスシリーズ」と呼ばれるビーダマンを使用。 奥の手は、両足の力も加えてホールドパーツを締め付ける「キャノンショット」。

西部 丸馬 (にしべ がんま)

戸坂玉悟(タマゴ)と同じクラスに転校してきた男子小学生。関西出身で関西弁を話し、サングラスがトレードマーク。ビーダマンバトルを通じてタマゴと親友になる。ビーダマンを片手で操って、狙い撃ちと連射を得意とし、「スナイパーガンマ」、「西の連射王」の異名をとる。手先が器用で、自分のビーダマンを改造したり、JBAの施設が使えるようになってからは新機体の開発も行う。 タマゴ、サラーとチームガッツを結成し、ビーダマンの全国大会に出場する。状況判断力と分析力に優れ、チームガッツでは司令塔役を務める。実質的なリーダーだが、短気すぎる性格が災いして窮地に陥ることも多い。連射とパワーショットを両立できるように開発した「ワイルドワイバーン」や「スプレッドワイバーン」など、「ワイバーンシリーズ」と呼ばれるビーダマンを使用。

サラー

アラブの石油王の息子で、年齢は戸坂玉悟(タマゴ)たちと同程度。ビーダマンバトルを通じてタマゴ、西部丸馬と友人になる。長い金髪と中性的な顔立ちに加えて女の子のような名前のため、日本へ留学してきたばかりのころに同級生にいじめられ、塞ぎこむようになっていた。そんななか、ビーダマンと出会い、威圧的なビーダマンバトルで相手に勝利することで自信を取り戻そうとしていた。 タマゴとの真剣勝負で本来の優しい性格を取り戻し、タマゴ、ガンマのよきチームメイトとなる。冷静な性格で、無茶をしがちなタマゴとガンマをたしなめる役割だが、精神的に弱いところもある。発射したビー玉に回転を加え、弾道を自在にコントロールする「スタッグスフィンクス」など、「スフィンクスシリーズ」と呼ばれるビーダマンを使いこなす。 莫大な財力の持ち主で、日本の住居は「城」と称されるほどの大きさ。内部にビーダマンの練習場などもあり、施設面からもチームガッツを支える。

円 大作 (まどか だいさく)

全国を旅してビーダマンバトルをしている大男。一見大人に見えるが小学生。戸坂玉悟(タマゴ)たちの住む町に現れ、西部丸馬(ガンマ)にバトルを申し込む。とてつもない気迫とともに放つパワーショットを得意とする。「ジャイアントボム」と呼ばれる巨大なビー玉でガンマとタマゴを圧倒した。タマゴと再戦した際には「ヘビーボム」という鉛製のビー玉を使ってみせたが、訓練によってガンマの開発した強化パーツ「メタルウイング」を使いこなせるようになっていたタマゴに敗れる。 その後、全日本TOPビーダー選手権に備えて、全国の有力なビーダーを偵察していたことを明かし、タマゴたちに出場を促す。全日本TOPビーダー選手権では、JBA第一研究所所属チームシャイニングウォリアーズの一員として、タマゴたちチームガッツと決勝を争う。 全日本TOPビーダー選手権では、2発同時にパワーショットを発射できるビーダマン・「ギガサラマンダー」を使用。

飛田 猫丸 (とだ ねこまる)

ビーダーの少年。戸坂玉悟(タマゴ)より年下だが、ビーダマンバトルでタマゴに負けて以来、タマゴのことを一方的にライバル視している。身のこなしが軽く、すばやい動きが得意だが、狙いを付けるのが苦手という致命的な弱点を持つ。全日本TOPビーダー選手権では、チームガッツのチームメイト選抜バトルに運良く合格してしまい、チームガッツの一員として出場する。 戦力ではほかのチームメイトに劣るが、スコープを搭載して正確な狙いをつけやすくする機能を持つビーダマン・「ハンティングリンクス」をDr.タマノに与えられ、意外な場面で活躍を見せる。

風間 美利 (かざま よしのり)

全日本ビーダー選手権に出場したビーダーの一人。チームバーグラーズのチームリーダー。カウボーイ風の衣装で、テンガロンハットのつばを弾く癖がある。両手で2機のビーダマンを操る凄腕の持ち主で、「東の連射王」という異名を持ち、全国のビーダーから一目置かれる存在。連射以外にも、視界の外にあるものを察知する能力に長け、ターゲットを見ずにビー玉を命中させる早撃ちを得意とする。 全日本ビーダー選手権準決勝では西部丸馬(ガンマ)を圧倒するが、一丸となったチームガッツの型破りな戦法に敗れる。その後の全国大会である全日本TOPビーダー選手権では、エリア代表になったチームガッツに参加。2機が一対となる「グリフォンシリーズ」と呼ばれるビーダマンを操る。

伊集院 圧政 (いじゅういん あつまさ)

全日本ビーダー選手権に出場した白髪で目付きの悪い少年。キングビーダーズのリーダー。勝負に勝つためならビーダマンを破壊することもいとわない残忍な性格。かつてサラーのクラスメイトであり、サラーをいじめていた張本人。もともとは優しい性格だったが、留学してきたばかりのサラーとの行き違いから歪んだ性格の持ち主となる。 強力なドライブ回転を加えたパワーショットを放つ「スリークロウズ」や、回転方向のコントロールと2発同時発射が可能な「ケーニッヒケルベロス」を操り、チームガッツと優勝を争った。敗北後はかつての人間性を取り戻し、サラーと和解する。

北条 明 (ほうじょう あきら)

全日本ビーダー選手権に出場したビーダーの一人で、キングビーダーズのメンバー。連射に優れるビーダマン・「ユンカーユニコーン」を操る。小柄な少年のように見えるが女の子で、伊集院圧政の幼なじみ。伊集院の性格を歪めたサラーを憎んでいる。

早乙女 基夫 (さおとめ もとお)

全日本ビーダー選手権に出場したビーダーの少年で、キングビーダーズのメンバー。JBAから盗みだした設計図を基に最新式のビーダマン・「アイアンサイクロプス」を作り上げ、段違いの性能を見せつける。大柄で無口な性格。体格を活かして、北条明をリュックの上に載せる戦法でチームガッツを追い詰める。

Dr.タマノ (どくたーたまの)

JBAに所属する技術者で、全国に八ヶ所あるJBA研究所の第六研究所の所長。見た目はくたびれた中年男性でとぼけた性格。全日本ビーダー選手権に出場したチームガッツの専属技術者となり、強化パーツや新型ビーダマンの開発で戸坂玉悟(タマゴ)たちを支える。技術力は西部丸馬(ガンマ)を遥かに凌ぐが、ガンマからは助手のように扱われている。

村上 海人 (むらかみ かいと)

ビーダーの少年。第三研究所主催の全日本ビーダー選手権での優勝チーム瀬戸内バイキングのリーダー。海上での強化合宿中に泳いで脱走し、溺れて海岸に打ち上げられていたところをサラーに発見される。溺れたショックで一時的に記憶喪失状態だったが、西部丸馬(ガンマ)とのバトルで記憶を取り戻す。優れた体力を持ち、荒っぽいファイトスタイルを得意とするが、単純な性格で守りに難がある。 使用するビーダマンは連射性能の高い「ノーチラスポセイドン」。全日本TOPビーダー選手権の一回戦でチームガッツと対決し、激戦を繰り広げるが、わずかの差で敗れる。

我猛 トキオ (がもう ときお)

ビーダーの少年。かつて近所に住んでいた西部丸馬(ガンマ)の弟分で、ガンマから「ガンモ」(ガンマもどき)というあだ名を付けられる。ガンマが引っ越した後、ある事情からガンマのことを恨むようになり、ガンマを倒して「西のスナイパー」の名を自分のものにしようとしている。JBA第四研究所主催の全日本ビーダー選手権優勝チーム・ヴァンクィッシャーズの一員として、全日本TOPビーダー選手権二回戦でチームガッツと対決する。 一度に3個のビー玉を発射可能なビーダマン・「バーニングアトラス」を使用。

高尾 天空 (たかお てんくう)

チームシャイニングウォリアーズに所属するビーダー。円大作よりも大柄な男で、天狗のような顔立ちが特徴。偵察目的で各地のビーダーと戦っていた過去を持つ。西部丸馬(ガンマ)を偵察するため関西を訪れていたが、ちょうど引っ越していたガンマとは入れ違いになった。我猛トキオたちと戦ってビーダマンを奪ったことで、ガンマが関西のビーダーたちから恨まれる原因を作ってしまう。 しかし、再会時にはそのことを忘れている大ざっぱな性格。円大作と同じくパワーファイターで、連射は苦手。強力な2点射が可能なビーダマン・「クリムゾンギガント」を使用。

草薙 たける (くさなぎ たける)

チームシャイニングウォリアーズに所属するビーダー。円大作、高尾天空に並ぶ体格を持ち、「パワーショット三羽烏」と称されている。チーム内では高原命に次ぐ実力者で、穏やかな性格。パワーショットと連射性能を兼ね備えたビーダマン・「ブレードオロチ」を使用。

高原 命 (たかはら みこと)

チームシャイニングウォリアーズのリーダー。円大作たちと比べると小柄で、ふつうの体格の持ち主だが、あらゆる能力でチームの頂点に立つ。悪のビーダー・ダークマターと戦うことを目的としたビーダーの組織ガーディアンの現リーダーでもあり、全日本TOPビーダー選手権に出場したのは、自分を倒せるビーダーを探し出し、ガーディアンに引き入れるため。 「クールヘリオス」と呼ばれるビーダマンを操る。

高原 光 (たかはら ひかり)

チームシャイニングウォリアーズのメンバーで、高原命の姉。ある事件をきっかけにビーダーの資格を失っており、ビーダマンを扱うことはできなくなっている。ダークマターを脅かす力を秘めたビーダマン・「G(ガーディアン)モデル」を持ち、それを扱えるビーダーを探している。

津印 (ついん)

ダークマター幹部の少年。全日本TOPビーダー選手権決勝戦の会場に現れ、高原光の持つ「G(ガーディアン)モデル」を奪おうとする。「Gモデル」を渡された戸坂玉悟(タマゴ)に阻まれて撤退するが、その後も「Gモデル」や最新世代のビーダマン・「Eunit(イーユニット)」の情報を奪うため、チームガッツたちの前に現れる。 プライドの高い性格で、勝負に強いこだわりを持つ。「ストライカージェミニ」、「ハンマージェミニ」という2機のビーダマンを同時に操る。

Dr.迫 (どくたーさこ)

JBAの技術者の男性。JBAの最高会議議員の一人だが、密かにダークマターと協力している。全日本TOPビーダー選手権での会場爆破事件をきっかけに、Dr.タマノたちほかの技術者を追放し、JBA本部の最高責任者になる。その後、各研究所ごとに分裂したJBAのすべてを手中に収めるために暗躍する。

高原 夜見 (たかはら やみ)

高原命の兄。ビーダマンバトルでの勝利を追求するためには手段を選ばず、ルールを破って人を打つこともいとわない者達の集団ダークマターのリーダー。かつて初代リーダーとしてガーディアンを組織していたが、ある事情からガーディアンを離れてダークマターのリーダーになった。JBAのDr.迫に働きかけ、JBA本部の専属ビーダーとなり、JBAをも手中に収める。 その後、チームガッツを中心にJBAから分裂した新JBAとの大会を主催する。

マダラ

ダークマターの中でもトップクラスの実力を持つ少年。ダークマターによって「Eunit(イーユニット)」のシステムを基に開発されたビーダマン・「スティンガースコーピアス」を操る。発射したビー玉の衝撃波で、かまいたちを起こすほどのパワーショットを得意とする。高原夜見の主催した最終決戦に出場し、ビーダーだけでなく味方のダークマターも巻き込んで暴れまわる。

その他キーワード

ビーダマン

プラスチック製の人形で、腹部からビー玉を発射する機能を持つホビー。これを用いた対戦競技は「ビーダマンバトル」と呼ばれ、作中ではさまざまな競技が登場する。勝利条件やルールは競技によってさまざまだが、「人に向けて撃たないこと」が基本的なルールとして通底している。また競技者はビーダーと呼ばれる。

JBA (じぇいびーえー)

日本国内でビーダマンの開発や、ビーダマンを用いた競技の大会を運営する組織。全国を八ヶ所のエリアに分け、それぞれに研究所を置いている。戸坂玉悟(タマゴ)たちチームガッツは、関東エリアにある第六研究所の代表チーム。

書誌情報

爆球連発!!スーパービーダマン 全15巻 〈てんとう虫コミックス―てんとう虫コロコロコミックス〉 完結

第1巻

(1996年2月発行、 978-4091424310)

第2巻

(1996年7月発行、 978-4091424327)

第3巻

(1997年1月発行、 978-4091424334)

第4巻

(1997年7月発行、 978-4091424341)

第5巻

(1998年1月発行、 978-4091424358)

第6巻

(1998年6月発行、 978-4091424365)

第7巻

(1998年11月発行、 978-4091424372)

第8巻

(1999年3月発行、 978-4091424389)

第9巻

(1999年6月発行、 978-4091424396)

第10巻

(1999年12月発行、 978-4091424402)

第11巻

(2000年4月発行、 978-4091427311)

第12巻

(2000年9月発行、 978-4091427328)

第13巻

(2001年1月発行、 978-4091427335)

第14巻

(2001年6月発行、 978-4091427342)

第15巻

(2001年11月発行、 978-4091427359)

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