概要・あらすじ
訳あって、東京から沖縄県に引っ越してきた女子中学生の仲村アヤコが主人公。ある日、アヤコが道を歩いていると、小さいおじさんが、自分の足元を素早く通り過ぎるのを見てしまう。不思議な事象に驚くアヤコに、通りすがりのおばさんが声をかけてきた。彼女は玉城タマという名前で、沖縄のユタ(霊媒師)だという。タマによれば、小さいおじさんの目撃談はたくさんあるという。今帰仁という地域で、酔っぱらいの老人にたかっていた「おじさん」や、那覇国際通りでタクシー運転手が見た「おじさん」など、数え上げればきりがないらしい。「他にも何かいるのか」というアヤコの質問に答え、タマおばさんは沖縄の不思議な話を語りだすのだった。
登場人物・キャラクター
仲村 アヤコ (なかむら あやこ)
両親の離婚により、母と一緒に東京から沖縄に引っ越してきた女子中学生。ポニーテールが特徴。学校では文芸部に所属する。母方の曽祖母が沖縄県の出身で、そのせいか妖怪の類を見ることがある。ある日、ユタ(霊媒師)のおばさんの玉城タマと知り合い、それ以来毎日、沖縄の不思議な話をタマおばさんに聞くことになる。
玉城 タマ (たましろ たま)
沖縄に住むユタ(霊媒師)のおばさん。若い頃はスナックで働いていたこともある。仲村アヤコと仲良くなり、彼女に毎日、沖縄の不思議な話を語って聞かせる。
クレジット
- 原作
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小原 猛