琴浦さん

琴浦さん

人の心を読む超能力を持つ少女・琴浦春香と、彼女のクラスメートである真鍋義久の恋愛模様、彼女らを取り巻く仲間たちとの日常を描いた4コマ漫画。

正式名称
琴浦さん
ふりがな
ことうらさん
作者
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概要・あらすじ

主人公琴浦春香は人が心を読めてしまう能力を持っていた。能力のため、幼いころから虐げられてきた彼女は誰に対しても心を閉ざしていたが、転校先の高校のクラスメイト・真鍋義久、またESP研究会の仲間たちとの出会いを通して、少しづつ明るさを取り戻していく。

登場人物・キャラクター

琴浦 春香 (ことうら はるか)

女子高生(15歳)。人の心を読める超能力を持っており、そのせいで周囲の人間に気味悪がられて育ち、祖父以外に心を開かなくなった。転校先の高校で真鍋義久やESP研究会の面々と出会い、本来の明るさを少しづつ取り戻していく。自分を救ってくれた真鍋のことを特別慕うようになり、後に彼と交際を始める。 すぐにエッチな妄想に耽る真鍋にいつもやきもきさせられ、喧嘩になることも多いが、最終的にはいつも元の鞘に収まる。一人暮らしが長く料理も得意だが、部屋の片づけは出来ないなど抜けているところも多い。

真鍋 義久 (まなべ よしひさ)

15歳の男子高校生で、琴浦春香のクラスメイト。春香の超能力について理解を示し、閉ざされていた彼女の心を開いた。後に彼女と交際を始める。クラスではあまりしゃべらず、いつもボーっとしているが、本来はノリがよく愉快な性格で、いざいとう時には頼れる熱血漢でもある。いつも考え事をしていると思われがちだが、実はエッチな妄想をしているだけ。 後には意図的に妄想を繰り広げ、人の心が読める春香を困惑させて楽しむようになった。

御舟 百合子 (みふね ゆりこ)

16歳の女子高生で、ESP研究会の部長。超能力者だった母親がインチキ扱いを苦にして自殺した過去を持ち、母の力が本物だったことを証明するため、ESP研究会を立ち上げ超能力者を探している。人の心を読む琴浦春香の超能力に目をつけ、彼女をESP研究会に無理やり入部させた。 強引でマイペースな性格だが、情にもろい性格で部員からの信頼は厚い。かなりの美貌の持ち主だが、思いを寄せている幼馴染の室戸大智に女性として見てもらえずいつも歯がゆい思いをしている。

室戸 大智 (むろとだいち)

16歳の男子高生で、ESP研究会の副部長。小学生に間違われるほどの小柄な体格で、存在感も薄おい。とらえどころがなく飄々として見えるが、理知的で頭の切れる参謀タイプ。パソコンを得意とするなど、主に部内では情報収集を担当している。ESP研究会部長の御舟百合子とは幼馴染で、腐れ縁。 彼女のことをとても大切に思っているが、恋愛対象ではないらしく、自分に向けられる彼女の恋心に気づきながら、のらりくらりとかわし続けている。

森谷 ヒヨリ (もりたに ひより)

15歳の女子高校生で、琴浦春香のクラスメイト。両親が新興宗教「森谷教」の教祖をやっており、チヤホヤされて育ったためわがままな性格になった。惚れていた真鍋義久が琴浦春香と交際を始めたことに怒り、春香に陰湿ないじめを仕掛ける、教団の信者を使って義久を襲わせるなどの暴挙に出るが、後に改心して春香の親友となる。 義久への恋心は変わらず持ち続けているが、全く相手にされていない。

琴浦 善三 (ことうら ぜんぞう)

琴浦春香の祖父。大企業の会長を勤める大富豪で、立派なお屋敷に住む老紳士。一見落ち着きのある優しい人物だが、スキンシップと称して春香にセクハラをするなど、ひょうきんなところも。春香に無類の愛情を注いでおり、両親に見限られた彼女の生活を一手に引き受けている。財産目当てで近づいてくる親族を嫌っており、また春香を捨てた娘の久美子とは絶縁状態にある。

琴浦 久美子 (ことうら くみこ)

琴浦春香の母。かつては優しい性格だったが、人の心を読む春香の能力を虚言癖と誤解し、次第に心を荒ませて春香を憎むようになった。結果、夫の小野崎と離婚し、家庭と春香を捨てて別の男に走っている。自分の生活を崩壊させた春香を憎んでいたが、成長した娘と向かい合うことで、少しづつ親子関係を修復しつつある。 浮気性だが男運が悪く、女好きな男を憎悪している。そのため、娘と付き合っている真鍋がエッチな妄想ばかりしているのが気に入らない。

小野崎 功 (おのざき いさお)

琴浦春香の父。琴浦善三が筆頭株主を務める企業の経営者で、善三に評価されるほど有能な手腕の持ち主。一方、愛情には乏しく、妻の久美子とも権力目当てで結婚し、家のことは全て彼女に押し付けていた。後に春香の能力で不倫がばれ離婚に至るが、再婚して娘の絢香を設ける。相変わらずの仕事人間で、家庭は不仲である。

小野崎 絢香 (おのざき あやか)

琴浦春香の腹違いの妹。小野崎功の娘。小学3年生の女の子。家庭を顧みない父に苛立ち、人に心を閉ざしていたが、本心を知った春香の執拗なスキンシップを受けて、子供らしい素直な性格を取り戻した。趣味はゲームで、PSRのハンタードライブが十八番。

月野 亜紀 (つきの あき)

女性の刑事。琴浦春香達の住む町で起きた連続殺人事件の犯人を追っている。かなり大柄な体格で、スタイルも非常にグラマラス。温和で少し抜けているため、上司からはいつも叱られている。二重人格者であり、残忍で好戦的な性格の男性をもう一つの人格に持っている。

真鍋 義弘 (まなべ よしひろ)

真鍋義久の兄。大学生。高校時代から学生寮に入り家を空けていたため、夏休みに再開したとき、義久も顔を思い出せなかった。鼻が異様に高く、義久にあまり似ていないが、エッチな妄想をする癖は共通している。森谷ヒヨリに惹かれ交際を申し込むが、ヒヨリがまだ義久に未練を残していることを知り、義久に八つ当たりをして大学の寮に戻った。

三辻 康孝 (みつじ やすたか)

日本でも有数の大富豪・三辻財閥の御曹司。キザで鼻持ちならない性格だが、二枚目なので女性にはモテる。財産目当てで近寄ってくる女性たちにうんざりしていたある日、パーティーで琴浦春香と知り合い、自分に興味を示さない彼女に興味を持つ。以後、春香を自分のものにするために、金と権力を使ってさまざまなアプローチを試みる。

木本 可南子 (きもと かなこ)

日本でも有数の大富豪・三辻財閥に仕える家政婦。家政婦ではあるが、自分の趣味でメイド服を着用している。笑顔で黒いことを言う剣呑な人物で、御曹司の三辻康孝をいじって遊んでいるが、本心では彼のことを気にかけ、一人前の男性になるようサポートしている。

集団・組織

ESP研究会 (いーえすぴーけんきゅうかい)

『琴浦さん』に登場する架空のクラブ。超能力を疑われて自殺した母の潔白を証明するため、超能力者を探す目的で御舟百合子が立ち上げた。超能力者の発見、能力の開発などが主な活動内容だが、実際は遊んでばかりの仲良しグループである。

アニメ

琴浦さん

他人の思考が読める超能力少女・琴浦春香は、その力で家族や周囲の人々の裏を暴いて不気味がらせ、厄介者としてつまはじきにされて育ってきた。高校生になり、完全に心を閉ざして他人との交流を拒んでいた春香だった... 関連ページ:琴浦さん

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