好きっていいなよ。

好きっていいなよ。

幼少期のトラウマが原因で人を信じられなくなった女子高生の主人公橘めいが、学校一のイケメン男子黒沢大和に気に入られ、段々と周囲に打ち解けていくようになる。葉月かなえによる恋愛漫画。

正式名称
好きっていいなよ。
ふりがな
すきっていいなよ
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
KC デザート(講談社)
巻数
既刊18巻
関連商品
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概要・あらすじ

女子高生の主人公橘めいは、小学生の頃、クラスで飼っていたウサギが急死した罪をなすりつけられ、それ以来人を信じられない内向的な少女になってしまう。しかし、学校一のイケメン黒沢大和に気に入られ、アプローチを受け続けるうちに、徐々に心を開いていく。

登場人物・キャラクター

橘 めい (たちばな めい)

『好きっていいなよ。』の主人公。東明高等学校に通う女子学生。生まれてこの方友達が出来たことがなく、もちろん彼氏もいなかった。自分から距離を置いていたこともあり、周囲から疎外されて孤立していたが黒沢大和との出会いから友達も出来るようになり、他者とかかわることの尊さを知る。天然ボケな一面がある。

黒沢 大和 (くろさわ やまと)

『好きっていいなよ。』の登場人物。橘めいと同じ東明高等学校に通う男子学生。眉目秀麗で学校で一番のモテ男。そのイケメンぶりは校内での女性人気にとどまらず、雑誌のモデルに挑戦した際にはあまりの人気に異例の増刷がかかるほどであった。橘めいに顔を蹴飛ばされてから彼女に惹かれ、彼女をストーカーから救って以降彼女と交際を始める。

及川 あさみ (おいかわ あさみ)

『好きっていいなよ。』の登場人物。橘めいと同じ東明高等学校に通う女子学生。黒沢大和とは中学時代からの友達で彼を慕っており、彼に頼んでキスまでしてもらったが、恋人には至っていない。黒沢大和と一緒にいることが多く、嫉妬に燃える周囲からその豊かな胸を指して「スイカオバケ」呼ばわりされており、巨乳であることにコンプレックスを抱いていた。 橘めいの初めての女友達であり、その後も彼女のよき理解者となる。のちに中西健志と交際する。

武藤 愛子 (むとう あいこ)

『好きっていいなよ。』の登場人物。橘めいと同じ東明高等学校に通う女子学生。太っていた過去がある。年上の彼氏と付き合っていたが彼の浮気を知り、失意のまま黒沢大和と一度きりの肉体関係を持つ。その後は黒沢大和に惹かれていき、彼の為にダイエットを成功させるが、急激な減量によって腹部に消えない跡が残る。当初は何も努力をしないまま黒沢大和の愛を勝ち取った橘めいに嫉妬していたが、のちに和解し親友となる。

中西 健志 (なかにし けんじ)

『好きっていいなよ。』の登場人物。橘めいと同じ東明高等学校に通う男子学生で黒沢大和の友達。当初は高校で浮いていた橘めいを快く思っておらず、周囲と同様に彼女いじめたりしていたが、黒沢大和に窘められて改心する。巨乳好きで及川あさみにアプローチを続け、一度は距離を置かれるも、その後交際に至る。

立川 雅司 (たちかわ まさし)

『好きっていいなよ。』の登場人物。橘めいと同じ東明高等学校に通う男子学生で武藤愛子のセックスフレンドの一人。武藤愛子を痩せる前の太っていた頃から愛しており、彼女の視線の先に黒沢大和がいることで歯がゆい思いをしてきた。

竹村 海 (たけむら かい)

『好きっていいなよ。』の登場人物。橘めいの通う東明高等学校に一年生として入学してきた男子学生。年齢としては橘めいと同い年であり、高校を一年留年してから一度退学している。黒沢大和とは中学時代の同級生で、当時中学ではいじめを受けていた。いじめられていた相手に仕返しをするために体を鍛え上げ、満を持して復讐を遂げようとするも、橘めいに諭される。 それ以降は橘めいに惹かれていくようになる。

北川 めぐみ (きたがわ めぐみ)

『好きっていいなよ。』の登場人物。橘めいと同じ東明高等学校に転校してきた女子学生。読者モデルをやっており、当初は自身のステータスの為に美男子である黒沢大和に近づく。小学校の頃はいじめられており、そのことが彼女をたゆまぬ努力へと向かわせると同時に、彼女の過剰な自意識の原因にもなっている。邪魔者である橘めいを孤立させようと躍起になっていたが、それが逆に自身を孤立させることになってしまう。

早川 駆流 (はやかわ かける)

『好きっていいなよ。』の登場人物。橘めいと同じ東明高等学校に通う男子学生。黒沢大和と同様女性に大変モテるが女癖が悪く、多数のセックスフレンドがいる。 恋愛感情を軽視し、女性から肉体関係を求められることと愛情を混同しているきらいがあった。橘めいにも手を出そうとするが黒沢大和に殴り飛ばされてしまう。 その後は改心して幼馴染の女子に一途に愛を注ぐことを誓う。

黒沢 凪 (くろさわ なぎ)

『好きっていいなよ。』の登場人物。黒沢大和の妹で小学生。以前は頻繁に友達を家に呼んでいたが、それが彼女の家にあるお菓子やゲーム目当てであって彼女のことは何とも思っていないことを知り、ひきこもりになってしまう。当初は橘めいを敵視していたが、同じ様に疎外されていた境遇に共感し、次第に打ち解ける。菓子作りやぬいぐるみ作りが趣味で、橘めいに菓子作りをレクチャーすることもある。

黒沢 大地 (くろさわ だいち)

『好きっていいなよ。』の登場人物。黒沢大和の兄で美容師であり、美容室「SLACK.」のオーナーをやっている。気に入らない客の髪は切らない主義。昔交際していた鈴に関するトラウマで杏子の髪を切れないでいた。

杏子 (きょうこ)

『好きっていいなよ。』の登場人物。黒沢大地の経営する美容室「SLACK.」の従業員で黒沢大地に惚れている。黒沢大地に髪を切ってもらう為にアプローチを重ねるが一向に切ってもらえず、橘めいにメールで相談する。

(すず)

『好きっていいなよ。』の登場人物。黒沢大地の元恋人。自分の体形にコンプレックスがあり、黒沢大地に引け目を感じていた。黒沢大地との交際を続けて三年、彼に髪を切ってもらい、彼のことを両親に紹介するために先に一人で親元に向かったところ、事故に遭ってしまう。

アニメ

好きっていいなよ。

橘めいは生まれてからの16年間、友達も彼氏も作らず、自分の殻に閉じこもり続けている女子高生。ある日、ちょっとした勘違いから、学校の階段で学校一のモテ男子・黒沢大和に蹴りを入れてしまう。この出来事がきっ... 関連ページ:好きっていいなよ。

書誌情報

好きっていいなよ。 18巻 講談社〈KC デザート〉

第1巻

(2008-08-11発行、 978-4063655179)

第2巻

(2009-02-13発行、 978-4063655421)

第3巻

(2009-08-10発行、 978-4063655650)

第4巻

(2010-01-13発行、 978-4063655858)

第5巻

(2010-07-13発行、 978-4063656121)

第6巻

(2011-01-13発行、 978-4063656374)

第7巻

(2011-07-13発行、 978-4063656558)

第8巻

(2012-01-13発行、 978-4063656770)

第9巻

(2012-07-24発行、 978-4063656992)

第10巻

(2013-01-11発行、 978-4063657197)

第11巻

(2013-07-24発行、 978-4063657449)

第12巻

(2014-02-13発行、 978-4063657623)

第13巻

(2014-07-24発行、 978-4063657807)

第14巻

(2015-04-13発行、 978-4063658064)

第15巻

(2015-10-13発行、 978-4063658361)

第16巻

(2016-04-13発行、 978-4063658590)

第17巻

(2016-10-13発行、 978-4063658811)

第18巻

(2017-09-13発行、 978-4063659306)

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