概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
天王 翔 (てんのう あきら)
異世界に召喚された日本人の男性。年齢は35歳。優しく穏やかで、どんな状況にも動じない楽天的な性格の持ち主。動物を心から愛し、手負いの魔獣であっても臆せず手を差し伸べる。清掃員として働いていた帰り道に、トラックに轢かれて命を落とすが、直後に何者かの手によって勇者として召喚され、暗く深い森へと落とされてしまう。召喚の際に強大な魔力と穢(けが)れを浄化する力を授かり、その力で呪いにより不浄の地と化していた森を少しずつ再生へと導いていく。しかし、翔自身は自分が森を「再生している」という自覚が乏しく、生来の前向きさと柔軟な発想で異世界の環境にすぐに適応し、大自然のスローライフを満喫するようになる。出会った魔獣たちも現地の野生生物として認識し、彼らを救いながら共生生活を送っている。翔の善意と好奇心に基づく行動は、知らぬ間に森の壊滅を企てる強大な王国、エンペラスにとって脅威となり、結果的に彼を重要な存在へと成長させていく。
心緋 (こあ)
呪われた森に棲(す)む魔獣、フェンリルの王。白銀の毛並みを持つ巨大な狼の姿をしており、森と共に生き、その長い歴史を見守り続けてきた気高い存在。誇り高く義理堅い性格の持ち主。200年前、人間の強国、エンペラスが森にかけた呪いによって多くの同胞を失い、それ以来、人間に対して強い憎悪と警戒心を抱いている。瀕死の状態だった際に、異世界から召喚された翔と出会う。最初は敵とみなして襲いかかったが、力尽きて倒れてしまう。しかし、翔の魔力によって命を救われたことで心を動かされ、彼に忠誠を誓うことになる。翔から「心緋」という名を授かり、森に残る同胞たちと共に翔の傍らで生きる道を選んだ。それ以来、森の再生を見守りながら、スローライフを送る翔を守護者として支え続けている。
クレジット
- 原作
-
ほのぼのる500
- 原画
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イシバシ ヨウスケ








