白いトロイカ

皇帝に逆らった貴族の娘ロザリンダ・フョードルは、寒いクリスマスの夜、両親と逃げ延びてきた村で、百姓夫婦に託される。反逆者の娘ロザリンダは歌手への道を歩むが、その周囲の人々には皇帝への不満がくすぶり、革命の日が近づきつつあった。帝政ロシア皇帝バーヴェル一世の治世下を描いた、少女漫画で初めての本格歴史ロマンとされる。

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正式名称
白いトロイカ
作者
ジャンル
歴史もの一般
 
歌手

総合スレッド

白いトロイカ(漫画)の総合スレッド
2016.07.11 19:03

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概要

貴族の娘であったロザリンダは、父がロシア皇帝に叛旗を翻そうとした際、難を逃れるため、辺境のザルトウ村の百姓であるバジョーフ夫妻に託される。彼女は、夫婦のもとでロタと呼ばれ愛されて育ったが、音楽と出会い歌手になることを夢見るようになった。ペテルブルグで念願の歌手となったロタだが、皇帝の圧政を正そうとする人々の蜂起に巻き込まれていく。

登場人物・キャラクター

主人公
金髪の少女。父は貴族のレフ・フョードル公爵で、母は王立歌劇場にも立った歌手のアンナ・フョードル。生後間もなく辺境のザルトウ村の農家に預けられた。このとき、母から首飾りを渡された。農家のロタ・バジョーワ...
将来を嘱望される青年伯爵。皇帝の悪政を改めさせようと考えている。皇帝の任務で旅行中、ペテルブルグを目指していたロタ・バジョーワが、たどりついた村の地主に歌を強要されて疲労で倒れたところを保護。服や馬車...
黒髪のコザックの青年。ザルトウ村から山を越えたところに住んでいた。出会ったロタ・バジョーワが別れ際に落とした首飾りを拾う。首飾りを探すロタと再会し、首飾りに「愛するアンナへ レフ・フョードル」の文字が...
白髪で口髭の紳士。音楽家。ザルトウ村に、地主の娘マリア・グリョーノワの音楽教師としてやってきた。音楽好きなロタ・バジョーワに歌を教えて、その音楽の才能に惹かれ、ペテルブルグで歌手になれると伝える。一方...
黒髪の令嬢。バゾフ公爵の娘でレオ・コンスタンチンの子供の頃からの婚約者。レオを深く慕っていて、ロザリンダ・バジョーワにひどく嫉妬する。バゾフ家の舞踏会でロザリンダに歌わせて恥をかかせようとしたが、歌劇...
ザルトウ村で暮らす農奴の夫妻。子供がなかったが、謀叛の疑いをかけられたフョードル夫妻にロザリンダ・フョードルを預けられた。百姓の娘ならロザリンダはもったいない、とロタ・バジョーワとして育てた。歌ばかり...
ザルトウ村の地主の娘。ロタ・バジョーワと歳が近く、いい友達として親密な仲。ロストフがピアノと歌の先生として招かれ、ロタと一緒に勉強するようになる。ロストフがロタに夢中になってしまい、間に入れなくなるこ...
鷲鼻でくせっ毛のヒゲを蓄えた太めの男。ザルトウ村でも酒癖の悪さは評判で、あまりよく思われてはいない。祭りの夜、アドリアンに絡んで侮辱したため、ナイフで刺される。それを恨んでロタ・バジョーワをさらい、ア...
つり目の令嬢。苦労して入学した王立音楽院の学生。ナタリア・バゾワの親友で、レオ・コンスタンチンがロザリンダ・バジョーワに取られたと聞いてナタリアの味方をする。なんの苦労もなく入学してきたロザリンダを快...
ちょっと太めの老婦人。アンナ・フョードルの母。社交界からもご無沙汰している。ロストフからロザリンダ・バジョーワを紹介され、死んだはずの孫と同じ名前で同じ年頃のロザリンダの姿に動搖する。ロザリンダがペト...
黒髪に口髭と顎鬚をきれいに整えた紳士。王立歌劇場の支配人。バゾフ公爵の舞踏会で、レオ・コンスタンチンがエスコートしてきたロザリンダ・バジョーワの歌を聞いて感動。勉強らしいものをしたことがないと聞いて王...
口髭を蓄えた公爵。皇帝に農奴たちへの圧政を改めるように具申したが、農奴の蜂起を準備したことが発覚して追われる身となった。妻のアンナ・フョードルは王立歌劇場の舞台にたったことのある高名な歌姫。一家で辺境...
鷲鼻で外ハネした顎鬚が個性的。かつてアンナ・ペトローヴナに恋をしたが、レフ・フョードル伯爵に嫁がれた過去がある。その後、他人を信じなくなり妻子も追放。12年前、圧政を改めるように具申したレフ・フョード...

場所

ペテルブルグから遠く離れた南の村。地主のグリョーノフは農奴たちを苦しませることがなく、幸せな村だった。グリョーノフが山火事の倒木で命を落とし、ボリス・グルジンスキーが着任。ボリスは農奴から搾り取ること...
ペテルブルグにある酒場。人のいい夫婦が営んでいる。路頭に迷っていたロザリンダを、歌がうまいので看板娘として働かせることにした。レオ・コンスタンチンたち、若い貴族たちのたまり場で、皇帝にたてつく一味の拠...
ペテルブルグにある名門音楽学校。入学のためには厳しい試験があり、毎年多くの少女がしのぎを削っている。土曜日と日曜日には帰宅できる寄宿制。

その他キーワード

アンナ・フョードルがロザリンダをバジョーフ夫妻に預けたときに遺した唯一の品。白銀の鎖に大きなルビーが付き、裏には「愛するアンナへ レフ・フョードル」と彫られている。ロザリンダは大事にするように言いつけ...