百木田家の古書暮らし

百木田家の古書暮らし

冬目景の長編漫画としては15作目に当たる作品。祖父の遺した古本店を引き継ぐため、神保町に移り住んだ三姉妹の日常系ミステリー。三姉妹の次女、百木田二実が古書店の経営に奮闘する様子がリアルかつ丁寧に描かれる。古書にまつわる謎や秘密を紐解いていくと、持ち主やそれを求める顧客の想いが少しずつ見えてくる、ミステリーとしての味わい深さにも定評がある。集英社「グランドジャンプ」2022年1号より連載。

正式名称
百木田家の古書暮らし
ふりがな
からきだけのこしょぐらし
作者
ジャンル
兄弟・姉妹・双子
 
推理・ミステリー
レーベル
ヤングジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

百木田 二実 (からきだ つぐみ)

百木田家三姉妹の次女。亡くなった祖父が遺した古書店、魁星書房を引き継ぐため、姉妹で神保町の店舗兼住居で暮らす。元は会社員をしていたが、職場の人間関係にわずらわしさを感じていたのと、学生時代から読書が好きだったこともあり、同店の経営に手を上げた。本に囲まれた生活には満足しているが、週に数冊しか本が売れず、経営はかなり厳しい。そのため一家の家事を積極的に行っている。正体不明の隣人、梓沢和本の行動を少し不審に感じている。

梓沢 和本 (あずさわ かずもと)

魁星書房の裏手にあるモグラ書店の住み込みの店番の男性。モグラ書店のオーナーを師匠と呼び、ともに探している本があるようだが、その書名や目的は不明。百木田二実とは10年ほど前に神保町の新書店で何度か会ったことがあり、欲しい本を巡って小競り合いをした思い出がある。

書誌情報

百木田家の古書暮らし 4巻 集英社〈ヤングジャンプコミックス〉

第1巻

(2022-04-19発行、 978-4088922850)

第2巻

(2022-10-19発行、 978-4088924168)

第3巻

(2023-05-19発行、 978-4088926414)

第4巻

(2023-11-17発行、 978-4088928371)

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