眠兎

眠兎

過去に大きな過ちを犯した空木眠兎は、罪の意識にさいなまれ続けていた。中原中也の詩を引用しながら、高校生である主人公たちの葛藤や焦燥を描く青春漫画。「月刊少年ジャンプ」1991年7月号から1992年2月号にかけて連載された。

正式名称
眠兎
作者
ジャンル
青春
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
全2巻
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概要・あらすじ

家庭事情によって、叔母である小泉早苗が住む小泉家で暮らすことになった高校生の空木眠兎。小泉家の娘の小泉粋花とはすぐに打ち解けたが、その兄である小泉時雨は、眠兎を何かと目の敵にしていた。ある時、「人を殺したことがある」という眠兎の噂を聞いた時雨は、警察関係の父を持つ岡崎春生に、眠兎の過去に何があったのか調べるように依頼する。

そこで判明したのは、眠兎が殺した相手は実の母親だったという衝撃の事実だった。

登場人物・キャラクター

空木 眠兎 (ウツギ ミント)

母親の死と父親の海外勤務によって、小泉家で暮らすことになった高校2年生。眠ると必ず悪夢にうなされてしまうのは自分が過去に犯した過ちから。死を恐れずケンカでも相手に容赦はしないが、小泉粋花とふざけ合う子供っぽい一面もある。

小泉 粋花 (コイズミ スイカ)

小泉時雨の妹。3月生まれで時雨が前年の4月生まれということから、同学年の高校2年生。転校してきた空木眠兎とは同じクラスで、同居人となった彼のことも受け入れている。母親を幼い頃に亡くし、父親は月に一度程度しか帰宅しない複雑な家庭事情ながら、天真爛漫な性格で周囲を明るく和ませる。

小泉 時雨 (コイズミ シグレ)

小泉粋花の兄。4月生まれで粋花が翌年の3月生まれということから、同学年の高校2年生。幼い頃の出来事から壊れたままの心を抱えている。同じような境遇の空木眠兎を激しく憎悪し、さまざまな手を使って攻撃しようとする。

岡崎 春生 (オカザキ ハルオ)

空木眠兎と同じ高校に通う女子で、小泉時雨と共にいることが多い。父親は警察関係者で、時雨から眠兎の過去を調べるように頼まれる。眠兎と時雨は同じ目をしていると感じている。

小泉 早苗 (コイズミ サナエ)

空木眠兎の叔母(母親の妹)で小泉家の後妻。小泉粋花や小泉時雨の母親だが、血はつながっていない。粋花とは姉妹のような関係を築いている。

書誌情報

眠兎 全2巻 〈ジャンプコミックス〉 完結

第1巻 朝の歌

(1992年1月発行、 978-4088712864)

第2巻

(1992年6月発行、 978-4088712871)

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