終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝

終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝

作画:アジチカ、原作:梅村真也による『終末のワルキューレ』のスピンオフ作品。舞台は後漢末期の中国で、三国鼎立時代を目前とした群雄割拠の時代。天下最強の男として知られる呂布奉先が成し遂げたとされる七つの伝説について、時系列を前後しながら描かれる三国志武侠漫画。本作は原作版『終末のワルキューレ』で、北欧神話の雷神トールと戦った呂布奉先が主人公となり、彼と武を競った英雄たちが個性豊かに描かれている。コアミックス「月刊コミックゼノン」2019年12月号から連載。

正式名称
終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝
ふりがな
しゅうまつのわるきゅーれいぶん りょふほうせんひしょうでん
作画
ジャンル
三国時代
 
神話・伝承
レーベル
ゼノンコミックス(コアミックス)
巻数
全7巻完結
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

呂布奉先 (りょふほうせん)

中華最強と知られる男性。三国志時代の武将の一人。そのあまりの強さと戦場を自由自在に駆け巡る姿から「飛将」とも称(たた)えられる武人で、その武威は龍に匹敵すると恐れられた。物事に対する興味を武にしか持っていないため、天上天下においては自分以外のすべてを弱者と宣(のたま)うほど、強者としての自負がある。また、不可能という言葉に敏感で、自分にはできないと断じられると、それを覆すために挑む反骨精神も旺盛。一方で、対抗できる強者のいない現実にはほとほと退屈しており、自分と戦うことのできる強敵を追い求めている。しかし、三国志時代において呂布奉先と対等に戦うことのできる武将は非常に稀(まれ)であり、天下に名だたる名将・猛将であってもほとんどを一撃で葬り去れるほどの実力差があった。そのため、強者と戦わせるという董卓仲穎の誘いに乗って、反董卓連合軍十万の敵と戦ったりもした。

陳宮公台 (ちんきゅうこうだい)

呂布奉先に仕える軍師の男性。呂布奉先の強さに心酔しているため、彼を一国の主として盛り立てるためにさまざまな軍略を献策する。呂布奉先には陳宮公台の献策は必勝の策であると見なされているが、勝つとわかっている戦いほどつまらないものはないと考える呂布奉先に受け入れられないことが常態化している。ただし、毎回勝利を収めているのは陳宮公台の策以前に、呂布奉先の武が圧倒的すぎることが理由である。献策を受け入れられないことに対して不満や不安を覚えているものの、呂布奉先が戦場で見せる圧倒的武威を目の当たりにする度に惚(ほ)れ直し、忠義をより一層深めることを繰り返している。

ベース

終末のワルキューレ (しゅうまつのわるきゅーれ)

人類史の中から選ばれた人類が人類存続を懸けて、人類の滅亡を決めた神々に1対1の13番勝負挑むバトル漫画。コアミックス「月刊コミックゼノン」の2018年1月号(86号)から連載の作品。「このマンガがすご... 関連ページ:終末のワルキューレ

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書誌情報

終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝 全7巻 コアミックス〈ゼノンコミックス〉

第1巻

(2020-04-20発行、 978-4867201206)

第6巻

(2022-06-20発行、 978-4867203910)

第7巻

(2022-12-20発行、 978-4867204481)

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