概要・あらすじ
高校1年生の蒼子(桐生蒼子)は父の転勤のためにある高校に転校してきた。しかし初日から周囲に怪異な現象が起き、西家の白虎と名乗る彬(西園寺彬)に出会う。彼女の正体は人食い鬼の一族鬼門の最後の王・羅睺のクローン。彬は、鬼を狩る使命を持つ西家の当主(白虎)だった。
次第に鬼としての力が覚醒するが、いつしか彬とお互いに愛し合うようになる。蒼子は彬との愛を貫き、普通の人間になるために西家と共に鬼門と戦う事を決意するが、血の宿命が彼女を翻弄し続ける。
登場人物・キャラクター
桐生 蒼子 (きりゅう そうこ)
天然パーマの長髪、端正な顔立ちの女子。初登場時高校1年生。転校初日から周囲に怪異な現象が起き、西家の白虎と名乗る彬(西園寺彬)に出会う。正体は人食い鬼の一族・鬼門の最後の王・羅睺のクローン。鬼門には東家、西家、北家、南家があり、羅睺は東家の蒼龍(当主)。 このため鬼を狩る使命を持つ彬(西園寺彬)から蒼龍と呼ばれて命を狙われるが、次第にお互い愛し合うようになる。彬との愛を貫き、普通の人間になるために西家と共に鬼門と戦う事を決意する。封印が解けると頭頂部に一本の角が現れ、口に牙が生えた鬼の姿になる。 青い鬼火を操る他、鬼門を繁栄させるための重要な能力を持っている。
西園寺 彬 (さいおんじ あきら)
初登場時19歳。叔父・西園寺忍を後ろ盾として、16歳で西園寺家の第124代当主となり、西園寺財閥のオーナーとなった。西園寺家は、人食い鬼の一族・鬼門の西家だったが鬼門を裏切り人間の側についた。その当主は白虎と呼ばれ、鬼を狩る使命を持っている。このため、鬼門の最後の王・羅睺のクローンである桐生蒼子の命を狙っていたが、いつしか彼女に心を奪われ、愛し合うようになる。
桐生 高雄 (きりゅう たかお)
長髪の青年。本来の姿は、頭頂部に角があり、牙が生えている。蒼子(桐生蒼子)の兄として共に生活していたが、正体は人食い鬼の一族・鬼門の四家の一つ・北家の生き残り。鬼門の復活を望み、計都と共に蒼子・彬(西園寺彬)の前に現れ、暗躍する。
計都 (けいと)
ショートヘアーの少女。頭頂部に角があり、牙が生えている。高雄(桐生高雄)と共に蒼子(桐生蒼子)、彬(西園寺彬)の前に現れる。蒼子の妹と名乗る。人喰い鬼の一族鬼門の復活のために高雄と共に暗躍する。 蒼子を殺し、鬼門の四家の一つ・東家の当主蒼龍の座を手に入れようとしている。 後に緋子という名を与えられる。