概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
マイン
平民から神殿の巫女見習いとなった少女。青い髪を長く伸ばし、小柄な体格をしている。前世である本好きの女子大学生「本須麗乃」の記憶があり、その経験を活かして、幼いながらも商人として頭角を現しつつあった。しかし、その身は、生まれつき宿す膨大な魔力によって蝕まれており、「身食い」と呼ばれるその病によって余命いくばくもない状態だった。貴族でなければまず助からない病だったが、神殿との交渉によって、巫女となることと引き換えに延命する手段を手に入れる。神殿勤めとなったことで念願の本を手に入れ、本の虫となる。だが、平民社会とは常識がまったく違う神殿社会にとまどうことが多く、本を思う存分読める環境を作るため奔走することとなる。神官長との交渉によって本来は貴族にしかなれない「青色神官」となるが、平民にもかかわらず青色神官となったため、同格の青色神官はもちろん、平民である灰色神官からも敵視されており、神殿内に敵が多い。
神官長
神殿の神官長を務める青年。本名は不明。薄い水色の髪をした偉丈夫で、容姿端麗だが雰囲気が老成しているため、実年齢より年上に見られがち。冷静沈着で、合理的な性格をしているため、相手を身分によって差別せずに純粋に能力で評価する。神殿のトップである神殿長に次ぐ地位を持つが、神殿長がマインに悪感情を持っているため、彼からかばう意味合いも込めて、マインの面倒を見ている。マインのことはその身に宿す高い魔力もさることながら、その実務能力も買っており、彼女の教育に力を入れている。一方で貴族や神殿の常識に疎く、奇抜なことを行うマインの行動には頭を痛めている。
クレジット
- 原作
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香月 美夜
- その他
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椎名 優
前作
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 「本がないなら作ればいい!」 (ほんずきのげこくじょう ししょになるためにはしゅだんをえらんでいられません だいいちぶ ほんがないならつくればいい)
香月美夜の小説『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』の第一部「兵士の娘」のコミカライズ作品。思わぬ災害で亡くなった本好きの女子大学生は、異世界で兵士の娘のマインとして転生する... 関連ページ:本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部 「本がないなら作ればいい!」
続編
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部 「領地に本を広げよう!」 (ほんずきのげこくじょう ししょになるためにはしゅだんをえらんでいられません だいさんぶ りょうちにほんをひろげよう)
香月美夜による小説『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』の第三部「領主の養女」のコミカライズ作品で、鈴華の『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ ... 関連ページ:本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部 「領地に本を広げよう!」
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部 「貴族院の図書館を救いたい!」 (ほんずきのげこくじょう ししょになるためにはしゅだんをえらんでいられません だいよんぶ きぞくいんのとしょかんをすくいたい)
香月美夜の小説『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』の第四部「貴族院の自称図書委員」のコミカライズ作品で、波野涼作画の『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられ... 関連ページ:本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第四部 「貴族院の図書館を救いたい!」
書誌情報
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 「本のためなら巫女になる!」 1巻 TOブックス〈コロナ・コミックス〉
第1巻
(2019-04-25発行、 978-4864728010)