概要・あらすじ
高校で教鞭を振るう女教師・沼田には、なぜか死んだはずの女子生徒・細川の姿が見えた。沼田のことをばばあと呼び嫌悪感を表す細川。しかし、話す相手が沼田しかいないため、彼女に付きまとうが、その夜に「死人は死人らしく死んでいなさい」と叱責され、沼田の前から消えてしまう。翌朝、出勤途中に沼田は橋の欄干を歩き、転落する細川を発見。
彼女が幽霊であるにもかかわらずに、助けるため川に飛び込んでしまう。
登場人物・キャラクター
細川 (ほそかわ)
既に死んでしまった女子高生。沼田以外の誰にも認識されない幽霊であり、彼女に構ってもらおうとちょっかいをかけるも怒られてしまう。生前は友達が少なく、一人で遊ぶことを好む性格だった。
沼田 (ぬまた)
細川が通っていた学校の女教師で、幽霊となった細川を唯一認識できる存在。サルバトーレというイタリア人の恋人がいるが、宗教の違いから結婚はしていない。
崎森 (さきもり)
細川の担任を務めていた男性教諭。女子生徒から人気が高く、細川も好意を寄せていた。彼女いわく、「ラテン系っぽくてかっこいい」。常にへらへらと笑っている。