死せる王女のための孔雀舞

死せる王女のための孔雀舞

「七生子シリーズ」2作目。主人公の女子高生加賀見七生子は、空き家のはずの親戚の家で孔雀をつれた美少女と出会う。彼女は、自分はこの家の本来の持ち主である門馬公春の娘だと名乗る。彼女の言動をめぐり、七生子は自身の出生の秘密を知る。

正式名称
死せる王女のための孔雀舞
作者
ジャンル
青春
レーベル
佐藤史生コレクション(復刊ドットコム)
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概要

冬を迎えようとする親戚の家から自分のスケッチブックを引き上げようと整理をしていた加賀見七生子は、一休みしている間に眠ってしまう。庭から聞こえてきた話し声に目を覚ますと、そこには檻に入れられた孔雀と美少女がいた。彼女はこの家の本来の持ち主で、海外に出たまま行方知れずとなっていた門馬公春の娘であるという。

彼女の言動と両親の動揺から、七生子は出生の秘密を知る事となるが、その中で父母の深い絆や父の愛を理解し、すべてを受け入れる。

登場人物・キャラクター

加賀見 七生子

桐門高校に通う女子高生。高校での優等生な一面と、ひとり隠れてスケッチをするような大人びた一面を併せ持つ持つ少女。頑固なところがあり、父が禁止した事であっても理不尽であると感じたことには従わない。また、気になった事は調べつくす行動力を持ち合わせる。

荘村 類

七生子の通う桐門高校の美術教師。20代の男性。七生子のことが好きで、アプローチをしているが、強硬な手段に出る事はなく、良き相談相手となっている。

門馬 水絵

加賀見七生子のおじである門馬公春の娘と名乗る少女。豪奢な巻き毛の美少女で、孔雀とともに空き家となっていた親戚の家に住み始める。

門馬 公春

加賀見七生子のおじ。幼少のころは神童と呼ばれ、性格は柔和で、貴公子のような美しい容姿をしていた。長く海外渡航しており、行方がわからなくなっていたが、娘と名乗る門馬水絵により、パリで画家として活躍した後、自殺した旨が伝えられる。

加賀見 彬彦

加賀見七生子の父。頑固だが謹厳実直な人物。絵の才能があり、大きな賞を取ったほどだったが、弟の公春と当時恋人だった刀美の間に起こった事件のため、絵の道を断念している。

加賀見 刀美

加賀見七生子の母。娘、七生子の出生の秘密を、夫である彬彦と共に隠していた。はかなげだが、芯は強く、彬彦を深く愛している。

場所

親戚の家

加賀見七生子父方の祖母の家。物語の序盤では空き家となっていたが、本来の持ち主である門馬公春の娘だという門馬水絵が孔雀とともに住み始め、後に焼け落ちる。

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