象夏

象夏

男に捨てられアパートに置き去りとなった少女幸南が、隣の部屋でぎゅうぎゅうに詰まっていた象に共感し、世話をしていく。黒田硫黄の短編漫画。短編集『大王』に収録。

正式名称
象夏
ふりがな
ぞうか
作者
ジャンル
青春
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

男に捨てられ、からっぽになったアパートの1室に一人残された少女・幸南。彼女は食べ物をめぐんでもらおうと隣の部屋の扉を叩くが、そこにいたのは1匹の象だった。狭い部屋にぎう詰めになった象に共感を覚えた幸南は、象をよっちゃんと名付け世話をしていく。そこに、象部屋の借主の孫を名乗る男が現れる。弁護士だという男は大家と相談してアパートは解体し、象は動物園に売りつけると提案。

幸南は反対し、象を逃がそうとする。

登場人物・キャラクター

幸南 (ゆきな)

無職の少女。男に捨てられ、からっぽになったアパートの1室で無気力に横たわっていたが、隣の部屋にいた象に共感し一緒に暮らすよう試みる。子供のように無邪気な性格。

よっちゃん

『象夏』の登場する象。幸南の隣の部屋にぎゅうぎゅうに詰められていた象。明らかに入り口の扉より大きく、どうやって入ったのかは不明。

SHARE
EC
Amazon
logo