概要・あらすじ
ある日のこと。武家の娘である鈴乃は、母から赤い褌を手渡される。その褌は亡き父の形見であり、赤不動尊から授かった霊験あらたかな品物だった。父は褌を狙う賊に襲われ絶命し、その時の格闘で褌も半分の長さになってしまったのだという。鈴乃は、父の仇を討つために男として生きることを決意。赤い褌一丁で天下一の剣士を目指すのだった。
登場人物・キャラクター
鈴乃 (すずの)
亡き父の仇を討つために女性であることを隠し、赤褌鈴乃介として剣の道場で修業に励む。母の言いつけで、素っ裸に寸足らずの赤い褌一丁という恥ずかしい姿で戦うことを強いられる。はじめのうちは恥ずかしさから胸を手で隠しながら戦うが、やがて羞恥心を克服していく。必殺技は花芯空斬りと呼ばれるエッチな技。
鈴乃の母 (すずののはは)
赤褌鈴乃介こと鈴乃の母親。夫の形見である赤褌の由来を鈴乃に語る。女を捨てて武士として生き、夫の仇を討つよう、鈴乃に言い渡して赤褌を授ける。
先生 (せんせい)
赤褌鈴乃介が通う田舎道場の師範代。小柄で白髪の老人。鈴乃介が女性だということを知っており、赤褌一丁で恥ずかしがる鈴乃介を無理やり道場に引っ張り出す。
その他キーワード
赤褌 (あかふん)
剣の修行中であった鈴乃介の父が、千日の願かけの末に赤不動尊から授かった赤い褌。褌の効果で、鈴乃介の父は天下無敵の剣士となることができた。芸者との情事の最中、鈴乃介の父は赤褌を狙った賊に斬られ、褌も半分に切れてしまったという。持ち去られた褌の半分を取り返し、元の姿に戻して締めたとき、赤褌は完全な効果を発揮する。
花芯空斬り (かしんくうぎり)
赤褌鈴乃介が赤褌の力を借りて編み出した必殺技。体を激しく回転させることで赤褌を外し、局部をあらわにするエッチな技。鈴乃介の股間を覗きこもうとする者たちが、頭をぶつけ合い全滅してしまう。