踏切時間

踏切時間

里好の初メディア化作品で代表作の一つ。現代日本のさまざまな踏切の前を舞台に、先輩後輩の女子生徒や先生と生徒、兄妹など踏切待ちで足止めされた人たちの人間模様を描いたオムニバス形式のショートストーリー。双葉社「月刊アクション」2016年7月号から2021年11月号まで連載。2018年4月から6月にかけて、テレビアニメ版『踏切時間』がTOKYO-MXで5分間アニメとして放送された。アイを千本木彩花、トモを小倉唯が演じている。

正式名称
踏切時間
ふりがな
ふみきりじかん
作者
ジャンル
日常
 
青春
レーベル
アクションコミックス(双葉社)
巻数
全8巻完結
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

アイ

とある高校に通う女子で、トモの先輩。膝丈のセーラー服で、ウエーブがかった茶髪をハーフアップにしている。トモとの登下校時に、踏切の待ち時間が貴重な青春を浪費していると感じ、電車が来た瞬間に好きな人の名前を叫ぼうと提案した。そして、アイ自身は叫ばなかったものの、トモの恋愛対象が自分だと知る。トモから「青春するなら私としませんか」と告白を受け、彼女の好意を戸惑いながらも受け入れていく。また、踏切に対しては「鉄臭い」という感想しか持っていない。

トモ

とある高校に通う女子で、アイの後輩。膝丈のセーラー服で、前髪を一直線に切り揃えたショートカットにしている。アイに片思いしており、登下校を共にすることでひそかに青春を謳歌していた。ふだんは穏やかな性格ながら、アイが「女性同士じゃ恋愛できない」と発言した際には、声を荒げるなどジェンダー問題には敏感に反応する。最初はアイに告白したことを後悔するが、彼女が告白を忘れてくれないことに開き直り、アイに積極的なアプローチを繰り返すようになる。

書誌情報

踏切時間 全8巻 双葉社〈アクションコミックス〉

第1巻

(2016-12-12発行、 978-4575848960)

第8巻

(2021-12-09発行、 978-4575856651)

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