概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
フラメア
ジュラの大森林に住む兎人族(ラビットマン)族長の少女。茶髪のロングヘアで、兎(うさぎ)の耳と尻尾が生えている。ユニークスキル「好事家(モノズキ)」を持ち、物の良し悪しを評価するのを得意としている。感動した際には「星3つ」というのが口癖。好奇心旺盛の性格で、外の世界に興味を覚え、族長の娘でありながら無断で里を出奔し、各地を巡っている。魔物の国「魔国連邦(テンペスト)」に来た際に、テンペストの王であるリムルの能力が目に留まり、滞在中の便宜を図ることを引き換えに、テンペストのガイドブックを作る仕事を引き受ける。ガイドブックは新興国のテンペストが、これから多くの人々が訪れるのに備えて作り始めたが、当初は文字だけだったため、分かりづらいと評価は微妙だった。そのため、リムルから特別に魔法で作った最新式のカメラを渡され、それ以降はカメラを使ってガイドブックを作っている。好戦的な性格の獣人が多い中、兎人族は好奇心旺盛ながら臆病な性格で、フラメアも戦闘を苦手としているが、危機察知能力は非常に高い。
ルミナス・バレンタイン
吸血鬼族の姫。「八星魔王(オクタグラム)」に数えられる魔王の一人。赤と青の金銀妖瞳を持ち、流れるような美しい銀髪という現実離れした美しい容姿をしている。尊大な性格ながら、かなりの慎重派でもあり、ふだんはルミナス・バレンタイン自身の影武者を矢面に立て、自分はそのメイドとして振る舞いながら、自らが表舞台に立つことはない。邪竜のヴェルドラには2000年前に自らの暮らす都を滅ぼされたうえに、リムルが魔王に就任後にヴェルドラが衆目の前でルミナス自身の正体をバラしたため、ヴェルドラを怨敵として定めており、恐ろしく仲が悪い。だがリムルのことは評価しており、紆余(うよ)曲折の末、自らの領地と「魔国連邦(テンペスト)」の国交を樹立した。以降は協調路線を歩み始めたため、たびたびテンペストを訪れている。フラメアの名付け親で、実質的な彼女の主。フラメアのことを気に入り、彼女がリムルの下で働いているのも了承しているが、時おり現れては彼女が慌てふためく姿を見て楽しんでいる。
クレジット
- 原作
-
伏瀬
- キャラクター原案
-
みっつばー
関連
転生したらスライムだった件 (てんせいしたらすらいむだったけん)
伏瀬の同名小説のコミカライズ作品。異世界に強大な力を持ったスライムとして生まれ変わったリムル=テンペストが、多くの種族やモンスター達を引き従えて、自らの国家「ジュラ・テンペスト連邦国」を樹立、運営して... 関連ページ:転生したらスライムだった件