転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~

転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~

伏瀬原作の小説『転生したらスライムだった件』のスピンオフ作品。舞台は魔法の存在するファンタジー世界で、時系列的には本編で「魔国連邦(テンペスト)」が国として正式に樹立し、各国と交流を開始した時期となっている。人と魔物が暮らすテンペストを訪れ、街を満喫していた旅人のフラメアが突如、街の主であるリムルからガイドブック作りを依頼される異世界観光ライフ。魔物の国で人と魔物がどのように働き、過ごしているのかをコンセプトに、魔物の国ならではの日常と見所を描いている。マイクロマガジンン社「コミックライド」2016年7月号より連載の作品。

正式名称
転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~
ふりがな
てんせいしたらすらいむだったけん まもののくにのあるきかた
原作者
伏瀬
作者
ジャンル
ファンタジー
 
日常
レーベル
ライドコミックス(マイクロマガジン社)
巻数
既刊1巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

フラメア

ジュラの大森林に住む兎人族(ラビットマン)族長の少女。茶髪のロングヘアで、兎(うさぎ)の耳と尻尾が生えている。ユニークスキル「好事家(モノズキ)」を持ち、物の良し悪しを評価するのを得意としている。感動した際には「星3つ」というのが口癖。好奇心旺盛の性格で、外の世界に興味を覚え、族長の娘でありながら無断で里を出奔し、各地を巡っている。魔物の国「魔国連邦(テンペスト)」に来た際に、テンペストの王であるリムルの能力が目に留まり、滞在中の便宜を図ることを引き換えに、テンペストのガイドブックを作る仕事を引き受ける。ガイドブックは新興国のテンペストが、これから多くの人々が訪れるのに備えて作り始めたが、当初は文字だけだったため、分かりづらいと評価は微妙だった。そのため、リムルから特別に魔法で作った最新式のカメラを渡され、それ以降はカメラを使ってガイドブックを作っている。好戦的な性格の獣人が多い中、兎人族は好奇心旺盛ながら臆病な性格で、フラメアも戦闘を苦手としているが、危機察知能力は非常に高い。

ルミナス・バレンタイン

吸血鬼族の姫。「八星魔王(オクタグラム)」に数えられる魔王の一人。赤と青の金銀妖瞳を持ち、流れるような美しい銀髪という現実離れした美しい容姿をしている。尊大な性格ながら、かなりの慎重派でもあり、ふだんはルミナス・バレンタイン自身の影武者を矢面に立て、自分はそのメイドとして振る舞いながら、自らが表舞台に立つことはない。邪竜のヴェルドラには2000年前に自らの暮らす都を滅ぼされたうえに、リムルが魔王に就任後にヴェルドラが衆目の前でルミナス自身の正体をバラしたため、ヴェルドラを怨敵として定めており、恐ろしく仲が悪い。だがリムルのことは評価しており、紆余(うよ)曲折の末、自らの領地と「魔国連邦(テンペスト)」の国交を樹立した。以降は協調路線を歩み始めたため、たびたびテンペストを訪れている。フラメアの名付け親で、実質的な彼女の主。フラメアのことを気に入り、彼女がリムルの下で働いているのも了承しているが、時おり現れては彼女が慌てふためく姿を見て楽しんでいる。

クレジット

原作

伏瀬

キャラクター原案

みっつばー

関連

転生したらスライムだった件 (てんせいしたらすらいむだったけん)

伏瀬の同名小説のコミカライズ作品。異世界に強大な力を持ったスライムとして生まれ変わったリムル=テンペストが、多くの種族やモンスター達を引き従えて、自らの国家「ジュラ・テンペスト連邦国」を樹立、運営して... 関連ページ:転生したらスライムだった件

書誌情報

転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~ 1巻 マイクロマガジン社〈ライドコミックス〉

第1巻

(2017-04-07発行、 978-4896376289)

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