概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ムツさん
異世界に招喚された青年。黒髪を長く伸ばし、一つ結びにしている。「陸奥の一族」の出身で、一族に伝わる門外不出の古武術「陸奥圓明流」を極めているが、異世界に来た際は記憶喪失になっていたため、自分の名前を含めてすべてを忘れていた。鬼王に襲われていたリンラ・ウルラ・クリスを助けるものの、鬼王がリンラに掛けていた所有紋の呪いを上書きされてしまう。その時に現れた「陸奥」の紋章が自分の名だと思い出したため、それからは周囲からは「ムツさん」と呼ばれている。異世界では誰もが持つ魔力を持っていないが、そのお陰で魔力に作用する魔法の影響を受けない。また、異世界は地球より重力が軽いため、圧倒的な力を発揮することができる。戦いの中で少しずつ陸奥圓明流の技を思い出しつつある。天然でマイペースな性格ながら、一本芯が通ったところがあり、リンラの呪いを解くために異世界を旅している。
リンラ・ウルラ・クリス
ジルア国ウリシア郡を治める領主の娘。気立てのいい美少女で、白髪を長く伸ばしている。母親の実家を訪れる最中、鬼王の復活に運悪く遭遇してしまい、鬼王から生きるも死ぬも所有者の思い通りになる「所有紋」の呪いを掛けられてしまう。護衛の尽力によって呪いが完全に掛かる前に逃げ出すことに成功し、ムツさんたちに出会う。しかし、追いかけてきた鬼王に見つかって絶体絶命に陥るものの、ムツさんがその圧倒的な力で鬼王を倒し、救われることとなる。ただし、所有紋の呪いは鬼王を倒したムツさんに上書きされてしまう。所有紋の呪いは本来、所有者が魔法によって解除するものだが、ムツさんは魔力がないため呪いはそのままとなっており、不完全な呪いを解くため、ムツさんと旅をすることとなる。実直な性格ながら、世間知らずなところがある。傷を癒やす回復魔法を使うことができる。
クレジット
- 原作
関連
修羅の門 (しゅらのもん)
千年の歴史を持つ古武術陸奥圓明流を継承した少年陸奥九十九の活躍と、そんな九十九に感化された格闘家たちの戦いぶりを描く。神武館への道場破りを描いた「第一部」、神武館主催の異種格闘技戦大会を主舞台とした「... 関連ページ:修羅の門
修羅の門 第弐門 (しゅらのもん だいにもん)
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陸奥圓明流外伝 修羅の刻 (むつえんめいりゅうがいでん しゅらのとき)
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書誌情報
陸奥圓明流異界伝 修羅の紋 ムツさんはチョー強い?! 12巻 講談社〈講談社コミックス月刊マガジン〉
第1巻
(2020-08-17発行、 978-4065206195)
第2巻
(2021-02-17発行、 978-4065223673)
第3巻
(2021-08-17発行、 978-4065243794)
第4巻
(2022-02-17発行、 978-4065269350)
第5巻
(2022-08-17発行、 978-4065288771)
第6巻
(2023-02-16発行、 978-4065304600)
第7巻
(2023-06-15発行、 978-4065316405)
第8巻
(2023-10-17発行、 978-4065334188)
第9巻
(2024-01-17発行、 978-4065342602)
第10巻
(2024-04-17発行、 978-4065353868)
第11巻
(2024-07-17発行、 978-4065362532)
第12巻
(2024-10-17発行、 978-4065368565)