電光オズマ

電光オズマ

昭和30年後半、松本零士(当時のペンネームは松本あきら)の初期SFアクションのひとつ。超然たる戦士オズマや超兵器群、奇想天外な侵略者など、その後の作品世界の原点となる要素が散見される。

正式名称
電光オズマ
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
アクション
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概要・あらすじ

昭和4X年。正体不明の軍事国家ノバ帝国は世界各地で破壊活動を続けていた。天才科学者塚森博士も、その犠牲となってしまう。怒りを燃やす、博士の遺児、塚森ススムの前に颯爽と現れた謎の戦士・電光オズマ。超兵器で武装する電光オズマとその部隊と共にススム少年の地球を守る戦いが開始される。

登場人物・キャラクター

電光 オズマ (でんこう おずま)

『電光オズマ』の主人公の1人。異星人の地球侵略に対し、敢然と立ち向かう快男児。科学兵器で武装したオズマ部隊を組織し、自らも高性能ジェット戦闘機を駆り陣頭指揮を執る。沈着冷静で、如何なる窮地にあっても、その鋭い洞察力で敵の攻略法を見抜き、逆襲に転じる。あらゆる銃器を自在に操り、敵の光線を封じてしまう特殊な軍刀を携行している。 常にヘルメット被り、黒いバイザーで顔を覆っているため、その正体は謎である。

塚森 ススム (つかもり すすむ)

『電光オズマ』の主人公の1人。勇敢な日本の少年。偉大な科学者・塚森博士の息子で、頭脳明晰、スポーツ万能である。ノバ帝国の襲来を機に電光オズマと出会い、以降行動を共にする。少年オズマ部隊入隊後は、常に隊のリーダー格として活躍、異星人の侵略に対して最前線で戦う。

塚森博士 (つかもりはかせ)

塚森ススムの父で、世界有数の科学者。異星人ノバ帝国に一度は殺害されるも、その頭脳を欲する帝国によって蘇生させられる。ノバ帝国の絶対的な科学力を体験してなお屈服しない強い精神の持ち主でもある。その後も、異星人の侵略に際して数々の対抗策を考案、地球防衛に貢献する。 電光オズマの正体を知る数少ない人物の一人でもある。

南 洋一 (みなみ よういち)

塚森ススムの同級生で、少年オズマ部隊の副隊長の一人。友達思いで、ススムのためならば命もかける熱血漢。だが、少々喧嘩っ早く、おっちょこちょいでもある。

ガンモス

ノバ帝国の首相。世界中の人間に対して隷属を強要し、従わぬ者は殺戮しようとする。その正体は異星人で、地球の気圧や引力に体が耐えられないため、ロボットのボディを作り、それに自分達の脳を収め活動している。ノバ帝国の構成員は、ほとんどが地球人だが、上層部は全て宇宙人である。

ベガン星人 (べがんせいじん)

『電光オズマ』に登場する異星人。地球から140万光年離れたアンドロメダ大星雲にある遊星ベガンから1億年前に飛来した。太古の睡眠状態より覚醒した彼らは、母星が暗黒星と衝突して消滅したことを知る。そこで隊長であるズーラは、地球を征服して第二の故郷とするべく行動を開始する。捕虜にした人間を奴隷ロボットに洗脳し、中央アフリカのウガンダ地底に大地底国を建設、地球侵略の本拠にしようとしている。

ザンパ

有名な天文学者で探検家のネス博士の遺児。本名トミー・ネス。10年前、ネス博士は夫人と共にウガンダの奥地で化石円盤を発見するも熱病にかかり死亡してしまう。当時3歳だったトミーは、恐竜に育てられ、たくましい野生児に成長する。その後、少年オズマ部隊に入隊し、塚森ススムと南洋一の親友となる。

サタン星人 (さたんせいじん)

『電光オズマ』に登場する異星人。無数の隕石群をコントロールし、地球に直撃させようと企む。母星である怪遊星サタンは移動が可能で、隕石群にくっついて進んでいる。計画に邪魔な宇宙戦艦大和を破壊すべく、ロケット部隊や爆弾ロボットを操って攻撃してくる。

エルムーン

謎の美少女で、宇宙戦艦大和の破壊を画策する某国スパイと言われている。だが実際は、電光オズマ達に味方し、その超人的な身体能力で、サタン星人の計略を事ある毎に妨害し続ける人物である。

集団・組織

オズマ部隊 (おずまぶたい)

『電光オズマ』に登場する組織。電光オズマが組織した鋼鉄の如き意志を持つ者で構成された戦闘部隊。南アメリカ某所にある三角山地下に大要塞を構え、そこに数千機の高性能戦闘機をはじめとする数々の先進科学兵器を有している。

少年オズマ部隊 (しょうねんおずまぶたい)

『電光オズマ』に登場する組織。電光オズマを隊長とし、日本全国から集められた優秀な少年47人によるパイロット部隊。その内、さらに優秀な7人の少年が副隊長を務める。塚森ススムと親友の南洋一も副隊長の一人である。異星の侵略者から地球を守る宇宙戦士となるべく日夜訓練を続けている。

ノバ帝国 (のばていこく)

『電光オズマ』に登場する組織。謎の首相ガンモスが設立した新国家で、怪潜水艦や空中戦車などの超兵器を使い、世界各国で破壊活動を行っている。その中枢は、インド洋の海底深くに建造されたドーム基地である。その中には、25万人の軍隊と数百人の科学者が世界制覇のために活動している。

その他キーワード

化石円盤 (かせきえんばん)

『電光オズマ』に登場する宇宙船。ベガン星人の母船。宇宙探検の途中で地球の側を通りかかった際にエンジンが故障し、修理のために着陸した場所が運悪く泥沼で、そのまま深く沈んでしまい飛び立つことができなくなってしまった。乗員のベガン星人は、自然に地表に出るまで睡眠状態で待つことにした。1億年後の現代、円盤は、大地震によって中央アフリカのウガンダの地面にようやく出ることができた。 表面には古代の生物の化石が付着している。高速で飛行し、あらゆるメカの動力を停止させる放射能を発する。

宇宙戦艦大和 (うちゅうせんかんやまと)

『電光オズマ』に登場する宇宙船。日本航空宇宙局で極秘裏に開発された戦闘用大型ロケット。サタン星人の隕石攻撃から地球を防衛するために出撃する。乗員のほとんどは、少年オズマ部隊で構成されている。少年の体は軟らかいので無重力での活動に適用しやすいためである。オズマ部隊の主力兵器であるゼロ線砲を船体各所に装備している。

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