風よ雲よ剣よ

風よ雲よ剣よ

『無用ノ介』『剣客商売』ほか多くの時代劇を手掛けた、さいとう・たかをによる大河時代劇。江戸時代の後期が舞台。飛騨山中、尾根一族の里で育った風吹波之進は、天下一の剣士を目指して江戸に向かう。青年剣士、波之進の修行と成長を描いた時代劇アクション。後堂草源、鳴神鬼心といった武芸者や男装の美剣士・葵左馬之介らとの人間ドラマも見どころ。リイド社「リイドコミック」にて1978年から1979年まで連載。

正式名称
風よ雲よ剣よ
ふりがな
かぜよくもよけんよ
作者
ジャンル
バトル
 
幕末
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

風吹 波之進 (かざぶき なみのしん)

飛騨山中、尾根一族の里で育った青年。飛騨では「波彦」と呼ばれていた。初登場時は16歳。飛騨高地に住む野武士の末裔(まつえい)によって伝えられる尾根剣法の使い手。剣に生き、天下一の剣士になることを決意し江戸を目指す。下諏訪(しもすわ)神社の奉納試合で鳴神鬼心に破れたことで、いつか鬼心を倒すことを心に誓う。旅の途中で出会った葵左馬之介と行動を共にするが、左馬之介が女性であることがわかり、想いを寄せながらも袂(たもと)を分かつ。

葵 左馬之介 (あおい さまのすけ)

江戸谷町に住む武芸修行の旅人。ある勘違いから、風吹波之進に剣の教授を願い出て一緒に旅をする。男装しているが、じつは南部ゆきという女性。何者かに殺された父の仇(かたき)を討ち、父の道場を建て直すために男として振る舞う。しかし、一緒に旅をするうちに波之進に惹(ひ)かれていく。

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