魃鬼

四国山脈のふもとにある小さな村落鬼釜村を舞台に巻き起こる猟奇事件と、村に秘められた因襲を描くサスペンス作品。「月刊アフタヌーン」2017年5月号から連載開始。

正式名称
魃鬼
ふりがな
ばっき
作者
ジャンル
サスペンス
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概要・あらすじ

昭和63(1988)年6月、平凡な高校生の辻村修介は、母方の祖父が亡くなったことをきっかけに、祖父の家がある四国山脈のふもとにある小さな村落、鬼釜村に引っ越すことになってしまう。高校最後の夏を田舎で過ごすことに抵抗感を持つ修介だったが、「どうせ進学したら出て行くことになる」と思いながら、2人の妹たちとともに、村での暮らしに馴染んでいくのだった。

一方、修介の幼馴染であり、鬼釜村の若き総代を務める蕪木春は、村に伝わる謎の因襲「生贄の儀」を取り仕切っていた。儀式の犠牲となって、妹の辻村花菜が亡くなったため、修介の日常は狂い始める。

登場人物・キャラクター

辻村 修介 (つじむら しゅうすけ)

平凡な高校生3年生の少年。眼鏡をかけている。刑事ドラマが好きで、将来は警察官になるのが夢。東京で暮らしていたが、鬼釜村で一人暮らしをしていた祖父が亡くなったので、家族といっしょに鬼釜村に引っ越すことになる。幼いころは、毎年夏に鬼釜村に遊びに来ていたが、近年は祖父と疎遠になっており、村を訪れるのは10年ぶり。 当初は高校最後の夏を田舎で過ごすことに抵抗感を持っていたが、次第に田舎での暮らしに馴染み始めていく。そんな中、妹の辻村花菜とともに村外れにある洞窟を訪れ、そこに貼られていたお札を剥がして持ち帰ってしまう。

辻村 花菜 (つじむら かな)

辻村修介の妹で、中学2年生。髪型はショートカット。誰とでもすぐに仲良くなる、活発な性格の持ち主。辻村日菜とは双子の姉妹。修介とともに村外れの洞窟を訪れ、そこに貼られていたお札を持ち帰ってしまう。怯える修介に代わって、ひとりでお札を返しに洞窟を訪れるが、そこで何者かに殺害されてしまう。

辻村 日菜 (つじむら ひな)

辻村修介の妹で、中学2年生。髪型はロングヘア。辻村花菜とは双子の姉妹。花菜とは対称的に、人見知りで引っ込み思案な性格。幼馴染の蕪木春に好意を抱いている。花菜が亡くなったことにショックを受け、髪を切って花菜のように振る舞おうとし始める。

蕪木 春 (なでぎ はる)

鬼釜村に住む少年。高校3年生。名家の跡取り息子で、当主だった父親を亡くしたため、若くして村の取りまとめ役を務めている。そのため、村の住人達からは「総代」と呼ばれている。辻村修介の幼馴染で、引っ越してきた修介たちに屈託なく接する。一方では、村に伝わる謎の儀式も取り仕切っており、修介たちを「よそ者」だとも思っている。

来栖 千種 (くるす ちぐさ)

鬼釜村に住む少女。高校3年生。辻村修介や蕪木春の幼馴染。自分以外の家族を事故で亡くして以来性格が変わり、周囲の人間を拒絶するようにして過ごしている。家族の死は事故ではなく、蕪木の行った儀式によるものだと思っており、蕪木を恨んでいる。

場所

鬼釜村 (おにがまむら)

四国山脈のふもとにある寒村。戸数は100に満たない程度で、村の外と連絡するバスは2時間に1本しかない。ダムの建設予定地になっており、建設後は村全体がダムの底に沈む場所に位置する。そのため村民による反対活動が起こっている。

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