魔法遣いに大切なこと Someday's dreamers

魔法遣いに大切なこと Someday's dreamers

メディアミックス作品「魔法遣いに大切なこと」シリーズのコミカライズ1作目。『Someday's dreamers』、『太陽と風の坂道』、『〜夏のソラ〜』の3編がある。魔法が特殊能力として認知されている世界で、少女が一人前の魔法遣い(魔法使い)になるために葛藤や試練を乗り越えて成長していくハートフルファンタジー。KADOKAWA「月刊ドラゴンエイジ」2002年6月号から2003年2月号に掲載された。テレビアニメ化に加え、小説化や中原俊監督による実写映画化も行われている。

正式名称
魔法遣いに大切なこと Someday's dreamers
ふりがな
まほうつかいにたいせつなこと さむでいず どりーまー
原作者
山田 典枝
作画
ジャンル
ファンタジー
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概要・あらすじ

魔法遣いが日常にいる世界。岩手県の遠野に住む17歳の少女ユメ(菊池ユメ)は、正式な魔法士(魔法遣い)になるために夏休みを利用して岩手県の遠野から上京する。 指導官の小山田雅美の事務所に寄宿して研修を受けることになるユメだったが、思うような結果を得られず葛藤を抱くこともしばしば。

しかし人の幸せのために魔法を使いたいと願い、研鑽を積む。指導官の小山田雅美は、そんな彼女を優しく穏やかに見守っていたが、なぜか時折物憂げな表情を浮かべていた。ある老婆の依頼の後、ユメはショックで魔法がうまく使えなくなってしまう。指導に行き詰ってしまった小山田雅美は魔法局局長のギンプンを訪ね相談すると、ユメの意外な卒業試験を提案される。

登場人物・キャラクター

菊池 ユメ (きくち ゆめ)

ショートヘアーで、頭頂部で触覚のように2本毛が立っている少女。『Someday's dreamers』に登場する。初登場時17歳。正式な魔法士(魔法遣い)になるために夏休みを利用して岩手県の遠野から上京する。男性が苦手。母は「大魔法遣い」といわれた菊池エツコ。小山田雅美の事務所に寄宿して研修を受けることになる。 思うような結果を得られず葛藤を抱くことも多いが、人の幸せのために魔法を使いたいと願い、様々な人々と出会う中で成長していく。

小山田 雅美 (おやまだ まさみ)

『Someday's dreamers』に登場する。穏やかな表情の男性。魔法局公認の魔法士。下北沢の土地で小山田魔法事務所と、サルサバーを営んでいる。ユメ(菊池ユメ)の研修担当指導官。いつも優しくユメを指導するが、時折物憂げな表情を見せる。 ユメの並大抵ではない魔法の力を認めるが、行き違いから彼女の研修に行き詰まってしまい魔法局局長・ギンプンに指導を仰ぐ。 かつての辛い経験から、頑なに本心をみせないところがある。

ミリンダ

『Someday's dreamers』に登場する。染めたロングヘアの女性。小山田雅美の店でDJをしている。小山田雅美とは古い付き合いで、彼を「雅美ちゃん」と呼ぶ。いつもさばけた口調だが、時折悲しそうな目で小山田雅美を見ている時がある。小山田雅美の指導を受けるユメ(菊池ユメ)を子ども扱いしているが、時に彼女の無邪気な言葉が気に障り、厳しくあたってしまう。

ギンプン

魔法局局長。『Someday's dreamers』に登場する。トップレベルの魔法遣いで「大魔法遣い」と称される。ユメ(菊池ユメ)の指導に行き詰まった小山田雅美から相談を受け、意外なユメの卒業試験を提案する。ユメの母・菊池エツコとはかつて共に魔法遣いとして働いていた。

クレジット

原作

山田 典枝

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