魔術師クノンは見えている

魔術師クノンは見えている

南野海風の小説『魔術師クノンは見えている』のコミカライズ。作画は『魔法図書館クレーネ』などのオリジナル作品があるLa-naが担当。魔法が発展したヒューグリア王国とその周辺国を舞台に描かれる本作では、「英雄の傷跡」と呼ばれる勇者の子孫から、稀に何かを欠いた子どもたちが誕生する。その一人である、生まれつき目が見えないクノン・グリオンが、水魔術を駆使して自らの目を作るために奮闘する異世界ファンタジー。前代未聞の挑戦に手探りで取り組む中、何度失敗してもあきらめずに挑戦するクノンの姿が見どころとなっている。KADOKAWA「月刊コミックアライブ」2022年6月号から連載。原作小説は2026年1月にテレビアニメ化され、TOKYO MXほかにて放送。アニメーション制作はプラチナビジョン。クノンを早見沙織、ミリカ・ヒューグリアを鬼頭明里が演じる。

正式名称
魔術師クノンは見えている
ふりがな
まじゅつしくのんはみえている
原作者
南野 海風
作画
ジャンル
ファンタジー
レーベル
MFコミックス アライブシリーズ(KADOKAWA)
巻数
既刊6巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

クノン・グリオン

ヒューグリア王国のグリオン侯爵家の次男。生まれつき両目が不自由で、一人では何もできずに無気力な日々を送っている。家庭教師から水魔術を学ぶ中で、体に水の紋章が現れ、教師の何げない一言をきっかけに、クノン・グリオン自身の目を魔術で作ることを決意する。その後、クノンはまるで人が変わったかのように明るい性格となり、何事にもあきらめず前向きに取り組む姿勢を見せるようになる。魔術の才能は非常に高く、並外れた努力によってすぐに頭角を現す。魔力を通じて物質を感知し、頭の中で構築することで、読書や文字の書き取りもできるようになった。現在、ヒューグリア王国の第九王女のミリカ・ヒューグリアと婚約しており、彼女とのお茶会の時間を大切にしている。

ミリカ・ヒューグリア

ヒューグリア王国の第九王女であり、クノン・グリオンの婚約者。婚約直後、暗く無気力な表情を浮かべるクノンといっしょにいることに気が滅入っていた。しかし、明確な目標を持ち、前向きになったクオンと再会すると、彼の話や彼が見せる魔術に魅了され、次第に惹かれていく。おしとやかで気品があり、誰に対しても優しい性格のため、同年代の男女を問わずに非常に人気が高い。クノンが瞬く間に才能を開花させていく中で、王族内での立場が弱い自分では彼と対等に接することができないと危機感を抱き、ふだんの淑女教育に加えて剣術の鍛錬を始めることにした。

クレジット

原作

南野 海風

キャラクター原案

Laruha

書誌情報

魔術師クノンは見えている 6巻 KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉

第1巻

(2022-11-22発行、978-4046818782)

第2巻

(2023-05-23発行、978-4046825438)

第3巻

(2023-11-22発行、978-4046830623)

第4巻

(2024-05-23発行、978-4046835604)

第5巻

(2024-11-22発行、978-4046841261)

第6巻

(2025-05-22発行、978-4046847577)

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