黒岩メダカに私の可愛いが通じない

黒岩メダカに私の可愛いが通じない

作者・久世蘭による初のラブコメ作品。現代日本の、東京都のとある高校が舞台。呼吸をするように異性にモテる美少女、川井モナが、転校生で不愛想な男子、黒岩メダカを惚(ほ)れさせるべく、過激なアピールを繰り返すが、その過剰な言動がかえってメダカを警戒させる要因になってしまう。お互いの人柄を知ることで、距離を縮めていく二人の姿を描いた「もどかし尊い」惚れさせラブコメディ。毎回、モナがメダカをときめかせようと必死になるあまり、肌を露出したり刺激的な発言をしたりするが、最後はいつもメダカの真摯な対応に、胸キュンさせられるのが定番の流れとなっている。講談社「週刊少年マガジン」2021年第26号から連載の作品。

正式名称
黒岩メダカに私の可愛いが通じない
作者
ジャンル
恋愛
 
学園
レーベル
講談社コミックス(講談社)
巻数
既刊9巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

川井 モナ (かわい もな)

東京のとある高校に通う女子。2年A組に在籍している。アイボリー色のセミロングヘアで、スタイル抜群の美少女。子供の頃から異性に人気があり、川井モナ自身も、呼吸をするようにモテると自負している。しかし、華やかな人生を送ってきたために自意識過剰で、ふだんは猫をかぶって明るく人懐っこい女性を演じており、内心では自分を好きにならない男性などいないと思い込んでいる。そんなある日、転校生の黒岩メダカに親切に接するが、彼は自分に好意を持つどころか、まともに会話すらせずに避けられていることに気づく。そこで、自分の魅力を最大限に使って、どうにか振り向かせようと画策するが、いつの間にか自分の方がメダカに恋をするようになってしまう。大阪出身でクラスメイトとは標準語でしゃべっているが、心の中では大阪弁を用いて話している。

黒岩 メダカ (くろいわ めだか)

川井モナと同じ高校に通う男子。2年A組に在籍している。茶色のいがぐり頭に吊(つ)り目が特徴。一見ぶっきらぼうで、少々話しかけづらい雰囲気を漂わせている。2週間前に東京都に越して来たばかりで、実家の猫寺を継ぐために修行僧となり、女性と親しくしてはならないという戒律を守って日常を過ごしている。また、地元には老人と山羊(やぎ)しかいないため、同世代と接する機会がほとんどなく、女性はもちろん男性ともうまくコミュニケーションが取れずにいる。こんな生い立ちから、転校後もクールで近寄りがたいオーラをまとっているが、実際は非常にまじめで心優しい性格をしている。転校後から、クラスメイトのモナになぜか熱烈なアプローチを受けるようになり、その過激な言動に困惑しつつも誠実に対応するうちに、少しずつ距離を縮めていく。女性にまったく免疫がないため、モナを強く意識しながらも、戒律からその感情を素直に認めるわけにはいかず、モナの過激なアプローチに対して無表情で無感情を装っているが、内心はかなり動揺している。

書誌情報

黒岩メダカに私の可愛いが通じない 9巻 講談社〈講談社コミックス〉

第1巻

(2021-08-17発行、 978-4065244906)

第2巻

(2021-11-17発行、 978-4065259320)

第3巻

(2022-01-17発行、 978-4065265918)

第4巻

(2022-04-15発行、 978-4065275405)

第5巻

(2022-07-15発行、 978-4065284988)

第6巻

(2022-09-16発行、 978-4065291290)

第7巻

(2022-11-17発行、 978-4065297087)

第8巻

(2023-01-17発行、 978-4065303504)

第9巻

(2023-04-17発行、 978-4065312360)

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