黒猫ろんと暮らしたら

黒猫ろんと暮らしたら

一人暮らしの社会人のAKRと、黒猫のろんとの出会いからろんの成長過程、そしてろんといっしょに過ごす日常生活を、ゆるいタッチで綴ったハートフルなコミックエッセイ。AKRがTwitterで配信した作品。

正式名称
黒猫ろんと暮らしたら
ふりがな
くろねころんとくらしたら
作者
ジャンル
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あらすじ

第1巻

学生の頃にテレビで動物のボランティア保護活動を見て以来、ペットを飼うなら絶対に保護された子を引き取ると心に決めていたAKRは、社会人となって一人暮らしを始めたのをきっかけに猫を飼うことを決意し、近くの動物病院に赴いて保護猫を見せてもらう。そこで出会った子猫は、ちょっと大きめで非常におとなしい黒猫だった。抱っこ後にこの子を飼うことを決めたAKRは、子猫の名前をカルテに記録するという獣医に促され、その場で子猫の名前を「くろあん」と名づけるのだった。(エピソード「保護ねこ希望」。ほか、99エピソード収録)

登場人物・キャラクター

くろ

黒猫のオスで、年齢は5歳。本名は「くろあん」だが、ふだんは「くろ」と呼ばれている。元野良猫で、保護猫として動物病院が一時的に預かっていたところを、AKRが引き取った。子猫の頃から平均的な猫より体格に恵まれており、現在の体重は約8キロで、体長も約100センチというビッグサイズ。そのため、片手で木製の引き戸を開けられるほど力が強い。キャリーバッグがくろの重みに耐えられず、底が抜けてしまうこともある。性格は非常におとなしく、加えて人懐っこい。おもちゃへの反応が遅いなど、のんびり屋でどんくさい一面もある。AKRが引き取った初日から、早くもいっしょのベッドで寝ていた。ゴロゴロ音といびきがとても大きい。散歩が大好きで、家の中庭や近所の小道をハーネスを付けて散歩させてもらっている。トイレに行くのを面倒くさがり、それが原因で膀胱炎になりかけ、入院したこともあった。病院を苦手としており、病院に出かけるときはキャリーバッグに入るのを嫌がって抵抗するが、保護されていた動物病院だけは、実家として認識しているのか平気な様子。子供の頃に紙袋を頭からかぶってパニックに陥ったことがあり、それ以来紙袋も大の苦手としている。動物病院の周辺の住宅地で、ボスとして君臨していた大きくて賢い猫の血を引いており、住宅地に親戚の猫が多数いる。

AKR (えーけーあーる)

三重県に住んでいる社会人で、性別は不詳。実家時代を含め、猫を飼ったことはなかったが、一人暮らしを始めたあとに猫を飼うことを決意。学生時代に妹と誓った「保護猫を引き取る」という言葉を思い出し、近くの動物病院を訪問する。そこでくろと運命的な出会いを果たし、彼を引き取っていっしょに暮らすようになった。もともとAKRが一般的な猫として思い描いていたものとは異なる、くろの性格や行動パターンに魅了されており、日々くろを愛でている親バカ。実在の人物、AKRがモデル。

(いもうと)

大学生の女性で、AKRの妹。実家住まいの頃、保護動物のボランティア活動のテレビ番組をAKRと見た際に、心を振るわされて号泣。動物を飼うなら保護動物にすることを、AKRと共に心に誓っていた。

獣医 (じゅうい)

動物病院の先生で、性別は不詳。AKRの住んでいる周辺地域で動物病院を営んでいる。野良猫の一時的な保護も行っており、AKRはこの病院を訪れた際にくろと運命の出会いを果たした。

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