概要・あらすじ
少年探偵で科学者でもある龍太はある日、新しい惑星を発見する。新聞記者たちによって勝手に怪星ガイガーと名づけられたその星には、人間を好物にしている怪星人が住んでいた。財宝と引き換えに彼らに協力するあくま博士は、その惑星のことを龍太に探られないよう、龍太の研究室に忍び込む。あくま博士を撃退した龍太は、怪星人との戦いに乗り出していく。
登場人物・キャラクター
龍太 (りゅうた)
探偵兼天才科学者の少年。新しい惑星を発見したことから、怪星人と彼らに協力するあくま博士との戦いに巻き込まれていく。小型ロケットが内蔵されており、空を飛べる服を着ている。またいかなる生物でも蘇らせることができる薬など、さまざまな発明をしている。ダルちゃんは彼が作ったロボット。
ダルちゃん
龍太が製作したダルマ型のロボット。龍太と共に住み、彼の助手をしている。龍太があくま博士を追跡しに行った際は、龍太が発明した「どんなものでももとのすがたにもどるくすり」を使い、翼竜のような化石を復活させた。
るり子 (るりこ)
科学者の兄を持つ少女。行方不明になってしまった兄を探してほしいと龍太に依頼しに来る。
あくま博士 (あくまはかせ)
財宝と引き換えに怪星人に協力する科学者。怪星人が人間を食料とできることを知り、彼らにさらってきた人間を提供している。壁抜けをする自動車や、人間の魂を抜き出して自在に操る機械、ロボット型のロケットなど、さまざまなものを発明する。自称「世界一の悪人」。
るり子の兄
るり子の兄。科学者。あくま博士に攫われ、人間の魂を抜き出して自在に操る機械によって魂を抜かれていた。
ザック
あくま博士と取引をしている怪星人の隊長。4人の部下がいる。砂糖に弱く、かけられると溶けてしまうとして恐れている。
たこの国の王子 (たこのくにのおうじ)
たこの国の王子。海岸で巨大な貝に頭を挟まれているところを龍太に助けてもらい、恩返しとしてたこの国の十勇士を呼び出し、共にあくま博士と戦う。
怪星人の王様 (かいせいじんのおうさま)
怪星の王様。地球で起きる「みょうなばくはつ」の影響で星の気候が悪くなったことから、移住できる星を探していた。龍太からそれが原爆や水爆の実験であることを聞き、地球への移住を取りやめる。