概要・あらすじ
鎌田美紀はバスケットボール部の先輩である大塚に憧れているが、彼と仲の良い有子の存在に気後れし、自分の気持ちを伝えられない。最後のクリスマスに大塚とデートしたいと、心の中でひそかにサンタにお願いし、美紀は彼に渡すための靴下を編んでいた。するとそこに、不思議な少年くまおが現れて、勇気を出すように彼女の後押しをするのだった。
登場人物・キャラクター
鎌田 美紀 (かまた みき)
バスケットボール部に所属している高校2年生の女子生徒。父親の仕事の都合で、クリスマスの日に引っ越して転校することが決まっている。大塚に憧れており、最後の思い出にクリスマスデートをすることを夢見ている。
くまお
少年の姿をしているが、実はくまのぬいぐるみが変身した姿。オーバーオールのお尻からしっぽが出ている。はぐれてしまった母親を探して旅をしている。鎌田美紀の大塚への気持ちを知り、その恋を応援する。
大塚
高校3年生の男子生徒で、大学入試を控えて受験勉強中。鎌田美紀のバスケットボール部の先輩。有子とは仲の良い友達で、周囲からは付き合っていると思われている。後輩思いな優しい性格で、人気がある。
有子 (ありこ)
高校3年生の女子生徒で、大学入試を控えて受験勉強中。大塚と仲が良く、同じ大学に入学するつもりでいる。わざと人前で大塚と仲の良いことをアピールしている。