1+1

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藤崎真緒の代表作の一つ。現代日本の再婚家庭が舞台。双子の姉弟として暮らしてきた姉・幾見めいと弟・幾見たけるが、自分たちに血のつながりがないことを知り、周囲には秘密にして恋に落ちていく姿を描いたラブコメディ。白泉社「ザ花とゆめ」2003年12月号から2006年6月号にかけて連載後、同社「別冊花とゆめ」2006年8月号から2010年7月号にかけて連載の作品。

正式名称
1+1
ふりがな
いちたすいち
作者
ジャンル
ラブコメ
 
学園
レーベル
花とゆめコミックス(白泉社)
巻数
全10巻完結
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一つ屋根の下で秘密の甘い生活

なかよしすぎる双子の幾見めいと幾見たけるの、一つ屋根の下で繰り広げられる恋愛と成長を描いたラブコメディ。高校生になった二人は、お互いを異性として意識し始めていた。めいは、たけるを思う気持ちが家族としての愛情だと思い込もうとしていたが、記憶を取り戻して血のつながりがないことを思い出す。これがきっかけとなり、たけるはめいに告白して恋人同士となる。そして二人は、周囲には血のつながったきょうだいだと偽りつつ、カップルとして絆を深めていく。周囲には秘密にしている関係ながら、二人の悩みが面白おかしくポジティブに描かれており、コメディ要素が強い。

破天荒な姉としっかり者の弟

姉のめいは清楚で奥ゆかしい女性に見えるが、実際はお金が大好きで天真爛漫な性格の持ち主。弟のたけるといっしょに海外のポルノ映画を観て爆笑するような破天荒さで、常識では考えられないほどの豪快さを持つ。めいは、見た目のかわいらしさにつられた男子生徒からたびたび告白を受けているが、すべてたけるのために断っている。一方のたけるは常識人で、周囲からの信頼も厚い。めいと共に異性からの人気が高いため、学校内では非常に有名な双子で、誰もが二人が交際をしているとは想像もしていない。幼い頃からいつもいっしょの二人が、次第に異性として意識し合い、恋人同士になる様子が見どころになっている。

登場人物・キャラクター

幾見 めい (いくみ めい)

高校1年生の女子で、幾見たけるの双子の姉。6月25日生まれ。両親は海外赴任のため、たけると二人暮らし。たけるとは血のつながりはないが、幼い頃に父親の再婚で姉弟となり、小学生の時に事故に遭ったショックで本物のきょうだいだと思い込んでいた。幾見めい自身は、たけるを弟だと思って溺愛していたが、周囲からの指摘もあり、実は異性として愛情を抱いていることに気づく。その後、たけると血のつながりがないことを自覚し、彼の気持ちを受け入れ、恋人同士になる。ただし、周囲への配慮や自分たちが引き離されるリスクを考え、ふつうのきょうだいとして暮らしている。文武両道で清楚な雰囲気を漂わせた美少女で、男子から非常にモテる。しかし記憶が戻る以前から、たけるを悲しませないために告白をすべて断っていた。手先が器用で、部活動はお針子部に所属しており、副部長を務めている。一見おとなしそうに見えるが金儲けが趣味で、下ネタも笑い飛ばす豪快な性格ながら、やや鈍感な一面を持つ。たけるからは「めー」と呼ばれている。

幾見 たける (いくみ たける)

高校1年生の男子で、幾見めいの双子の弟。6月26日生まれ。両親は海外赴任のため、めいと二人暮らし。めいと血のつながりはないが、幼い頃の父親の再婚で姉弟になり、当時のことを覚えている。しかし、小学校の時にめいが交通事故に遭い、そのショックから彼女が本当のきょうだいだと思い込んでいることに気づく。めいが真実を知って悲しむことを恐れ、めい自身には伝えずに弟として振る舞っているが、彼女を異性として意識している。その後、めいが自分と血のつながりがないことを思い出し、幾見たける自身の本当の気持ちを伝えたことで恋人同士になる。周囲への配慮や自分たちが引き離されるリスクを考え、ふつうのきょうだいとして暮らしている。冷静沈着なしっかり者で、廊下を歩いているだけで女子生徒から歓声があがるほどの美少年。学校関係者からも信頼されているため、高校2年生以降は生徒会長を務めている。めいからは「るー君」と呼ばれている。

書誌情報

1+1 全10巻 白泉社〈花とゆめコミックス〉

第1巻

(2004-07-16発行、 978-4592188049)

第10巻

(2010-09-17発行、 978-4592192107)

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