8畳カーニバル

学校で「空気のような存在」だった主人公が、ニコニコ動画の「踊ってみた」の踊り手との出会いで自分を変えていく青春ストーリー。動画共有サービス「ニコニコ動画」の協力を得ている。作者、よしづきくみちにとっては、初のオリジナル週刊連載となる。「週刊少年マガジン」2017年50号から連載開始。

正式名称
8畳カーニバル
作者
ジャンル
青春
レーベル
講談社コミックス(講談社)
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概要・あらすじ

花澤緑多は、人と接するのが苦手な男子高校生。あがり症で人の言葉を真に受けやすく、小さい頃からからかわれ続ける人生だった。その結果、空気のように存在を消し、誰とも接しないのが一番だと考えるようになっていた。2年生のクラス替えの日、巨乳の美少女が緑多の隣の席についた。空気のように振る舞おうと決意していたにも関わらず、緑多は、彼女の豊満な胸元から目が離せなくなってしまう。

彼女の名は瑞野しお。全国模試トップ10の秀才で、学内でも有名人だった。さっそくクラスの連中にからかわれる緑多だったが、それを遮るように「勉強に集中したいから」と瑞野は皆を黙らせる。人と接することの危険性を再認識した緑多だったが、ある日の帰り道、瑞野が落としたペンケースを拾ってしまう。

なかなか声をかけられないまま、瑞野のあとを追いかけ、気がついたら公園にたどり着いていた。そこで緑多は、三脚で固定したカメラの前で、踊る少女の姿を目撃する。羽根でも生えているかのようなキラキラいた踊りに、緑多は見とれてしまう。マスクで顔を隠したその少女の正体は、瑞野だったが、緑多は気づかない。優等生を演じるストレスに疲れ、ただ純粋にダンスをしたくて公園でこっそり踊る少女に、緑多は親近感を覚える。

その夜、名前も聞かずに別れた少女のことが気になり、「踊り」「マスク」「ビデオ撮影」などのキーワードでネット検索をする緑多。すると、ニコニコ動画の「踊ってみた」動画の中に、昼間の少女の姿を見つける。「すまいる☆」というハンドルネームの少女の踊りは、多くの人を魅了するもので、「踊ってみた」のカリスマ的存在だった。

徹夜で動画を全部見た緑多は、興奮を抑えきれずに、翌日、公園へと走る。そこにいたのは、「すまいる☆」ではなく、通りがかりを自称する瑞野だった。コミュ障を克服したいが、周りが怖くて変われないという緑多に、「自分が生きられる場所を探せばいい」と瑞乃は答える。

その言葉を聞いた緑多は、ある決意をする。それは自分が「踊ってみた」の踊り手になることだった。緑多はたった一人で、自宅でただひたすら、「すまいる☆」の踊りを真似しはじめた。

登場人物・キャラクター

花澤 緑多 (はなざわ りょくた)

高校2年生の男子。短い髪とふちなしメガネが特徴。実家は「花澤玩具工房」という玩具店で、ケン玉などを作っている。あがり症で人が良すぎるため、小さい頃から馬鹿にされ続け、コミュ障になっている。なるべく人と関わらず、空気のような存在として平穏な生活を望んでいた。ところが、ニコニコ動画の「踊ってみた」と、その踊り手「すまいる☆」との出会いをきっかけに、考えを変えはじめる。 盗作疑惑で炎上し、ネットから姿を消した「すまいる☆」を応援するため、ニコ生配信デビューする。ハンドルネームは「空気圧ヒナタ」。

瑞野 しお (みずの しお)

高校2年生の女子。花澤緑多のクラスメイトで、隣の席に座る。タレント級のルックスを持つ、巨乳の美少女。全国模試トップ10の秀才で、生徒会長鉄板候補という人気者。有名な政治家の娘でもある。なんの不満もなさそうなプロフィールだが、優等生を演じたり、親の言いなりに習い事をしていることに、本人は強い不満を持っている。本当は、ただダンスだけをしていたい少女で、ニコニコ動画「踊ってみた」のカリスマという裏の顔を持っている。 ハンドルネームは「すまいる☆」で、将来の夢は振付師。ある日、「すまいる☆」の正体を知ったという何者かにメールで脅され、自分の存在を消し去るために、今までの振り付けはすべて盗作だったと発表する。

クレジット

協力

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