B.O.D.Y.

普通の女子高生・佐倉凌子が、同じクラスでホストクラブで働く少年・藤竜之介と恋に落ち、様々な困難やすれ違いを乗り越えながら愛を育んでいく姿を描いた恋愛少女漫画。タイトルの『B.O.D.Y.』とは、作者が友人たちと飲んでいた際、その内の一人が着ていたTシャツに書かれていた「BODY & SOUL」というロゴに由来する。

正式名称
B.O.D.Y.
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
マーガレットコミックス(集英社)
巻数
全15巻
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概要・あらすじ

女子高校生の佐倉凌子は、隣の席に座る藤竜之介のことを真面目で大人しい好青年だと思い、恋心を寄せていた。そんなある日、凌子は竜之介がホストクラブでアルバイトをしていること、そして真面目で落ち着いてると思った彼の性格も、ただ本性を隠していただけだと知りショックを受ける。しかし、そんな凌子のことを竜之介は「面白いやつ」と認識するようになり、「あんたなんか絶対に好きにならない」という彼女の言葉を受けて、「惚れさせてみせる」と宣言。

度重なる竜之介からのアタックに、次第に彼に惚れて行ってしまう凌子。途中、ホストとしての竜之介を見てしまい気持ちが乱れることもあったが、凌子は友人・稲葉慎吾のアドバイスを得て自分の気持ちに素直になり、竜之介に思いを告げてついに恋人同士になることに。

そして、竜之介は好きな人が出来たため、ホストクラブを辞めることを決意。社長沢村仁は、ナンバーワンホストの竜之介を辞めさせまいとするが、凌子の真っ直ぐさと竜之介の気持ちの前に彼を手放すことを認める。

その後、高校の後輩で前の竜之介と同じようにホストクラブで働く白井光介によって、間を分かたれそうになりながらも、仲直りをしてより深い絆で結ばれる二人。しかし、そんな二人の前に、竜之介の元家庭教師で彼が初めて関係を持った女性・平野いずみや、凌子に思いを寄せる好青年・蔵馬などが現れ、再び暗雲が立ち込めるのだった。

登場人物・キャラクター

佐倉 凌子

真っ直ぐな心を持ち、行動力に溢れる女子高校生。席替えで隣同士になった藤竜之介を、真面目で大人しそうな人物と思い片思いをする。その後、竜之介がホストクラブで働いていることを知り、また彼の本性が真面目でも大人しくもないことを知ると幻滅。しかし、その後竜之介の一途な思いや優しさを知り、彼の好意に答えて交際をすることになる。 目上の人に対しても物怖じずに意見を言う度胸の強さや、何事にも一生懸命な態度など魅力的な所が多く、男女問わず人気も高い。

藤 竜之介

佐倉凌子のクラスメイト。学校では眼鏡をかけ、真面目で大人しい印象だが、実はホストクラブのナンバーワンという顔を持っており、本性は明るく闊達な青年。凌子の真面目で、気が強い性格に興味を持ち、彼女を惚れさせようと画策。様々なアプローチの末、彼女と結ばれることに成功する。ホストクラブは、凌子との交際後彼女の協力も得て辞めている。 普段は包容力があり、凌子のことを大事にしているが、一方で一人で思いつめてしまうことも多い。両親が仕事で海外に居ることが多く、普段は一人暮らし。

稲葉 慎吾

佐倉凌子と同じ学校に通う男子生徒。図書委員。真面目で優しく、大人っぽい空気を漂わせ、その上に頭も良く高身長で黒髪の王子様っぽい男の子、と凌子の理想をそのまま再現したかのような青年。凌子に接近し、セクハラまがいのことをしかけるが、実際には同性愛者であり、凌子ではなく藤竜之介に恋心を抱いていた。 竜之介には振られてしまうものの、その後彼のことで悩む凌子にアドバイスを送った。

三宅 アスカ

佐倉凌子のクラスメイトで、彼女の親友。さばけた性格の持ち主であり、友達思い。凌子と藤竜之介のことを応援している。高校の後輩で、ホストクラブで働く白井光介にモーションをかけられ、凌子と竜之介にプライドを傷つけられた仕返しをする際に利用されてしまう。しかし、白井の気持ちがウソだったと分かった後も彼のことを思い続け、やがて本当の意味で結ばれることになる。

諸星 雪

佐倉凌子のクラスメイトで彼女の親友。やや天然が入っており、ボケをすることが多い。凌子や三宅アスカ同様に非常な友達思いであり、色々と問題を抱える友人の為に陰ながら活動する。凌子に思いを寄せる蔵馬の友人・ショウとは当初馬が合わなかったが、お互い友人たちの為に行動するなかで好意を抱くようになり交際を始める。

沢村 仁

藤竜之介が働くホストクラブを経営する若き社長。身長も低く、童顔だが喧嘩は強い。学生の頃、加世という女の連帯保証人になったせいで借金を背負い、大学を辞めて働かなければならなくなった過去があり、それ以来愛を信じず、金だけを頼む気持ちが非常に強く冷血な性格。しかし、その一方で人間味を感じさせる笑みを見せることもある。 当初、佐倉凌子と交際を始めたため、ホストクラブを辞めると言う竜之介を手放そうとしなかったが、凌子の人柄や竜之介との愛の前に彼を手放すことを認めた。

しのぶ

ホストクラブ・クラブBのホストであり、藤竜之介の先輩。心優しく人情味あふれる性格の持ち主であり、ホストクラブを辞めた後輩の竜之介は元より、彼の恋人の佐倉凌子のことも気にかけている。指名がなかなか取れないことが悩み。

白井 光介

佐倉凌子や藤竜之介の高校の後輩であり、ホストクラブで働く男子生徒。精神的に幼く、人の気持ちを理解することが出来ない。ホストとして、女性から金を巻き上げる技術に長けているが、その一方で客を泣かせたことも多い。最初、元人気ホストの竜之介に興味を持って近づくが、彼や凌子によってプライドを損なわれてからは逆恨みをするようになり、復讐として凌子の親友・三宅アスカに手を出し始める。 しかし、その後自身で計画したスキー旅行で、凌子に自分の心を言い当てられたり、竜之介の思いの強さを目の当たりにして動揺してしまい、更にはアスカにも自分が本心から彼女と付き合っていないと知られてしまう。 その後アスカと距離を置くが、真実を知って尚自分に真っ直ぐな好意を向ける彼女のことを本気で好きになっていく。

平野 いずみ

藤竜之介の元家庭教師の女性。佐倉凌子の学校に臨時英語教師として赴任する。小柄で童顔をした可愛らしい容姿の持ち主であり、男子生徒から人気が高い。しかし、精神的に不安定なところがあり、突拍子もない行動に出ることも多い。過去に彼氏との折り合いが悪くなった時、心の隙間を埋めるため竜之介と一晩の関係を持って彼の心を傷つけてしまったことがあり、それ以来竜之介からの当たりがきつい。 当時のことを反省しているものの、再び竜之介に会ったことで彼のことを好きになり、彼を恋人の凌子と引き離そうとする。

蔵馬

M高校に通う男子高校生。優しく明るい性格をした好青年であり、友人と共にバンドを結成している。担当はギター。同じバスを利用する佐倉凌子に一目ぼれをし、ある日告白してしまう。最初は彼女が幸せであることを願うだけだったが、次第に思いが強くなり、また凌子の恋人・ 藤竜之介がホストと繋がりがあることを知ると、自分が彼女を幸せにするという気持ちを強くしていく。

藤のおじさん

金色の長髪に、日焼けした肌を持つ藤竜之介の若き父親。才能のあるカメラマンでもある。藤真砂子とは離婚しており、竜之介の親権を持っている。自由奔放で、明るく闊達な性格で、同時に息子を思いやる気持ちも強く包容力がある。息子の恋人である、佐倉凌子のことを気に入っている。

藤 真砂子

藤竜之介の母親であり、アメリカで仕事をするキャリアウーマン。高飛車で、自己中心的な性格。また、息子のことを溺愛しており、子離れが出来ていない所がある。しかし、悪い人間ではなく、自己を顧みることが出来る聡明さも持つ。息子の恋人である佐倉凌子とは、初対面の印象こそ悪かったものの、後に彼女の人間性を認める。

シュウ

蔵馬の親友であり、彼のバンド仲間。蔵馬のことを良いやつと慕っており、彼の恋を応援するため、またライブ中に殴り込んできた藤竜之介に復讐するために、佐倉凌子と蔵馬をくっつけようと画策する。勝手に突っ走ることが多く、身勝手な所もあるが、親しい人に対しては優しい。

かえで

藤竜之介の従兄弟に当たる女の子。少しわがままな性格。可愛らしい顔立ちをしているが、生理的に男に触られることが苦手で、彼氏が出来ずにいた。ある日、母親に連れられた別荘で、学校を休学中の竜之介と少しの間暮らすことになり、最初はやる気がなく、容姿もだらしない竜之介と関わろうとしなかった。 しかし、その後停電をきっかけに竜之介に好意を抱くようになってしまう。

書誌情報

B.O.D.Y 全15巻 集英社〈マーガレットコミックス〉 完結

第1巻

(2004年4月発行、 978-4088477367)

第2巻

(2004年9月発行、 978-4088477831)

第3巻

(2005年1月発行、 978-4088478203)

第4巻

(2005年5月発行、 978-4088478593)

第5巻

(2005年9月発行、 978-4088478913)

第6巻

(2006年2月発行、 978-4088460338)

第7巻

(2006年6月発行、 978-4088460697)

第8巻

(2006年10月発行、 978-4088461076)

第9巻

(2007年2月発行、 978-4088461434)

第10巻

(2007年6月発行、 978-4088461823)

第11巻

(2007年10月発行、 978-4088462271)

第12巻

(2008年2月発行、 978-4088462660)

第13巻

(2008年6月発行、 978-4088463063)

第14巻

(2008年10月発行、 978-4088463452)

第15巻

(2009年2月発行、 978-4088463858)

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