BODY GIRL

BODY GIRL

アパレルショップのカリスマ店員とキャバクラ嬢の二足のわらじを履くちょっとおバカな主人公が、1人の男子高校生との出会いから騒動に巻き込まれ、その都度痛快に解決していくコメディ作品。主人公はギャルなのにケンカが強く、方言をしゃべったりセクシーショットを披露したりと、個性あふれる魅力的な人物として描かれている。

正式名称
BODY GIRL
ふりがな
ぼでぃ がーる
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

千明千咲は、ファッションビル「SHIBUYA108」のアパレルショップ「LOVE2GOD」のカリスマ店員として働く一方、キャバクラ嬢の顔も持っていた。そんなある日、千咲は女子トイレに入ったところで、カツアゲから逃れるために隠れていた大崎竜と出会う。そこで千咲は、竜をカツアゲしようとして追って来た三宅健たちを華麗に撃退。

一方、偶然とはいえ千咲のトイレシーンを目撃した竜に対しては、お金を請求する。竜がこれに素直に応じたことから、千咲は竜のボディガードならぬ「ボディガール」になると申し出る。その後も健やその兄の三宅健二に絡まれたり、「LOVE2GOD」で起こる事件に巻き込まれたりするが、千咲は痛快にそれらを解決していく。

登場人物・キャラクター

千明 千咲 (ちぎら ちさき)

ファッションビル「SHIBUYA108」のアパレルショップ「LOVE2GOD」でカリスマ店員として働く、ちょっとおバカな18歳の女性。一方で、キャバクラ「EASY」のキャバクラ嬢「香子」としての顔も持つ。興奮すると博多弁が出てしまう。ある日「SHIBUYA108」の女子トイレに入った時に、三宅健から逃げて女子トイレに身を潜めていた大崎竜と出会い、竜を助けたことをきっかけにボディガードならぬ「ボディガール」になることを約束する。 それ以降、健やその兄の三宅健二らに恨まれ、いろいろな事件に巻き込まれたりするが、その都度腕っぷしの強さと度胸の良さで窮地を乗り越えていく。

大崎 竜 (おおさき りゅう)

高校1年生で15歳の少年。ある日、三宅健らにカツアゲされそうになってファッションビル「SHIBUYA108」の女子トイレに逃げ込んだところで千明千咲に出会い、助けられる。そこで千咲にトイレシーンを目撃された代償に8万円を請求されることになるが、お金をゴールドカードで引き出し、その場でポンと支払った。それ以来、千咲とボディガードの契約を結ぶことになる。 以降、健や三宅健二らにたびたび痛めつけられ、千咲を呼び出すダシにされるが、その都度千咲に助けられている。高校生らしいエッチな妄想をすることもあり、千咲の写真とインターネットのエロ画像でアイコラを作っている。

三宅 健 (みやけ けん)

いつも仲間を引き連れ、大崎竜を日常的にカツアゲしている男性。ファッションビル「SHIBUYA108」の女子トイレで千明千咲に打ち倒されたことを恨み、しばしば竜を人質に取って千咲の仕事を妨害するなどの卑怯な行動に出るが、その都度千咲に撃退されている。のちに、千咲に復讐するために兄の三宅健二の力を借り、球代や不二子を誘拐するという暴挙に出る。

三宅 健二 (みやけ けんじ)

三宅健の兄で、真の黒幕。健が千明千咲に恨みを持っていることを聞き、上半身裸の怪しい恰好でアパレルショップ「LOVE2GOD」を訪れ、店を荒らすなどの暴挙に出る。そして健たちと一緒に球代と不二子を誘拐し、千咲を呼び出す。オリジナルの覚せい剤である「健二ドラッグ」を開発し、大崎竜を利用して裏サイトで売り込もうと目論んでいる。

森田 剛二 (もりた ごうじ)

三宅健の先輩の男性で、健が千明千咲に恨みを持っていることを知り、千咲の仕事を妨害する際に加勢する。千咲が乗っている電車の車両を卑怯な手段で借り切り、千咲が逃げ出せないように仕組む。そして千咲が持っていたアパレルショップ「LOVE2GOD」の服を奪おうとするが、最終的に千咲の華麗なキックによってあえなく倒されてしまう。

春菜 (はるな)

ファッションビル「SHIBUYA108」のアパレルショップ「LOVE2GOD」で店長を務めるガングロ系ギャル。仕事には厳しく、いつも千明千咲に酒ヤケした声で厳しい言葉をかけている。カリスマ店員の頂点に立ち、自らもニューブランドを立ち上げて成功を収めているやり手。

球代

ファッションビル「SHIBUYA108」のアパレルショップ「LOVE2GOD」でアルバイトとして働く女性。ぶりっ子系キャラで、千明千咲を尊敬していると言ってはいつも持ち上げている。「LOVE2GOD」で万引き事件が起きた時、千咲と一緒に店で働いていた。のちに、三宅健二らに目をつけられ、不二子とともに誘拐されてしまう。

不二子 (ふじこ)

ファッションビル「SHIBUYA108」のアパレルショップ「LOVE2GOD」の隣のショップでアルバイトとして働く女性。時折「LOVE2GOD」の服を着ているのを千明千咲に目撃されている。のちに、三宅健二らの策略により、球代とともに誘拐されてしまう。

夏美

ファッションビル「SHIBUYA108」のアパレルショップ「LOVE2GOD」で働く女性店員で、千明千咲の同僚。ガングロの元気系キャラ。意外としっかりした性格で、三宅健二が千咲へのいやがらせのために「LOVE2GOD」を訪れて店を荒らした際、冷静にその状況を春菜に報告した。

雪子

ファッションビル「SHIBUYA108」のアパレルショップ「LOVE2GOD」で働く女性店員で、千明千咲の同僚。色白で清楚系キャラ。そのキャラクターゆえにトラブルに慣れておらず、三宅健二が千咲へのいやがらせのために「LOVE2GOD」を訪れて店を荒らした際、対応できずただ泣くだけだった。

集団・組織

LOVE2GOD (らぶつーごっど)

ファッションビル「SHIBUYA108」などに支店を持つアパレルブランドで、通称「ラブゴ」。「SHIBUYA108」の支店は、カリスマ店員のトップに君臨する春菜が店長を務め、1日40万円もの売り上げを誇る人気店である。千明千咲も「LOVE2GOD」で働いている。

その他キーワード

健二ドラッグ (けんじどらっぐ)

三宅健二が開発した、オリジナルミックスの覚せい剤。服用すると段階的に体に変化が訪れる。第一段階は訳もなく体を動かしたくなり、第二段階は性的に敏感になる。千明千咲は、キャバクラを訪れた健二に「健二ドラッグ」を飲まされてしまうが、根性で覚せい剤に打ち勝っている。

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