宇宙兄弟

宇宙兄弟

南波六太と南波日々人の兄弟は、子供の頃から月や火星に行くことを夢見てきた。そして弟の日々人はその夢を叶え、日本人で初めて月面に立つ宇宙飛行士となる。そんな弟の背中を追い、諦めかけていた夢をつかむべく奮闘する六太の活躍を描く。西暦2025年を舞台に、実在する企業名や技術を登場させたリアルな描写と、登場人物たちが織りなす人間ドラマが話題となった。「モーニング」2008年1号から掲載された作品で、小山宙哉の初週刊連載作(のちに隔週連載化)にして代表作。

時代設定

連載が開始されたのが2008年で、物語の時代設定は2025年という非常に近い未来となっている。そのため、作中に登場する技術には、現在まだ普及していないものなどがあり、また自転車や自動車といった身の回りにあるもののデザインにも時代の変遷が見られる。当然、宇宙開発もわずかに進んでおり、宇宙へ行くということが現在よりも身近になっているなどの違いがある。なお、連載が続くに従い、物語世界と現実世界との時間差は徐々に縮まっている。

あらすじ

宇宙飛行士試験編(第1巻~第6巻)

2025年、南波日々人は日本人宇宙飛行士として初めて月面に立つ任務に選ばれ、日本中がその話題でもちきりになっていた。一方、日々人の兄である南波六太は、弟を侮辱した役員に頭突きを食らわし、勤めていた自動車メーカーをクビになってしまう。幼少時代から憧れていた宇宙飛行士になること、そして月へ行くという夢を弟が叶え、自分は無職という状況に六太は形容しがたい感情を覚えつつ、日々を無為に過ごしていく。しかし、日々人の計らいで勝手に応募された六太の履歴書が、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験の書類審査を通過。ようやく重い腰をあげた六太は、宇宙飛行士になる夢を叶えるべく、そして弟に追いつくべく、本気で宇宙飛行士を目指し始める。

月面の日々人編(第7巻~第12巻)

2026年3月8日、南波六太が宇宙飛行士を目指して訓練をこなす中、ついに南波日々人が月へと旅立った。そして日々人が月面で活躍する間に、六太は宇宙飛行士最終試験にも合格。晴れて宇宙飛行士の兄弟が誕生することになる。兄は正式に宇宙飛行士となり、弟は夢を叶えて月へ。すべてが順風満帆に思われた矢先、思わぬ悲劇が日々人を襲う。

兄弟の挑戦編(第12巻~第18巻)

月面で事故に見舞われた南波日々人は、九死に一生を得て地球へと帰還した。一見なんの変化もないように見えた日々人だったが、月での事故の記憶は心に重くのしかかり、宇宙服を着るとパニック発作を引き起こすようになってしまっていた。一方の南波六太は、周囲の強い推薦によりISS(国際宇宙ステーション)のバックアップクルーに選ばれるが、自身の夢や金子シャロンの想いといったさまざまな理由から月にこだわり、それを固辞。しかし、このことがNASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士室長であるジェーソン・バトラーの反感を買い、宇宙飛行と関係のない部署へ配属されてしまう。六太と日々人、2人の兄弟は月を目指し、改めてそれぞれの道を歩み始める。

ジョーカーズ編(第18巻~第25巻)

開発局での課題やNEEMO訓練を経て、ジェーソン・バトラーに認められた南波六太は、月面ミッションのバックアップクルーに選ばれる。しかし、六太を含め、選ばれたバックアップクルーは一癖も二癖もある個性的なメンバーばかり。性格もバラバラで協調性のない彼らは、はぐれ者の集まり「ジョーカーズ」と呼ばれるようになっていた。だが、そこに宇宙飛行士の大ベテランであるエディ・ジェイが加入したことにより、ジョーカーズは次第にチームとしてのまとまりを見せ始め、月面ミッションの有力候補へと成長していく。いよいよ月面ミッションへの任命が近いと思われたジョーカーズだったが、任命の直前、プロジェクトマネージャーであるウォルター・ゲイツによってその経験不足を指摘されてしまう。さらにゲイツからは月面ミッションに再任命する引き換えとして、六太にとって過酷な条件が言い渡される。

月面の兄編(第26巻~)

NASA(アメリカ航空宇宙局)きっての堅物プロジェクトマネージャーであったウォルター・ゲイツの説得に成功した南波六太ら「ジョーカーズ」は、ついにライバル宇宙飛行士チーム「ボルツ」との競合に打ち勝ち、月面ミッションに任命されることになった。弟である南波日々人が月へ行ってから遅れること4年、六太はついに月へと向かう。

作風

物語は主人公である南波六太を中心に描かれるものの、彼と対比される弟の南波日々人や、恩人である金子シャロンなど、鍵を握る人物が多く登場する群像劇となっている。加えて、これらの中心人物だけではなく、サブキャラクターの内面やその背景も描かれることが多く、個性的だがどこか人間臭い、等身大の描写には定評がある。また、超近未来を舞台にした宇宙開発は、入念な取材を下敷きにしており、現実味が溢れていると高評価を得ている。

休載期間

2014年2月、「モーニング」誌上で隔週連載が告知されたが、「モーニング」2014年14号から不定期連載および休載が続いた。その後、「モーニング」2014年36・37合併号より連載が再開されてからはほぼ隔週連載となっている。この休載は作者の小山宙哉が劇場版アニメ『宇宙兄弟#0』の脚本を手がけたことに起因する。

登場人物

登場人物の中には実在する人物をモデルにしたキャラクターが多数登場する。とりわけ宇宙飛行士に多く、過去に南波六太南波日々人が講演会を聞きに行った野淵は、野口聡一がモデルとなっている。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の理事長を務める茄子田シゲオは医学博士であり、日本人初の女性宇宙飛行士の向井千秋の夫でもある向井万起男を、JAXAのマネージャーである小町ミチコはジャズシンガーの綾戸智恵をモデルとしており、デニール・ヤングは実在するNASA(アメリカ航空宇宙局)の職員をモデルにしたことが明かされている。なお、TVアニメ版では、野淵や小町役で、それぞれのモデルになった人物がアフレコを担当したことで話題になった。

時事ネタ

作中ではいくつもの時事ネタが扱われている。代表的なものとして、「ドーハの悲劇」が挙げられる。1993年10月28日、翌年に開催予定のサッカーワールドカップ初出場をかけてイラク代表と対戦した日本代表は、試合終了直前のロスタイムに失点を許し予選敗退。ワールドカップ出場の夢が断たれることになった。作中ではこの日に南波六太が生まれたとされており、六太はこのことから「悲劇とは縁がある」という自虐を持ちネタにしている。また南波日々人が生まれた日は、1996年9月17日に野茂英雄がメジャーリーグでノーヒットノーランを達成した日とされているなど、現実の世界とリンクした時事ネタが盛り込まれている。その他、現実ではISS(国際宇宙ステーション)を少なくとも2024年まで運用する方針としているのに対し、作中(2025年以降)ではISS廃止に関わるエピソードが描かれたり、また現実世界で実際に計画されているISSへの人員輸送に民間企業を採用するエピソードを描くなど、宇宙関連の時事ネタには事欠かない。一方で作中の描写は、あくまで連載当初の宇宙開発計画によるものであるため、後年その計画が廃止・変更されたことで現実との乖離が起きている部分もある。

派生作品

2010年12月22日より、ムック本『We are 宇宙兄弟』が不定期で刊行されている。『宇宙兄弟』に関するニュースや情報の他、現役宇宙飛行士のインタビューやコラム記事、著名作家による宇宙をテーマにしたマンガや小説などが掲載されている。

コラボレーション

リアル脱出ゲーム×宇宙兄弟

2012年4月13日から6月3日にかけて、株式会社SCRAPが主催する「リアル脱出ゲーム」とコラボレーションしたイベント「月面基地からの脱出」が開催された。月面基地内で重大な事故が発生し酸素がなくなっていく中、会場に散りばめられたヒントを元に1時間以内に謎を解明し、脱出しなくてはならないというシチュエーションのゲーム。また、2017年にはコラボレーション第2弾となる「宇宙飛行士選抜試験」も開催。インターネットで受けられる第1次選抜試験を経て、実技・実地試験となる第2次選抜試験に挑戦できるもので、閉鎖された宇宙ステーションからの生還を目指すシチュエーションとなっている。

ファミリーマート『宇宙兄弟』キャンペーン

2012年4月24日から5月21日にかけて、ファミリーマートとのコラボレーションキャンペーンが開催された。期間中、ファミリーマート各店で、南波六太の髪型をイメージした「黒とろろ昆布(梅ごはん)おにぎり」や、星空をイメージした「星のきらめきデニッシュ」などの商品が並んだ。またキャンペーンに合わせて開設された特設サイトでクイズに答えて応募すると、実写劇場版『宇宙兄弟』で主演を務めた小栗旬と岡田将生のサイン入りグッズなどが当たる抽選キャンペーンが行われた。

がぶ飲み×宇宙兄弟

2012年9月から期間限定で、サッポロ飲料「がぶ飲み」とのコラボレーションキャンペーンが開催された。「がぶ飲み」シリーズ各商品のパッケージに『宇宙兄弟』の描き下ろしイラストを採用。また対象商品に印刷された応募券で、「宇宙兄弟公認ブルースーツ」や作中に登場したジグソーパズルをモチーフにした「超難関ジグソーパズル」などが当たった。

「めぐりズム蒸気でホットアイマスク」×「宇宙兄弟」コラボキャンペーン

2014年5月12日から期間限定で、花王株式会社「めぐりズム蒸気でホットアイマスク」とのコラボレーションキャンペーンが開催された。特設サイトでは作中に登場した名言を紹介したほか、『宇宙兄弟』のコミックスが当たる抽選キャンペーンを開催。またコラボレーション期間中には、コラボ商品のパッケージに『宇宙兄弟』のイラストが採用され、南波六太南波日々人がコラボ商品のアイマスクをつけるアニメCMが放映された。

白糸酒造「アニメコラボ商品」

白糸酒造とのコラボレーション商品として、『宇宙兄弟』のイラストをパッケージに用いた限定商品が販売されている。「宇宙兄弟 上撰」「宇宙兄弟 純米吟醸酒」や「宇宙兄弟 #0 月と星金平糖」などがある。

FabCafe×宇宙兄弟 ~special collaboration~

2015年8月18日から期間限定で、「Fabcafe」とのコラボレーションイベントが開催された。期間中は『宇宙兄弟』の登場キャラクターをモチーフにした菓子やグッズの販売が行われた。また、2017年1月21日から2月28日にかけて、コラボ第2弾も開催。店内では作中に登場したレシピを再現したオリジナルメニューが提供されたほか、クリエイターやアーティストが『宇宙兄弟』をモチーフに作った限定アイテムを入手できた。また期間中、特別メニューを頼んだ客やオリジナルグッズを購入した客を対象に、アポロ11号のコマンドモジュールをスキャンした3Dデータの中を自由に歩き回れるVR体験イベントなどを開催した。

コラボスニーカー「宇宙兄弟」

2016年7月20日より、アニメやマンガとコラボレーションしたファッションアイテムを販売するブランド「Super Groupies」とのコラボレーション商品として、「宇宙兄弟スニーカー」が販売された。スニーカーは宇宙服をイメージしたカラーリングで全3色。シュータンには「NAMBA」、サイドには「Space Brothers」と描かれたワッペンが付いたデザイン。

人狼TLPT×宇宙兄弟

2016年7月22日から24日にかけて、与えられたキャラクターを演じながら「人狼ゲーム」を行う即興舞台「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」(人狼TLPT)と『宇宙兄弟』のコラボレーション演目が公開された。舞台では、作中で南波六太が宇宙飛行士選抜試験を受けた際のメンバーに加え、人狼TLPTオリジナルキャラクターを含めた13人が登場。オープニング以外に脚本がないという即興劇ながら、キャラクターの個性を見事に演じた。

FRaU 描き下ろしコミック

2016年、雑誌「FRaU」11月号において、アメリカンコミックの大手「マーベル・コミックス」に登場する『アイアンマン』と『宇宙兄弟』の描き下ろしコラボレーション短編漫画を小山宙哉が描いた。月面ミッションをこなす南波六太の前に突然アイアンマンが登場するという驚きの展開。アクションなどはなく、小山宙哉は「ゆるーいマンガに仕上がった」と語っている。

オデッセイ×宇宙兄弟

2016年9月25日から公開された映画『オデッセイ』とのコラボレーションとして、描き下ろしコラボポスターが公開された。作者は小山宙哉で、『オデッセイ』ポスターのメインビジュアルをそのままモチーフとし、主演のマット・デイモンの顔を南波六太に入れ替えたユニークなもの。キャッチコピーも、もともとは「70億人が、彼の帰りを待っている。」だったものが、「ムッタ(南波六太)も彼の帰りを待っている。」に変更されている。

クリエイターズ 宇宙兄弟×メルカリ

2016年12月からインターネットオークションサイト「メルカリ」とのコラボレーション企画が開催された。これは一般人が『宇宙兄弟』をモチーフに作成したハンドメイドグッズを、「宇宙兄弟公式認定グッズ」としてメルカリ上で販売できるという特殊な企画。グッズには公式サイトから配布される素材イラストを使用することもできる。2016年12月9日より順次使用素材の配布と企画説明会が行われており、2017年1月23日から実際に販売が開始された。

H2Aロケット31号機「宇宙兄弟」イラスト

日本宇宙少年団主催の企画として、静止気象衛星「ひまわり9号」を乗せた「H2Aロケット31号機」に『宇宙兄弟』のモザイクアートが貼り付けられた。このモザイクアートは全国から「夢」に関する画像を募集し、それを集めて巨大なモチーフに仕上げたもの。モチーフには小山宙哉描き下ろしイラストが採用された。モザイクアートを貼り付けたH2Aロケットは2016年11月2日見事打ち上げに成功し、全国の夢が宇宙に届くことになった。なお、これまでにも飛行機などの乗り物にラッピングを施す例はあったが、ロケットにラッピングを施したのは初めての事例となる。

タイアップ

宇宙兄弟×JAXA×茨城県

宇宙兄弟』のマンガにも登場し、TVアニメや実写映画のロケも敢行された「JAXA 筑波宇宙センター」及び、同施設が存在する茨城県とは綿密なタイアップ企画が行われている。例として、『宇宙兄弟』の作品内に登場した施設を見学できる体験ツアーや、宇宙飛行士の講演会、ロケットの生打ち上げ鑑賞会などが行われており、またJAXA(宇宙航空研究開発機構)施設内に存在するショップには『宇宙兄弟』関連グッズが並ぶ。

プログラミン×宇宙兄弟コンテスト

2013年10月23日から2014年1月15日にかけて、文部科学省が提供しているプログラム作成ソフト「プログラミン」とのタイアップイベントが開催された。WEB上で「プログラミン」というソフトを使って、『宇宙兄弟』のイラストを自由に動かしたプログラムを作成するというもの。期間中、完成したプログラムを応募することができ、グランプリに選ばれた作品はTVアニメ『宇宙兄弟』の番組内で発表された。

宇宙兄弟×相模原市×タカラッシュ!「リアル宝探し スペースフェスティバル」

2014年7月19日~8月31日にかけて、相模原市と株式会社タカラッシュ「リアル宝探し」とのタイアップイベントが開催された。期間中、市内に隠された宝の地図を見つけながら、宝箱を探し当てることで、劇場版アニメ『宇宙兄弟 #0』のグッズなどがもらえるというもの。

宇宙兄弟×Puma×川崎フロンターレ

2016年8月6日と16日の2日間、プロサッカークラブ「川崎フロンターレ」とのタイアップイベントが開催された。キャッチコピーは「宇宙強大」。イベント期間中はスタジアム周辺に特設ステージが設けられ、JAXA(宇宙航空研究開発機構)広報担当者などによる宇宙トークショーが行われたり、宇宙をモチーフにしたさまざまなアトラクションを楽しむことができた。また試合中は川崎フロンターレの選手たちが、小山宙哉デザインの限定宇宙服ユニフォームを身に着けてフィールドを駆け回り、スタジアムとISS(国際宇宙ステーション)の生交信を試みるなど、規模の大きなイベントとなった。なお、過去にサッカー経験があるという小山宙哉が試合前のPKセレモニーにも登場し、会場を大きく盛り上げた。

カサリンチュ「あと一歩」

2016年10月26日、アーティストのカサリンチュが、『宇宙兄弟』とのタイアップ企画「UCHURINCHU PROJECT」の一環として、シングル『あと一歩』をリリースした。これはカサリンチュが『宇宙兄弟』コミックス第27巻を読み、登場人物の1人である伊東せりかの応援歌として作ったもの。

メディアミックス

TVアニメ

2012年4月1日から読売テレビ・日本テレビ系列の各局で、全99話のTVアニメ版が放送された。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力のもとで制作されているためか、原作では「野淵」という名前で登場する野口聡一をモデルとした人物が、本人役&本人名義で登場したり、小町ミチコのモデルとなった綾戸智恵を声優に起用するなど話題となった他、2012年9月には星出彰彦がISS(国際宇宙ステーション)からTVアニメのアフレコに挑戦するという史上初の試みがなされている。また第37話からは原作者の小山宙哉が監修を務め、脚本に携わるなど積極的に制作に関わっている。主なキャスティングは、南波六太役を平田広明、南波日々人役をKENN、伊東せりか役を沢城みゆきが演じている。

劇場版実写映画

2012年5月5日から全国東宝系322スクリーンで、劇場版実写映画が上映された。南波六太を小栗旬、南波日々人を岡田将生が演じることで話題を呼んだ他、JAXA(宇宙航空研究開発機構)やNASA(アメリカ航空宇宙局)の協力のもと、それぞれの施設を利用した大掛かりなロケを行っており、野口聡一やバズ・オルドリンといった本物の宇宙飛行士が登場するなど、宇宙ファン垂涎の完成度に仕上がった。内容は六太の宇宙飛行士試験と日々人の日本人初の月面着陸が主体のオリジナルストーリー。原作とは時系列などが大きく異なる他、作中の登場人物の役割などにも変更が見られる。またエンディングもオリジナルの展開になっている。

プラネタリウム作品

2012年7月21日からプラネタリウム作品『宇宙兄弟 一点のひかり』が全国のプラネタリウムで公開された。内容はTVアニメ第1話のスピンオフとなるオリジナルシナリオ。ある高台でUFOを目撃した少年期の南波六太南波日々人が、翌日もう一度高台へと足を向けたところで「ひかり」という名の少女と出会う物語となっている。

劇場版アニメ

2014年8月9日から劇場版アニメ『宇宙兄弟 #0』が全国210スクリーンで公開された。原作エピソードにはそれぞれ「#01」などのナンバリングがついており、劇場版アニメはそのタイトルが示すように原作の前日譚を描いたものとなっている。原作者の小山宙哉は、この劇場版アニメの脚本を自ら手掛けるため、漫画版『宇宙兄弟』の連載を休止してまで取り組んだ。

キャラクターブック

2012年3月23日に『宇宙兄弟 心のノート 「メモしたくなる言葉たち」』が発売されている。内容は『宇宙兄弟』コミックス第16巻までに作中に登場する名言などを収録し、名場面集とともに再編集したもの。2012年6月22日には『宇宙兄弟 コミックガイド』が発売された。キャラクター紹介や作中に登場したジョーク集などのほか、宇宙飛行士へのインタビューなども掲載されている。また、2013年10月22日には『TVアニメ 宇宙兄弟オフィシャルファンブック』も発売。原作者である小山宙哉やアニメ制作陣へのインタビューの他、作中キャラクターである南波六太南波日々人へのインタビューも掲載された魅力の1冊になっている。

評価・受賞歴

本作『宇宙兄弟』は、2009年、2010年のマンガ大賞において2連続で2位にランクイン。また2009年にはこのマンガがすごい!(オトコ編)でも2位に選ばれている。その他、2011年には第56回小学館漫画賞(一般向け部門)、第35回講談社漫画賞(一般部門)をそれぞれ受賞した。

作家情報

小山宙哉は1978年9月30日生まれ、京都出身の男性漫画家。デザイン会社勤務の後、2005年に「モーニング」編集部へ持ち込んだ『ジジジイ』が第14回MANGA OPENで審査委員賞(わたせたいぞう賞)を受賞し、続く第15回MANGA OPENでも『劇団JET'S』で大賞を受賞した。その後、こしのりょうのもとでアシスタント経験を経て、「モーニング」2006年3・4合併号から『ハルジャン』を連載し、漫画家デビューを果たす。また同年、「モーニング」2006年27号から、最初に編集部へ持ち込んだ作品をアレンジした『ジジジイ-GGG-』を不定期連載した。そして「モーニング」2008年1号からは、自身初となる週刊連載であり代表作となる本作『宇宙兄弟』の連載を開始。『宇宙兄弟』は、TVアニメ化や実写映画化もされる人気作品となり、宇宙開発関連企業とのコラボレーションなど社会に大きな影響を与えるに至った。別媒体とのコラボレーションやチャリティーなど幅広い活動に積極的な漫画家として知られ、2016年にはドキュメンタリー番組『情熱大陸』に取り上げられている。なお、同じく「モーニング」誌上で作品を掲載しているツジトモとは漫画家になる以前からの親友で、互いのアシスタントを務めた経験もある。

登場人物・キャラクター

主人公

南波日々人の兄。非常に強い天然パーマでもじゃもじゃの頭髪が特徴の男性。勤めていた自動車開発会社で、弟で宇宙飛行士の日々人の悪口を言った上司に頭突きを食らわせ、退職処分となる。その後、就職活動に励むもの... 関連ページ:南波 六太

南波六太の弟。くっきりとした目鼻立ちに明るい色の短髪を持った爽やかな容姿が特徴。少し天然ボケなところがあるものの、どこか憎めないキャラクターであり、純真で明るく、社交性の高い性格の持ち主。また目標に突... 関連ページ:南波 日々人

南波六太、南波日々人の母親。六太と同じく強い天然パーマのかかったもじゃもじゃの頭髪が特徴。非常にマイペースであまり物事を深く考える性格ではないが、息子思いの良き母。ちなみに南波父とは非常に夫婦仲が良く... 関連ページ:南波母

南波父

南波六太、南波日々人の父親。寡黙であまり表情を動かさず、六太や日々人の同僚からは「あれこそがサムライだ」と言われるほどに厳格な容姿を持つ人物。しかし、実際には口を開けば親父ギャグを放ち、有名人などのモノマネを持ちネタにするような軽い性格。

南波六太や南波日々人の実家の近くにある天文台に住む、天文学者の老齢の女性。子供の頃に天文台に遊びに来た六太と日々人を迎え入れ、宇宙に関する知識だけではなく、人生におけるさまざまな教訓を授ける。このこと... 関連ページ:金子 シャロン

南波六太が宇宙飛行士選抜試験で出会った同い年の男性。髪をオールバックに固めつつ、前髪を一束だけひねって前に垂らした髪型が特徴。宇宙飛行士選抜試験の第2次審査会場で昼食を取っている六太に話しかけてくる。... 関連ページ:真壁 ケンジ

南波六太がJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験で出会った若い女性。女医であり、宇宙でしかできないような新薬の開発に携わりたいと宇宙飛行士を目指す。なお、父親を「ALS」という難病で喪っ... 関連ページ:伊東 せりか

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、南波六太と同じA班に振り分けられた男性受験者。受験当時は30歳。高身長で無造作にかきあげた髪、威圧感のあるつり上がった眉を持つ。過去に... 関連ページ:新田 零次

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、真壁ケンジらと同じB班に振り分けられた女性受験者。受験当時は30歳。5人兄弟の年長子という環境で育ったため、活発で面倒見の良い性格の持... 関連ページ:北村 絵名

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、南波六太と同じA班に振り分けられた男性受験者。受験当時は30歳。短髪に小さな目、団子鼻の容姿が特徴。京都大学の霊長類研究所でチンパンジ... 関連ページ:古谷 やすし

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、南波六太と同じA班に振り分けられた男性受験者。受験当時は54歳と受験者の中でも最高齢の人物。ほとんど白髪になった頭髪にレキシントンタイ... 関連ページ:福田 直人

2012~2020年の間にISS(国際宇宙ステーション)の長期滞在任務についていた日本の宇宙飛行士。短く刈りそろえた髪型にあごひげを蓄え、厳しい表情が特徴。あまりサービス精神旺盛な性格ではなく、他人を... 関連ページ:吾妻 滝生

JAXA(宇宙航空研究開発機構)に所属する日本の宇宙飛行士。サイドとバックを深く刈り上げたツーブロックに、頭頂部の髪を長く伸ばし団子状に固めた特徴的な髪型をしている。またスポーツサングラスのようなメガ... 関連ページ:紫 三世

JAXA(宇宙航空研究開発機構)に所属する日本の男性宇宙飛行士。センター分けの髪型をしている。紫三世と同期の宇宙飛行士でお互いに仲が良いが、性格は対照的で、宮田は冷静で大人しい性格。そのため紫の自由奔... 関連ページ:宮田 アツシ

JAXA(宇宙航空研究開発機構)に所属する女性宇宙飛行士。宮田アツシのバックアップクルーを務める経験を経て、2027年にISS(国際宇宙ステーション)での任務に就く予定になっており、南波六太は宇宙飛行... 関連ページ:木崎 サナエ

JAXA(宇宙航空研究開発機構)理事長。おかっぱ頭が特徴的な中年男性で、テレビなどに映る予定があると自慢の前髪をしきりに気にしたり、宇宙飛行士就任の挨拶の時も一生懸命考えたスピーチでなんとか上手いこと... 関連ページ:茄子田 シゲオ

JAXA(宇宙航空研究開発機構)に勤める職員で、太い眉と薄くなった頭髪を後ろになでつけた髪型が特徴の中年男性。宇宙飛行士選抜試験第2次審査では「過去に自分が試験を受けた際に毛莉さんにやられた」といって... 関連ページ:星加

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員。禿頭に三白眼という人相の悪い容姿が特徴。南波六太らが受けた宇宙飛行士選抜試験の試験官を務め、審査に関する注意点などの説明を行う。あまり人相は良くないものの、性格... 関連ページ:鶴見

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員で宇宙飛行士のマネージャーを務める女性。小柄な体に似ず、非常にパワフルでエネルギッシュな性格。まるで口から生まれたかのように関西弁でまくし立てる喋り方が特徴。マネ... 関連ページ:小町 ミチコ

筑波のJAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙開発センターで働く初老の男性。宇宙服開発に携わっており、伸縮性を加えることで従来よりも幅広い身長に対応可能な宇宙服を開発した。このことにより156センチの身長... 関連ページ:馬場 広人

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員。センター分けの若い男性で、宇宙飛行士選抜試験の第3次審査で受験者の監視を行う職務をこなす。登場したばかりの頃は茄子田シゲオらから「新人君」と呼ばれていたが、のち... 関連ページ:原田

羽賀 翔子

JAXA(宇宙航空研究開発機構)に所属する女性職員。伊東せりかの付き添いを担当しており、せりかと大沢厚の打ち合わせにも同行した。せりかが裏取引問題で疑惑を持たれた時には誰よりも心を痛めていた。

毛莉

JAXA(宇宙航空研究開発機構)に所属する宇宙飛行士の1人。本編には登場しないが、星加が宇宙飛行士選抜試験を受けた際に椅子のネジを緩めていたという回想で登場する。実在する宇宙飛行士の毛利衛がモデル。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)に所属する宇宙飛行士。本編には登場しないが、南波六太と南波日々人が子供の頃に講演を聞きに行った回想シーンに登場。人間をアリに喩えたうえで、宇宙は途方もなく大きいこと、そ... 関連ページ:野淵

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士で、南波日々人とおなじCES-51ミッションのメンバーの1人。少し前髪が後退した広い額を持つ壮年男性。月面ミッションで日々人と2人で船外調査を行ってい... 関連ページ:ダミアン・クウェラー

リンダ・クリフ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士で、南波日々人とおなじCES-51ミッションのメンバーの1人。金髪ショートカットの髪型が特徴の若い女性。既婚者で夫がいるほか、打ち上げ前にNASAに家族を呼ぶ家族支援プログラムでは弟も呼んでいた。父親のことを「パパ」と呼んでいる。

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士で、南波日々人とおなじCES-51ミッションのメンバーの1人。口ひげが特徴的な中年男性。ユーモアと冷静さを併せ持つリーダーシップ溢れる性格で、CES-... 関連ページ:フレディ・サターン

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士で、南波日々人とおなじCES-51ミッションのメンバーの1人。ツーブロックの髪型をした黒人男性で、鍛え抜いた肉体美が自慢の陽気な人柄を持つ。力には自信... 関連ページ:バディ・ウォーターズ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する女性宇宙飛行士で、南波日々人とおなじCES-51ミッションのメンバーの1人。つり上がった眉と後ろでまとめた黒髪がクールな女性。CES-51ミッションでは主に医療... 関連ページ:カレン・ジョーンズ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属していた宇宙飛行士の1人で、エディ・ジェイの弟。カリスマ性があり、周囲から愛される明るくユーモア溢れる性格を持ち、その上で宇宙飛行士として非常に優れた才能に恵まれた... 関連ページ:ブライアン・ジェイ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士でブライアン・ジェイの兄。ブライアン同様、ISS(国際宇宙ステーション)での700日に及ぶミッションを始め、数々の任務をこなしてきたベテラン。問題児ば... 関連ページ:エディ・ジェイ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士の男性。南波六太たちがNEEMO訓練を開始した際、それに先んじてAQ-Ⅱで訓練を開始していた宇宙飛行士の1人。南波日々人や紫三世、ローリー・クオモ、ジ... 関連ページ:アンディ・タイラー

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士の1人で、南波六太たちと「ジョーカーズ」の一員となる男性。ドレッドヘアーが特徴の、陽気でとにかくやかましい人物。誰かれ構わずハイテンションで話しかける... 関連ページ:フィリップ・ルイス

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士の1人で、南波六太たちとともに「ジョーカーズ」の一員となる男性。面長で垂れ目がちの瞳が特徴の優男。極度のナルシストでいつも気取った態度ばかり取っており... 関連ページ:カルロ・グレコ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士の1人で、南波六太たちとともに「ジョーカーズ」の一員となる女性。鼻筋の通った美人であるが、男勝りな性格で気が短く、これが原因で周囲と馴染めずに「ジョー... 関連ページ:ベティ・レイン

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士の1人で、南波日々人のサブクルーを務める青年。心優しく人懐っこい性格をしており、史上最年少ムーンウォーカーとなった日々人のバックアップを務められること... 関連ページ:ローリー・クオモ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士。インド出身の女性で、褐色の肌に大きな瞳、鼻に開けたピアスが特徴的な美人。他人に手をかざすことでそのオーラを感じ取り、対象にまつわるさまざまなことを言... 関連ページ:アマンティ・パテル

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士。コケた頬に常に半目がちで無愛想な顔、リムレスのメガネをかけた神経質な容姿が特徴の男性。とにかくせっかちで何事も合理的かつ理論的な思考を良しとする性格... 関連ページ:ビンセント・ボールド

大きな鼻に後退した前髪、濃い髭剃り跡が特徴の中年男性。サバイバル訓練を終えた後の宇宙飛行士たちがカムバックコンペティション'26に出場するにあたり、そのサポートをする技術屋の1人としてNASA(アメリ... 関連ページ:ピコ・ノートン

NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士で、ジョーカーズのサブクルーに任命されている男性。どんな状況下でも無表情のままで変化がなく、真面目すぎて冗談の一切通用しない性格を持つ。月面ミッションに備える... 関連ページ:モッシュ・ベルマー

月面基地で働くAI搭載ロボット。円筒形のボディに3本の脚、ボディ上部にはモニターとそれを覆う球状の透明なシールドが張られている。その役割はさまざまで、音声出力で宇宙飛行士の目覚ましを行ったり、モニター... 関連ページ:ブギー

NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士であり、宇宙飛行士室長も務める、長いもみあげが特徴の壮年男性。MITで宇宙航法学を修めた後、宇宙飛行士になり室長まで上り詰めた実力派。当初は周囲の推薦から南波... 関連ページ:ジェーソン・バトラー

CES-51ミッションのアレスⅠ打ち上げ直前、姿を消してしまったAPOを探す南波六太が出会った老人の男性。NASA(アメリカ航空宇宙局)に出張していたホットドッグ屋「DOG YOU」のホットドッグを買... 関連ページ:デニール・ヤング

NASA(アメリカ航空宇宙局)で月面基地プログラムマネージャーを務める中年男性。宇宙計画のすべてにおいて「ミスは許されない」「無理をしない」ことを前提として考え、また少しでも無駄を削ることを考える超慎... 関連ページ:ウォルター・ゲイツ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に勤めている黒人女性。低い身長にふくよかな体、常にサングラスをかけた容姿が特徴。宇宙飛行士の家族やNASAに訪れた見学者のガイド役を務める。ガイド役としては天性の才能かも... 関連ページ:ジェニファー

NASA(アメリカ航空宇宙局)でジェット機の訓練教官を務める男性。非常に強い天然パーマで、くりくりに巻かれた頭髪を持ち、長い顔をしている。真壁ケンジらが初めて会った時に、その頭部だけをみて南波六太を思... 関連ページ:アレクサンダー・ニコラス・フィリッポス・メディナカロス

NASA(アメリカ航空宇宙局)の開発部署で働く職員。後退した前髪とチョビ髭が特徴的な中年男性。開発部署では有人機に関する業務の指揮をする立場で、スパイダーやバギーの設計・開発を担当している。とにかく女... 関連ページ:ピーター

ダン

NASA(アメリカ航空宇宙局)の開発部署で働く職員。初めて開発部署を訪れた南波六太を明るく迎えた、気さくな男性。無人機に関する業務の指揮をする立場であり、無人探査機ギブソンやBRIANを設計した人物。

ハロルド

NASA(アメリカ航空宇宙局)の開発部署で働く職員。保護ゴーグルを付けた容姿が特徴の男性。開発部署ではすべての椅子の制作を担当していると言い、月面着陸船オリオンをはじめ、ビートルやスパイダーなどありとあらゆる搭乗機の椅子の開発を手がける。また父親もかつて打ち上げシャトルの椅子を開発したことがある。

ジョージ・マグワイア

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する地質学者であり、デザートラッツ訓練の教官も務める中年男性。自身の地質学者としての知識や経験に絶対の自信を持っている他、人を見る素質にも長けていると言い切ってはばからない尊大な性格の持ち主。しかし態度がちょっと高圧的なだけで、とくに悪人というわけではない。

ベン・ハート

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士で南波六太らとは同期生。濃いヒゲの黒人男性で、元軍人。非常に強い胆力の持ち主で、ビンセント・ボールドの超高速運転にも顔色一つ変えず落ち着いていた。シェイン・マグワンとは面識があり、ともに行動することも多い。

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士で、南波六太らとは同期生。濃く太い眉毛が特徴で非常に明るい性格を持つ。元軍人で、その時代に培ったものか、ビンセント・ボールドの超高速運転に恐怖するどこ... 関連ページ:シェイン・マグワン

ビル・ハガード

CES-66ミッションのフライトディレクターを務めるNASA(アメリカ航空宇宙局)の職員。大きなガタイに豪快な性格、話し声まで大きいという、まさに豪放磊落を地で行く闊達な中年男性。いつもド派手なネクタイを締めている。

セドリック

NASA(アメリカ航空宇宙局)の職員。太った容姿とシャツから除く胸毛が特徴の男性。打ち上げを目前に控えた「ジョーカーズ」のパーティーに参加した際、エディ・ジェイからあることを頼まれ、快諾する。母親を「ALS」で亡くしたという過去を持つ。

ラリー・バイソン

NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士。ビンセント・ボールドとともに南波六太ら新人の宇宙飛行士候補生の訓練教官を務めた男性。高い鼻と口周りに生やした無精髭が特徴の優男。几帳面で神経質なビンセントに対して、お調子者で軽い性格だが、洞察力と観察力に優れ、直感で動くタイプ。喫煙者。

NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士で、リーゼント風の髪型が特徴の男性。新人宇宙飛行士の初期訓練であるサバイバル訓練で、ローリー・クオモとともに南波六太らの所属する班のメンター(指導員)を務める... 関連ページ:マイク・デイビス

ザック・マコンネル

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士で、南波六太らと同期の男性。長い下まつ毛を持つ垂れ目の瞳が特徴。その面持ちはどう見ても中年相応であり、とても六太らと同期とは思えない威圧感を持つ。なお、新人訓練であるサバイバル訓練ではB班に所属。全体の3位でゴールしている。

イーサン、トッティ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士たち。CES-56ミッションのクルーとして紫三世とともに月面ミッションに挑む。その任務中、月面基地内で未確認生物「宇宙グモ」を発見。慌てて地球と交信し、その対処について助言を求める。

トッド・バード

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属していた宇宙飛行士の1人。2015年8月7日、ISS(国際宇宙ステーション)の太陽電池パネルの修理任務中に、船外活動ユニットが故障したことで宇宙服内に酸素が回らなくなり、そのまま窒息死した。

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属していた宇宙飛行士の1人。2023年、ブライアン・ジェイらとともにCES-43ミッションの月面調査任務を終えた後、地球に帰還する際に帰還船のパラシュートが開かないと... 関連ページ:タック・ラベル

ロビン・ブラウン

NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士の1人で、伊東せりかや北村絵名と同じチーム「クローバー」のコマンダー。ISS(国際宇宙ステーション)での滞在任務をこなすCTV-28ミッションに任命された。

ダグ・ホワイト

NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士の1人で、伊東せりかや北村絵名と同じチーム「クローバー」のサブコマンダー。ISS(国際宇宙ステーション)での滞在任務をこなすCTV-28ミッションに任命された。ソフトモヒカンのような髪型に、長いまつげを生やしたパッチリした目元が特徴。オネエ言葉で話す。

NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士でボルツのメンバーである男性。先に月面ミッションに備えた訓練を行っていた「ジョーカーズ」の面々を差し置いて、CES-66ミッションのプライムクルーの1人に選ば... 関連ページ:マルコム・エルキン

訓練を長期間無断で欠勤したカルロ・グレコに代わり、ジョーカーズの一員としてCES-66ミッションに任命されたモッシュ・ベルマーの元同僚たち。なお、彼らのチームは「パーフェクツ」と呼ばれていたが、クリス... 関連ページ:クリステンホルム、ドミドレ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属していた宇宙飛行士の1人。2023年、ブライアン・ジェイらとともにCES-43ミッションの月面調査任務を終えた後、地球に帰還する際に帰還船のパラシュートが開かないと... 関連ページ:マイケル・エアロフ

ハミルトン

AQ-ⅡでNEEMO訓練を行う宇宙飛行士たちを技術支援する潜水技術者。金髪のモヒカンにハの字に垂れ下がった眉、口の周りに髭を蓄えた特徴的な容姿をしている。穏やかな性格の持ち主だが、海の生物には愛情を超えた感情を持っており、そのことになると途端に情熱的に語りだす一面を持つ。

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する宇宙飛行士の男性。南波六太たちがNEEMO訓練を開始した際、先んじてAQ-Ⅱで訓練を開始していた。南波日々人や紫三世、ローリー・クオモら宇宙飛行士22期生、通称... 関連ページ:ジョージ・ラブ

かつてNASA(アメリカ航空宇宙局)に在籍していた宇宙飛行士の1人。ジェーソン・バトラーの6歳下の後輩で、バトラーの控えもよく勤めていた。T-38というジェット機の飛行訓練中に事故を起こし、それ以来P... 関連ページ:ロナルド・クーパー

オリビア

NASA(アメリカ航空宇宙局)で働く女性医師。ロシアで秘密裡にパニック障害克服訓練を行っていた南波日々人が、それを見透かされてNASAに帰って来た際、ローリー・クオモに頼まれて、ともにNASAでの克服訓練に立ち会うことになる。

南波日々人がヒューストンの自宅で飼っているオスのパグ。左前脚の付け根にハート型の模様があるのが特徴。「DOG YOU」のホットドッグとサツマイモの皮が大好物という珍しい食癖を持っている。わりと誰にでも... 関連ページ:APO

ヒューストンで南波日々人の家の隣に住む老齢の男性。禿げ上がった頭にちょび髭を生やし、細身の体をしている。NASA(アメリカ航空宇宙局)の訓練などで家を空けがちな日々人に代わって、APOの面倒を見るなど... 関連ページ:オジー・スミス

南波六太と同じく宇宙飛行士選抜試験を受験した28歳の男性。鼻筋の通った顔に強い意志を感じさせる大きな瞳が特徴。第2次審査の体力試験では、ルームランナーで16分22秒走りきる体力を見せ、審査を通過。第3... 関連ページ:溝口 大和

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、真壁ケンジらと同じB班に振り分けられた男性受験者。受験当時で30歳。鷲鼻で左目の下に大きな泣きぼくろのある気弱そうな風貌を持つ。見た目... 関連ページ:手島 有利

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、真壁ケンジらと同じB班に振り分けられた男性受験者。受験当時で25歳と最年少で、細い目と厚い唇を持つ独特の風貌が特徴。あまり他人と積極的... 関連ページ:富井 竜之介

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、C班に振り分けられた男性受験者。受験当時で40歳。ボサボサの髪に口ひげを蓄えた顔が特徴。非常に調子の良い人物で、野球選手の長嶋茂雄と名... 関連ページ:森嶋 茂雄

清水 早苗

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、C班に振り分けられた女性受験者。受験当時で36歳。ショートヘアの髪型に鼻筋の通った端正な顔つきを持つ。第3次審査を終えた後、C班から最終面接へ進む2名のうち1名として選ばれる。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験第3次審査で、C班に振り分けられた男性受験者たち。山下剛(やましたつよし)、丸宮順(まるみやじゅん)、増田大貴(ますだだいき)の3人。それぞれ一様に... 関連ページ:C班の男性受験者

南波六太と同じくJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験を受験した男性。真壁ケンジによればまだ20代と若く、第2次審査の体力試験では、ルームランナーで15分31秒走りきる体力を見せる。審査... 関連ページ:沢木

青竹 フミ

南波六太が受けた宇宙飛行士選抜試験で出会った女性。第1次審査を通過し、第2次審査まで残っている。南波日々人の大ファンであり、兄弟であることを知ると、六太に日々人のサインをねだった。なお、のちに六太から日々人のキスマーク付きのサインを受け取るものの、キスマークは六太が付けたものである。

ロシアの国営企業ロスコスモスに所属する宇宙飛行士。848日というISS(国際宇宙ステーション)滞在最長記録を誇る宇宙飛行士であり、世界的に有名な人物。特にロシア国内では英雄として崇められており、人気も... 関連ページ:イヴァン・トルストイ

イヴァン・トルストイの娘。母親譲りの大きな瞳に厚い唇が色っぽい女性。身長は高く、身なりや態度も大人びて見えるが実はまだ15歳。Mr.ヒビットの大ファンであり、そのモデルとなった南波日々人には恋愛感情に... 関連ページ:オリガ・トルスタヤ

エミーリア

イヴァン・トルストイの妻。ぱっちりとした大きな瞳を持ち、ふくよかな体型をした女性。イヴァンいわく「昔は美人だった」とのことだが、本人に言わせると「昔は美人で、今は超美人」だという。過去にバレエをやっていた経験があり、オリガ・トルスタヤにも指導を行っていた。

ロシアの国営企業ロスコスモスで宇宙飛行士室長を務める男性。過去にも室長を務め上げていたが、家族の事情でモスクワを離れることになり、ガザエフ室長に後任を譲っていた。しかし、モスクワに戻って来たことで再任... 関連ページ:オレグ・ボルシュマン

ロシアの国営企業ロスコスモスに所属する宇宙飛行士で、プロフィでは南波日々人の隣の部屋に住む。引っ越しの挨拶に洗剤を持って訪れた日々人のことを、文化の違いから「突然、人の部屋に来て洗剤を押し付けてくる気... 関連ページ:マクシム・ウルマノフ

ツーブロックの独特な髪型が特徴の、ロシアの国営企業ロスコスモス所属の男性宇宙飛行士。南波日々人やマクシム・ウルマノフと同じく月面探査宇宙飛行士候補生。明るく人当たりの良い性格で、ロシア伝統の訓練を苦も... 関連ページ:フランツ

ナタリア

ロシアの国営企業ロスコスモスで南波日々人の通訳兼サポートを担当する女性。ロシア語と英語に堪能であり、日本語も日常会話程度ならこなすことができる。ロスコスモスにおける日々人の居住地であるプロフィを案内してくれる。

金子 進一

金子シャロンの夫で天文学者。シャロンと出会って意気投合し、プロポーズの際には、小惑星を発見して「シャロン」と名付けることを約束。結婚後2年でその約束を果たした。しかし、結婚から4年後、まだ南波六太たちが子供の頃に死没してしまう。照れ屋でシャイだが、シャロンを愛する心優しい人物だった。

田村

金子シャロンの助手を務める女性。南波六太や南波日々人が子供の頃からシャロンの助手をしており、南波兄弟の素顔もよく知る人物。シャロンが難病である「ALS」に侵されてからもそばにおり、その生活をサポートしている。

ダニエル・モリソン

ハワイ大学で天文学を研究している天文学者であり、その世界における世界的な権威。金子シャロンの提唱した月面望遠鏡建設計画に興味を示し、協力者となる。シャロンの夫である金子進一と同じく、自身が発見した小惑星に妻の「シノーラ」という名前を付けたことがある。

レオナルド

ダニエル・モリソンの助手を務める恰幅の良い体型の男性。どこか少し抜けた感じのする人柄であり、ダニエルの言葉に過剰反応してみたり、余計な一言を挟んだりしては、「お前は黙っとれ」とダニエルにあしらわれるやり取りが定番。

ケリー

金子シャロンの妹。「ALS」を発症し、徐々に筋力を失っていくシャロンをサポートするため、同居している。なお、シャロンが提唱した月面望遠鏡建設計画の打ち合わせをするためにダニエル・モリソンが訪れた歳、その助手のレオナルドに「姉妹2人とも美人」と言われている。

上下ジャージ姿にサングラスをかけ、首元にホイッスルを下げた出で立ちをした中年男性。いつでも口角のつり上がったニヤけ顔をしている。実はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員で天文学者だが、見た目で判断さ... 関連ページ:五月蝿 静

伊東せりかの父親。医者であったが自身が「ALS」にかかってしまい、せりかが14歳の頃に亡くなっている。あまり口数は多くなかったが、大事なことはしっかりと教える良き父親で、せりかの尊敬する父親だった。な... 関連ページ:伊東 凛平

真壁ケンジの妻。娘を持つ父親として安定した生活を心がけるケンジの思いを知りつつ、ケンジが宇宙に憧れていることを知っており、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験を受けるように背中を押した... 関連ページ:真壁 ユキ

真壁 風佳

真壁ケンジの娘。2023年生まれでまだ幼く、初登場時にはまだろくに言葉も話せず、「頑張れ」というのを「かぺ」と発音する程度であったが、物語の進行とともに健やかに育っている。のちにケンジに2人目の娘が生まれることになった際、「あん」と名付ける理由の一端を作った。

真壁ケンジと真壁ユキの間に生まれた2人目の娘。2028年12月28日生まれ。名前の由来は、姉である真壁風佳に名前のアドバイスを求めたところ、出産直前に読んでいた絵本のタイトル「あんころちゃんとわたし」... 関連ページ:真壁 安

ビンセント・ボールドやピコ・ノートンの幼なじみ。1984年4月1日、ミネソタ州ポットヒル生まれの少年。子供の頃にはビンセントやピコとともに宇宙を目指し、ピコの作った宇宙船にビンセントが宇宙飛行士として... 関連ページ:リック・ターナー

カール

ロサンゼルス在住の少年。その姿が描かれたことはないが、ヒューストンで流れる「モーニングレディオのQ&Aコーナー」に質問を投稿しまくっており、度々質問が取り上げられてはDJにアドバイスをもらっている。なお、物語の時間進行とともに順調に歳を重ねており、番組が仕込んだ架空の人物ではない様子。

新田零次の弟。少年時代には零次を超える宇宙の知識を持ち、憧れを抱く、何の変哲もない少年だった。零次はそんなカズヤに影響を受け、いつしか宇宙飛行士になろうと思ったと打ち明けている。しかし、カズヤはなんら... 関連ページ:新田 カズヤ

南波六太の元職場であるミラクルカーコーポレーションの役員。六太の前で南波日々人の悪口を言ったことで頭突きを食らい、六太を退職に追い込んだ人物。また六太をクビにした後も、同業他社にまで根回しをして六太を... 関連ページ:間寺

ヒューストンに現れた連続強盗犯。消火剤を店員に噴射し、その隙に金銭を盗むという手口から「消火器男」と呼ばれ、各地で犯行を繰り返していた。ところが新たな犯行に及んだ際、たまたま同じ店にいた南波六太に取り... 関連ページ:消火器男

南波六太らが宇宙飛行士選抜試験を受けた時点で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の2代前の理事長だったとされる人物。六太が真壁ケンジと選抜試験の予習をしている際の会話の中にのみ登場した。ケンジの説明によ... 関連ページ:太田

その昔、閉鎖環境下における人物の精神への影響を見るためにJAXA(宇宙航空研究開発機構)が行った実験で、公募されてアルバイトとして選ばれ、閉鎖ボックス内で一定期間を暮らすことになった普通の大学生。閉鎖... 関連ページ:学生バイト

テレビで活躍している女性キャスター。辛口コメントが売りで、視聴者からの支持率も高い。宇宙開発に莫大な予算が割かれている一方で目立った科学的成果がないことをニュースで取り上げ、無駄であると持論を展開して... 関連ページ:塩川

手島有利の父親で大学の教授を務める人物。勇吉も宇宙飛行士選抜試験を過去に3度も受けたことがあり、専門も宇宙関係。「宇宙飛行士伝説」など、宇宙に関係する著作をいくつも残している。息子の名前をユーリ・ガガ... 関連ページ:手島 勇吉

アスパラガス嫌いの少年

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験3次審査終了後、サンタクロースに扮するバイトをしていた南波六太と記念撮影会を行った少年。サンタに扮した六太に、この世からアスパラガスを消してほしいという願いをかける。なお六太がこれを了承するとついでにセロリも消してほしいと欲をみせた。

フレディ・サターンの弟であり、ティムとマットの父親。見た目は紳士然としたフレディとは異なり、長い髪をツンツンに立ち上げ、丸いサングラスをかけたパンクな格好をしている。宇宙飛行士である兄を心から尊敬して... 関連ページ:ジョニー

南波日々人が月へ行くCES-51ミッションの打ち上げイベントに参加したモヒカンの髪型が特徴的な男の子。その見た目とは裏腹に礼儀正しく宇宙の知識に長けている。ガイドとして打ち上げロケットの紹介をしていた... 関連ページ:ティム

フレディ・サターンの甥の1人で、ジョニーの息子、ティムの弟。まだ小学生程度と思われる小さな子供だが、父親の影響か、髪をツンツンにかためて鋲付きのレザージャケットを羽織ったパンクな格好をしている。言葉の... 関連ページ:マット

ダミアン・クウェラーの子供で、まだ幼い小学生程度の小さな男の子。同じクルーの付き合いで家に招待した南波日々人と意気投合し、まるで兄弟のようにべったりとなついていた。なお、故人であるブライアン・ジェイと... 関連ページ:アラン・クウェラー

ティッシュ太郎ズ

日本で人気のお笑い芸人コンビ。「ニャンボ」と言いつつ変なポーズを決める一発芸が持ちネタ。南波兄弟の両親はこの2人の漫才が好きで、お笑いライブのDVDも所有している。

カムバックコンペティション'26に出場した日本人技術職の男性。背中に大きく「海人」と書かれたTシャツを着ていることから、南波六太らにそう呼ばれる。コンペでは他を圧倒する驚異的な技術力を見せ、見事1位を... 関連ページ:海人

ヒビット

作中アニメ「Mr.ヒビット」に登場する、南波日々人をモデルにしたウサギのキャラクター。日本ではアニメが放送されるや子供を中心に絶大な人気となり、一躍国民的アニメキャラクターに成長した。勇気溢れる元気なキャラクターで、「イエーイ」というのが口癖。

フレディドッグ

作中アニメ「Mr.ヒビット」に登場するキャラクター。南波日々人が月面に行った時のCES-51ミッションのクルーであるフレディ・サターンをモチーフにしており、口ひげを生やした精悍な顔をした犬のキャラクターとして描かれる。豊富な経験と統率力を持つまとめ役。

ダミアンホーク

作中アニメ「Mr.ヒビット」に登場するキャラクター。南波日々人が月面に行った時のCES-51ミッションのクルーであるダミアン・クウェラーをモチーフにした、鷹のキャラクター。高い技術力を持つ。

バディゴリラ

作中アニメ「Mr.ヒビット」に登場するキャラクター。南波日々人が月面に行った時のCES-51ミッションのクルーであるバディ・ウォーターズをモチーフにした、ゴリラのキャラクター。モチーフとなった人物同様、筋力に自信がある。

レッサーリンダ

作中アニメ「Mr.ヒビット」に登場するキャラクター。南波日々人が月面に行った時のCES-51ミッションのクルーであるリンダ・クリフをモチーフにした、レッサーパンダのキャラクター。豊富な知識を持っている。

カレンキャット

作中アニメ「Mr.ヒビット」に登場するキャラクター。南波日々人が月面に行った時のCES-51ミッションのクルーであるカレン・ジョーンズをモチーフにした、猫のキャラクター。医療技術に長けているという設定。

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する男性宇宙飛行士。プライベートで日曜大工を行い、宇宙船の飾りを自宅の屋根に取り付けようとしたところ、転落し腰を打って全治2週間の怪我を負った。このことが、南波日々... 関連ページ:スヴ・タキーユ

NASA(アメリカ航空宇宙局)に所属する男性宇宙飛行士。プライベートで趣味のエレキギターを演奏中、ストラップが切れてギターを足の甲に落としてしまい、中足骨を骨折。全治3か月の怪我を負ったことが「安全ス... 関連ページ:チャン・テイシー

エディ・ジェイの息子で大学生。趣味でメタルバンドを組んでおり、時に「開校記念日で休みだから」といって大学を休んでバンドの練習をするほど打ち込んでいる。バンドでは楽曲の作詞も担当しており、エディに新作の... 関連ページ:トミー・ジェイ

ベティ・レインとタック・ラベルの間に生まれた男の子。タックを事故で亡くした時点で3歳、ベティがCES-62ミッションに任命された時点で8歳になる。ベティは当初、父親を宇宙船の事故で亡くしたことがクリス... 関連ページ:クリス・レイン

ビンセント・ボールドの妻。せっかちで神経質なビンセントとは違い、非常に明るく温和な性格をしている。ビンセントとは長い夫婦生活の末にツーカーの仲になっており、ビンセントに呼びかけられるだけで何を求めてい... 関連ページ:ベリンダ・ボールド

ビンセント・ボールドの息子。初めてビンセントの家に行った南波六太がその姿を見て「ビンセントさんが小さくなった」と勘違いするほど父親似の容姿をしている。感情を表に出さない表情や知的好奇心が旺盛なところも... 関連ページ:アンソニー・ボールド

製薬会社「大沢製薬」に所属する男性医師で、主に「ALS」の研究に携わっている。宇宙飛行士になる前の伊東せりかの先輩にあたり、せりかがISS(国際宇宙ステーション)のミッションに任命されたことを受け、J... 関連ページ:大沢 厚

製薬会社「池内製薬」に務める会社員の男性。ISS(国際宇宙ステーション)への搭乗が決まった伊東せりかとその付き添いである羽賀翔子に、自社の新薬開発を依頼するものの、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の「... 関連ページ:黒川

ヒューストンにあるバー「OUTPUT TAVERN」の店主を務める中年男性。現在こそバーの店主をしているが、過去にはNASA(アメリカ航空宇宙局)でさまざまなプロジェクトに携わった経験のある人物で、ウ... 関連ページ:オーウェン・パーカー

株式会社スイングバイおよびその親会社である株式会社BYPの代表を務める43歳の男性。目を大きく見開いた表情が特徴で、福田直人からは「眼光が鋭い」と評されている。眼力だけではなく強い信念を心に秘めた熱い... 関連ページ:笑川 賢太郎

株式会社スイングバイに所属し、民間ロケット「FUJI」の開発プロジェクトチームの一員を務める51歳の男性。後ろになでつけたオールバックの髪に、ちょび髭を生やし、高く尖った鼻に細く鋭い目つきを持っている... 関連ページ:門村 忍

来栖 質文

株式会社スイングバイでロケットの緊急脱出システム開発部の部長を務める52歳の男性。同僚の門村忍とは逆に、穏やかな顔つきをしているが、思ったことを素直に口に出すはっきりとした性格。門村に「自分の顔は怖いでしょうか」と聞かれた時も「十分怖い、口ひげがチンピラっぽい」と辛口な評価を下した。

株式会社スイングバイの民間宇宙飛行士(コムノート)試験を受けた44歳の男性。元NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士だったが、脚に怪我を負ったことを理由に退職。しかし宇宙への情熱を捨てきれず、再ト... 関連ページ:ジョン・アーチャー

菅原 五郎

株式会社スイングバイの民間宇宙飛行士(コムノート)試験を受けた49歳の男性。ISS(国際宇宙ステーション)の「きぼう」モジュールの電気系プロジェクトに携わった経歴を持つ人物でISSの機械系に詳しい。コムノート試験ではその経歴が高く評価されている。

対馬 新

株式会社スイングバイの民間宇宙飛行士(コムノート)試験を受けた34歳の男性。現職は航空宇宙工学科の准教授を務めている。スイングバイの審査員からイケメンと評されるほど爽やかで整った容姿の持ち主。

五十嵐 寿

株式会社スイングバイの民間宇宙飛行士(コムノート)試験を受けた35歳の男性。軽くパーマのかかった長い髪に濃い眉毛と厚い唇を持つ個性的な容姿が特徴。容姿だけではなく、どんなことでも自分にとって好意的に前向きに考える独特な思考の持ち主。受験の審査員たちからも「独特のオーラがある」と言われていた。

株式会社スイングバイの民間宇宙飛行士(コムノート)試験を受けた26歳の女性で、馬場広人の娘。JAXA(宇宙航空研究開発機構)で宇宙服の開発に携わっている父親と同じく、自身もJAXAで働いており、主にI... 関連ページ:馬場 奈々美

伊東せりかの地元にあるよっこい商店街でコロッケ専門店を営む初老の男性。耳たぶの大きな福耳の持ち主で、本名は「多部」だが、「たぶさん」という愛称で親しまれている。1日にコロッケ2000個を売る人気店を育... 関連ページ:たぶさん

イタリアシチリア島に拠点を置くイタリアンマフィアのボスであり、カルロ・グレコの実の父親。カルロは16歳の頃に家を飛び出してから、父親と一切連絡を取り合っていなかったが、宇宙飛行士になったことなどは部下... 関連ページ:リベリオ・ゴッティ

サンドロ

リベリオ・ゴッティ率いるマフィアファミリーで幹部を務める男。カルロ・グレコが子供の頃からリベリオの右腕として働いており、本人よりもリベリオのことをよく知っているとまで言わせる男。リベリオの正体について薄々感づいていながらもその人柄に魅せられ、誰よりも深く信頼し、尊敬の念を傾けていた。

エンリコ・ドナート

イタリアのマフィア捜査本部に所属した男性。1993年9月30日に、リベリオ・ゴッティこと「レオ・グレコ」と2人で、警察内部にも極秘のマフィア潜入任務を開始した。しかし、その極秘任務の遂行中、何者かによって殺害された。

宍戸 レミ

日本ALS協会に所属するヘルパーの女性。「ALS」患者の身の回りの世話を担当している。明るく笑顔を絶やさない性格で礼儀正しいが、金子シャロンのことを「シャーさん」という愛称で呼び、初対面の南波六太の前で思わず口にするなど、抜けたところもある。

「ALS」を患っている成人女性。同じ病気の患者である金子シャロンと日本ALS協会を通じて知り合い、そのつてで「一度本物の宇宙飛行士に会いたい」と、田井らとともに、南波六太に会うためJAXA(宇宙航空研... 関連ページ:幸田

田井

「ALS」を患っている成人男性。同じ病気の患者である金子シャロンと日本ALS協会を通じて知り合い、そのつてで「一度本物の宇宙飛行士に会いたい」と、幸田らとともに、南波六太に会うためJAXA(宇宙航空研究開発機構)まで駆けつけた。口ひげを蓄え精悍な顔つきをした男性で、礼儀正しい性格。

日本ALS協会に所属するヘルパーの女性。「ALS」患者たちの身の回りの世話を担当している。宍戸レミらがシャロンを呼ぶ時の「シャーさん」という愛称を名付けた。レミのことを「ねーちゃん」と呼ぶが血縁関係にあるかは不明。

エイミー・ジェイ

ブライアン・ジェイの娘。母親似の褐色の肌で、大きな瞳が特徴的な美しい容姿を持つ。エディ・ジェイの月面ミッション打ち上げ前のパーティーに参加し、ブライアンの写真を持ってくる。南波六太とは初対面だが、面識のあった南波日々人から事前に話を聞いており、パーティーで六太に声をかけてくる。

マリアン・ジェイ

ブライアン・ジェイの妻。褐色の肌にパーマのかかった黒髪が特徴的な女性。エディ・ジェイの月面ミッション打ち上げ前のパーティーに参加し、南波六太と出会う。六太とは初対面だが、南波日々人を通じて話を聞いていたといい、ブライアンも会いたがっていたことを六太に伝えた。

集団・組織

ジョーカーズ

ビンセント・ボールドたちCES-63メンバーのサブクルーである、南波六太たちのチームを表す愛称。メンバーは、エディ・ジェイをチームリーダーとして、フィリップ・ルイス、アンディ・タイラー、カルロ・グレコ... 関連ページ:ジョーカーズ

アンツ

南波六太たち、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士23期生全体のことを指す愛称。六太や真壁ケンジがNEEMO訓練を行った際、ジョージ・ラブから23期生がそう呼ばれていることが初めて明かされた。なお、ネーミングの由来は不明。

モンスターズ

南波日々人やアンディ・タイラーたち、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士22期生全体のことを指す愛称。ジョージ・ラブいわく、ネーミングの由来は圧倒的な存在感を持つタイラーの容姿によるものと言われている。

ボルツ

マルコム・エルキンやジョセフ・トレンスなどのメンバーで構成された宇宙飛行士チームの1つ。先に挙げた2名の宇宙飛行士は2回の宇宙飛行を済ませており、その他にも経験豊富な30~40代の宇宙飛行士たちで構成... 関連ページ:ボルツ

クローバー

ISSでの滞在任務をこなすCTV-28ミッションに臨むメンバーたちに付けられたチームの愛称。ロビン・ブラウンをコマンダー、ダグ・ホワイトをサブコマンダーとして、伊東せりかと北村絵名を含めた4名がチームメンバー。

スウェッツ

NASA(アメリカ航空宇宙局)初の有人小惑星探査任務に任命されたチームの愛称。真壁ケンジと新田零士に、バディ・ウォーターズ、リーダーのフレディ・サターンを加えた4人がメンバーとなっている。なお、チーム名が名付けられた理由は「忍耐力があり、力強いメンバーを選んだらなんとなく汗臭くなってしまったから」。

デンバー社

宇宙開発関連企業で、同社の職員いわく「NASA(アメリカ航空宇宙局)の下請け」企業の1つ。ピコ・ノートンが所属する。主に帰還船の開発を請け負っており、ピコはこの会社における帰還船パラシュート展開システムの開発・製造のプロジェクトマネージャーを任されている。

株式会社スイングバイ

笑川賢太郎が代表を務める日本の宇宙関連企業の1つ。英字表記は「Swing-by」。笑川が代表を務める株式会社BYPの子会社であり、日本初の民間有人ロケットの開発を推し進めている。立ち上げ当初、協力者や... 関連ページ:株式会社スイングバイ

ミラクルカーコーポレーション

2025年まで南波六太が勤めていた自動車開発会社。六太が設計・開発した車がベストカーオブザイヤーを受賞するなどしており、街角でも多くの人が同社の車に乗っている姿を見ることができる。また六太が頭突きをし... 関連ページ:ミラクルカーコーポレーション

シューリー吉原

自動車開発会社をクビになった南波六太が、宇宙飛行士選抜試験を受けるまでの間、在籍していた修理会社。「なんでも格安修理屋」というキャッチコピーで営業を行っている。

場所

ブランブルック山

月面にある山の1つ。南波日々人たちが月面での任務をこなしていた際、駆動していたギブソンの連絡がこの山の周辺で途絶えたことを受け、日々人とダミアン・クウェラーが周辺の捜索を行った。その結果、ギブソンと同様に、日々人たちも遭難してしまうことになる。

リッテンディンガー峡谷

月にある峡谷の1つで、ブランブルック山近辺に位置する。周囲を高い崖に囲まれ、谷底にいるとヒューストンはもちろん、月面基地との通信もできないほどの深さを持つ。通信の途絶えたギブソンの捜索に向かった南波日々人とダミアン・クウェラーがバギーで転落し、遭難した場所。

DOG YOU

ヒューストン周辺で営業を行っている移動型ホットドッグ専門店。APOはこの店のホットドッグが大好物であり、ここのホットドッグを持っていれば見知らぬ人にでもついて行ってしまう。ちなみに、南波六太はこの店のホットドッグを「普通にうまい」と評しているが、オジー・スミスによれば特にうまくもないという。

ぐでんぐでん

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験の第2次審査で「B班」に振り分けられた15名のメンバーたちが、第2次審査の結果を受け、合格者を祝う飲み会を開いた居酒屋。B班のメンバーは全員飲み会に... 関連ページ:ぐでんぐでん

試験専用バス

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験の第3次審査で使われたバス。窓がなく、全面打ちっぱなしの鉄板で覆われたような独特の車体を持ち、運転席と座席の間にはシャッターが搭載されているため、搭... 関連ページ:試験専用バス

閉鎖ボックス

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験の第3次審査で使われた特殊な試験施設。ダイニングキッチン、シャワールームなど生活に必要なものはそろっているが、物品受け渡し室以外は外界とは一切遮断さ... 関連ページ:閉鎖ボックス

CINEMANBOW

宇宙飛行士選抜試験第3次審査が終了した後の打ち上げを経て、街をぶらついていた南波六太が訪れた映画館。スタローン主演の『ロッキー12』と『スターシップトゥルーラブ』が公開されていた。

ちどり足

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士選抜試験が終了し、見事合格したメンバーを祝う打ち上げで使われた居酒屋。打ち上げには合格者のほか、不合格となった福田直人や溝口大和たちも駆けつけている。

ポットヒル

ミネソタ州にある小さな町で、ビンセント・ボールドやピコ・ノートンの出身地。郊外に巨大な鉱山があり、町に暮らす者たちはほとんどその鉱山の露天掘りで生計を立てている。そういった環境特有の共通意識があり、幼い頃のビンセントやピコは、鉱夫になる以外の進路を周囲から許されないでいた。

AQ-Ⅱ

NASA(アメリカ航空宇宙局)の訓練で使用される施設。海底20メートルに作られた仮想月面基地であり、全部で3棟が存在する。AQ-Ⅱはその1つであり、南波六太と真壁ケンジが訓練を行った場所。

REGGAE REGGAE BAR

ヒューストン郊外にあるバー。シャロン月面天文台の建設を担う重要な月面ミッションであるCES-66ミッションに「ジョーカーズ」の面々が選ばれなかったことを受け、その対策会議を行う場所としてフィリップ・ル... 関連ページ:REGGAE REGGAE BAR

OUTPUT TAVERN

オーウェン・パーカーが店主を務めるバー。店主の趣味により店内には多くの宇宙飛行士の写真やアイテムが飾られており、「宇宙飛行士御用達のバー」を公言している。CES-66ミッションの再任命権をかけてウォル... 関連ページ:OUTPUT TAVERN

よっこい商店街

伊東せりかの出身地である横浜のある町に存在する商店街。せりかがまだ子供の頃、通学路として毎日通った道であり、地元の人間の中にはせりかの幼少時代を知る者も多い。せりかがISS(国際宇宙ステーション)への... 関連ページ:よっこい商店街

たぶさんのハートコロッケ

伊東せりかの地元であるよっこい商店街の中に店を構えるコロッケ専門店。たぶさんが店主を務めており、それが店名になっている。せりかがまだ小学生の頃は「たぶさんのおいしいコロッケ」という売れないコロッケ専門... 関連ページ:たぶさんのハートコロッケ

カルロム洞窟

月の裏側にある大きな横穴。シャロン月面天文台で使用するパラソルアンテナ12本を月上空から投下したところ、そのうち1本が投下したはずの位置で行方不明になり、周囲を捜索していた際に南波六太が発見した。穴の... 関連ページ:カルロム洞窟

プロフィ

ロスコスモスにある集合住宅。南波日々人がロシアで宇宙飛行士として再起するにあたって、オレグ・ボルシュマンから宿泊許可を得ることができた場所。部屋は全体的に狭く、水道の水は黄色く濁っており、テレビもほぼ... 関連ページ:プロフィ

関連外部リンク

宇宙兄弟Official Web - 『宇宙兄弟』や宇宙にまつわる最新ニュースを掲載するウェブサイト。関連商品を扱った公式ネットショップも併設されている。

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