DAN DOH!!ネクストジェネレーション

万乗大智が手掛けるゴルフ漫画『DAN DOH!』シリーズの第3弾。少年ゴルファーである青葉弾道らが、師匠である新庄樹靖の名前を悪用しようとする黒幕に挑む。「週刊少年サンデー」にて、2004年17号から2005年1号まで連載された作品。

正式名称
DAN DOH!!ネクストジェネレーション
作画
原作
ジャンル
ゴルフ
レーベル
少年サンデーコミックス(小学館)
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概要・あらすじ

敬愛する師匠である新庄樹靖の逝去を知った中学生ゴルファーの青葉弾道(ダンドー)は、弔いのために、「新庄インビテーショントーナメント」に参加する。しかし、そのトーナメントの実態は、新庄の理想とするゴルフとはあまりにかけ離れた醜悪なものだった。この事態を仕組み、新庄の名声を乗っ取ろうとするローマンスター社会長ルチオ・フルチの野望を知ったダンドーたちは、新庄の愛したゴルフを取り戻すべく、ルチオに立ち向かうのだった。

登場人物・キャラクター

青葉 弾道 (アオバ タダミチ)

中学1年生の少年。元は野球少年だったが、プロゴルファーである新庄樹靖との出会いにより、ゴルフの世界に足を踏み入れた。並外れた運動神経や集中力、さらに、風向きや気候の変化などを「自然の声」として読み取る技能を持っており、それを利用した奇策と、迷いのないプレーによって、格上のゴルファーとも互角以上に渡り合う。ゴルフを深く愛しており、ゴルフに対して真摯なプレイヤーやファンには常に礼儀を欠かさない。 しかし、ゴルフを私欲のために用いたり侮辱したりする人に対しては、怒りを露にすることも少なくない。

新庄 樹靖 (シンジョウ ミキヤス)

青葉弾道(ダンドー)、砂田優香の師。現役最強のゴルファーと言われており、彼の存在そのものが、ゴルフ界に大きな影響を及ぼしている。難病を患っており、死期が近いことも悟っていたが、自らのゴルフを次の世代に継承するという役割を最期の瞬間まで全うし続ける。死の間際に、ダンドー、赤野拓也を始めとした懇意のゴルファーを招待する「新庄インビテーショントーナメント」の主催を宣言。 自分の作り上げたコースの前でダンドーたちとの日々を回想しつつ、至高の幸福の中で息を引き取った。

赤野 拓也 (アカノ タクヤ)

新庄樹靖の友人で、青葉弾道(ダンドー)の尊敬するプロゴルファー。強面で腕っぷしも強く、憎まれ口をたたくことも多いが根は優しい。生前の新庄からトーナメントの招待を受けていたものの、自分の野望にとって最も厄介な障壁と認識するルチオ・フルチによって、トーナメントの参加を妨害される。しかし、新庄の計らいによって永久シード枠に前もって選出されていたため、事なきを得た。 トーナメントの初戦では、ダンドーと共にワンボールフォーサムのチーム対抗戦にて、過去に因縁を持つハリスのチームと対決する。

砂田 優香 (スナダ ユカ)

青葉弾道(ダンドー)のクラスメイトである女子中学生。新庄樹靖の弟子でもあるため、ダンドーと共に「新庄インビテーショントーナメント」に招待されている。ダンドー同様、ルチオ・フルチの所業に大きな憤りを見せており、新庄の志を絶やさないことをダンドーに託す。自身も、不安に駆られた三上龍ノ介を励ますと同時に助言を送り、その素質を大きく引き出している。

ラミア・タンティン (ラミアタンティン)

ある裏社会に属する組織のボスの娘。現在は、青葉弾道や砂田優香のクラスメイトとして、同じ学校に通っている。見た目は小柄な少女だが、裏社会におけるやり取りに慣れているため、命のやり取りすら平然とやってのける度胸と体力を持つ。トーナメントの裏に潜むルチオ・フルチの不正を暴くため、彼の部下であるハリスと渡り合う。

ムクムク王子 (ムクムクオウジ)

デロン王国の王子。青葉弾道(ダンドー)の同年代ライバルと目されるプロゴルファーで、賞金で国を豊かにするという目標を持つ。幼い頃から砂浜で特訓を繰り返したため、バンカーからのリカバリーを得意としている。彼もまた「新庄インビテーショントーナメント」の招待状を受け取っており、初戦ではワンボールフォーサムのチーム戦で、ダンドー、赤野拓也と共に戦う。

ラロ・シフリン (ラロシフリン)

表情や感情の起伏に乏しい。凄腕のプレイヤーで、ゴルフのみならずあらゆるスポーツに精通している。しかし、その強さ故にスポーツに対して諦観を抱いており、自分の想像を絶するプレーを見ることを強く渇望している。かつて自身を魅了したスーパープレイを披露した青葉弾道(ダンドー)と赤野拓也に、強い注目を向けている。「新庄インビテーショントーナメント」の初戦でダンドーらとチームを組むが、勝つことに興味はなく、ダンドーの全力を誘発させるため、あえてチームを困難に導いてしまう。

ハリス (ハリス)

報酬を求めて賭ゴルフを生業としている闇ゴルファー。赤野拓也とは過去に因縁があり、かつてゴルフの技術を伝授したことがある。新庄樹靖の後継者を潰すという目的で、ルチオ・フルチに金で雇われたが、本人は意に介しておらず、赤野との決着を望んでいる。

三上 龍ノ介 (ミカミ リュウノスケ)

新庄樹靖の弟子である小学生。新庄の遺言により、青葉弾道(ダンドー)のキャディを務めることになる。新庄、ダンドーに強いあこがれを抱く反面委縮してしまっており、自分のせいで彼らに迷惑をかけることをひどく恐れている。しかし、コースを調査する力量はとても小学生とは思えない緻密なもので、「新庄インビテーショントーナメント」2回戦では、幾度となくダンドーの窮地を救う。

トレバー・ジョーンズ (トレバージョーンズ)

かつて英国海軍に所属していた、42歳のイギリス人。6年前の全英オープンで優勝を果たしており、世界最強のアマチュアプレーヤーと呼ばれている。かつての青葉弾道(ダンドー)の戦歴を見て興味を抱いていたが、それが不正の賜物であるとルチオ・フルチより言い含められている。それを暴くため、「新庄インビテーショントーナメント」2回戦でダンドーと対決する。

ルチオ・フルチ (ルチオフルチ)

世界的な大企業「ローマンスター社」の会長。強欲かつ卑屈な性格の中年男性。新庄樹靖の親友、および後継者を自称し、「新庄インビテーショントーナメント」の主催を宣言するが、実際は新庄の望む大会とはまるで違った醜悪な大会に仕立て上げており、さらに数々の不正を用いて、新庄の後継者を一掃しようと目論んでいる。

集団・組織

ローマンスター社 (ローマンスターシャ)

世界屈指の総合複合産業。戦車からチューインガムまで、地球上のあらゆる産業に関わっているとされる。「新庄インビテーショントーナメント」の方向性を大きく歪ませることができたのもこの企業の力によるものだが、実際はルチオ・フルチの独断であり、企業として意図したものではない。

場所

新庄インビテーショントーナメント (シンジョウインビテーショントーナメント)

余命幾ばくもない新庄樹靖が計画していたゴルフトーナメント。優勝者には、次の大会に関する全ての権利が贈られるため、実質的には新庄の後継者を決する大会といえる。当初の計画では、新庄が信頼する500名のゴルファーが集い、新庄の作ったコースにて雌雄を決するはずだった。だが、ルチオ・フルチによって大会そのものが大きく歪められてしまい、「ローマンスター社」で勝手に集めたゴルファーが多数参加する事態となってしまう。

その他キーワード

ワンボールフォーサム (ワンボールフォーサム)

「新庄インビテーショントーナメント」の1回戦にて採用されたルール。1つのボールを4人が順に打ち、1ホールごとにスコアを競う争い。18ホール中、半分以上負けた方のチームに所属する4人がまとめて予選落ちするシステムとなっている。今回の大会でこの形式が採用されたのは新庄樹靖が意図したものではなく、新庄の後継者をまとめて追い落とそうとするルチオ・フルチの策略である。

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