概要・あらすじ
高校卒業の日、主人公深町は同級生の山田華に告白するも、彼女から「ピンボールマシンのハイスコアを超えることが出来れば」という条件を提示されてしまう。彼女のためにハイスコアを目指し、ゲームセンターFLIP-FLAPに通い詰めた深町は、やがてピンボールの才能を開花。徐々にこの世界ににのめり込んでいくのであった。
登場人物・キャラクター
深町 (ふかまち)
自分を「普通」の人間と考えている少年。高校卒業の日に、同級生の山田華に告白したことがきっかけで、ピンボールを始める。初めはたかが遊びに本気を出すことなどおかしいと考えていたが、ピンボールを続けるうちにその魅力に憑りつかれ、全力でプレイするようになる。また、反射神経と集中力に優れており、腕前も上達していく。
山田 華 (やまだ はな)
同級生の深町に告白され、「ピンボールマシンのハイスコアを超えれば付き合う」という条件を出す。常連のゲームセンター「FLIP-FLAP」では、同じく条件を出された男たちからアイドル的な人気がある。普段はおしとやかでつかみどころのない性格だが、ピンボールには全力で、プレイ中は奇声をあげるほどである。
井森 (いもり)
ゲームセンターFLIP-FLAPの常連客で、山田華目当ての男の一人。ピンボールへの愛情は深く、深町が大会に出る際は恋敵であるにもかかわらず特訓に付き合った。
店長 (てんちょう)
ゲームセンターFLIP-FLAPの店長で、山田華の祖父。ピンボール歴30年で、アメリカの大会で優勝するほどの腕前。
UFOさん (ゆーふぉーさん)
ゲームセンターFLIP-FLAPにあるピンボール台で「31億2367万320点」という、誰も破ったことのないハイスコアを持つグランドチャンプ。本編にはスコアの登録名しか登場せず、正体は不明。
筑波 フリオ (つくば ふりお)
20歳の大学生。ある日ゲームセンターFLIP-FLAPでピンボールをプレイする振波ヒカルに一目惚れ。彼女に近づくためにFLIP-FLAPでバイトを始め、ピンボールを学んでいく。
振波 ヒカル (ふりなみ ひかる)
ゲームセンターFLIP-FLAPの常連。手が早く言葉づかいも荒っぽいが、ピンボールには真剣な少女。
場所
FLIP-FLAP (ふりっぷふらっぷ)
ビルの中にあるゲームセンターで、一般的なアーケードゲームのほかにピンボールマシンが設置してあるのが特徴。店長はヒロイン山田華の祖父。