HUNTER×HUNTER

正式名称
HUNTER×HUNTER
ふりがな
はんたーはんたー
作者
ジャンル
アドベンチャー
 
バトル
 
ファンタジー
レーベル
ジャンプ・コミックス(集英社) / 集英社マンガ総集編シリーズ(集英社)
巻数
既刊35巻
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世界観

主人公の少年・ゴン=フリークスが、生まれてから一度も姿を見たことがない父親・ジン=フリークスと会うために、父と同じくプロのハンターとなり、様々な困難に立ち向かいながら仲間とともに父との再会に近づいていく冒険活劇。舞台となるのは、近代的なビルや通信・交通手段が発達した文明社会でありながら、魔獣など異形の者も共存している世界である。そして、この世界でのハンターとは、賞金首や財宝から、未知の食材、希少生物、怪物や幻獣まで、あらゆる珍しい物を追い求める職業であり、「ハンター試験」に合格したプロハンターには絶対的な特権が与えられることになっている。ただし、ハンター試験の合格率は数百万分の1と言われるほどの超難関であることに加え、ライセンスの取得後も「」と呼ばれる特殊能力をマスターしなければ、実質的にハンターとして活動することはできない。

本作ではこうした社会の「裏ルール」をはじめ、綺麗事だけでは済まされない世の中の現実のことも積極的に描かれており、少しでも油断をすれば騙され、ともすれば命まで奪われてしまうような緊張感の中で物語は展開する。そうした殺伐とした世界であるがゆえに、主人公のゴンの純真さや、数少ない本当に信用できる仲間との絆はかけがえの無いものとして描写されている。そして、その絆の強さは、敵側のキャラクターであっても同様に描かれていることが少なくない。

この作品の多くの国で使われている通貨はジェニー。作中では「J」という記号で表され、1ジェニーは約0.9円に相当する。他にもペイルという通貨があり、こちらは東ゴルトー共和国で使用されている。文明レベルも現代社会に非常によく似た構成となっており、飛行機、気球、飛行船、船、自動車、バイクなどの乗り物、刀、銃、ミサイルなどの武器、ケータイ電話やネットなどのインフラ、ホテル、定食屋、商店などの商業施設など、様々なものが存在する。言語は200種類以上存在し、それを同時通訳するケータイ電話もある。文字に関しては種類は不明だが、ハンターたちが用いる「ハンター文字」というものが存在する。ハンター文字の文章構成は日本語に似通っており、作中何度も登場するため注意深く読み取れば解析が可能だ。また、この世界のすべての人間は、国際人民データ機構というシステムによって国民番号が付与されている。ただし、流星街と呼ばれる地域に住む者は国際人民データ機構には登録されていないが、そのことは一般人には知らされていない。

この世界には「V5」と呼ばれる世界組織があり、近代五大陸と呼ばれるベゲロセ連合国、サヘルタ合衆国、オチマ連邦、ミンボ共和国、クカンユ王国が加盟している。それ以外にはパドキア共和国、ミテネ連邦(NGL自治国、ロカリオ共和国、ハス共和国、西ゴルトー共和国)、東ゴルトー共和国、ベゲロゼ連合国、カキン帝国、ジャポンなどの国が存在する。

作品が描かれた背景

集英社の発行する少年漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」において、1998年14号より連載開始。単行本は2016年現在、ジャンプコミックスより33巻が発刊されており、累計発行部数は6600万部を超える。現在も連載は続いており、「週刊少年ジャンプ」の中では長期連載されている作品であるが、その一方でしばしば長期休載されることでも知られており、その注目度の高さと相まって、連載再開が決定した際にはニュースになることさえある。

本作は作者の冨樫義博の収集癖が色濃く反映されており、収集の面白さを題材として「ハンター」という単語がタイトルに含まれた作品を構想したことが、単行本第6巻の作者自身によるコラムで明かされている。さらに同コラムにおいて、『HUNTER×HUNTER』というタイトルは、お笑い芸人のダウンタウンが「何で2回言うねん」とテレビ番組で発言していたことから着想したと単行本6巻に記載されている。

作品構成

基本的には連続したストーリーの長編作品として描かれているが、そのときどきの展開において明確なテーマが設定されており、「ハンター試験編」や「グリードアイランド編」といった、いくつかの大きなエピソードに分かれている。それぞれのあらすじについては、「あらすじ」を参照のこと。

あらすじ

ハンター試験編(第1~37話)

主人公・ゴン=フリークスの生い立ちから、ハンター試験に合格するまでを描くエピソード。その試験会場に向かう過程で同じくハンターを志すクラピカレオリオ=パラディナイトと出会い、また試験会場では同い年でありながら突出した実力を秘めた少年・キルア=ゾルディックと親しい間柄となる。この4人は物語の進行とともに信頼関係を深めていき、命がけでハードなハンター試験の課題を、協力しながら突破していく。そして後のエピソードにおいてもこの4人の関係は継続し、とりわけゴンとキルアの友情は、物語の中核として描かれていく。また、ハンター試験で遭遇した怪しげなマジシャンであり、殺人鬼でもあるヒソカとは、浅からぬ因縁が続くことになる。

ククルーマウンテン編(第38~43話)

暗殺を家業とするゾルディック家の生まれであるキルア=ゾルディックが、その生い立ちゆえに「友情」といった類の人間関係を否定されながらも、ふたたびゴン=フリークスたちと再会し、旅立つまでを描くエピソード。キルアに歪んだ形で愛情を注ぎ、束縛しようとする兄のイルミ=ゾルディックは、この後も物語に暗い影を落とす。また、キルアの独立心に理解を示す父のシルバ=ゾルディック、生涯現役を貫く祖父のゼノ=ゾルディックは、超絶な凄腕の暗殺者として後に重要な場面で登場するほか、欲望に忠実で、オタク的な気質のもうひとりの兄・ミルキ=ゾルディックやゾルディック家に仕える執事たちも、それぞれ印象的な形で継続して物語に関わってくることになる。

ストーリー上の展開としては、ゾルディック家に戻ったキルアのもとに、ゴン、クラピカレオリオ=パラディナイトの3人がキルアを連れ戻しにやってくるという形で進行。しかし、ゾルディック家の敷地に入るためには「試しの門」と呼ばれる、最も小さなものですら片側で2トンもの重量がある扉を腕力のみで開けることが必須条件となっているため、過酷な修行が課されることとなる。その扉の突破を含め、数々の難関を突破したゴンたち3人はようやくキルアと再会し、ゾルディック家をあとにする。

天空闘技場編(第44~63話)

本作の中核を成す特殊能力である「」が初登場となるエピソード。ゾルディック家からキルア=ゾルディックとともに発ったゴン=フリークスたちは、ヨークシンシティでの再会を約束して、クラピカレオリオ=パラディナイトとは別行動となる。そしてゴンとキルアは、修行と小遣い稼ぎを兼ねて「天空闘技場」に挑戦することになる。そこで少年闘士・ズシと、彼の師匠であるウイングに出会い、戦闘の技術では圧倒的に未熟であるはずのズシが、異常なほど打たれ強いことに疑問を抱くが、ウイングはその秘密について語ろうとしなかった。そしてウイングは、天空闘技場で身体能力のみで上層階へと到達しつつあったゴンとキルアが、このまま200階以上の敵と戦えば最悪命に関わる事態となってしまうと判断し、ついに「念」の基礎を伝授することを決心する。そしてその「念」の習得こそが、本当にプロハンターとして活動するための、いわゆる「裏試験」であったことが明かされる。その頃クラピカもまた、自身の目的を遂行しようとする過程で「念」の存在を知り、師となる人物との出会いを果たす。

ヨークシン編(第64~119話)

オークションの出品物を巡り、盗賊集団である「幻影旅団」との死闘を繰り広げることとなるエピソード。幻影旅団側の人間関係やバックボーンも濃密に描かれるため、「幻影旅団編」と呼ばれる場合もある。

」の基礎を身につけたゴン=フリークスキルア=ゾルディックは、天空闘技場での自分たちにとっての目的を達成すると、そこに留まることによって得られる数々の恩恵や報酬には執着することなく、新たな旅を始める。そこでゴンはキルアとともに、久しぶりに故郷であるくじら島に戻る。当初はゴンがハンターを目指すことに反対していた育ての親・ミトは成長したゴンの揺るがない意志を認め、ゴンの父親・ジン=フリークスから託されていた箱を渡す。箱の中には「ジョイステーション」というゲーム機のメモリカードと指輪が収められており、そこからハンター専用のゲームソフト「グリードアイランド」の存在を知ったゴンたちは、謎のゲームを追ってヨークシンシティで開催されるオークションに参加することになる。一方クラピカは、「緋の眼」と呼ばれる同胞たちの眼球の奪還と、彼らを惨殺した幻影旅団のメンバーへの復讐を果たすべく、その第一歩としてマフィアの「ノストラードファミリー」に用心棒として雇われていた。そして護衛についたボスの娘であり、念能力によって未来予知を行うネオン=ノストラードの「人体蒐集」という奇特な趣味に付き合う形で、やはりヨークシンのオークションの場に足を運ぶこととなる。

その頃、幻影旅団は出品物を狙って、マフィアの仕切るオークションを奇襲する計画を立てていた。そして大規模な抗争の末、幻影旅団には高額な懸賞金がかけられる。ゴンたちは、ゲームソフトとしては非常識に高額な「グリードアイランド」を落札するための資金を得るため、再会したレオリオ=パラディナイト、さらに幻影旅団への復讐を遂行しようとするクラピカとその仲間たちと協力して懸賞金の獲得を狙うが、幻影旅団の圧倒的な戦闘能力には太刀打ちできず、逆に囚われてしまう。

グリードアイランド編(第120~185話)

ハンター(=能力者)専用のゲーム「グリードアイランド」をクリアした者たちだけが得られる報酬を巡り、プレイヤー同士が命がけのプレイに身を投じるエピソード。これまで以上に知略と謎解きが重要となるとともに、ゲーム内で出会った正体不詳の女性・ビスケット=クルーガーの導きによって、ゴン=フリークスキルア=ゾルディックが「念」の基礎段階の能力を得てから、さらに個別の能力を得ることになる特訓編という側面もある。

ヨークシンシティでの幻影旅団との死闘の末、クラピカたちの働きによって身柄を解放されたゴン=フリークスキルア=ゾルディックではあったが、表面上は騒動が収拾したことになってしまったため、すでに懸賞金を獲得することは不可能となっていた。そこで発想を変え、「グリードアイランド」をある目的のためにすべて落札した富豪・バッテラ氏の募集していたプレイヤーとして「グリードアイランド」への接触に成功。無事に選抜をくぐり抜けてプレイに参加することになるが、ゲーム内にプレイヤーの実体が取り込まれたその先は、アイテムを巡って容赦のない殺し合いも行われ、実力なき者はすべてを奪われる殺伐とした世界と成り果てていた。肉体でのバトルに長けたゴンとキルアも、ここでのカードによるバトルでは初心者に等しく、早々に入手したアイテムを巻き上げられてしまう。

一方、すでにこのゲームは単独でのクリアは不可能と誰もが考えており、ゲーム内ではいくつかのグループが形成されていた。ゴンたちはゲーム内で出会ったビスケと名乗る女性の協力によって念能力の特訓を積みながら、本格的にゲームの攻略を進めていた。やがて合流することになったグループのメンバーたちが、善良な仲間を装っていた「爆弾魔」によって大量に殺害されてしまう。ゴンたちは極めて難易度の高いあるイベントを通して、「グリードアイランド」の重要人物・レイザーから、このゲームを作ったのが父親のジン=フリークスと仲間のハンターたちであることと、プレイを進めることによって、自然とハンターが念能力を高めるように作られていることを知る。そして様々な仲間たちの協力によってクリア目前にまで至ったゴンたちは、互いに相手の持つアイテムを入手すればゲームクリアとなる「爆弾魔」との最終決戦を迎える。

キメラ=アント編(第186~318話)

捕食した生物の能力を吸収して進化する危険生物・キメラ=アントハンターたちの戦いを描くエピソード。これまでに増して、極めて凄惨な人間の死に様が描かれる。

死闘の末に「グリードアイランド」をクリアしたゴン=フリークスたちだったが、クリア賞品として獲得したアイテムによって飛ばされた先にいたのは、父のジン=フリークスではなく、その弟子のカイトであった。そしてカイトの仕事を手伝う中で、ふたりは「キメラ=アント」という生物の存在を知る。人間を捕食したことによって知能が異常発達したキメラ=アントは、すでに人間社会の一角を蝕むほどに増殖しており、調査に向かったカイトもゴンたちを守って消息不明となってしまう。事態を重く見たハンター協会の会長・アイザック=ネテロは、モラウ=マッカーナーシノヴとともに自らも乗り出し、キメラ=アント討伐隊を結成。カイトを取り戻したいと強く念じるゴンもまた討伐隊への参加を希望するが、参加するための最低条件として、メンバーの候補者であるナックル=バインシュート=マクマホンを倒すことを課せらる。

その頃、ハンターたちの奮闘もむなしくキメラ=アントのが誕生してしまい、人間を食糧とするべく本格的な侵攻が始まっていた。しかし、様々な要因によって王を始めとするキメラ=アントたちの一部に、殺戮本能だけではないアイデンティティーが目覚め始める。一方、ゴンとキルアは、課題のクリアには失敗したものの、戦いを通じて絆を深めたナックルたちの説得によって討伐隊への参加が決定。こうしてハンターたちとキメラ=アントの凄絶を極めた決戦が始まる。

会長選挙/アルカ編(第319~339話)

キメラ=アントとの戦いによって、命を落とすこととなったハンター協会の会長・アイザック=ネテロの後任選びと、キメラ=アントの強敵でありカイトの仇でもあるネフェルピトーを倒すため、一時的に強力な能力を得た代償として廃人と化してしまったゴン=フリークスの命を救うために決死の行動を起こすキルア=ゾルディックたちを、平行して描くエピソード。

キメラ=アントとの戦いで死をも覚悟していたネテロは、あらかじめハンター協会の次期会長を「選挙」で決めるようにとの遺言を残していた。それにより、ハンター協会内では会長の椅子を巡る駆け引きが始まるとともに、投票のため協会所属の全ハンターたちが一同に会することになる。そんな中、息子であるゴン=フリークスの見舞いにも行かないジン=フリークスに対して、レオリオ=パラディナイトが怒りをぶつけた行為が図らずもハンターたちの共感を得てしまい、思わぬことから一躍、会長候補に祭り上げられる。

一方、ゴンが普通の方法では決して復活しないことを悟ったキルアは、ゾルディック家に幽閉されているアルカ=ゾルディックの力を借りるために帰宅する。アルカの持つ能力でゴンの治癒が実現した場合、ゾルディック家にどれほどの犠牲者が出るのか想像もつかないため、それを阻止しようという家族を敵に回したキルアの逃避行が始まる。

表現上の特徴

本作の特徴として、一般的な少年漫画としてはかなり、グロテスクな描写が多いことが挙げられる。それはダイレクトな暴力や肉体破壊の表現のみにとどまらず、展開上においても大切な仲間が殺されたり、あるいは極めて過酷な仕打ちを受けたりといった、精神的にショッキングな出来事が容赦なく描かれることも少なくない。特にその傾向は「キメラ=アント編」に入ってから顕著になっており、主人公のゴン=フリークスにとって父の弟子であり心強い仲間でもあったカイトが敵から受ける行為や、かつてともにハンター試験を受けたポックルの顛末などは、その代表的なものとして挙げられる。それ以外にも、様々なコレクターが登場するという作品の性質上、特殊な嗜好や猟奇的な趣味について、少年漫画としては踏み込んだ描写が見られる場合がある。また肉体破壊の表現については、残酷な描写が不自然なほど大きな黒いアミカケの四角で見えなくされて掲載されることもしばしば起こっている。その件について、「週刊少年ジャンプ」に連載されている数々の漫画をパロディとして取り入れているコメディ作品『太臓もて王サーガ』において、表現規制のための塗りつぶしが「修正海苔」と命名され、本作とは直接関係ないところでも「修正海苔」という言葉がスラングとして用いられることがある。

その他の特徴として、非常に厳格なルールの設定と適用が挙げられる。たとえば、本作オリジナルの特殊能力である「」についてはそれぞれが得手不得手のある6つの系統や、「誓約と制約」と呼ばれる縛りが設定されている。また「グリードアイランド編」で使われるカードについても、収集の対象とされる99種の「指定ポケットカード」と、40種の「呪文カード」は、作中に直接登場することがないものも含めて細かく設定されている。中でも特に戦略上重要な使われ方をする「呪文カード」については、そのすべてを4ページに渡って文字のみの表組みで書くという、漫画としては異例とも言える詳細なルール提示が行われており、作品全体を通しても急に強力な技やアイテムが登場するといった、いわゆるご都合主義的な展開を徹底的に排除する方針が貫かれている。

特殊設定

作品独自の世界を構築するための細かな描写が多岐にわたる本作だが、中でもそれを象徴するのが、「ハンター文字」と呼ばれる独自の言語である。看板や新聞の見出しなど、作中に登場する文字はほとんどそれに統一されている。なお、ハンター文字は日本語のひらがなに対応しており、日本語が分かる者であれば解読は可能である。ただし、作中のすべての言語がハンター文字で統一されているわけではなく、ゼノ=ゾルディックの着用している服に書かれた「生涯現役」や、アイザック=ネテロが本気の戦いの際に着用する「心」Tシャツなどには漢字が使用されているほか、幻影旅団のメンバーであるフェイタンが怒り狂った際にはまた別の言語が使われていることから、複数の言語が作品内に存在していることが伺える。

メディアミックス

アニメ

最初にアニメ化されたのは、1998年に「週刊少年ジャンプ」30週年記念として開催された「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」のイベント上映用作品だが、そのパイロット版を経て、1999年10月より、一度目のTVアニメ作品が放送開始。全62話が放送され、さらに続編という形でOVA作品が3期・全30話製作された。

さらに2011年10月から、あらためて第1話から新作として二度目のTVアニメ作品が放送され、全148話を費やして原作を忠実に再現し、ゴン=フリークスジン=フリークスと再会するまでが描かれた。さらに2013年1月には初の劇場用アニメ作品がオリジナルストーリーで作られ、同年12月には2作目の劇場用作品が公開された。

小説

1999年から2001年にかけて、3冊のノベライズ作品が刊行されたほか、2013年公開の劇場用アニメ作品2作品の公開に合わせ、同作のノベライズ作品がそれぞれ刊行されている。

ゲーム

2000年6月に携帯用ゲーム機「ワンダースワン」専用ソフトとして発売された『HUNTER×HUNTER ~意志を継ぐ者~』が最初のゲーム化作品。以降、ハンター試験などを再現したPSP用アクションアドベンチャーゲーム『HUNTER×HUNTER WONDER ADVENTURE』をはじめ、2015年現在、スマートフォン用アプリも含めると14作品がリリースされている。

登場人物・キャラクター

ゴン=フリークス

大自然に囲まれて育った少年。幼い頃、獣に襲われた際ハンターのカイトに助けられ、彼から自分の父親・ジン=フリークスが優秀なハンターであることを教えられる。そのことからハンターに強く憧れを持つようになり、11歳の時には育ての親ミトの反対を押し切りハンター試験に臨んだ。ハンター試験時の受験番号は405番。試験中にキルア=ゾルディック、クラピカ、レオリオ=パラディナイトと仲間になり、彼らと力を合わせながらプロハンターになることに成功、さらなる冒険に出る。 自然の中で育ったおかげで野性的勘に優れ、動物と心を通わすこともできる。身体能力は極めて高く、嗅覚も優れている。集中力が高く、驚異的な回復力を持っている。強化系の念能力を持ち、拳にオーラを固めて強力な一撃を放つ必殺技「ジャジャン拳」は、格上の相手でも一撃で倒しうる威力を持つ。 性格は極めて単純で、自分が興味を持ったものには善悪の区別を付けずに好奇心を持つ純粋さを持つ。

キルア=ゾルディック

暗殺一家、ゾルディック家の三男で、歴代でも随一と言われる才能を持つ。幼い頃から暗殺術を仕込まれ、足音を殺して歩くのが癖になっているほか、電撃や毒への耐性も身に付けている。冷静沈着で頭の回転が早く、慎重な性格。暴走しがちなゴン=フリークスのストッパー的役割を担う。自信家でプライドが高く、相手を侮ることも多いが、「負ける可能性のある敵とは戦うな」と長男であるイルミ=ゾルディックから洗脳されており、その洗脳が溶けるまでは格上の相手に対して必要以上に逃げ腰の姿勢を取っていた。 暇つぶしに参加したハンター試験で、同い年のゴンと出会い意気投合。暗殺者であった自分の過去を気にしないで接してくれるゴンを慕っている。ハンター試験の受験番号は99番。この第287期ハンター試験では失格になってしまったため、グリードアイランドを途中で抜けて第288期ハンター試験を受験し、驚異的な速さで合格してライセンスカードを取得した。このときの受験番号は1219番。 オーラを電気に変換させる、変化系の念能力者。電気を体に溜めなければ発動できないという制約を持つが応用力は高く、相手にそのまま電撃を浴びせる「雷掌(イズツシ)」や、自分の肉体に電気の負荷をかけることで、潜在能力以上の動きができる「神速(カンムル)」を必殺技とする。

クラピカ

緋の眼を持つクルタ族の生き残り。幻影旅団に一族を殺され、強い恨みを抱き、仲間達の仇を討ち、奪われた目を取り返すことに執念を燃やしている。幻影旅団と、仲間の目の情報を得るために、情報を集めやすいハンターを目指し、その途中でゴン=フリークスと出会った。ハンター試験の受験番号は404番。理知的で頭の回転が早く、膨大な知識量と鋭い洞察力も持ち合わせ、身体能力も極めて高い。 念能力は、具現化系。右手の5本の指から、それぞれ違った能力を持つ鎖を具現化させる。幻影旅団に対して使うことを前提として考えており、そのイメージから鎖を思いついた。特に「拘束する中指の鎖(チェーンジェイル)」は、幻影旅団員以外に使用した場合死ぬという制約の元、相手を強制的に縛り上げ念能力を使わせないようにする力を付与している。 さらに緋の眼の状態になると、全系統の念能力を使いこなせる特殊能力を持つ。念能力習得前は、ふた振りの木刀を武器としていた。ハンターライセンス取得後は、情報を集めるために令嬢、ネオン=ノストラードの護衛としてマフィアのノストラードファミリーに加わって功績を上げ、前任者が殉職した後に護衛団のリーダーになる。

レオリオ=パラディナイト

サングラスがトレードマークな青年。友人が、治療費を払えないがために死んでいった経験から、無料で治療を行う医者になることを志し、プロハンターに与えられる、様々な控除を受けるためにハンター試験に参加した。ハンター試験の受験番号は403番。俗物的な性格ではあるが、同時に義に厚く、社交性があり、温かい心をもつ器の大きな人物。 人を引きつける力もあり、一時期、ハンター協会会長の有力候補にまでなったことがある。念能力は放出系。念能力取得前は折りたたみ式のナイフを使用していた。

ヒソカ

ハンター試験の受験番号は44番。天才的な格闘センスを持つ男。通称「奇術師ヒソカ」。プロハンターになると人を殺しても免責になることが多いから、という理由でハンター試験に参加した。前回試験において合格確実と言われていたが、気に入らない試験官を半殺しにして失格となった。自らを最強だと考え、何かに属すことなく、過去はいっさい語らない。強敵と戦うことにエクスタシーを感じる戦闘狂で、団長であるクロロ=ルシルフルと戦うためだけに幻影旅団に身をおいている。旅団での番号は4番。 ゴン=フリークスの成長に興味を抱いており、彼に手を貸すこともある。戦闘狂なだけでなく、快楽殺人者でもあり、ハンター試験では試験官ごっこと称し、多数の受験者を殺害していた。念能力は変化系。オーラを粘着性と伸縮性を持ち合わせる物に変化させる「伸縮自在の愛(バンジーガム)」と、オーラを様々な質感や模様に変化させる「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」の二つの単純な能力を極限まで極めており、様々な状況にも対応できるようにしている。

ジン=フリークス

ゴン=フリークスの父親でミトの従兄。二ツ星ハンターの称号を持つ遺跡ハンター。欲しい物を見つけるために、少年の頃故郷のくじら島を飛び出し、10年後赤子のゴンをミトに預けると、再び旅に出て行方がわからなくなっていた。カイトの師匠であり、ゴンがハンターを目指すきっかけともなった人物。ルルカ遺跡の発掘など遺跡関連の功績は大きい。第267期ハンター試験を11歳のときに受け、唯一の合格者。 世界でも五本の指に入る実力を持ち、ハンター十二支んに所属、コードネームは亥。常識にとらわれない自由な性格の風来坊で、他の十二支んを始めとして、多くのハンターから煙たがられているが、反対に彼を慕うハンターも多い。無責任な父親だと自覚しており、ゴンと対面するのを申し訳ないと拒んでいるが、不器用ながらも息子を気にしているように思われるところもある。

アイザック=ネテロ

ハンター協会会長。人を喰ったような性格の老人。壮年の頃、自分の才能に限界を感じ、これまで自分を鍛えてくれた武道に恩を返そうと山に篭って1日1万回の正拳突きを行っていたところ、新な境地に達し才能を開花させた。100歳を超えた現在でも他のハンターとは一線を画す力を持つ。 心源流拳法の師範であり、ビスケット=クルーガーの師匠。強化系系の念能力を持ち、必殺技は「百式観音(ひゃくしきかんのん)」。

カイト

ジン=フリークスの弟子。くじら島で幼少期のゴン=フリークスに会い、彼にジンの存在について教えた。念能力は具現化系系。ルーレットの出た目で具現化する武器が変わり、一度出した武器は一度使うまで消すことができない「気狂いピエロ(クレイジースロット)」という能力を使う。武器自体が勝手に喋り出してしまうという使い勝手の悪い能力だが、実力は非常に高くキメラ=アントの一師団を瞬殺するほど。 キメラ=アントを調査する際、ネフェルピトーの急襲を受け、ゴンとキルア=ゾルディックを逃がす為にしんがりを引き受け消息不明となる。

ミト

ゴン=フリークスの叔従母で、育ての親。ジン=フリークスの従妹。くじら島に実の母とともに住んでいる。赤子のままジンに置いて行かれたゴンを不憫に思い、裁判で養育権を勝ち取った。気は強いが、同時に心優しい女性。ゴンがハンターになることに反対していた。

ハンゾー

ハンター試験の受験番号は294番。隠密集団雲隠流の上忍。秘伝隠者の書を探すためにハンターを志す。陽気な性格で社交的、名刺を積極的に渡していたりと自己主張が激しいが、時折見せる眼光は鋭く、他人からもらったものは口にしないなど警戒心も強い。実力はキルア=ゾルディックが自分よりも上だと認める程高い。

ポックル

ハンター試験の受験番号53番。幻獣ハンターを目指している。キルア=ゾルディックが失格になったため、ハンター試験に合格することとなる。ハンター試験終了後は、受験番号246番ポンズらとNGL自治国で活動をしていたが、キメラ=アントの襲撃を受け、ネフェルピトーの手によって念に関する情報を引き出されてしまう。

ウイング

心源流拳法の師範代。裏試験の試験官でもあり、ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックに念能力の手ほどきをした。ズシの師匠であり、ビスケット=クルーガーの弟子。念能力を覚えるのは遅かったが、弟子を教え導くことを得意とする。

ズシ

天空闘技場最上階を目指す、心源流拳法修行中の少年。ウイングの弟子。天空闘技場でゴン=フリークスとキルア=ゾルディックに出会い、彼らが念の存在に気付くきっかけとなる。

ギド

天空闘技場200階クラスでゴン=フリークスが戦った相手。コマに念を与えて相手を攻撃するという戦闘スタイル。ゴンが念の覚えたてのときと、修行を行った後とで2回戦っている。元は念能力を知らずに200階に挑戦した者に対する洗礼を受けた人物で、現在は逆に洗礼を行う側となっている。

サダソ

天空闘技場200階クラスでキルア=ゾルディックと対戦予定の相手。別名「新人ハンター」とも呼ばれ、片腕の能面のような顔をした闘士。既に5勝しており、キルアとその次の対戦者であるゴン=フリークスを破りフロアマスターに挑戦することを目指している。元は念能力を知らずに200階に挑戦した者に対する洗礼を受けた人物で、現在は逆に洗礼を行う側となっている。

リールベルト

天空闘技場200階クラスでキルア=ゾルディックと対戦した相手。車椅子をオーラで操り、二本の鞭を使った「双頭の蛇(ツインスネイク)」という技を使う。元は念能力を知らずに200階に挑戦した者に対する洗礼を受けた人物で、現在は逆に洗礼を行う側となっている。

カストロ

天空闘技場200階クラスで、唯一ヒソカからダウンを奪った武闘家。強化系の念能力を得意とし、掌を虎の爪や牙に模し相手を引き裂く拳法「虎咬拳(ここうけん)」を使う。フロアマスターにもっとも近い男のひとりとして注目されている。

クロロ=ルシルフル

盗賊団、幻影旅団のリーダー。特質系能力者。冷酷無比なリアリストで、目的のためなら人を利用することや、人を殺すことに一切の躊躇いを持たない。旅団のためには仲間の命や自分の命すらなくしても構わないと考えているが、部下との信頼関係は厚い。鋭い観察力、思考能力を持っており、高い戦闘能力も有している。念能力は、他者の念能力を盗んで自分の能力として使うことができる「盗賊の極意(スキルハンター)」。

ウボォーギン

盗賊団、幻影旅団の団員ナンバー11。流星街の出身で強化系能力者。戦闘狂であり、強い相手と戦うことを好む。強靭な肉体を持ち大胆不敵な性格をしている。ノブナガ=ハザマとは旅団結成前からの深い付き合いで、旅団結成後も度々コンビを組まされることが多い。念能力は、小細工なしにただオーラを拳に乗せて放つ「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」。 小型ミサイルほどの威力を持つ。

ノブナガ=ハザマ

盗賊団、幻影旅団の団員ナンバー1。流星街の出身で強化系能力者。着流しを纏い、刀を武器とする。幻影旅団の特攻役を務める居合の達人。ウボォーギンとは、旅団結成前からの深い付き合いで、旅団結成後も度々コンビを組まされることが多かった。ウボォーギンと性格が似ているゴン=フリークスのことを気に入り、仲間になるように誘いかけた。 念能力は不明だが、半径4mの「円」を使用することができる。

シズク

盗賊団、幻影旅団の団員ナンバー8。具現化系能力者。念能力は「デメちゃん」という掃除機を具現化させたもの。念や生き物以外ならなんでも吸い込めるほどの性能を誇る。性格は天然で、おっとりとしているが、邪魔となるものはすぐ排除するほどの冷酷さも持つ。

マチ

盗賊団、幻影旅団の団員。流星街の出身で変化系能力者。きつい目つきをした女性で、鍛えあげられた肉体を持ち、腕力は団長であるクロロ=ルシルフルよりも強い。念能力はオーラを糸状に変化させる「念糸(ねんし)」。切断された体を繋ぎ合わせたり、逃走する敵に絡みつかせて追跡したりとその用途は幅広い。

シャルナーク

盗賊団、幻影旅団の団員ナンバー6。流星街の出身で操作系能力者。旅団の中では比較的穏やかな性格をしており、好青年風。参謀的ポジションとしてメンバーに指示を出すこともある。旅団内では情報・処理部隊を担当。念能力は対象者を自由に操ることができる「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」。

フィンクス

盗賊団、幻影旅団の団員。流星街の出身で変化系能力者。旅団の中でも好戦的な性格で、短気。原則として団長であるクロロ=ルシルフルに手足である団員が従って行動するが、生存の優先順位は団長ではなく旅団そのものであるとされている。そのため団員個別の生存よりも、グループの生存を優先するという旅団のルールを重視し、仲間と対立することもある。 念能力は、右腕を回せば回すほど威力が増していく「廻天(リッパー・サイクロトロン)」という必殺技。

フェイタン

盗賊団、幻影旅団の団員。流星街の出身で変化系能力者。マントをすっぽりとかぶった小柄な男性。流星街出身だが、この世界の標準語とは異なる言語を話せるため、標準語を喋るときには言葉に訛りがある。残虐、陰湿な性格をしており、拷問のプロフェッショナル。念能力は、自分が受けた痛みを糧に増強させたオーラを敵に放つ「許されざる者(ペインパッカー)」や灼熱の範囲攻撃「太陽に灼かれて(ライジングサン)」など。

フランクリン

盗賊団、幻影旅団の団員。流星街の出身で放出系能力者。顔中に傷が刻まれている巨漢の男。念能力は、指先からオーラの塊をマシンガンの様に連写する「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」。威力を上げるために指先を切り落とし、指を銃のように扱うイメージを高めている。大事にあたっては、旅団のセーブ役となり、物事を冷静に対処する。

パクノダ

盗賊団、幻影旅団の団員ナンバー9。流星街の出身で特質系能力者。人や物に触れることにより、そこから記憶を読み取ることができる。人が考えていることを読み取るのではなく、深層意識の中にある記憶を読み取るため、記憶を読まれる側は防御できない。念能力は、拳銃に具現化した弾丸に記憶を込めて撃ち、対象者に記憶を直接転送する「記憶弾(メモリーボム)」。 一度に撃てる弾丸は6発に限られている。

ボノレノフ

盗賊団、幻影旅団の団員。具現化系能力者。全身を包帯で包み、手にグローブをはめている。開発によって住み処を追われた少数部族「ギュドンドンド族」の生き残り。村の風習で体中に穴が空いており、その穴を使って音を奏でる。音を奏ながら踊る戦士は「バプ(舞闘士)」という。世界で一番美しく戦う一族として、「ギュドンドンド族」のことを誇りに思っている。 念能力は、体で奏でたメロディを戦闘力に変換する「戦闘演武曲(バト=レ・カンタービレ)」。他には「序曲(プロローグ)」や「木星(ジュピター)」などの能力がある。

コルトピ

盗賊団、幻影旅団の団員。具現化系能力者。髪の毛がとても長く、片目以外の頭部を覆っている。念能力は、左手で触った物体の複製を右手から生み出すことができる「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」。生命体や念能力の複製はできないものの、創り出した複製の存在持続時間は24時間にも及ぶ。オリジナルを触っていれば複製が今どこにあるのかも分かる。 複製は複数個作成可能で、廃ビルのコピーを50棟創り出すこともできる。

イズナビ

クラピカの師匠。裏試験でクラピカに念能力を教えるとともに、「制約と誓約」によって念能力を強化する術を教えた人物。幻影旅団への復讐を心に誓っているクラピカに手を焼いているが、その教え方は丁寧でわかりやすい。クラピカが信頼している人間のひとりでもある。

マハ=ゾルディック

ゾルディック家家長。ゼノ=ゾルディックの祖父で、キルア=ゾルディックの高祖父。ハンター協会会長のアイザック=ネテロと同い年という高齢ながら、未だに現役。過去にネテロと一戦を交えたことがあるという。幻影旅団・団長クロロ=ルシルフルからの依頼を受け、イルミ=ゾルディック、カルト=ゾルディックとともにヨークシンシティで仕事を行った姿が確認されている。

ゼノ=ゾルディック

ゾルディック家の人間で変化系能力者。キルア=ゾルディックの祖父。暗殺はあくまでビジネスと割り切っているが、その目的遂行のためには自分の命をも賭ける。本気を出せば半径300mの「円」を使える。キメラ=アント討伐の際には、ハンター協会会長のアイザック=ネテロとともに行動している。念能力は、オーラを龍のように変化させて攻撃する「龍頭戯画(ドラゴンヘッド)」、「牙突(ドラゴンランス)」、「龍星群(ドラゴンダイヴ)」などがある。

シルバ=ゾルディック

ゾルディック家の現当主で変化系能力者。キルア=ゾルディックの父。キルアを家に留めておきたい家族とは異なる意見を持ち、父親らしい芯の強さを持つ男。かつて幻影旅団のひとりを仕事で暗殺したことがある。

キルアの母

ゾルディック家の人間。キルア=ゾルディックの母。ドレスと帽子を身につけ、機械的なゴーグルを装着している。キルアのことを溺愛しており、キルアが家出をした際に自分を刺したことを、殺し屋としてのレベルが上がったと喜んでいる。

イルミ=ゾルディック

ゾルディック家の人間で操作系能力者。キルア=ゾルディックの兄で長男。父・シルバ=ゾルディックとともに、キルアを一流の暗殺者に教育した。キルアを洗脳し「負ける可能性のある敵とは戦うな」という命令に従うよう細工しているが、キルアを死なせたくないがための歪んだ愛情がゆえの行動だ。自分のオーラを込めた針を人に刺し、「針人間」として死ぬまで自在に操ることができる。

ミルキ=ゾルディック

ゾルディック家の人間で操作系能力者。キルア=ゾルディックの兄で次男。フィギュアやゲームなどを収集している。常に何かを食べているためか肥満体型。コンピュータ関連や機械に強く、爆弾さえも作ることができる。ヨークシンシティのオークションでは、幻のゲームソフト「グリードアイランド」を手に入れるために躍起になる。

アルカ=ゾルディック

ゾルディック家の人間。イルミ=ゾルディックは「弟」と呼び、執事は「坊ちゃま」と呼ぶため、キルア=ゾルディックの弟で四男と思われる。ただし見た目は少女なうえ、一人称は「あたし」でキルアは「妹」と呼ぶため、正確な性別は不明。危険な能力を有するため、幼少期から地下室に厳重に隔離されていた。キルアには非常によく懐いており、キルア自信もとても可愛がっている。 シルバ=ゾルディックはキルアに「家族だと思うな」と警告したり、イルミも家族ではない旨の発言をしたりするが、兄弟の名前がイルミ→ミルキ→キルア→アルカ→カルトとしりとりになっていることから、正式な家族であると思われる。

ナニカ

アルカ=ゾルディックの「おねだり」を3回連続で叶えると出現する別人格。ナニカには、なんでも「お願い」を1つだけ叶える能力がある。「お願い」を伝えられた際の了承する返事として「あい」と答え、叶えた後はアルカに戻る。このナニカへの「お願い」は、同じ人物が連続で行うことは不可能。「お願い」の大きさに比例してその次の「おねだり」の難度も上がり、その「おねだり」をされた人物が達成できなかった場合は死亡する。その場合、その後の「おねだり」の難度は最も達成しやすいものになる。ただし「お願い」の内容が治療を目的とするものだった場合は、治療対象にナニカが直接触れることで叶えられ、直後にナニカは眠りにつくことになり、その後の「おねだり」は残酷なものにはならないという。 アルカが「おねだり」をする場合、相手の名前を呼びながら行うため、名前を知らない人物には「おねだり」をしない。この「おねだり」はひとりの人物に続けて行われるため、途中で別の人物に「おねだり」することはない。アルカからの「おねだり」をひとりの人物が4回連続で断った場合、その人物とその人物の最愛の人の最低2人が死亡する。死亡者が2人に留まらない場合は、その人物と長期間接していた順に死亡していく。また「おねだり」をされている人物が、途中で何らかの理由で死亡した場合、他の人物が最低でもひとり死亡する。 ただしアルカはキルア=ゾルディックのことを慕っているため、制限はあるものの上記のルールは適用されない。また、33巻の扉絵にナニカの絵が描かれており「暗黒大陸出身です」との記述があることと、その昔暗黒大陸に行った人間の中に「ZZIGG ZAOLDYECK」というゾルディック家に関わる人物がいることから、ナニカの正体は五大厄災の1つ「ガス生命体 アイ」であると予想される。

カルト=ゾルディック

ゾルディック家の人間で操作系能力者。着物姿の物静かな少女の姿をしているため、キルア=ゾルディックの妹と思われる5人兄弟の末っ子。一人称は「ボク」のため、正確な性別は不明。念能力は、紙吹雪を蛇のように操って攻撃する「蛇咬の舞(だこうのまい)」など。

ツボネ

シルバ=ゾルディック直属のゾルディック家の執事。キルア=ゾルディックのことを「キルアちゃん」と呼べるほど古くからゾルディック家に仕えており、同じく執事のゴトーからは「ツボネ先生」と呼ばれている。シルバの命令で孫娘で執事のアマネとともに、キルアとアルカ=ゾルディックのお目付役となる。念能力は、自分の体を元に乗り物を具現化する「大和撫子七変化(ライダーズハイ)」。 ただし、具現化した乗り物は自分では操作できず、乗った者が自分のオーラで操縦しなければいけない。

アマネ

ツボネの孫娘で、ツボネと同じくシルバ=ゾルディック直属のゾルディック家の執事。ツボネとともにシルバからキルア=ゾルディックとアルカ=ゾルディックの監視を任される。

ゴトー

ゾルディック家の執事。キルア=ゾルディックに対して親にも似た感情を持つ。ずるいことが嫌いな真っ直ぐな心の持ち主だが、世の中の現実は理解しているよき大人。コインを銃のようにはじき飛ばす念能力を所持している。

ヒシタ

ゾルディック家の執事。ゴン=フリークスたちがキルア=ゾルディックを尋ねてゾルディック家を訪れた際に、ゴトーとともに館で出迎えた。

ミツバ

ゾルディック家の執事。アルカ=ゾルディックの世話係を担当していたため、アルカの異常な能力に気付くことになる。アルカの能力に関するルールを理解していなかったため、ハサムと同時刻に死亡する。

ハサム

ゾルディック家の執事。特に目立った行動はしていないが、同僚のミツバと同時刻にアルカ=ゾルディックの異常な能力により死亡する。

ヤスハ

ゾルディック家の執事。ミツバの後任としてアルカ=ゾルディックの世話係を担当していた。魔が差して大金を願ったところ、アルカの異常な能力により願いが叶えられる。

カスガ

ゾルディック家の執事。ヤスハの後任としてアルカ=ゾルディックの世話係を担当していた。アルカの能力は理解していたが、実現不可能なことだったため死亡する。なお、カスガが死亡した際にはわかっているだけで67人が同時に命を落とした。

ゼブロ

ゾルディック家の使用人。キルア=ゾルディックに会いにきたゴン=フリークスたちに心を許し、使用人の家で特訓することを提案する。見かけはさえない中年の男だが、体力は並みの人間をはるかに凌駕する。同じく使用人のシークアントとともに使用人の家で生活している。

カナリア

ゾルディック家の執事見習い。10歳ぐらいのときに、ゾルディック家の正門に侵入した賞金首ハンターと100人の部下を全滅させたほどの力を持つ。自分に対して素直な気持ちを表したキルア=ゾルディックのことを信頼しており、命を賭けて守る覚悟がある。

ライト=ノストラード

マフィアグループ「ノストラードファミリー」組長。元々は地方にあったマフィアのボスだったが、娘・ネオン=ノストラードの予知能力を利用して「ノストラードファミリー」を急速に成長させた。ネオンの護衛団として冷静かつ迅速な対応を見せたクラピカを、時期護衛団のリーダーに任命する。

ネオン=ノストラード

マフィアグループ「ノストラードファミリー」組長、ライト=ノストラードの娘。人体蒐集が趣味。性格は非常にわがままで、思い通りにならないことがあると、暴れだして収拾が付かないことになる。先天的な特質系の念能力者であり、詩の形式を取った百発百中の未来予知能力、「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」を持つ。

ダルツォルネ

ネオン=ノストラードの護衛団のリーダー。クラピカたちを束ね、ヨークシンシティのオークション会場までネオンを無事に送り届けることを命ぜられている。護衛団のメンバーは古株のリンセン、巨漢のイワレンコフ、シャッチモーノ・トチーノ、クラピカ、センリツ、バショウ、ヴェーゼ、スクワラなどがいる。

センリツ

音楽ハンターで放出系能力者。魔王が作曲したとされる独奏曲、闇のソナタのフルートの章を聞いたせいで体を病んでしまい、元の体に戻ることと「闇のソナタ」のすべての楽譜を葬り去ることを目的にしている。どんなわずかな音でも聞き取ることができる能力を持つ。その能力で相手の心音を聞くことにより、感情を読み取ったり嘘を見破ったりすることもできる。 また楽器の演奏に自分のオーラを乗せることによって、相手の疲労を癒すことも可能。クラピカと同じくネオン=ノストラードの護衛団に配属され、行動をともにする。

バショウ

プロハンターで具現化系能力者。クラピカ、センリツ、ヴェーゼとともにネオン=ノストラードの護衛団に入った男。短冊に読み記した俳句が現実のものとなる「流離の大俳人(グレートハイカー)」という念能力を使う。

ヴェーゼ

操作系の能力者。クラピカ、センリツ、バショウとともにネオン=ノストラードの護衛団に入った女性。唇を奪った者を180分間下僕にする「180分の恋奴隷(インスタントラヴァー)」という念能力を使う。

シャッチモーノ・トチーノ

クラピカとともにネオン=ノストラードの護衛団に入った男。放出系の能力「縁の下の11人(イレブンブラックチルドレン)」で11体のオーラの塊を操る。護衛団を結成するにあたってテストを行い、その場でクラピカ、センリツ、バショウ、ヴェーゼなどを採用した。

スクワラ

ネオン=ノストラードの護衛団員。操作系の能力を持つ男。全面的に協力するという条件で飼い犬を操作する。番犬やお使いとしてはもちろん、スパイとして使うことも可能。泣き声をモールス信号のように駆使することで、複雑な会話も難なくこなすことができる。ネオン=ノストラードの元で働いていたエリザという女性と愛し合う仲になっていた。

ゼパイル

オークションで目利きを生業としている男。ヨークシンシティの競売市でゴン=フリークスとキルア=ゾルディックに出会い、その人柄に惚れて協力を申し出る。品物を鑑定する眼はもちろんのこと、様々な骨董品の偽装に関する知識も豊富。

バッテラ

幻のゲーム「グリードアイランド」を、ヨークシンシティのオークションですべて落札しようとしている世界的にも有名な大富豪。オークションではミルキ=ゾルディックも入札して食い下がったが、バッテラの財力の方が圧倒的に勝っていた。「グリードアイランド」を独占しようとする理由はゲームのクリア特典が狙いであるため、多くのハンターを雇ってプレイさせている。 「グリードアイランド」をプレイさせるハンターを選別しているのは、バッテラに雇われた一ツ星ハンターであり懸賞金ハンターでもあるツェズゲラである。

ツェズゲラ

懸賞金ハンター。仕事はすべて金のためと公言しながらも、残した功績によって一ツ星ハンターの称号を得ている。「グリードアイランド」参加者で、ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックがゲームスタートした時点で、最もクリアに近いと言われていた。バリー、ロドリオット、ケスーの3人とチームを組んでいる。慎重な戦略家で、負ける可能性がある戦いをできる限り避けてきたため、体が少し鈍っている。 洞察力も高く、初めてゴンとキルアに会った際、鼻先で笑いつつも2人の潜在能力の高さを見抜いていた。

ビスケット=クルーガー

少女のような容姿をしているが、変化系の能力者で二ツ星ハンターにしてストーンハンター。「グリードアイランド」にしか存在しない、宝石「ブルー・プラネット」を求めてプレイヤーに参加した。心源流拳法に属しており、アイザック=ネテロの直弟子であり、ウイングの師匠である。当初、ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックの仲を裂いて遊ぼうと考えて2人に近づいたが、彼らが潜在能力を持て余していることに気が付くと歯がゆく思い、2人を強制的に弟子にし厳しい修行を課した。 念能力は、「クッキィちゃん」というエステティシャンを具現化してマッサージを行う「魔法美容師(マジカルエステ)」など。

ゲンスルー

「グリードアイランド」参加者。面長で長身の男。計算高く、目的のためなら手段を選ばない冷酷さを持つ。仲間のサブとバラを加えて、狡猾かつ残酷にゲームを進める。他者には一切の同情も持たないが、仲間同士の絆はとても深い。大勢のメンバーを集めて、呪文カードを独占することでゲームクリアを目指すチーム、通称「ハメ組」の初期メンバー。 5年もの間活動していたが、すべてはカードを独り占めするための作戦で、ある程度カードが集まると殆どのメンバーを爆殺してカードを強奪した。念能力者としての実力はかなりのものであり、また体術にも優れる。手で掴んだ物を爆破させる「一握りの火薬(リトルフラワー)」と、相手の体に強力な爆弾を設置する「命の音(カウントダウン)」という二つの必殺技を持つ。

爆弾魔

「グリードアイランド」内で、爆発を使った能力で参加者からカードの強奪、殺害などを行っている人物。参加者に紛れて行動しているため、ゴン=フリークスやキルア=ゾルディックがゲームに参加した際は誰が爆弾魔かはわからなかった。爆弾魔は対象者に触れながら「ボマー」という言葉を発するだけで爆弾を取り付けることができる。 これを解除するには爆弾魔に触れながら「ボマー捕まえた」と言わなければいけない。

アベンガネ

「グリードアイランド」参加者。具現化系の能力者。ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックと同時期にゲームをスタートさせた男で、爆弾魔によって爆弾をセットされてしまう。念能力は、森に住む生物の生命エネルギーを集めて自分の具現化能力と合わせて念獣を創り出す。創られる念獣の大きさや形は対象念能力によって異なり、強さや性質に準じる。 念獣は喰った念能力の使い手が死亡するか、自身が念能力の解除条件を満たすまでは消えることはない。ただし、既に死亡した念能力者が残した念は喰うことができない。

レイザー

「グリードアイランド」の製作者のうちのひとり。放出系のシステムを担当し、移動魔法などの管理をしている。殺人犯であり捕まった際に死刑が確定するも、ジン=フリークスに「グリードアイランド」製作者のひとりとして雇われる。自分のことを頼りにしてくれたジンに心から感謝しており、「イカれてる」と言いながらも尊敬している。

ゴレイヌ

「グリードアイランド」参加者。操作系の能力者。レイザーのイベントでゴン=フリークスたちと協力する。念能力は、白と黒の2体のゴリラの念獣を具現化して操る。「白の賢人(ホワイトゴレイヌ)」は白いゴリラと自分の位置を入れ替えるもので、「黒の賢人(ブラックゴレイヌ)」は黒いゴリラと対象者の位置を入れ替えるもの。

ビノールト

「グリードアイランド」参加者。賞金首ハンターで特質系の能力者。ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックとビスケット=クルーガーの3人組に襲いかかってくる。ビスケに敗れたあとは、ゴンたちの修行の相手にさせられる。念能力は、愛用のハサミで切った髪の毛を食べることで相手の情報を知ることができる「切り裂き美容師(シザーハンズ)」。

イータ

「グリードアイランド」をプレイ開始した際に、シソの木でゲームについての説明を行うナビゲーター。エレナとは双子で、「グリードアイランド」製作者のひとり。

エレナ

「グリードアイランド」から通常の世界に戻る際に、説明を行うナビゲーター。イータとは双子で、「グリードアイランド」製作者のひとり。

ドゥーン

「グリードアイランド」製作者のひとり。リストとともにグリードアイランド城に住んでいる。ゲームをクリアしたプレイヤーに、クリア報酬を授ける役割を持つ。

リスト

「グリードアイランド」製作者のひとり。ドゥーンとともにグリードアイランド城に住んでいる。ゲームをクリアしたプレイヤーに、クリア報酬について説明する役割を持つ。

女王

キメラ=アントの女王。元々それほどの大きさを持たないが、環境の変化によって巨大な体を持った。言葉を話すことはできず、兵隊たちとはテレパシーで会話をする。出産のための滋養のある極上の餌として人間を見定め、ミテネ連邦に属するNGL自治国に巣を作り兵隊蟻たちに人間を捕らえることを命じる。捕らえられた人間は生かしたまま保存され、その後肉団子にされて女王の食事となる。その食欲はすさまじく、1日に50体分もの肉団子を食し、臨月近くになるとその数は1日230体分にまで及んだ。 王のために王直属護衛軍を産み、その3体に「ネフェルピトー」「シャウアプフ」「モントゥトゥユピー」と名付ける。自分の腹を突き破って産まれてきた王により重傷を負うが、王に対して「すべてを照らす光」という意味、すなわち「メルエム」という名前を残した。

女王が自分の全てを注ぎ込んで産んだ、キメラ=アントの王。人間を下等なものと見なし、暴力を持って人間を管理しようとした。知能も非常に高く、暇つぶしとして囲碁や将棋に手を出すが、学んでから数時間でプロにも勝ててしまうほど。しかし、軍儀の王者で、盲目の少女コムギには勝つことが出来ず、彼女との勝負や会話を通して、価値観が変化していく。 捕食対象のオーラを取り込み、食べれば食べるほどより強くなっていく能力を持つ。その圧倒的な力は、一国家に匹敵するほどの武力があると言われるほど。

ネフェルピトー

猫のような耳と尻尾を持つキメラ=アント。王直属護衛軍のひとりで特質系の能力者。生まれたてのころ、自分の実力を知るため、近くにいたカイトを急襲した。対象者の脳を針で操作することで情報を引き出すことができ、念能力者から「念」についての知識を得て、これをキメラ=アントたちに広めた。最大2kmにも及ぶ円で、常に侵入者や周りの状況をチェックしている。 さらに念能力で軍隊を操っており、その数は約5000人。警護という観点では、ネフェルピトーに勝る者はいない。その他には、念人形を使って対象者を治療することができる「玩具修理者(ドクターブライス)」や、背後に出現させた念人形で自分を操って戦闘力を上げる「黒子舞想(テレプシコーラ)」などの能力を持つ。

シャウアプフ

チョウのような羽を持つキメラ=アント。王直属護衛軍のひとりで操作系の能力者。策謀を巡らすのが得意で、参謀的ポジションを担う。王に絶対の忠誠を誓っているが。王個人への忠誠というよりは、自分の理想とする王への忠誠という意味合いが強く、そのため自分の理想通りの行動を取らない王を見て葛藤し、原因と思われるコムギを危険視している。 他のキメラ=アントに念能力を付与したり、相手の周囲に鱗粉を撒き散らし、オーラの流れにより感情を読み取ることができる「麟粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)」や、自分の体を分裂させて、分身を創り出す「蝿の王(ベルゼブブ)」という能力を持つ。

モントゥトゥユピー

魔獣の特徴を色濃く受け継いだキメラ=アント。王直属護衛軍のひとりで強化系の能力者。直情的で単純、難しいことを考えずに王の警護を遂行する。体の形を変化させ、羽を生やして空を飛んだり、下半身を馬のように変形させて早く駆けることもできる。その他には、大きなストレス負荷をかけることによって、怒りにより身体とオーラの量を爆発的に増やす能力も持っている。

ペギー

ペンギン型のキメラ=アントで、軍団の師団長。念能力の系統は不明。常に分厚い本を抱えており知識が豊富なため、王が生まれるまでは非常に活躍した。コルトと同様に女王への忠誠心が非常に強いが、それゆえ生まれたばかりの王に惨殺される。人間だった頃はメレオロンの里親で、NGL自治国の教育熱心な人物だった。

コルト

コンドル型のキメラ=アントで、軍団の師団長。念能力とその系統は不明。本来、キメラ=アントは王が生まれたら王に従うものだが、女王への忠誠心が特に強かったため、これに反発心を覚える。それゆえ、ハンターのキメラ=アント討伐隊に降伏し、様々な情報を人間側に提供する。また、人間のときの記憶に影響されている部分もあり、死んだ女王の胎内に未熟児の状態で残っていた王の妹を守り抜くことを心に誓っている。

ヂートゥ

チーター型のキメラ=アントで、軍団の師団長。具現化系の能力者で、「スピードキング」を自称している。チーター型だけあってその移動速度は見に見えぬほど早く、一般の人間からすると風が吹いたと思ったら殺されているほど。念能力は、相手に触ることによって野球場ぐらいの広さをの草原を創り出し、そこに自分と相手を閉じ込めるもの。 外に出るための条件は、8時間計ることができる砂時計ので砂が落ちきるまでにヂートゥに触れること。その他にも、思いつきで右腕にボウガンとクロウを創り出したりもできる。

ハギャ

ライオン型のキメラ=アントで、軍団の師団長。特質系の能力者。元々「ハギャ」という名だったが、王の配下となったときに「レオル」と改名した。「ブラックプラネット」というバンドの2ndアルバムが気に入っている。念能力は、恩を売った相手の念能力を一時的に借りることができる「謝債発行機(レンタルポッド)」。モラウ=マッカーナーシと戦った際には、モラウの友人・グラチャンの「TUBE(イナムラ)」という能力を使っていた。

ウェルフィン

オオカミ型のキメラ=アントで、軍団の師団長。操作系の能力者。非常に疑り深く、相手の言動や行動を細かく観察している。ハンターのキメラ=アント討伐隊による戦局の混乱中も、どうにか東ゴルトー共和国の影の支配者になろうと画策している。人間だった頃の名前はザイカハルといい、NGL自治国の人間でイカルゴの仲間だった。 念能力は、ミサイルで攻撃した相手の体内に黒百足(くろむかで)を植え付け、体内にダメージを与える「卵男(ミサイルマン)」。

フラッタ

トンボ型のキメラ=アントで、ハギャ団の師団長補佐。具現化系の能力者。空を飛ぶことができ、主に偵察と報告を行っている。イカルゴがキルア=ゾルディックと戦った際は、空からキルアの位置をイカルゴに伝えていた。念能力は、念で創ったトンボを飛ばし、その目を通して物を見ることができる「衛星蜻蛉(サテライトンボ)」など。

オロソ兄妹

キメラ=アントの兄妹で、ハギャ団の兵隊長。念能力の系統は不明。念能力は、妹が念で創ったバッジを相手の体に取り付けるとダーツの的の模様が体に現れ、これに連動したダーツボードにダーツの矢を当てて相手を攻撃する「死亡遊戯(ダツDEダーツ)」。

ヒリン

ウサギ型のキメラ=アントで、ハギャ団の師団長補佐。念能力の系統は不明だが、相手にかけられた念を取り除くことができる除念師。元は「ヒリン」という名だったが、自分も仲間も「ヒナ」と呼んでいる。女性型で美容にかなり気を使っているが、城壁の残骸を軽々と持ち上げるほどの怪力を持っている。除念をすると腹部が膨張してスタイルが崩れるため、この能力のことを気に入ってはいない。

ザザン

サソリ型のキメラ=アントで、軍団の師団長。操作系の能力者。女王の死後、流星街へと渡り、そこで新たな女王を名乗っていた。念能力は、尻尾の針を注入した人間をキメラ=アントに変えて部下にできる「審美的転生注射(クィーンショット)」。この能力を使って、多くの流星街の住人たちをキメラ=アントにして巣を作っていた。 幻影旅団のフェイタンと戦うことになる。

パイク

クモ型のキメラ=アントで、ザザン団の兵隊長。念能力の系統は不明。知能はそれほど高くなく、女王の餌として捕らえなければいけない人間をつい食べてしまうこともしばしば。女王の死後はザザンに従って流星街へと渡った。念能力は、尻から糸を放射状に発射して相手を捕らえる「愛の放射線(ラブシャワー)」。 幻影旅団のシズクと戦うことになる。

イカルゴ

タコ型のキメラ=アントで、ハギャ団の兵隊長。操作系の能力者。人間に蚤蓑を着せて宿主とし、そこに寄生することで操り狙撃により敵を攻撃する。足の1本を銃に変形させ、弾丸や血液の凝固を妨げる唾液を持つ蚤を空気圧で発射して目標を攻撃する。キルア=ゾルディックと戦うが、戦いの中でキルアに認められたことに感動し、オロソ兄妹との戦いで瀕死の状態になったキルアを助けるために仲間を裏切った。 その後、ハンターのキメラ=アント討伐隊に加入する。念能力は、死体に寄生して操作し、生前持っていた念能力や特性を使用することができる「死体と遊ぶな子供達(リビングデッドドールズ)」。

メレオロン

カメレオン型のキメラ=アントで、軍団の師団長。特質系の能力者。女王の死後、突然人間の頃の記憶が戻り、同じく師団長のペギーが自分の里親だったことを思い出す。ペギーを惨殺した王に復讐を誓い、ハンターのキメラ=アント討伐隊に加入する。念能力は、自分の体を透明にすることだが、さらに呼吸を止めている間は円ですら関知できない完全な透明化ができる「神の不在証明(パーフェクトプラン)」を持っている。

モラウ=マッカーナーシ

背丈程もあるキセルを武器に戦うシーハンターにして一ツ星ハンター。ナックル=バイン、シュート=マクマホンの師匠。ハンター協会会長・アイザック=ネテロの信頼が厚く、キメラ=アント討伐隊のひとりに任命される。煙を操る、操作系の能力者で応用力に優れ、サポート役として絶大な力を持つ。また戦闘能力も低いわけではなく、豊富な経験から得た的確な判断力を持ち、師団長クラスのキメラ=アントを単独で倒せる。 男気に溢れる中年で、戦うときは相手がどうであれ、絶対に勝つつもりで戦うことを信条としている。念能力は、オーラを煙に変えて吐き出し、ロープや人の形にすることができる「紫煙拳(ディープパープル)」。煙で作り出したものは非常に応用がきき、特に人を模した場合は「紫煙機兵隊(ディープパープル)」という核となるオーラに煙のオーラを纏わせた煙人形を創り出すことができ、自動の操作も遠隔操作も可能。 また、煙人形はMAXの状態で216体を同時に操ることができるが、その場合の操作精度は低下する。その他にも煙で自分もろとも相手を囲って逃げられなくする「監獄ロック(スモーキージェイル)」という能力も持っている。

ノヴ

パーム=シベリアの師匠で具現化系の能力者。的確な状況判断を下すことができる冷静な人物で、モラウ=マッカーナーシとともにハンター協会会長・アイザック=ネテロからキメラ=アント討伐隊のひとりに任命される。キメラ=アント討伐隊として戦果を得ていくも、シャウアプフのオーラを見て戦意喪失してしまう。念能力は、空間と空間を自らが作った異空間を通して繋げる「4次元マンション(ハイドアンドシーク)」。 その他にも両手の間に念でできた空間への入口を創り、そこに触れた相手の体を念空間に飛ばすことで切断する「窓を開く者(スクリーム)」なども持っている。

ナックル=バイン

ビーストハンターで放出系の能力者。モラウ=マッカーナーシの弟子のひとり。リーゼントに、漢字の当て字が書かれた長ランを羽織り、不良めいた格好をしているが、野生動物の世話をしたり、ゴン=フリークスの修行に付き合ったりと情に厚い性格。経験戦闘数は5000回を超えているだけあってその実力は非常に高く、初めて戦ったときはゴンは手も足も出なかった。 キメラ=アントの討伐には最初は否定的であり、分かり合える道があるのではないかと考えていた。念能力は、相手にオーラを貸し付け破産に追い込み念能力を封じる「天上不知唯我独損(ハコワレ)」。利息は10秒で1割、俗に言うトイチで非常に高利。ナックルが相手に直接攻撃を行うと、強制的に相手に貸し付けたオーラを表示するマスコットの「ポットクリン」が取り憑く。 「ポットクリン」はナックルが解除しない限り外すことはできないが、除念師の除念だけが除去できる。

シュート=マクマホン

UMAハンターで操作系の能力者。モラウ=マッカーナーシの弟子のひとり。高い実力を有するが、極端に慎重な性格でチャンスを逃すことが多い。兄弟弟子のナックル=バインとは正反対といってもいい性格をしており言い争いも絶えないが、心の中ではお互いを認め合っていて深い信頼関係で結ばれている。念能力は、一定以上のダメージを与えた相手を、鳥籠の中に閉じ込める「暗い宿(ホテル・ラフレシア)」。 その他にも空中に浮かんだ3つの手を操り、それによって攻撃したり、手に乗って移動したりすることができる。

パーム=シベリア

ノヴの弟子で強化系能力者。普段は非常に不気味な容姿をしているが、身だしなみを整えると、とてもきれいな顔立ちをしている。ヒステリー気味で、ゴン=フリークスがパームとのデートよりも修行を優先させたいと言った時には激高しゴンに罰を与え、それを咎めたキルア=ゾルディックを有無を言わさず刺し殺そうとした。キメラ=アント討伐隊が突入する前に、「シンカー・ベル」という偽名で王宮に監視を目的として潜入した。 念能力は、右目で直接見たことのある者を水晶玉に記憶し、その水晶玉を左目で見ることによって対象者の行動を探る「淋しい深海魚(ウィンクブルー)」。

コムギ

盲目の少女。東ゴルトー共和国出身で、同国発祥の盤上競技「軍儀」の達人。現世界王者で大会5連覇中。普段は目を閉じているが、軍儀を行うときだけ目を開く。将棋やチェスなどで、そのゲームのチャンピオンを次々倒していった王が唯一勝てない相手で、勝負や会話を通して王の心に変化を与えていった。王との軍儀の対局中にさらに進化していくほど軍儀にのめり込んでおり、負けた場合は命を失うこともしょうがないことだと思っている。 コムギとの対局を通して王の心境に変化が生じてきたことを感じ取ったシャウアプフは、コムギの存在を危険視している。

ジャイロ

NGL自治国の設立者。女王がNGL自治国に進出した際に捕食され、キメラ=アントになる。通常、キメラ=アントになってしまうと、キメラ=アントとしての本能に従い女王の命令が絶対のものとなるが、非常に強靱な意志を持っていたため早々に軍団を抜け出した。生前は貧困労働者の家に生まれ、虐待を受けて育ったがため父親を殺害。 その後、自然主義団体「ネオグリーンライフ」を設立して国家を成した。「世界中に悪意をばら撒きたい」という思想の元に、裏では秘密裏に麻薬を作っていた。キメラ=アントとして復活した後もその思想は変わっていない。

マサドルデイーゴ

東ゴルトー共和国総帥。国の独裁者という触れ込みだが、実際はビゼフ長官やその部下たちが仕事のすべて取り仕切っている。権力を自分の欲望のためだけに使用し、侵略してきたキメラ=アントのシャウアプフにすら「無能者」と呼ばれるほど。王に殺された後でネフェルピトーによって修復され、文字通り傀儡の王となり、TV放送などで国民を扇動するときのみ利用された。

ビゼフ

東ゴルトー共和国長官。実質、東ゴルトー共和国の政治を取り仕切っている男。キメラ=アントに侵略された後も狡猾に立ち回り、一定の地位を維持していた。その地位を利用して、秘密裏に女性たちを宮殿に招き入れたりするなど、欲にまみれた思想は独裁者・マサドルデイーゴと大差はない。人間対キメラ=アントとの戦いが収束した後も、ヒリンに助けられて運良く生き残った。

パリストン=ヒル

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「子」。ハンター協会の副会長で三ツ星ハンター。念能力の系統は不明。他の十二支んと違って、コードネームの動物に似せようという努力をしていない。爽やかな笑顔を絶やさない好青年だが、笑顔の裏では常に何らかの陰謀を行っており、狡猾で計算高い本性を隠している。ハンター協会の会長であるアイザック=ネテロが、一番苦手な人間を近くに置いておきたいとして、副会長に任命した。 協専ハンターを取り仕切っているのもパリストンであり、様々な妨害工作によってネテロを会長の座から引きずり下ろそうと画策していた。しかし、そういった行動すら会長と彼との遊びだったという見方もある。決して本心を明かさないため、実際に何を考えているか計り知れないが、同じく十二支んの異端児であるジン=フリークスには何となく考えが読めるらしい。

ミザイストム=ナナ

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「丑」。犯罪ハンターであり二ツ星ハンター。念能力の系統は不明。民間警備会社を経営している弁護士で、牛柄の帽子と服を身に付けている。十二支んの良心と称されるほど正義感が強い。十二支ん内の派閥ではバランス重視の穏健保守派。念能力は、赤、青、黄の3色のカードを相手に提示して行動を制限する「密室裁判(クロスゲーム)」。 相手に対して青は入廷、黄は拘束、赤は退席させる。

カンザイ

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「寅」。トレジャーハンターでボディーガードを営んでいる。念能力の系統は不明。直情的で頭に血が昇りやすく、また物事への理解力も乏しい。十二支ん内の派閥ではリベラル・ノンポリ。

ピヨン

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「卯」。古文書ハンターで言語学者。通訳をすることもできる。念能力の系統は不明。バニーガールのような服装で、常にマイペース。とても口が悪く、機嫌が悪くなるとさらに暴言に拍車が掛かる。十二支ん内の派閥では改革推進のタカ派。

ボドバイ=ギガンテ

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「辰」。テロリストハンターであり三ツ星ハンター。検事だが、軍事アナリストもこなす大柄の老人。念能力の系統は不明。十二支ん最古参で、次期会長の呼び声も高かった。十二支ん内の派閥ではバランス重視の穏健保守派。

ゲル

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「巳」。ポイズンハンターで検死官であり薬剤師。念能力の系統は不明。蛇のような眼を持つ女性で、腕を蛇に変化させることができる。十二支ん内での派閥はリベラル・ノンポリ。

サッチョウ=コバヤカワ

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「午」。お悩みハンターであり二ツ星ハンター。念能力の系統は不明。探偵であり便利屋なだけあって、十二支んの相談役的な役割の男。十二支ん内での派閥はリベラル・ノンポリ。

ギンタ

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「未」。密漁ハンターでレンジャー。念能力の系統は不明。非常に大柄で、それにも増して大きなアフロヘアーを持つ。ハンター協会会長のアイザック=ネテロを非常に慕っており、パリストン=ヒルに対しては少なからず嫌悪をいただいている。十二支ん内での派閥はバランス重視の穏健保守派。

サイユウ

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「申」。賞金首ハンターで格闘家。念能力の系統は不明。見た目は完全に「西遊記」の孫悟空のようで、武器として如意棒まで使用する。念能力は、3匹の念獣を生み出して戦わせるもので、それぞれミザル、キカザル、イワザルが相手の視覚、聴覚、言語を奪う。十二支ん内での派閥は改革推進のタカ派。

クルック

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「酉」。プラントハンターで音楽家兼ダンサー。念能力の系統は不明。非常に短気な性格。念能力で大勢の鳥を操ることができる。十二支ん内での派閥は改革推進のタカ派。

チードル=ヨークシャー

ハンター十二支んのひとりでコードネームは「戌」。難病ハンターであり三ツ星ハンター。念能力の系統は不明。医師であり法律学者。眼鏡をかけた知的な女性で十二支んの頭脳。ハンター協会会長のアイザック=ネテロの意思を継ごうと考えている。十二支ん内での派閥はバランス重視の穏健保守派。

ビヨンド=ネテロ

ハンター協会会長のアイザック=ネテロの息子を自称する男。カキン帝国の支援を受け、人類の禁忌である暗黒大陸への進出を目論む。演説を聞いたハンター十二支んが、一瞬会長と見間違うほど雰囲気が似ている。「自分の息子を名乗る男が出たら処分しろ」という会長の指令の元、十二支んから命を狙われる。暗黒大陸への不可侵条約締結後、V5は政治的思惑からハンター協会を避けて、独自の調査団を暗黒大陸に向かわせている。 そのときのメンバーのひとりがビヨンド=ネテロである。アイザック=ネテロの忠告も聞かず、未踏のルートを辿った結果、多大な犠牲者を出すとともに新たな厄災を持ち帰った。このときの報告書は「ビヨンドレポート」と呼ばれ、国際環境許可庁に保管されている。 このこともあり、アイザック=ネテロは自分が死ぬまでビヨンド=ネテロの暗黒大陸行きを禁じ、同時にハンター協会の大陸進出もタブーとした。

ナスビー=ホイコーロ

カキン帝国の現国王。全世界へ向けて暗黒大陸への進出・移民計画を宣言した。8人の正室との間に14人の王子がいる。能なしの独裁者であるかのように装っているが、用意周到に暗黒大陸進出を計画しており、王子たちへの王位継承権争いを仕掛けるなど底の見えない闇を抱えている人物。

ベンジャミン=ホイコーロ

カキン帝国の第1王子。母はウンマ。鍛え抜かれた巨漢で、ライオンを素手絞め殺すほどの力を持つ。同じ母を持つ第4王子のツェリードニヒ=ホイコーロに対抗意識を持っているようで、王位継承権争いでは早々に宣戦布告し、体中の骨を粉々にして殺すと挑発する。

ツェリードニヒ=ホイコーロ

カキン帝国の第4王子。ベンジャミン=ホイコーロと同じく母はウンマ。知的で紳士的な雰囲気だが、若くて理知的な女性を虐殺することを趣味とする。王位を継承するために綿密な計画を建てており、他の王子の動向も細かく分析している。また、クラピカが探している緋の眼を大量に保持している人体蒐集家でもある。

ハルケンブルグ=ホイコーロ

カキン帝国の第9王子。15歳で飛び級により世界最高峰のミワル大学に入学し、物理学を勉強する傍らアーチェリーの世界大会で銀メダルを獲得した。歯に衣着せぬ王宮への批判をするため、ナスビー=ホイコーロ国王も彼のことを持て余し気味だ。自分以外の王子の中で唯一認めるのは、第4王子のツェリードニヒ=ホイコーロだけだとSNSに記したことがある。

コン

ゴン=フリークスがくじら島の森でカイトと出会ったときに、命を助けたキツネグマの子ども。その3年後、森の動物たちの長となる。

魔獣

人語を操れる獣を総称して魔獣という。ゴン=フリークスたちが、ハンター試験審査会場に向かう森の中で出会った魔獣は凶狸狐(キリコ)と呼ばれる変幻魔獣で、人にも化けることが可能。凶狸狐以外にもこの世界は数多くの魔獣が生息しているらしいが、作中に登場するのはわずかである。

集団・組織

ハンター

稀少な事物を追求することに生涯をかける人々の総称。賞金稼ぎのような「賞金首(ブラックリスト)ハンター」や、世界中の美食を集める「美食(グルメ)ハンター」、未発見の生物を追い求める「幻獣ハンター」など、ハンター達がカバーする領域は幅広い。ハンター試験を通過していない、アマチュアのハンターも存在するが、プロハンターに比べて信頼度は低い。 ハンター試験に合格したプロハンターは、全員「ハンター協会」の会員となる。

プロハンター

ハンター試験に合格し、裏試験で念能力を習得した者。ハンターの中では、裏試験を終えていないハンター試験合格者を区別して「ライセンス取得者」と呼んだりもする。ハンター以外の一般者は、アマチュアハンターもライセンス取得者もプロハンターも総じて「ハンター」と呼ぶが、それぞれの実力には大きな隔たりがある。プロハンターには、特に大きな功績を挙げた者に対して三段階の星が称号として存在する。

ハンター協会

ハンター試験で合格しライセンスカードを取得した者が属することになるハンターの団体。会長はアイザック=ネテロ、副会長はパリストン=ヒル。プロハンターはハンター協会が定めたハンター十ヶ条に基づいて行動することとなる。

一ツ星ハンター

ある特定の分野において大きな功績を挙げたプロハンターに対して贈られる称号。ライセンスカードに星のマークが1つ刻まれる。「ハンター試験編」に登場するメンチ、「グリードアイランド編」に登場するツェズゲラ、「キメラ=アント編」に登場するモラウ=マッカーナーシ、その他はイックションペ=カットゥーチャ、サンビカ=ノートン、ブシドラ=アンビシャス、キューティー=ビューティーなどがこの称号保持者。

二ツ星ハンター

一ツ星ハンター取得者が指導者となり、その指導対象者が一ツ星ハンターを獲得した場合に贈られる称号。ライセンスカードに星のマークが2つ刻まれる。「グリードアイランド編」に登場するビスケット=クルーガー、ゴン=フリークスの父親・ジン=フリークス、ジンと同じく十二支んのミザイストム=ナナ、サッチョウ=コバヤカワ、その他はテラデイン=ニュートラル、リンネ=オードブルなどがこの称号保持者。

三ツ星ハンター

二ツ星ハンターが複数の分野で華々しい業績を残した場合に贈られる称号。ライセンスカードに星のマークが3つ刻まれる。十二支んのパリストン=ヒル、チードル=ヨークシャー、ボドバイ=ギガンテなどがこの称号保持者。

協専ハンター

ハンター協会が政府や企業から仕事を請け負い、それを協会に所属しているハンターへ依頼する場合が多々ある。こういった依頼を受けるハンターは仕事の成否に関わらず、リスクや難易度に応じた一定の報酬が協会から保証されている。そのため、こういった依頼のみを受けるハンターも存在し、協会の斡旋専門のハンター、略して「協専ハンター」と揶揄されている。 仕事の内容によってはハンターの応募が殺到することも多く、その場合は協会の審査期間が個々の技量や適性を審査して選出する。

フロアマスター

天空闘技場の230階から250階をそれぞれ独占している最高位闘士で21名存在する。フロアマスターになれば2年に一度最上階で開かれる「バトルオリンピア」に出場することができる。

除念師

対象者にかけられた「念」を取り除くことができる能力者。除念師自体がごくわずかな存在だが、「念」をかけた者が死亡してさらに強くなった「念」の力を解除できるほどの除念師は、世界で10人にも満たないという。

クルタ族

ゴン=フリークスたちがハンター試験を受ける4年前に、幻影旅団によって皆殺しにあった部族。クルタ族は緋の眼と呼ばれる特異体質を有する部族で、そのために幻影旅団に命を狙われた。クラピカはその部族の唯一の生き残りで、幻影旅団に対して復讐することを心に誓っている。

ゾルディック家

世界的に有名な暗殺者一家。高祖父・マハ=ゾルディック、曾祖父、祖父・ゼノ=ゾルディック、祖母、父・シルバ=ゾルディック、キルアの母、長男・イルミ=ゾルディック、次男・ミルキ=ゾルディック、三男・キルア=ゾルディック、第四子・アルカ=ゾルディック、第五子・カルト=ゾルディックの5人の子どもがいる。誰も彼らの姿を見たことがなく、顔写真ですら1億近い懸賞金がかけられているとの噂。屋敷が建っているククルーマウンテンはゾルディック家の所有物となっており、観光地として正門までは観光客が立ち入ることができる。この正門は別名「黄泉の扉」と呼ばれ、入ったら二度と出てこられないといわれている。正門を抜けた樹海にはミケと呼ばれる巨大な番犬がいて、「侵入者は全員噛み殺せ」と主に命令されたことを忠実に守っている。 他にも執事としてツボネ、ゴトー、ヒシタ、ミツバ、ヤスハ、ハサム、カスガ、執事見習いのカナリア、ツボネの孫娘・アマネ、使用人のゼブロ、シークアントなどが働いている。

幻影旅団

クロロ=ルシルフルを頭に置き、凄腕の実力者達が集まっている盗賊集団。ほとんどの団員が流星街出身。幻影旅団に近しい者は彼らのことを「クモ」と呼ぶ。その理由は、団員が体のどこかに蜘蛛の刺青をいれているからである。クロロを含めた団員個別の生存よりも、グループの生存を優先することをルールとしている。団員同士の対立は認められておらず、意見が対立しそうになった場合はすべてコイントスで決定する。 物語初登場時の団員構成は、団長のクロロ=ルシルフル、団員ナンバー1・ノブナガ=ハザマ、団員ナンバー4・ヒソカ、団員ナンバー6・シャルナーク、団員ナンバー8・シズク、団員ナンバー9・パクノダ、団員ナンバー11・ウボォーギン、団員ナンバーが不明なマチ、フィンクス、フェイタン、フランクリン、コルトピ、ボノレノフの13人。各自の役割としては、ノブナガとウボォーギンが特攻部隊、シズク、パクノダ、シャルナークが情報・処理部隊となっている。

心源流拳法

ハンター協会会長のアイザック=ネテロが師範を務める念能力の流派。天空闘技場でゴン=フリークスとキルア=ゾルディックが出会うウイングは師範代で、ズシはその門下生。また、グリードアイランドで出会うビスケット=クルーガーはウイングの師匠でネテロの弟子。

十老頭

マフィアンコミュニティーで6大陸10地区をナワバリにしている10人の長たちの通称。ヨークシンシティのオークションの時期にだけ10人が1カ所に集まり、話し合いによって様々な指示を出す。彼らは実行部隊「陰獣」を使って、大抵のことは武力で思い通りに進めている。

陰獣

十老頭のそれぞれの長が、組織最強の武闘派を持ち寄って結成された実行部隊。構成員は、「不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)」という念能力を持つ梟(ふくろう)、その名の通り地中を自由に移動することができる蚯蚓(みみず)、牙に仕込んだ即効性の神経毒で相手を行動不能に陥らせる病犬(やまいぬ)、体毛を自在に操り、強靭な針のように硬質化させたり毛糸のように柔らかく変化させたりできる豪猪(やまあらし)、体内に大小の蛭を飼っており治療や攻撃に使う蛭(ひる)の5人。

キメラ=アント

暗黒大陸からやってきたとも噂される、摂食交配という繁殖方法で成長・増殖してきた特殊な生き物。報告されている大きさは通常の蟻より少し大きな程度だったが、女王は気象や捕食した生物の影響により、人と同じぐらいの大きさとなっていた。形成するコミュニティーは蟻に似ており、女王蟻を中心に王直属護衛軍、師団長、兵隊長、戦闘兵、雑務兵などの階級で構成されるが、王が生まれると王直属護衛軍は女王の下から離れて王を補佐する。 摂食交配という繁殖方法の特徴として、捕食した生物の長所を次世代に反映させる。例えば女王がライオンを捕食した場合、ライオンの特徴を持った兵が生まれる。王を身ごもっている際に大量の人間を捕食したため、個々の人間の特徴を受け継いだ兵が多数存在する。しかし、人間のときの記憶を思い出すかどうかは確定要素がなく、自力で突然に思い出す者もいれば仲間から指摘されて思い出す者もいる。

ハンター十二支ん

ハンター協会会長のアイザック=ネテロが実力を認めた12人のプロハンター。12人全員ともライセンスカードに星のマークが刻まれており、それぞれ十二支に因んだコードネームを付けられている。有事の際の協会運営とネテロ会長の暇つぶし相手が主な役割とされているが、ハンター協会での地位や発言力はかなり高い。パリストン=ヒルのみ、ハンター協会副会長を兼任している。

場所

くじら島

出稼ぎの漁師が長期滞在するための島。ゴン=フリークスが生まれ育った村がある。ゴンを育てた叔従母であるミトは自分の母親とともに村に残っている。元々の島民は非常に数が少なく、ゴン以外の子どもはノウコという小さな女の子のみ。勉学は通信スクールを利用する。

ザバン市

ザバン地区にある地図にも掲載されている大きな都市。第287期ハンター試験会場があるということで、ハンター志願者たちが目指している場所。最寄りの港としてはドーレ港があり、ゴン=フリークスはくじら島からこの港にたどり着いた。

ククルーマウンテン

パドキア共和国デントラ地区にある標高3722mの山。樹海に囲まれた死火山。頂上に暗殺一家であるゾルディック家がある。観光地としても有名で、ゾルディック家の門の前まで行くバスもあるほど。

ヨークシンシティ

ヨルビアン大陸の西側にある都市。世界中から貴重な品が集められ、もっとも金が動く場所とも言われている。毎年、9月1日から10日までの間、世界最大のオークション「ドリームオークション」が開かれることでも有名。ヨークシンシティでもっとも権威のある「サザンピース」というオークションハウスは、入場料も兼ねた1200万ジェニーのカタログを購入しないと参加できない。 「サザンピース」での競売は9月6日から10日までの6日間。実際にオークションを取り仕切っているのはマフィアのコミュニティーで、市長のジトノーダもマフィアとの繋がりが深いと噂されている。

天空闘技場

パドキア共和国の南東に位置する闘技場。格闘家の聖地であり、1日平均4000人の挑戦者が集まり、観客は年間10億人を超える。闘技場という名前だが建物の造りは巨大な塔となっており、地上251階建て、高さ991mという世界で4番目に高い建造物となっている。200階まではランダムに当たった対戦者同士が戦い、勝った方がファイトマネーを受け取って上の階へと進むことができる。例外として、一階だけは勝敗に関係なく両者にごく僅かなファイトマネーが支払われる。 上に上がるほどファイトマネーの額も大きくなり、200階近くになると1000万ジェニーを越す。200階を超えると賞金は出ないが、個室を与えられ200階クラスの試合にエントリーできるようになる。ここで10勝するとフロアマスターに挑戦する権利を得られるが、それまでに4敗してしまうと失格となる。

流星街

東京都と埼玉県を合わせたぐらいの大きさのラペ共和国と同等の土地面積に、800万人が住んでいると言われている。公式には1500年前から廃棄物の処分場ということになっており、人は住んでいないことになっている。流星街の住民たちは非常に強い結束でつながっており、仲間ひとりの報復のために31人が自爆テロを起こすほど。元々は独裁者の人種隔離政策で生まれた街だが、紆余曲折を経て政治不干渉地域となった。 また、マフィアンコミュニティーは秘密裏に武器や貴金属を流星街に提供している。幻影旅団の結成時のメンバーは、ほとんどがこの街の出身者である。

ミテネ連邦

バルサ諸島南端にある連邦国家。構成は、NGL自治国、ロカリオ共和国、ハス共和国、西ゴルトー共和国の4つの国。西ゴルトー共和国の東には東ゴルトー共和国があるが、こちらは総帥による独裁政権のためミテネ連邦には加盟していない。

NGL自治国

ミテネ連邦に属する、自然の中で生活することを第一とする「ネオグリーンライフ」という団体が統治する国。実権を治めているのはジャイロ。人口は217万人で、その99%が団体に所属している。徹底的に機械文明を排除しているため、通信手段は手紙、交通手段は馬を使用する。電気、ガス、水道などはなく、国民は畑を耕して自給自足の生活を営んでいる。 当然、この国に入国する際には機械製品や人工的に作り出された物の持ち込みは禁止で、検問所で厳重な検査を受ける。金属、石油、ガラス製品、プラスチック製品、歯科治療のインプラント素材、整形のシリコンゴムなど、多くの国で当たり前に使われている物がそれに該当する。自然主義ということで牧歌的な印象を与えるが、伝染病が蔓延した際には教義に反するとして国際医師団の入国を認めず、多くの患者が命を落とす結果となった。 キメラ=アントが侵入したことによって、壊滅的な被害を被ることとなる。

東ゴルトー共和国

バルサ諸島の東側に位置する国だが、隣接するミテネ連邦には所属していない。総帥であるマサドルデイーゴによる独裁政権だが、実際はビゼフ長官が裏で政治を担っているため、マサドルデイーゴは怠惰な生活を送っている。キメラ=アントの王がこの国の首都にある宮殿に居を構えたため、実質は国が崩壊しているが表面上は従来と変わらずに統治されているように装われている。

暗黒大陸

現世界の外側に存在し、その詳細は殆ど知られていない。侵入すると人間に大きな災いが起こるとされており、200年以上前にV5によって不可侵条約が結ばれている。一般的に世界地図として知られている「世界」は、実は暗黒大陸中央に存在する巨大湖メビウスの中に位置している。国際環境許可庁のデータによると、確定している記録だけでも148回も人類は暗黒大陸への渡航に挑戦しており、帰還生存者が確認されているのは5回で生存者は合計で28名。 そのうち現在も存命なのはビヨンド=ネテロただひとりである。この5回の渡航は、暗黒大陸への不可侵条約締結後、V5は政治的思惑からハンター協会を避けて、案内人の協力を得て行ったもの。暗黒大陸に関する情報は、古文書や遺跡、ビヨンド=ネテロの報告書「ビヨンドレポート」などから得ることができるが、「新世界紀行」という本にも詳しく記載されている。 魔獣やキメラ=アントも、元々は暗黒大陸から来たと言われている。人類が大陸へ進出しようとする度に大きな災いを持ち帰ってきており、それらは「五大厄災」と呼ばれ、国際環境許可庁の地下に秘密裏に保管されている。

カキン帝国

国王であるナスビー=ホイコーロが治める議会民主主義国家。元々は国名も異なり、長い歴史を持つ超古代国家だったが、革命により帝国社会主義から現体制に変わったもの。超古代国家のときに結ばれていた条約や密約を革命を理由にうやむやにしており、V5との暗黒大陸への不可侵条約もなかったものとして大陸進出計画を打ち立てた。カキン王には8人の正妻と14人の正室子がおり、表向き正妻には序列がなく、子どもの性別も通常の王位継承順位に影響しないため全員「王子」と呼ばれる。 正妻は第1王子と第4王子の母・ウンマ、第2・第5・第7・第9王子の母・ドゥアズル、第3王子の母・トウチョウレイ、第6王子の母・カットローノ、第8王子の母・スィンコスィンコ、第10王子と第11王子の母・セイコ、第12王子と第13王子の母・セヴァンチ、第14王子の母・オイト。 王子は第1王子ベンジャミン、第2王子カミーラ、第3王子チョウライ、第4王子ツェリードニヒ、第5王子ツベッバ、第6王子タイソン、第7王子ルズールス、第8王子サレサレ、第9王子ハルケンブルグ、第10王子カチョウ、第11王子フウゲツ、第12王子モモゼ、第13王子マラヤーム、第14王子ワプル。 王位はB・W号(ブラックホエール号)に乗船して生き残った者に継承されるというルールのため、王子同士が骨肉の争いを繰り広げることになる。

イベント・出来事

ハンター試験

年に一度実施され、エントリー自体は申し込むことによって可能。審査会場の場所は告知されているが、実際は「ナビゲーター」と呼ばれる案内者を見つけ出すことができないとたどり着けない。つまり、「ナビゲーター」を見つけ出すこと自体が試験の一環となっている。ゴン=フリークスたちが受けた第287期ハンター試験では、魔獣が生息するという森を抜けて審査会場まで行くことになる。 ハンター試験の試験管は現役のプロハンターが交代で務め、試験内容も概ね試験官によって決められる。そのため、当たる試験官が悪いと通過者がひとりも出ないという事態も起こりうる。試験内容も毎年変わり、ゴンたちが受けた第287期ハンター試験は第一次試験、第二次試験、第三次試験、第四次試験の4段階あった。 ハンター試験に受かった者だけが、ハンターライセンスを手に入れプロハンターとしての道を一歩踏み出す。しかし、一人前のプロハンターとして認められるには、念を習得して裏試験に合格しなければならない。

第一次試験

第287期ハンター試験の第一次試験。試験担当官はサトツ。ジン=フリークスが発掘したルルカ遺跡の修復や運営方法に感銘を受けている人物。試験内容は体力・判断力などに劣る者を振り落とす傾向にある。ひたすら地下道を走ることから始まり、通称「詐欺師の塒(ねぐら)」と呼ばれるヌメーレ湿原でのサバイバルが主な内容。 ヌメーレ湿原には、獲物をあざむき捕食しようとする生き物が生息する。人間に化け言葉巧みに湿原に誘いこもうとする「人面猿」、背中から生えているヒトニイチゴを使って人間をおびき寄せる「キリヒトノセガメ」、地中に姿を隠し大口を開けて獲物を待ち伏せする「マチボッケ」、嘘で人間を罠に誘い込む「ホラガラス」、踏むと爆発する「ジライタケ」、不思議な飛び方によって獲物を眠らせる「サイミンチョウ」などが受験者たちに襲いかかってくる。 主な受験者は、受験番号16番「新人つぶしのトンパ」、受験番号34番リュウ、受験番号44番ヒソカ、「幻獣ハンター」を目指している受験番号53番ポックル、受験番号76番「武闘家チェリー」、受験番号80番スパー、受験番号89番シシトウ、受験番号99番キルア=ゾルディック、受験番号103番「蛇使いバーボン」、受験番号105番キュウ、受験番号118番ソミー、受験番号は187番ニコル、受験番号191番ポドロ、受験番号197番アモリ、198番イモリ、199番ウモリの「アモリ3兄弟」、受験番号246番ポンズ、受験番号255番「レスラートード」、受験番号294番ハンゾー、偽名を使ってハンター試験を受験した登場人物の親族で受験番号301番ギタラクル、受験番号362番ケンミ、受験番号371番ゴズ、受験番号384番「猟師ゲレタ」、受験番号403番レオリオ=パラディナイト、受験番号404番クラピカ、受験番号405番ゴン=フリークス。

第二次試験

第287期ハンター試験の第二次試験。試験担当官は「美食ハンター」でもあるメンチとブハラ。メンチは食文化への貢献が認められ、21歳にして一ツ星ハンターの称号を持つ女性。ブハラは自分の体よりも大きい料理を平らげることができる大食漢の男。ビスカ森林公園にて、そこに生息する世界でもっとも凶暴な豚「グレイトスタンプ」を使って料理をすることが主な内容。 追加試験として、マフタツ山という「クモワシ」の生息地に行き、その卵を入手してゆで卵を作るという課題も出される。

第三次試験

第287期ハンター試験の第三次試験。試験担当官は「賞金首ハンター」兼刑務所長リッポー。側面に窓ひとつないトリックタワーという塔が会場で、頂上からスタートし1階を目指すという試験内容。塔の中で受験者たちを待ち構えているのは服役囚で、受験生たちを足止めした時間に応じて刑期を短くするという条件が提示されている。 ゴン=フリークスたちと対峙する服役囚は、強盗殺人の罪により懲役199年のベンドット、連続爆破の罪により懲役149年のセドカン、詐欺、脅迫などの累積刑により懲役108年のマジタニ、そしてザバン市犯罪史上最悪の犯罪者で、少なくとも146人をバラバラにして殺害した罪により懲役968年の解体屋(ばらしや)ジョネスの4人。

第四次試験

第287期ハンター試験の第四次試験。受験者はゼビル島という島に1週間滞在し、6点集めて終了時間を迎えた場合のみ合格となる。自分のナンバープレートが3点、ターゲットのナンバープレートが3点、それ以外が1点というルール。

裏試験

ハンター試験に合格した受験者に対して、念能力の習得をさせるための試験。受験者には裏試験が行われることは知らされない。元から念能力を有している者や、そもそも念能力を習得している者に対しては不要の試験となっている。この裏試験で念能力を習得することによって、ようやく真のハンターとして行動することができる。

その他キーワード

案内人

暗黒大陸に出入りするための門番が召喚する亜人種のこと。門番とは、唯一暗黒大陸とのパイプを持つ魔獣族のことで、彼らとの交渉なしに暗黒大陸への渡航は困難となっている。V5は過去5回、この案内人の協力により暗黒大陸への渡航を行っており、彼らの協力がなければ限界境界線すら越えられないと言われている。

ジャジャン拳

ゴン=フリークスの念能力。ジャンケンの由来は古武術にある話を元に考えられたもので、グーは拳(ケン)で外部破壊、チーは指(シ)で局部破壊、パーは掌(ショウ)で内臓破壊を行うとの説がある。「ジャジャン拳」はジャンケンと同様にグー、チー、パーがあり、グーは強化系で威力を高めたパンチ、チーは変化系でオーラを刃物のように扱い、パーは放出系でオーラの塊を飛ばすもの。 元々は単純に「ジャン拳」という名前のつもりだったが、ナックル=バインに技名を問われた際につっかえながら「ジャ……ジャン拳」と答えてしまったことがきっかけとなる。

雷掌

キルア=ゾルディックの念能力。体に充電した電気を念により増幅させ、相手に触れることによって手から高圧電流を放つ。相手を感電させて意識を奪ったり、一時的に動きを封じるときなどに使用される。

落雷

キルア=ゾルディックの念能力。体に充電した電気を念により増幅させ、相手の頭上から高圧電流を落とす。落雷を擬似的に発生させるようなもののため、その威力は雷掌よりも大きい。

神速

キルア=ゾルディックの念能力。体に充電した電気を念により増幅させ、それを神経に直接流し込む。これによって飛躍的に反射神経が向上し、常人には不可能な速さで行動できる。

電光石火

キルア=ゾルディックの念能力。体に充電した電気を念により増幅させ、自身の体を操作することで超高速の初動ができる。

疾風迅雷

キルア=ゾルディックの念能力。単純動作の攻撃に対し、相手のオーラの害意に反応した超高速のオートにカウンター攻撃。脳で認識する前に行動することができる。

肢曲

キルア=ゾルディックの暗殺術の1つ。足の運びに緩急をつけることによって残像を作り出し、相手を幻惑する技。安歩(あんぽ)という無音歩行術を駆使した高等テクニック。

導く薬指の鎖

クラピカの右手薬指の指輪に取り付けられた鎖を使った念能力。鎖の先端にある玉を振り子のように使うことによって、様々なことをダウジングで見破ることができる。相手が嘘をついているかどうかも、この能力で見破ることができる。

拘束する中指の鎖

クラピカの右手中指の指輪に取り付けられた鎖を使った念能力。幻影旅団を捕らえるためだけに使われる。旅団以外の人間にその能力を使用した場合、クラピカ自身の命が失われるようにプログラムされている。

癒す親指の鎖

クラピカの右手親指の指輪に取り付けられた鎖を使った念能力。自己治癒力を増幅することができる。絶対時間発動中はさらに増幅し、骨折すらも治すことができる。

律する小指の鎖

クラピカの右手小指の指輪に取り付けられた鎖を使った念能力。クラピカの問いに嘘偽りなく答えなかった場合は鎖の先についた楔が相手の心臓を握りつぶす。

絶対時間

クラピカの念能力の系統は具現化系だが「緋の眼」状態になったとき、強化系、変化系、具現化系、放出系、操作系、特質系の6つの系統の力を100%引き出すことができる。

伸縮自在の愛

ヒソカの念能力。オーラをガムとゴムの両方の性質に変化させたもので、あらゆる物にくっつけることができて伸縮自在。体から10m以上伸びてしまうと断ち切れてしまうが、粘着性は維持される。

薄っぺらな嘘

ヒソカの念能力。オーラを様々な物質に変えて、物の表面に薄く貼り付けることができる能力。これを貼り付けることによって元の内容を改ざんしたり、傷の保護をすることができる。鉱物や皮膚など様々な質感に見えるよう自在に変化させられるが、触感だけは再現できないため触られるとバレてしまう。

気狂いピエロ

カイトの念能力。1から9までの定められた番号がランダムで決定され、その番号に応じた武器が具現化する。一度出現させた武器は、最低でも1回使用するまで消すこともできず、他の武器に変更することもできない。2番は大鎌が出現し、死神の円舞曲(サイレントワルツ)という技が使用可能。3番は鎚が出現し、4番はライフル銃が出現する。 その他の番号については不明。

龍頭戯画

ゼノ=ゾルディックの念能力。オーラを圧縮し、龍の形にして相手を攻撃する変化系能力。様々な派生技を繰り出すことができるが、龍頭戯画が基本形となる。龍は自在に動かすことができ、その上に乗って空を飛ぶことも可能。

牙突

ゼノ=ゾルディックの念能力。龍の頭のように変形させたオーラを手から放出し、それを使って相手を攻撃する技。伸縮自由自在で、噛み付きによって拘束することができ、さらに力を加えて噛み砕いたりもできる。伸縮能力を使って、相手を引き寄せたりすることも可能。

龍星群

ゼノ=ゾルディックの念能力。広範囲に渡って無数の小さな龍を上空から降らせる技。一種の無差別攻撃とも言える。それぞれの龍の威力はとても強力で、生身の人間が食らってしまったなら簡単に命を落としてしまうほど。

盗賊の極意

幻影旅団のリーダー、クロロ=ルシルフルの念能力。他者の念能力を盗み、自分の能力として使うことができる。盗んだ能力を具現化した本に封じ込め、自在に引き出し使用することができる。盗まれた相手はその能力を使えなくなる。能力を使う際は、本を右手に持ち対象能力のページを開いておかなければならない。そのため、盗んだ念能力を同時に2つ以上発動することはできない。 また、盗んだ相手が死ぬとその能力は本から消えて使えなくなる。相手の能力を盗むための条件は、相手の念能力を実際に見て、相手に対象念能力について質問し相手がそれに答え、本の表紙の手形と相手の手のひらを合わせ、それを1時間以内に行うこと。

超破壊拳

幻影旅団の団員、ウボォーギンの念能力。小細工などいっさいなしに、ただオーラを拳に乗せて放つもの。その威力は小型ミサイルほどの破壊力を持つ。

デメちゃん

幻影旅団の団員、シズクの念能力。念で具現化した掃除機に、様々なものを吸い込ませることができる。他者の念や念で具現化されたものと、シズク自身が生き物と認識している物は吸い込むことができない。それ以外なら、大きさや重さや形状を問わず何でも吸い込むことができるが、それがどこに行くのかはシズク本人も知らない。最後に吸い込んだ物のみ吐き出すことが可能。

念糸

幻影旅団の団員、マチの念能力。オーラを糸状に変化させ自在に操ることができる。糸を利用して、追跡、拘束、縫合、絞殺など、多種多様な使い方ができる。念糸を使用した縫合手術も可能で、切断された体の血管、神経、骨、筋肉を繋ぎ合わせることが可能。ただし治癒を行っているわけではないため、治療は別途行う必要がある。

携帯する他人の運命

幻影旅団の団員、フィンクスの念能力。オリジナルの携帯電話で対象者をロボットのように操ることができる。付属のアンテナを対象者の体に刺せば操作でき、アンテナが抜けるか対象者が死ぬかするま解除されない。対象者を操作するには、遠隔操作(リモート)と自動操作(オート)の両方が選択可能。また、このアンテナを自分に刺すことで自動操作モードが発動できる。 自動操作モード発動中は意識がなくなるが、オーラ量が飛躍的に増加する。

百式観音

ハンター協会会長・アイザック=ネテロの念能力。巨大な千手観音像を出現させ、その腕から無数の攻撃を行う。超速の振り下ろし攻撃「壱乃掌(いちのて)」、超速の合掌による挟み込み攻撃「参乃掌(さんのて)」、超速の連打攻撃「九十九乃掌(つくものて)」、極大のオーラによる範囲攻撃「零乃掌(ぜろのて)」などの必殺技がある。

不思議で便利な大風呂敷

十老頭に雇われている陰獣の一員、梟の念能力。部屋いっぱいにある大量の物をオーラで作った風呂敷で包み、ポケットに入る大きさまで縮小することができる。

天使の自動筆記

ネオン=ノストラードの念能力。自動書記によって相手の未来を占うことができる。占う際には、対象者の名前、生年月日、血液型が必要。予言は4~5つの四行詩の形で表され、書かれた内容はネオン本人にはわからないし、自身の未来を占うこともできない。悪い予言には警告が書かれているため、その警告に従いさえすれば回避することができる。

魔法美容師

ビスケット=クルーガーの念能力。エステティシャンの「クッキィちゃん」を具現化し、オーラを特殊なローションに変化させてマッサージを行う。整体、瞑想、ロールなど複数種類のマッサージができる。さらに「桃色吐息(ピアノマッサージ)」という特殊なマッサージを睡眠中の相手に行うと、30分で8時間分の睡眠と同等の疲労回復効果が得られる。

一握りの火薬

グリードアイランド編に登場するゲンスルーの念能力。手で触れた物を爆発させることができる。触れることによって爆発させられる範囲はバスケットボールほどと小さいが、その威力は非常に大きい。

命の音

グリードアイランド編に登場するゲンスルーの念能力。相手の体に念で作った時限爆弾を取り付ける。この時限爆弾は相手の心拍数と連動しており、6000回カウントすると大爆発を起こす。その威力はゲンスルーのもうひとつの能力「一握りの火薬(リトルフラワー)」の約10倍あり、爆発した場合は即死は確実。ただし発動には条件があり、相手の体に触れながら「ボマー」と言い、その相手に能力の内容を説明しなければいけない。 またゲンスルーに触れながら「ボマー捕まえた」と言えば、この能力は解除される。

審美的転生注射

キメラ=アント師団長・ザザンの念能力。尻尾の針で注射した相手をキメラ=アントに変え、自分の部下にできる。女王のように捕食して生み出すという産卵形態を取らずに、人間そのものをキメラ=アントに変化させる。また、一度キメラ=アントにされてしまうと、ザザンが死んでも元に戻ることはない。

謝債発行機

キメラ=アント師団長・ハギャの念能力。何らかの形で恩を売った相手の念能力を、一時的に借りることができる。相手の能力券を発行する発行機を具現化し、その券を破くことで相手の能力を借りることができるようになる。借りた能力を使用できる時間は1日につき1時間のみで、その間は能力を貸した側が念能力を使用できなくなる。能力を借りるための条件は、相手の能力を実際に見るか能力名を知り、そのうえで相手に恩を売って借りを相手に確認し、それに対して相手の同意を得ること。 ただし、その相手が死亡した場合は、借りた能力は無効になってしまう。

TUBE

モラウ=マッカーナーシの友人・グラチャンの念能力。ハギャが「謝債発行機(レンタルポッド)」で借りているため、モラウと戦ったときに使用できた。雨が降っているときのみ大量の水を出現させ、それを自在に操ることができる。応用技として津波のような波で攻撃する「大波(ビッグウォール)」がある。

卵男

キメラ=アント師団長・ウェルフィンの念能力。念で創ったミサイルで攻撃し、相手の体内に「黒百足(クロムカデ)」を植え付けて体の中にダメージを与える。ウェルフィンが相手を定め、質問や命令してそれに偽ったり逆らった者がいた場合、ミサイルが発射されて攻撃を開始する。ミサイルは一度発射されると相手に命中するまで追い続けるが、相手が質問に偽っていない場合は効果がない。 ウェルフィン自体、この能力のことを交渉道具のひとつとして考えている。

神の不在証明

キメラ=アント師団長だったメレオロンの念能力。元々、透明になる能力はあったが、さらに呼吸を止めると誰も存在自体に気づけなくなる。円でも感知できず、例えば相手がメレオロンに触ったとしても気づくことはできない。弱点は、相手が存在に気づいていないだけで実態はそこにあるため、攻撃されればダメージを受けるしそれが致死性のものだった場合、簡単に命を落としてしまうこと。

神の共犯者

キメラ=アント師団長だったメレオロンの念能力。メレオロンが手で触れている者にも「神の不在証明(パーフェクトプラン)」の効果が発揮されるもの。メレオロンに触れられている者の能力も、同様に相手に気づかれない。キメラ=アント討伐の戦闘ではナックル=バインの「天上不知唯我独損(ハコワレ)」の能力がモントゥトゥユピーに発動していたが、この能力のおかげでポットクリンも気づかれないでいた。

衛星蜻蛉

キメラ=アント師団長補佐・フラッタの念能力。念で創り上げた複数のトンボを操り、その目を通してものを見ることができる。さらにその応用技として「超複眼(スーパーアイ)」というものがあり、多数の「衛星蜻蛉(サテライトンボ)」を放ってその複眼を通して同時に複数の場所から複数のものを見ることができる。

死体と遊ぶな子供達

キメラ=アントの兵隊長だったイカルゴの念能力。遺体に寄生して体を操作することができ、さらにその遺体が生前持っていた力や念能力をも使用できる。遺体が健在なままなら問題ないが、腐敗が進んでいくと寄生を維持できなくなる。また、元から損傷の激しい遺体にも寄生はできない。

愛の放射線

キメラ=アントの兵隊長・パイクの念能力。蜘蛛の特性を受け継いだキメラ=アントのため、糸を使っての攻撃を基本とするが、さらに粘着性の強い糸を放射状に発射して相手を捕らえる技。一度糸に絡め取られた場合、それを外すのにはかなり困難なほど粘着性は強い。

切り裂き美容師

グリードアイランド編に登場するビノールトの念能力。元々はハサミで人を殺してその肉を食べていた第一級の殺人犯だった。その愛用のハサミで切った相手の髪の毛を食べることにより、肉質、病気の有無、遺伝的資質、強さなどといった、本人でも把握できていない情報を知ることができる。

紫煙拳

キメラ=アント討伐隊のモラウ=マッカーナーシの念能力。オーラを煙に変えて吐き出し、ロープや人の形にして操ることができる。ロープにした場合は簡単には切ることができないほどの強度を誇り、船にした場合はそこに乗って水面に浮かぶこともできる。核となるオーラに煙のオーラを纏わせた煙人形を創り出して人形とした場合は、自動の操作も遠隔操作も可能。 MAXの状態では216体を同時に操ることができるが、その場合の操作精度は低下する。また、煙を使って相手もろとも囲いこんで逃げられないようにした場合の能力名は「監獄ロック(すもーきーじぇいる)」と呼ぶ。

4次元マンション

キメラ=アント討伐隊のノヴの念能力。念で創りだしたマンションに、物を転送することができる。マンションは全21室で、そのうち1室は物専用ロッカールームとなっている。手をかざした場所にマンションの1室に通じる穴を開け、そこから物を転送させる。マンションから出るには部屋の扉から出るしか方法がないが、その扉は入ってきた場所と繋がっている。 ノヴだけがマスターキーを持っており、どの穴とも繋げることができるため、複数の場所への通り道を作ることが可能になる。

窓を開く者

キメラ=アント討伐隊のノヴの念能力。両手の間に念空間への入口を創り出し、そこに触れた相手の体の一部を念空間に飛ばすことができる。両手の間の範囲しか入口は創れないため、それよりも大きな物は念空間に飛ばすことはできない。飛ばされてしまった体の部分は現実世界には存在しなくなるため、実質は切断される形となる。

淋しい深海魚

キメラ=アント討伐隊のパーム=シベリアの念能力。右目で直接見たことのある者を水晶玉に記憶し、自分の血を水晶玉の台座に捧げることによって、水晶に映し出された相手の行動を左目で見ることができる能力。最大で3人まで同時に見ることができ、その際には水晶の中が分割表示される。4人以降は、右目で見た順番が古い順から見えなくなっていく。 両目で物を見ているときにはこの能力は発動しないため、日常生活には支障がない。

天上不知唯我独損

キメラ=アント討伐隊のナックル=バインの念能力。相手にオーラを貸し付け、破産に追い込み念能力を封じるもの。利息は10秒で1割、俗に言うトイチで非常に高利。ナックルが相手に直接攻撃を行うと、強制的に相手に貸し付けたオーラを表示するマスコットの「ポットクリン」が取り憑いて発動する。「ポットクリン」はどんなことをしても外すことはできないが、相手がナックルから100m以上離れると取り立ては中断され、再び100m以内に接近すると中断した秒数からカウントが再開される。 「ポットクリン」が取り憑いた状態でナックルが攻撃を行うと、さらに貸し付けは増えることになる。貸し付けたオーラの総量が相手の持っているオーラの総量を超えた場合、「ポットクリン」は「トリタテン」に変身し、30日間強制的に絶の状態となって念能力がいっさい使えなくなる。 「ポットクリン」の状態のままならナックルは能力を解除することができるが、「トリタテン」になってしまうと解除はできない。

暗い宿

キメラ=アント討伐隊のシュート=マクマホンの念能力。ある程度ダメージを与えた相手を小さくして鳥籠の中に閉じ込めることができる。体の一部だけでも鳥籠に閉じ込めることができ、その場合は一定以上のダメージをその部位に与えなければいけない。鳥籠に閉じ込めた者は、外に出ると元の大きさに戻る。その他にも空中に浮かんだ3つの手を操り、それによって攻撃したり手に乗って移動したりする能力があるが名称は不明。

玩具修理者

キメラ=アントの王直属護衛軍のひとり、ネフェルピトーの念能力。外科医のような念人形を創りだし、相手の肉体的損傷を治療することができる。これは相手が死んでいても可能だが、機能を修復するだけなので生き返るわけではない。治療をする際は集中しなければならないため、その間は絶の状態になってしまう。また治療をするだけでなく、その能力を応用して改造を施すことも可能。

黒子舞想

キメラ=アントの王直属護衛軍のひとり、ネフェルピトーの念能力。全力で戦う際に発動する能力。バレリーナのような念で創った人形を自分の背後に出現させ、それによって自分を操ることにより戦闘能力を向上させるもの。能力の発動から最初の一撃を繰り出すまでにかかる時間は0.1秒。

麟粉乃愛泉

キメラ=アントの王直属護衛軍のひとり、シャウアプフの念能力。相手の周囲を鱗粉で覆いオーラの流れを探って鮮明化することで、精神の状態を感知することができる。オーラの流れには30種類の大きな感情パターンがあり、その混じり具合を分析することによって相手の思考を推測するもの。

蝿の王

シャウアプフの念能力。自分の体を複数分裂させて無数の分身を作り出す。分裂すればするほど体の大きさは小さくなり、ナノレベルまで小さくなれるが、司令塔となる本体は蜂ぐらいの大きさにしかなれない。相手の攻撃によって両断されても2体に分かれるだけなので、ダメージを受けることはないが電撃などの攻撃には弱い。

死亡遊戯

キメラ=アントの兵隊長・オロソ兄妹の念能力。妹が念で創ったバッジを相手の体に取り付けると、ダーツの的の模様が体に現れる。この的は兄が念で創ったダーツボードと連動しており、念魚(ダツ)というダーツの矢を的に当てるとその場所に対応した体の部位に突然念魚が出現して突き刺さる。念魚は相手の体に触れるまでまったく存在しないため、実質防御は不可能。 ゲームが終わるまでは解除することができないが、最後の一投をミスすると今まで相手に与えたダメージがすべて兄妹に跳ね返されるというリスクを持つ。

密室裁判

ハンター十二支ん、ミザイストム=ナナの念能力。赤、青、黄の3色のカードを相手に提示して、その行動を制限する。青は入廷、黄色は拘束、赤は退席とそれぞれ色によって制限が異なる。

ライセンスカード

正式なハンターのみに与えられる資格を証明するカード。民間人が入国禁止の国の約90%と、立ち入り禁止地域の75%に出入りすることが可能となる。公的施設の95%は無料で利用できるようになり、銀行の融資も一流企業と同等の資格を得る。売却した場合はかなりの高額で買い取られ、その額は7代は遊んで暮らせると噂されるほど。ライセンスカードには偽造防止のあらゆる最高技術が施されている。 もし紛失した場合、再発行は受け付けられない。ハンター協会の統計では、ハンター試験に合格した者の20%が一年以内に何らかの形でライセンスカードを失っている。

ケータイ電話

ハンター専用の情報端末。このケータイ電話とホームコード、電脳ページの3つを称してハンターの「電波系三種の神器」という。レオリオ=パラディナイトが所持しているケータイ電話は「ビートル07型」という機種で、ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックも購入した。全世界対応で屋外での電波圏外なし、200種類の言語通訳機能付き、TVの視聴と録画機能も付いている。

緋の眼

クルタ族固有の特質。感情が激しく昂ぶると、瞳が燃えるような深い緋色になる。その状態で死んだ場合、眼は緋色のまま固定される。この眼の色は世界7大美色の1つと言われているため、幻影旅団に虐殺され、その後は人体蒐集家が高値で買い漁った。

ハンター十ヶ条

ハンター協会が定める、プロハンターの選出方法や行動指針、ハンター協会の運営方法などを記した規定書。其乃一:ハンターたる者、何かを狩らねばならない。其乃二:ハンターたる者、最低限の武の心得は必要である。最低限とは念の修得である。其乃三:一度ハンターの証(ライセンスカード)を得た者は、如何なる事情があろうともそれを取り消されることはない。 但し証の再発行も如何なる事情があろうとも行われない。其乃四:ハンターたる者、同胞のハンターを標的にしてはいけない。但し甚だ悪質な犯罪行為に及んだ者に於いてはその限りではない。其乃五:特定の分野に於いて華々しい業績を残したハンターには、星が一つ与えられる。其乃六:五条を満たし且つ上官職に就き、育成に携わった後輩のハンターが星を取得した時、その先輩ハンターには星が二つ与えられる。 其乃七:六条を満たし且つ複数の分野に於いて華々しい業績を残したハンターには、星が三つ与えられる。其乃八:ハンターの最高責任者たる者、最低限の信任がなければその資格を有することはできない。最低限とは全同胞の過半数である。会長の座が空席となった時、即ちに次期会長の選出を行い、決定するまでの会長代行権は副たる者に与えられる。 其乃九:新たに加入する同胞を選抜する方法の決定権は会長にある。但し従来の方法を大幅に変更する場合は全同胞の過半数以上の信任が必要である。其乃十:此処に無い事柄の一切は会長とその副たる者、参謀諸氏とでの閣議で決定する。副たる者と参謀諸氏を選出する権利は会長が持つ。

ホームコード

ハンターが利用する留守番専用の電話のようなもの。世界中のどこにいても、ケータイ電話でそこから自分宛に届いた情報を確認できる。ハンターは世界中至るところに赴くため、依頼や伝言を逃さないようにこのような連絡手段が必要となる。

電脳ページ

電信の万能情報辞典のようなもの。自分専用の電話回線と登録ナンバーコードを購入して入力すれば、世界中のどのパソコンからでも知りたい情報を入手できるシステム。この電脳ページで情報を検索することを俗に「めくる」という。ハンターのライセンスカードがあれば無料で電脳ページを利用することができる。電脳ネットワークの極秘会員になれば自分に関するあらゆる情報をシャットアウトできるが、それに加入するためには一国の大統領と同等級の権力と莫大なお金が必要となる。

自分の生命エネルギー、オーラを自由自在に操る能力のこと。ある分野で特出した能力を持つ者が自覚なしに発動している場合や、生まれながらにして持っていることもあるが、座禅や瞑想をする中でゆっくりと目覚めさせるのが基本的な修行方法。他人からオーラを注ぎ込まれることで、強引に目覚めさせる方法もあるが危険なため推奨はされてない。普通は「念」を教えることができる人間に師事し、四大行という「纏」、「絶」、「練」、「発」と呼ばれる基本修行を行うことで、その能力を高めていくものである。 心源流拳法では「念」を覚えるための修行過程を「燃(ねん)」という。「燃」で心を燃やし、「点(てん)」で心をひとつに集中し自己を見つめ目標を定め、「舌(ぜつ)」でその思いを言葉にし、「錬(れん)」でその意思を高め、「発(はつ)」でそれを行動に移す。門下生以外にはこの「燃」しか教えることはできないため、「念」について知ろうとする者に対しては「燃」を方便として説く。プロハンターは念能力が使えないと認められないため、ハンター試験後に念能力習得を促す裏試験が、受験生には秘密裏に行われている。

四大行

「念」能力の基本修行となる「纏」、「絶」、「練」、「発」を指す。この四つを組み合わせることで、さらに上位の技も使えるようになる。

「念」の基本四大行のひとつ。一般の人間がコントロールできないオーラを、体の周りに固定して纏わせる。「纏」を行った際のオーラの形や動きで、その者がどれだけ修行しているかも判別できる。また、バリヤー的な役割も果たすため防御力も上昇する。

「念」の基本四大行のひとつ。身体のいろいろな場所にある、精孔(しょうこう)と呼ばれるオーラがあふれ出る部分をすべて閉じることによって、オーラの発散を絶つこと。気配を消したり疲労回復を促進させたいときなどに使用する。

「念」の基本四大行のひとつ。身体のいろいろな場所にある、精孔(しょうこう)と呼ばれるオーラがあふれ出る部分を意図的に開き、体内で練り上げたオーラを放出する。

「念」の基本四大行のひとつ。オーラを自在に発することによって、自分に適した技や特技を繰り出すこと。「発」には使用する者の特性によって6つの系統に分かれる。

「念」の上級技。「絶」を応用した高等技術。強いオーラを発していても相手に見えなくなる。見破るには「凝」しかないが、すべての「隠」を見破れるというわけではない。

「念」の上級技。「纏」と「練」の高等応用技で、自分の体を覆っているオーラを必要な範囲まで広げ、その内部にある物の形や動きを感じ取ることができる。

「念」の上級技。「練」でオーラを身体の一部に集中させてさらにそれを増幅させる、「練」を応用した高等技術。通常は目に集中させてわずかなオーラを感じ取ることを指すが、それ以外に戦闘に応用することも可能。

「念」の上級技。「纏」の応用技。物にオーラを纏わせる技術。刃物の切れ味を強化するなど、対象物の持つ能力を強化する。しばしば「硬」と併用される。

「念」の上級技。「纏」と「練」の応用技。「練」で増幅したオーラを維持する技術。念での戦いは主に「堅」を維持したまま闘うことになり、これが解けると防御力が著しく落ちるため、相手との実力差が大きいと一瞬で敗北という状況にもなりうる。「凝」が一箇所から数箇所に平常時以上のオーラを集中させる技術、「硬」が一箇所にほぼ全力のオーラを集中させる技術であるのに対し、「堅」は全身に平均的に平常時以上のオーラを纏っている状態と言える。 戦闘時におけるニュートラルな状態であり、「堅」で維持できるオーラ量が基礎的な戦闘力を大きく左右する。維持する時間を10分間伸ばすだけでも1か月かかると言われている。

「念」の上級技。「纏」、「絶」、「練」、「発」、「凝」を複合した応用技。練ったオーラをすべて体の一部に集め、特定の部位の攻撃力・防御力を飛躍的に高める技術。「凝」の発展形とも言える。「凝」による強化との違いは「絶」を併用することで、「凝」状態で他の部位から漏れ出している余分なオーラを「絶」で閉じることにより、集中させた部位のオーラの量をさらに増大させるもの。 ただし、オーラを集中していない箇所は「絶」状態になってしまうため、その部位の防御力はほとんどなくなってしまう。

「念」の上級技。「凝」の応用技。「凝」を素早く行ったり、「凝」に使うオーラ量を必要最低限にセーブしたり、複数箇所で同時に「凝」を行ったりすることを「流」と呼ぶ。この「流」は念能力者同士の戦いにおいて基本であるとともに、もはや奥義でもある。

流々舞

念の修行に用いる組み手の元になった組み打ち。基本技ひとつひとつの流れを確認するために、あえて緩やかに攻防を行うもの。同等の技量の者同士で行えば効果が高い。ビスケット=クルーガーがゴン=フリークスとキルア=ゾルディックに流の修行をさせる際に用いた。

系統

念能力は使用するオーラによって、自分の肉体や物の力を強くする強化系、オーラを様々な性質のものに変化させる変化系、オーラを物質化する具現化系、オーラを放つ放出系、人や物を操る操作系、特殊な能力を使う特質系の6つの系統に分類される。それぞれの相関関係は、六角形の角を時計回りに強化系→変化系→具現化系→特質系→操作系→放出系と当てはめた形で表される。 他の系統を習得する際にもこの六角形の相関関係は影響し、習得率は自分の系統が100%、そこから時計回りに0%→60%→40%→60%→80%となる。つまり具現化系の能力者は特質系を習得できないが、操作系は60%習得が可能となる。ただし、様々な条件により例外も存在する。

水見式

グラスにいっぱいに水を満たした上に葉っぱを浮かべ、それに向かって「練」を行うことによって自分がどの系統に属するかを判別する心源流拳法のオーラ選別方法。水の量が変わったら強化系、水の色が変わったら放出系、葉っぱが動いたら操作系、水に不純物が現れたら具現化系、水の味が変わったら変化系、その他の変化は特質系となる。

強化系

念能力のオーラによる6系統の1つ。力や運動能力を高めることに特化した能力。攻撃力が高まるだけでなく、防御力も高くなるため、肉弾戦などに適している。水見式を行った場合、グラスの水の量が変化する。ヒソカ独自の性格診断では、この系統に属する者は単純で一途な人間が多い。

放出系

念能力のオーラによる6系統の1つ。オーラを塊として発射するなど、文字通り放出を得意とする能力。物質にオーラを込めることによって、それを操作したりすることもできる。水見式を行った場合、グラス内の水の色が変化する。ヒソカ独自の性格診断では、この系統に属する者は短気でおおざっぱな人間が多い。

変化系

念能力のオーラによる6系統の1つ。オーラそのものの形状と性質を変化させる能力。オーラ自体を変化させるため、強いイメージを持つ事が必要。水見式を行った場合、グラス内の水の味が変化する。ヒソカ独自の性格診断では、この系統に属する者は気まぐれで嘘つきな人間が多い。

操作系

念能力のオーラによる6系統の1つ。オーラによって物質や生物を操る能力。道具を強化する場合にも使用されるが、その場合は道具への愛着や執着の度合いによって力も増減する。水見式を行った場合、葉っぱが動く。ヒソカ独自の性格診断では、この系統に属する者は理屈屋な人間が多い。

具現化系

念能力のオーラによる6系統の1つ。オーラを物質化する能力。具現化された物質は、念能力を持たない者にも見えるようになる。水見式を行った場合、グラス内の水の中に不純物が生成される。ヒソカ独自の性格診断では、この系統に属する者は神経質な人間が多い。

特質系

念能力のオーラによる6系統の1つ。他の5系統には分類できない特殊な能力で、血筋や特別な生い立ちによって発現する。水見式を行った場合、他の5系統とは別の変化が起こる。ヒソカ独自の性格診断では、この系統に属する者は個人主義な人間が多い。

ジョイステーション

専用のROMカードを挿入して遊ぶゲーム機。通称「ジョイステ」。現行のゲーム機よりも過去に流通した機種で、キルア=ゾルディックも所持していた。「グリードアイランド」はこの機種でプレイできるゲームだが、念能力がない人間にとってはただのデータカードでしかない。

「ブック」の魔法で出現し、もう一度唱えるとしまうことができる。本には1ページにつき9つのポケットがあり、その種類も指定ポケットとフリーポケットの2つに分けられる。No.000のポケットだけは1つのページに1つとなる。指定ポケットはNo.000からNo.099までの100個あり、これを埋めることがゲームクリア条件。 フリーポケットは45個あり、ここに収納したカードはセーブされないため、一度ゲームの外に出た場合カードはすべて消えてしまう。本はカードを収納するだけでなく、呪文カードによって他のプレイヤーの情報を得たり、交信をしたり、情報端末のような働きもある。そのため他のプレイヤーと接触時に相手が本を出現させている場合は、こちらも本を出現させて相手の攻撃に備えなければならない。 初心者はそのことを知らないため、接触時に本を出現させないプレイヤーはカモにされる。

グリードアイランド

ゴン=フリークスの父親、ジン=フリークスが仲間とともに作った、念を込めることで起動するハンター専用のハンティングゲーム。制作発売元は株式会社マリリンで、発売年度は1987年。定価58億ジェニーで現金一... 関連ページ:グリードアイランド

指定ポケットカード

「グリードアイランド」内でプレイヤーが集めるカード。「ブック」の魔法で出現する本にある、No.000からNo.099までの100個の指定ポケットに収納するもので、アイテムとしても使用可能なものがある。... 関連ページ:指定ポケットカード

呪文カード

「グリードアイランド」内で魔法が使えるカード。全部で40種類あり約1900枚存在する。攻撃型、移動型、調査型などいろいろな魔法があるが、人を殺傷する魔法は存在しない。魔法の範囲に関しては、近距離呪文は... 関連ページ:呪文カード

その他カード

「グリードアイランド」内で使用するカード。指定ポケットカードや呪文カードに属さない、固有の効果を持つ。その他カードの名称と効果は以下の通り。排除(エリミネイト)No.-003。ランク不明。ゲームマスタ... 関連ページ:その他カード

カード化限度枚数

グリードアイランドで使用する1つのアイテムには「カード化限度枚数」というものがあり、それがMAXになっているアイテムはカード化できない。カード化限度枚数はアイテムによってそれぞれ異なる。また、入手したカードを本に入れずに1分経過してしまうと、カードは自動的にアイテムになってしまい、二度とカード化できなくなる。なお、ゲーム内でプレイヤーが死亡した場合は、指輪と本は破壊され、本の中のカードもすべて消滅してしまう。

軍儀

将棋と囲碁を合わせたような東ゴルトー共和国発祥の盤上競技。東ゴルトーの国民のほぼ全員が打つことができ、プロプレイヤーも存在する。15年ほど前から世界大会が行われ、東ゴルトー代表は無敗を守っている。現世界王者は3代目で、大会5連覇中の盲目の少女・コムギ。数々のゲームのチャンピオンと戦って勝利を収めてきたキメラ=アントの王だったが、この軍儀だけはコムギに勝つことができないでいる。 ゲームを通して人間社会や集団の考え方などが浮き彫りになっていくが、特に狐狐狸固(ココリコ)という打ち方については「キメラ=アント編」の流れの伏線のような描き方をしている。

五大厄災

暗黒大陸への不可侵条約締結後、政治的思惑によりV5が非公式にそれぞれ別ルートから案内人の協力を得て暗黒大陸へ行き、持ち帰って来た厄災。「植物兵器ブリオン」「霧状生物アイ」「双尾の蛇ヘルベル」「人飼いの獣パプ」「不死の病ゾバエ」の5つ。正確には案内人が戒めのため持ち帰らせたものである。5つとも危険度はキメラ=アントのBを超えるAかB+。 決定的な対策はなく、国際環境許可庁の地下に非公認で保管されている。

植物兵器ブリオン

五大厄災のひとつ。メビウス湖をほぼ真北に進んで暗黒大陸に到着すると樹海がある。その樹海を400kmほど入ると古代の迷宮都市があり、その無人都市を守っているのが植物兵器ブリオンである。無人都市には万病に効くといわれる香草があるが、これを採取しようとしたサヘルタ合衆国の特殊部隊をブリオンが壊滅させた。このときの帰還者はわずか2名。

霧状生物アイ

五大厄災のひとつ。ミンボ共和国がハンター協会を借りて、暗黒大陸からあらゆる液体の元となり得る三原水の入手に挑んだが、結果は何も持たない帰還者が3名だった。霧状生物アイを巡って何らかの争いがあり、帰還者は正気を失っていたという。コミックス33巻の扉絵にゾルディック家のナニカが描かれており、「暗黒大陸出身です」と記述されていることから、ナニカの正体は霧状生物アイと推測される。

双尾の蛇ヘルベル

五大厄災のひとつ。オチマ連邦はメビウス湖を南東に向かい、究極の長寿食「ニトロ米」を手に入れようとしていた。しかし、「ニトロ米」が生えている沼地にたどり着くよりも前に、99%がヘルベルの餌食となり帰還者は11名だった。オチマ連邦は1000人規模の部隊で暗黒大陸に乗り込んだが、ヘルベルによってほぼ壊滅してしまった。

人飼いの獣パプ

五大厄災のひとつ。メビウス湖北東部沿岸の険しい山脈には、水に沈めるとビーズ一粒程度で1日約2万kwを発電する「無人石」という鉱石がある。ルート確保に、ベゲロセ連合国は1000人規模の調査団を送り込んだものの、山脈一帯を縄張りにしている人飼いの獣パプによって調査団は壊滅され、帰還者はたった7名だった。

不死の病ゾバエ

五大厄災のひとつ。ビヨンド=ネテロも同行したクカンユ王国の一団は、「錬金植物メタリオン」を暗黒大陸から持ち帰ることに成功したが、ルートをはずれたことで不死の病ゾバエにかかった。ゾバエにかかったハンターを含めても帰還者は6名で植物も枯れてしまった。国際環境許可庁の地下にいるゾバエ病の患者は、食事をせずに50年近く自給自足で生きているが、もはや人ではないとされている。

新世界紀行

約300年前に発行された本で、現在は幻書となっている。狂人の妄想だと思われていた奇書で、出版当時は空想小説という扱いだった。実際は、たったひとりで暗黒大陸の無限海(メビウス)沿岸をくまなく探検しようとした人物の旅行記であり、東の巻しか見つかっていない。西の巻がまだ見つかっていないことに対するジン=フリークスの推測は、単純にまだ見つかっていないか、志半ばで挫折して本になっていないか、現在も書いている途中の3つ。

B・W号

カキン帝国が暗黒大陸への移住のために製造した巨大輸送船。収容人数は20万人。移動に特化したため内部は簡素な造りだが、その代わり低コストかつ短期間での製造が可能。国王であるホイコーロはこの船を1年であと20隻造ると宣言している。第1号船にはビヨンド=ネテロの他に、国王と14人の王子も乗船する予定。民間人がこの第1号船に乗るには抽選となり、当たる確率は1300分の1である。

ノーウェル基金

正式名称は勇兵遺族共済。傭兵が戦死したとき、残された家族に対して金銭や精神面、就職、育児、教育などあらゆるサポートを保証している慈善団体。少年兵や難民、経済弱者などの救済や生活支援に尽力したノーウェルという軍人の個人口座に、同士たちが金を持ち寄ったのが始まり。三世代口座という特殊な預金形態は信頼のみで成立しており、「奇跡の口座」と呼ばれている。

三世代口座

ノーウェル基金で用いられている預金形態。親口座、子口座、孫口座の3つからなる。親口座は子・孫口座からの入金を統括管理する。全口座の出金、購入名目などの情報は全員が共有し相互管理ができる。孫口座は入金のみで引き出せない口座で、入金はすべて親口座に振り込まれる。専用のクレジットカードを使い、ネットを含む加盟店での買い物は可能で使用限度額もない。 子口座は新たに孫口座を作る者の責任者となる。孫は子の派遣要請は原則断れない。運用方法は孫口座と同様である。

壺中卵の儀

カキン帝国王家に代々伝わる王位継承の儀式。この儀式を受ける者は自分の血を一滴壺に注ぎ、その後壺の口の部分に手を差し入れる。王子たちは壺の能力を借りて自覚することなく自らを守護する守護霊獣を育むことになる。古文書によると、初代カキン王が蠱毒より発想を得てこの壺を具現化したという。

守護霊獣

カキン帝国の壺中卵の儀により産み出される念獣で、死者の縁の深い者に取り憑く。取り憑いた者のオーラを糧として、その者の人となりに影響を受けた形態・能力に変貌する。自信が創り出したものではないため、自分の意思で動かすことはできない。

書誌情報

Hunter×hunter 既刊35巻 集英社〈ジャンプ・コミックス〉 連載中

第1巻 出発の日

(1998年6月発行、 978-4088725710)

第2巻

(1998年9月発行、 978-4088726069)

第3巻

(1998年11月発行、 978-4088726304)

第4巻

(1999年2月発行、 978-4088726724)

第5巻

(1999年5月発行、 978-4088727134)

第6巻

(1999年10月発行、 978-4088727493)

第7巻

(1999年12月発行、 978-4088727882)

第8巻

(2000年4月発行、 978-4088728476)

第9巻

(2000年7月発行、 978-4088728902)

第10巻

(2000年11月発行、 978-4088730219)

第11巻

(2001年3月発行、 978-4088730875)

第12巻

(2001年7月発行、 978-4088731353)

第13巻

(2001年11月発行、 978-4088731803)

第14巻

(2002年4月発行、 978-4088732626)

第15巻

(2002年10月発行、 978-4088733142)

第16巻

(2003年2月発行、 978-4088733821)

第17巻

(2003年6月発行、 978-4088734439)

第18巻

(2003年10月発行、 978-4088735160)

第19巻

(2004年2月発行、 978-4088735627)

第20巻

(2004年6月発行、 978-4088736075)

第21巻

(2005年2月発行、 978-4088736617)

第22巻

(2005年7月発行、 978-4088737928)

第23巻

(2006年3月発行、 978-4088738826)

第24巻

(2007年10月発行、 978-4088744537)

第25巻

(2008年3月発行、 978-4088745350)

第26巻

(2008年10月発行、 978-4088746104)

第27巻

(2009年12月発行、 978-4088700656)

第28巻

(2011年7月発行、 978-4088703268)

第29巻 記憶

(2011年8月発行、 978-4088703275)

第30巻 返答

(2012年4月発行、 978-4088704500)

第31巻

(2012年12月4日発行、 978-4088706979)

第32巻

(2012年12月28日発行、 978-4088706986)

第33巻

(2016年6月3日発行、 978-4088803524)

第34巻

(2017年6月26日発行、 978-4088812489)

第35巻

(2018年2月2日発行、 978-4088814551)

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