Honey

Honey

橘裕の代表作の一つで、ごく普通の高校が舞台。病人の看護だけではなく、心のケアも大事だと考える養護教員の長谷川千鶴は、学校一の問題児、久我直樹に接触し、その心を癒そうと努力する。ちょっと頼りない年上の聖母、千鶴と、成績優秀ながら家庭の事情で荒(すさ)む直樹の恋愛を描いた学園ラブコメディ。主人公二人を軸に、学園内で起こる様々な人間ドラマが描かれる。白泉社「LaLa DX」1999年1月号から2005年5月号まで連載。

正式名称
Honey
ふりがな
はにー
作者
ジャンル
教師
 
恋愛
レーベル
白泉社文庫(白泉社) / 花とゆめcomics(白泉社)
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

長谷川 千鶴 (はせがわ ちづる)

桜章高等学校の新米養護教員の女性。おさげ髪が特徴で、小柄で可愛らしい。子どもっぽいところがあり、騙(だま)されやすい。生徒から「ちーちゃん」のあだ名で親しまれ、特に男子生徒からは大人気を得ている。病気や怪我(けが)だけではなく、生徒の相談に乗ろうと「お助けBOX」を設置して、悩みを募集している。高校生のときに両親を亡くしており、その直後、片思いの高校生男子が家に不法侵入する事件が発生。大事には至らなかったが、しばらく口が聞けないほどショックを受けた。それ以来、家の明かりは点(つ)けっぱなしにしている。学校一の問題児と言われる久我直樹のことが気になり彼に近づく。

久我 直樹 (くが なおき)

桜章高等学校2年生の男子。父は与党の県会議員、祖父は県議会議長も務めた名家の長男。厳しい父に反抗し、中学時代に傷害事件を起こしてしまう。しかし自身は不問となり、巻き込まれた友人だけが罪をかぶったことで、罪悪感を抱え続けている。教師のプライドを粉砕するほど成績は優秀。また、名家出身であることから、直樹に関わる教師もおらず、高校では自由に振る舞っている。そんな中、純粋な心でぶつかってくる長谷川千鶴に次第に心惹(ひ)かれていく。

書誌情報

Honey 全5巻 白泉社〈白泉社文庫〉

第1巻

(2011-09-15発行、978-4592887911)

第2巻

(2011-09-01発行、978-4592887928)

第3巻

(2011-11-01発行、978-4592887935)

第4巻

(2011-11-01発行、978-4592887942)

第5巻

(2012-01-17発行、978-4592887959)

Honey 9巻 白泉社〈花とゆめcomics〉

第1巻

(1999-09-01発行、978-4592174912)

第2巻

(2000-07-01発行、978-4592174929)

第3巻

(2001-03-01発行、978-4592174936)

第4巻

(2001-12-01発行、978-4592174943)

第5巻

(2002-09-01発行、978-4592174950)

第6巻

(2003-06-01発行、978-4592174981)

第7巻

(2004-06-01発行、978-4592174998)

第8巻

(2005-05-01発行、978-4592175001)

第9巻

(2005-12-01発行、978-4592183297)

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