I'mナム

I'mナム

つぶれかけた遊園地ねりま園にある崑崙サーカス団で、脱げなくなってしまった大猫のぬいぐるみを着たナムと団長代理の女の子メイリンの活躍を描くファンタジーコメディマンガ。

正式名称
I'mナム
ふりがな
あいむなむ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
ファンタジー
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概要・あらすじ

大猫のぬいぐるみが脱げなくなってしまった少年・ナム。彼は、団長代理の女の子メイリンとともに、つぶれかけた遊園地ねりま園にある崑崙サーカス団へ行く。ねりま園の向かいには最新の巨大遊園地クリスタルランドが開園。デラックスなクリスタルランドは、おんぼろで目障りなねりま園をつぶそうといやがらせを行っていた。

登場人物・キャラクター

ナム

5年前にメイリンを驚かそうと、大猫のぬいぐるみを着たら脱げなくなってしまった男の子。怪力で、しっぽをプロペラのように回して空を飛ぶことも出来る。また、ナイフや銃弾も通用しない。ケンカ嫌いだが、いざとなると強い。明太子が大好物。

メイリン

崑崙サーカス団の団長の孫。団長代理となって、ねりま園に人を集めようと努力する。

王 湯麺 (わん たんめん)

崑崙サーカス団団長。アレルギー性鼻炎で、常にサングラスとマスクをしている。

テンコー

崑崙サーカス団の奇術師。超一流の腕前だが、人前ではあがってしまう。褒められると、恥ずかしがって消えてしまう。

(ちん)

崑崙サーカス団の曲芸師。身の軽さで、アクロバットな演技を得意とする。

サラ

崑崙サーカス団のお色気担当。

嵐ヶ丘 王仁三郎 (あらしがおか おにさぶろう)

有名なエッセイスト。遊園地の採点には厳しいことでも有名。雑誌『ポップボーイ』の潜入取材で、ねりま園に来た。

ピッギー

『I'mナム』に登場する、クリスタルランドで人気のキャラクター。何匹かいるらしく、それぞれに会員ナンバーがついている。会員ナンバー4は、シルベスタ・ブタローン。

ピストン堀越 (ぴすとんほりこし)

ねりま線廃止までずっと機関士をしていた。最後の職人、SLの生き字引とも呼ばれる。

千草 (ちぐさ)

大学受験のために浪人中の女子。ナムやメイリンの住むアパートの住人。

リョー太郎 (りょーたろう)

大家さんの親戚の子ども。女の子の前ではおとなしく礼儀正しいフリをし、裏ではいたずらし放題の男の子。

円谷 瀬古蔵 (つぶらや せこぞう)

ナムの住むアパートの住人。練習と実益を兼ねて、毎朝新聞配達をしている。それは一日も休むことなく、新聞休刊日も同じルートを走っている。奥目マラソンの優勝候補。

シブワニ隊 (しぶわにたい)

『I'mナム』に登場する、クリスタルランドからねりま園の実態を調べるために差し向けられたスパイ。3匹のワニで、クローバー、スペード、ハートの名前がある。ナムやメイリンが引っ越してきたアパートに、先に住んでいた。

水晶公爵 (くりすたるこうしゃく)

クリスタルランドの支配人。弾丸も刃物もうけつけないクリスタルスーツの開発をしていた。5年前に盗まれた試作タイプを探していた。

場所

ねりま園 (ねりまえん)

古くからある、つぶれかけた遊園地。最近になってクリスタルランドが出来たため、その土地を狙っていやがらせを受けている。遊園地内に崑崙サーカス団がある。

クリスタルランド

総工費八千億、三年の歳月をかけて作られた。ハイテクとファンタジーが融合した、21世紀の遊園地。

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