JIRO~すきやばし次郎物語

JIRO~すきやばし次郎物語

銀座に本店を持つ、超人気店「すきやばし次郎」の職人・小野二郎。世界的に有名な寿司屋を立ち上げ、2018年10月で93歳になった現役職人・小野の人生を描いた伝記物語。幼少時から93歳までの人生を、四章立てで描いた表題作の他、シャリへのこだわりと工夫を描いた『清廉の銀』を収録。『JIRO~すきやばし次郎物語』は、小学館「ビッグコミックオリジナル」すし増刊2016年8月29日号掲載。『清廉の銀』は単行本描き下ろし作品。

正式名称
JIRO~すきやばし次郎物語
ふりがな
じろう すきやばしじろうものがたり
作者
ジャンル
料理人
 
自伝・伝記
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

1925年、[小野二郎]は静岡県浜松市に生まれた。不景気に加えて、父親の体調不良による失業などで小野家は貧しく、六歳のとき、二郎は菓子店を営む叔父夫婦に預けられた。しかし一年後、イタズラが過ぎるという理由で、二郎は伯父の家を追い出されてしまう。家に帰らされ、途方に暮れる二郎を救ったのは、伯父の家に出入りしていた氷屋だった。二郎は氷屋の口利きで、遠州一の大料理屋「福田屋」へ奉公することになったのだ。こうして、学校に通いながら、料理旅館に勤める忙しい日々が続いた。そして、二郎が小学三年生になる頃には、調理場の仕事で包丁を持つようになった。そこで次第に料理の腕を上げ、六年生になった時分には、一通り包丁を扱えるようになっていた。16歳から20歳まで戦争を経験し、日本の敗戦により除隊となった二郎は、実家に帰宅。その後、知人の紹介で浜松の料理屋に勤めることになった。料理屋「丸山」で働きながら、漠然と寿司屋をやりたいと考えていたとき、「丸山」の女将さんと思惑が一致。東京で寿司修行をすることになった。上京を目前に控えたある日、女将さんは事故でなくなるが、二郎は寿司修行を決行。東京で寿司職人になる決意をする。こうして二郎の本格的な寿司修行は始まった。

SHARE
EC
Amazon
logo