L△L△L

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頭文字が「L」という共通点を持つなかよし女子小学生三人組の、破天荒でかしましい日々の姿を描いた4コマスタイルのギャグ漫画。「まんがライフMMOMO」で2018年5月号から2019年1月号、「まんがくらぶ」で2019年2月号から2020年5月号、「まんがライフ」で2020年6月号から7月号まで掲載の作品。

正式名称
L△L△L
ふりがな
える える える
作者
ジャンル
友情
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あらすじ

小学生のらいむるみなりりのなかよし三人組は、いつものように楽しくおしゃべりしながら帰宅していた。その途中でらいむが唐突に怖い話を始めるが、そのあまりの怖さに、りりとるみなは戦々恐々としていた。らいむの話を受けて、るみなも怖い話をしようとするが、らいむは人の怖い話を聞くのは苦手という理不尽な理由で却下する。そして、お互いの怖いモノを挙げていくという雑談へと話を転換するが、実家が裕福ながら社会の暗黒面を理解しているりりは、人々の笑顔が怖いという、それ自体が怖い返答をひねり出す。その直後、乱暴な運転をしていたトラックにひかれそうになったりりは、暗黒の微笑みをたたえたまま、父親にそのトラックを「消す」ようにお願いするのだった。(#01)

ある雨の日、自宅でゴロゴロしていたるみなは、家の外に立っていたらいむを発見する。窓の外からるみなの姿を見たらいむは、「ヒキコモってたら体壊すぞ!」とツッコミどころ満載のセリフを挨拶代わりに放つ。雨に打たれ続けるらいむを見かねたるみなは、自宅へらいむを招き入れるが、らいむはるみなに、家の中でかくれんぼをして遊ぶことを提案する。しかし、隠れ場所を探していたるみながクローゼットを開けると、そこには正座したりりが待ち構えていた。なかよし三人組がそろったところで動物モノマネクイズを開始するが、らいむとりりのマニアックで強烈な動物モノマネの前に、るみなはクイズどころではなくなってしまう。戸惑い続けるるみなの姿を見たらいむとりりは、るみなのやりたい遊びをすることを提案。その後、三人はるみなが提案したままごとで雨が上がるまで存分に楽しむのだった。(#14)

登場人物・キャラクター

らいむ

とある小学校に通う女子。ややたれ目で、ピンク色の髪の毛を一つ結びにしている。明るく素直な性格で、考えるより先に行動してしまうアクティブなところがある。また少々天然気味な一面があり、親友であるるみなやりりの話を聞き間違えて、さらに間違った解釈を加えてトンチンカンな返しをしてしまうことが多い。そのたびに二人から強めのツッコミを受けているが、らいむ自身は一向に意に介していない。自分が怖い話を振ったにもかかわらず、ほかの人が怖い話を始めると怖いという理由で拒否したり、りりやるみなにストレートな愛情表現をするなど、自らの感情には非常に素直。また、りりから幸運を呼び込むため自分を抱きしめるように言われた際には即座に抱きつくなど、人を疑うことを知らない。そのため、らいむとりり以外にも多くの人々から愛されている。絵が非常にうまい。唐揚げにはマヨネーズを付ける派で、つけない人間が存在することが信じられない。しいたけが大の苦手。

るみな

とある小学校に通う女子。勝気な顔立ちで、栗色の髪をギザギザボブにしている。明るくアクティブな性格で、一人称が「ボク」のボクッ子。親友のらいむやりりといつもいっしょに遊んでいる。常識人のため、何かと不可解な言動が目立つらいむやりりの奇行に対して、日々的確なツッコミを入れ続けている。るみな自身が意図しているわけではないが、結果的に保護者的な目線でらいむやりりを見守っている。らいむとりりのことが大好きだが、二人と違って気恥ずかしさを抱いており、その気持ちをストレートに前面に出すことは少ない。

りり

とある小学校に通う女子。銀髪をロングヘアにして白いベレー帽をかぶり、上品な雰囲気を漂わせている。おしとやかで温厚な性格で、語尾に「ですわ」を付けたお嬢様言葉でしゃべる。一方でプライドが非常に高く、理不尽な仕打ちを受けると、迷わず厳しい報復を加えるなど怖い一面も併せ持つ。親友のらいむやるみなのことが何よりも大好き。また実家が裕福で、小学生にもかかわらずブラックのクレジットカードを持ち歩いている。子供ながら社会のシステムと父親の財力、そして権力の重要性をよく理解しており、何かあるとすぐに携帯電話で実家に連絡し、物事を処理してもらうパワープレイに頼りがち。非常に達筆で、図画工作を得意としている。テレビ番組では時代劇が大好きで、放課後はその再放送を観るのを楽しみにしている。

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