RAVE

ガラージュ島に暮らすハル・グローリーが、初代レイヴマスター シバから聖石レイヴを受け継ぎ、世界を救う旅にでるファンタジー漫画。作者真島ヒロの連載デビュー作。

概要・あらすじ

この世の悪をつかさどる闇の魔石・ダークブリングが復活し、それに唯一対抗できる光の聖石・レイヴに選ばれた少年・ハル。レイヴマスターとなったハルはダークブリングを破壊するべく、世界中に飛び散ったレイヴの欠片を集める旅に出る。レイヴの使い・プルーと共に旅をする中で、記憶喪失の少女・エリーや銀術師・ムジカなど、多くの仲間と出会う。

そして、父・ゲイル・グローリーや初代レイヴマスター・シバとの別れを経験しながらも、世界を救う鍵が星の記憶にあることを突き止める。ハルは、全てを終わらせるため、星の記憶で待つ最後の戦いへと向かう。

登場人物・キャラクター

ハル・グローリー

ガラージュ島出身。島に流れ着いた初代レイヴマスター・シバ・ローゼスから、聖石レイヴと名刀・テン・コマンドメンツを受け継いだ2代目レイヴマスター。旅に出るまでは、島で姉・カトレアと二人暮らしをしていた。母・サクラは、幼い頃に病に倒れ他界。父・ゲイル・グローリーは、とある理由で旅に出てしまい行方不明になっている。 正義感の強い少年で情に厚い。ヒップホップタウンで出会った少女・エリーに対し、旅を重ねていくにつれて好意を深めていく。人を信じぬくことを信念とし、ハムリオ・ムジカをはじめとする多くの仲間を作っていった。

エリー

ある時期からの記憶を失い、記憶を取り戻すために世界中を旅していた。ヒップホップタウンでハルと出会い、共に旅することとなる。性格は天真爛漫にして重度の天然。また、ギャンブル好きで、所持金をすべて賭けてしまうこともあった。記憶喪失であるものの、知識やいくつかの思い出は覚えており、古代語の解読や魔力の素質を見せる。 過去にジークに殺されかけた経験があり、その時に受けた雷のエレメントにより雷が苦手。50年前にレイヴを生み出したリーシャ・バレンタインと深い関わりを持つ。

シバ・ローゼス

ガラージュ島出身。51年前、シンフォニア王国兵に志願した友人・ボトーンに代わって傭兵となり、その後、魔道精霊力を持つ少女・リーシャ・バレンタインとの出会いを境に初代レイヴマスターとなった。元々、剣に関しては天賦の才があったが、リーシャの死をきっかけに、人のために戦う気持ちが強くなり、後に剣聖と呼ばれるまでに力を高める。 レイヴマスターとして戦争を終結へと導いたが、最後のダークブリング・母なる闇の使者シンクレアを破壊しきれずオーバードライブを引き起こしてしまった。その後は世界各地に散ったレイヴとプルーを探すべく、旅に出る。

ハムリオ・ムジカ

パンクストリート出身。銀を自由自在に操る銀術師(シルバークレイマー)。伝説の鍛冶屋・ガレイン・ムジカの家に生まれるも、デーモンカードのランスに襲われ、瀕死の重傷を負う。その後、銀術師・リゼに拾われ、ブルースシティにて銀術を学びながら幼少期を過ごした。リゼの亡き後、銀術で造られた戦艦・シルバーレイを探す傍ら、盗賊団・銀の律動(シルバリズム)の頭領として活動する。 パンクストリートでハルやエリーと出会い、祖父を助けられた恩もあって、後に仲間として行動を共にするようになった。

ガレイン・ムジカ

パンクストリート出身。初代レイブマスターの剣・テン・コマンドメンツを作った大陸一の鍛冶屋。大の酒好きで、酒癖は悪い。デーモンカードのランスに作った剣により家族を殺害され、一度は鍛冶屋を引退。しかし、ハルが持ってきたテン・コマンドメンツを修復すべく、再度剣を打った。 ハムリオ・ムジカの祖父。

ジークハルト・シーザー

時を守る町・ミルディアン出身。大魔導・エレメントマスターの二つ名を持つ魔道師。時を暴走させるほどの大魔力・魔導精霊力の覚醒を危惧し、その力を持つエリーの殺害を目論んだ。また、同様に時を狂わせる存在として、デーモンカードの長であるキングに注目。デーモンカードに加入することで、彼を倒す機会をうかがっていた。 しかし、ハルと戦う中で自身の考えに疑念を抱き、後にハルたちのサポートをするようになる。キング直属の配下・六祈将軍のひとりハジャとは同国の出。

ゲイル・グローリー

ハルとカトレアの父親にして、シンフォニア王国の王位正統後継者。若い頃、ゲイル・レアグローブと共にデーモンカードを設立。妻・サクラと出会い結婚したのを機に、デーモンカードを脱退しガラージュ島へ移り住んだ。しかし、デーモンカードの暴挙を耳にし、ゲイル・レアグローブを止めるためにひとり島を出るも、密かに追ってきたサクラをゲイル・レアグローブに殺害されてしまう。 さらに自身の体内に大陸を消滅させるダークブリング・エンド・オブ・アースを埋め込まれ、被害を出さないために世界放浪の旅に出る。再度、ゲイル・レアグローブを止めるための戦いに挑み、その過程でハルと再会。 その後ハルを庇って死亡した。

ゲイル・レアグローブ

デーモンカードの初代最高司令官。シンフォニア王国と対立していた、レアグローブ王国の王位正統後継者。5つの最上級・ダークブリングと、自身を怪物化させる裏ダークブリングを所持する。ハルの父親であるゲイル・グローリーと友人関係になり、共にデーモンカードを設立した。 しかし、次第に悪事に手を染めるようになり、ゲイル・グローリーの通報によって一斉検挙を受け妻を失う。以後、ゲイル・グローリーをひどく憎むようになり、デーモンカードを闇の巨大勢力へと発展させていった。レイヴマスターのハルと戦いに敗れたのち、最後は自害する形で生涯を終える。

ルシア・レアグローブ

ゲイル・レアグローブの息子であり、レイブマスターと対をなす、ダークブリングマスターでもある。ゲイル・レアグローブの死後、デーモンカードの最高司令官の地位を継ぐ。幼少期に帝国の襲撃で母を殺害され、自身は砂漠の監獄・メガユニットに収容された。だが、監獄内で母なる闇の使者・シンクレアにより、力と知識を授かり、その力を使って脱獄。 また、シンクレアによって邪心を極限にまで引き出されていたため、純悪な人間として形成された。レイヴマスターであるハルの前に立ちふさがり、平行世界の消滅と現行世界への回帰を目論む。

シュダ

デーモンカードの一員で、後に六祈将軍にまで上り詰めた男。元は賞金稼ぎであったが、ハルの父・ゲイル・グローリーとの出会いを機に、デーモンカードに加入。初代レイブマスター・シバ抹殺の命を受けた際に、ガラージュ島でハルと戦った。ハルと2度目の戦いの後、瀕死の重傷を負うも生き延び、その後ゲイル・グローリーと再会。 そのときにハルを守ってほしいと懇願され、ハルたちと行動を共にするようになる。デーモンカードに所属していた頃は、自身を鋼鉄にするダークブリング・フルメタルや、炎を操るヴァルツァーフレイム、バレッテーゼフレアを使用。ハルの仲間に加わった後は、炎天下、天空桜といった刀を使って戦った。

ジャヴァ・レット・ダハーカ

魔界ブレイア村出身。デーモンカードの一員で、竜人の王の末裔。同郷の竜人で六祈将軍のひとりジェガンの暴走により村を滅ぼされる。その際、ジェガンの攻撃で重傷を負ったうえ、恋仲であったジュリアの命を奪われた。デーモンカードに加入してからは、王宮守五神としてハルたちと戦う。 しかし戦いの中でハルと友情が芽生え、その後仲間として加わった。戦いにおいては竜人に伝わる武芸・竜人技を使うほか、炎を吐いたりもする。また、デーモンカードの一員でありながら、ダークブリングの力を借りることを嫌っていた。

プルー

『RAVE』に登場する犬。かつてレイヴマスターと共に世界を救った伝説の名犬。しかし犬のようで猫でもあり、また宇宙人と称されるなど、その実態は謎に包まれている。レイヴ以外で、ダークブリングを破壊できる唯一の存在。過去の戦争で、大破壊からシバを庇って姿を消すが、50年後にガラージュ島で釣りをしていたハルに釣り上げられた。 旅を共にする人間以外の生物・グリフォン加藤や亜人・ルビーとは仲が良く、会話も成立する。飴が大好物。

ルビー

空中カジノ・エーデルレイクのオーナーで、世界有数の大富豪。骨董品や変わったものを収集する趣味がある。闇の勢力のひとつドリュー幽撃団に利用されていたが、ハルたちにそれを気づかされ、以降仲間として行動を共にする。蒼天四戦士のひとり・ダルメシアンに魔法の才能があることを告げられ、彼から魔法剣・ベル・ホーリーを授かった。

その他キーワード

テン・コマンドメンツ

『RAVE』に登場する剣。シバ・ローゼスが王国戦争時代に使用していた伝説の名刀。ガレイン・ムジカにより作られ、レイヴを埋め込むことで、十の形態(アイゼンメテオール、エクスプロージョン、シルファリオン、ルーン・セイブ、ブルー=クリムゾン、メル・フォース、グラビティ・コア、ミリオンサンズ、サクリファー、スターセイヴァー)に変化する。 シバがハルに託すが、スターレイヴァーのみ、ハルには使用できなかった。そのため、改めてムジカがハル専用の剣・レイヴェルトを作り出すことに。

レイヴ

『RAVE』に登場する聖なる石。魔石ダークブリングに対抗するべく、リーシャ・バレンタインが魔導精霊力で作りだした。レイヴという名前は、リーシャ(\"R\"ESH\"A\" \"V\"ALENTIN\"E\")の名から取られている。王国戦争後、世界中に飛び散った5つのレイヴは、シバ・ローゼスと共にリーシャに仕えた、蒼天四戦士が守護していた。

書誌情報

RAVE 全35巻 〈講談社コミックス Shonen magagine comics〉 完結

第1巻

(1999年11月発行、 978-4063127799)

第2巻

(1999年12月発行、 978-4063127881)

第3巻

(2000年2月発行、 978-4063128062)

第4巻

(2000年5月発行、 978-4063128413)

第5巻

(2000年7月発行、 978-4063128604)

第6巻

(2000年9月発行、 978-4063128840)

第7巻

(2000年11月発行、 978-4063129045)

第8巻

(2001年1月発行、 978-4063129250)

第9巻

(2001年3月発行、 978-4063129502)

第10巻

(2001年5月発行、 978-4063129694)

第11巻

(2001年8月発行、 978-4063130089)

第12巻

(2001年9月発行、 978-4063130195)

第13巻

(2001年11月発行、 978-4063130423)

第14巻

(2002年1月発行、 978-4063130652)

第15巻

(2002年3月発行、 978-4063130850)

第16巻

(2002年5月発行、 978-4063631067)

第17巻

(2002年7月発行、 978-4063631227)

第18巻

(2002年9月発行、 978-4063631449)

第19巻

(2002年11月発行、 978-4063631654)

第20巻

(2003年2月発行、 978-4063632019)

第21巻

(2003年4月発行、 978-4063632248)

第22巻

(2003年6月発行、 978-4063632491)

第23巻

(2003年8月発行、 978-4063632729)

第24巻

(2003年10月発行、 978-4063632972)

第25巻

(2003年12月発行、 978-4063633184)

第26巻

(2004年2月発行、 978-4063633368)

第27巻

(2004年4月発行、 978-4063633580)

第28巻

(2004年6月発行、 978-4063633870)

第29巻

(2004年8月発行、 978-4063634129)

第30巻

(2004年10月発行、 978-4063634358)

第31巻

(2005年1月発行、 978-4063634716)

第32巻

(2005年3月発行、 978-4063634969)

第33巻

(2005年5月発行、 978-4063635232)

第34巻

(2005年7月発行、 978-4063635492)

第35巻

(2005年9月発行、 978-4063635690)

RAVE 全8巻 講談社〈アニメKC〉 完結

第1巻

(2001年12月発行、 978-4063101447)

第2巻

(2002年1月発行、 978-4063101454)

第3巻

(2002年2月発行、 978-4063101478)

第4巻

(2002年3月発行、 978-4063101492)

第5巻

(2002年4月発行、 978-4063101508)

第6巻

(2002年5月発行、 978-4063101515)

第7巻

(2002年6月発行、 978-4063101522)

第8巻

(2002年7月発行、 978-4063101539)

RAVEプルーの犬日記 全3巻 〈講談社コミックスボンボン〉 完結

第1巻 プルーの犬日記

(2004年4月発行、 978-4063239997)

第2巻

(2005年7月発行、 978-4063320268)

第3巻

(2007年2月発行、 978-4063320688)

RAVE :the groove adventure 全18巻 講談社〈講談社漫画文庫〉 完結

第1巻

(2006年8月発行、 978-4063703351)

第2巻

(2006年8月発行、 978-4063703368)

第3巻

(2006年9月発行、 978-4063703450)

第4巻

(2006年9月発行、 978-4063703467)

第5巻

(2006年10月発行、 978-4063703641)

第6巻

(2006年10月発行、 978-4063703658)

第7巻

(2006年11月発行、 978-4063703818)

第8巻

(2006年11月発行、 978-4063703825)

第9巻

(2006年12月発行、 978-4063703931)

第10巻

(2006年12月発行、 978-4063703948)

第11巻

(2007年1月発行、 978-4063704037)

第12巻

(2007年1月発行、 978-4063704044)

第13巻

(2007年2月発行、 978-4063704181)

第14巻

(2007年2月発行、 978-4063704198)

第15巻

(2007年3月発行、 978-4063704297)

第16巻

(2007年3月発行、 978-4063704303)

第17巻

(2007年4月発行、 978-4063704433)

第18巻

(2007年4月発行、 978-4063704440)

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