SUPERどうぶつーズ

SUPERどうぶつーズ

生き物たちが自由気ままに暮らす街「ビッグシティ」を舞台に、ネズミのトニー、ウサギのコニー、ゾウのポニーの三人組が自分たちのテーマパークを開業させることを夢見て奮闘する姿を、おもしろおかしく描いたシュールなコメディ。「Web Comic リイドカフェ」で、2016年9月から2019年12月にかけて配信された作品。

正式名称
SUPERどうぶつーズ
ふりがな
すーぱーどうぶつーず
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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あらすじ

大のなかよし三人組のトニーコニーポニーは今日も早朝から、自宅リビングに三人で集まっていた。しかしポニーは、トニーとコニーの様子がいつもと違っていることに気づく。とりあえずポニーは気分を変えようと二人を外に連れ出すも、二人からは無視されているような違和感を抱く。そんな中、トニーとコニーの一連の言動は、今日が誕生日のポニーを驚かすためのサプライズだったと打ち明ける。(エピソード「HELLO どうぶつーズ」)

小腹の空いたトニー、コニー、ポニーは何か食べることにした。冷蔵庫にあるものを、そのまま食べようとしたが、三人は冷凍ピザのトッピングを豪華にしたり、中華麺を油そば風にアレンジしたりと、ひと手間加えてさらにおいしい料理にアレンジしていく。(エピソード「小腹が空いた」)

登場人物・キャラクター

トニー

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすネズミの男性。職業はフリーターで、年齢は27歳。生真面目な性格の常識人で、コツコツと努力することを得意としている。一方でうっかりミスも多く、トニーのドジが原因でトラブルを起こすこともある。コニー、ポニーとは大のなかよしで、三人で「SUPERどうぶつーズ」というグループを結成しており、ビッグシティに自分たちのテーマパークを開業させることを夢見ている。現在は三人でルームシェアをして暮らしている。特技は絵を描くこと。

コニー

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすウサギの男性。職業はフリーターで、年齢は27歳。頭の回転が速く、計算高い一面を持つ。手先が器用でDIYが得意で、木材を使ってさまざまなものを製作している。非常に頼りがいのある人物で、トニー、ポニーの三人組の中では一番しっかりしている。ただし好奇心が旺盛すぎるところがあり、女性に弱い欠点がある。トニー、ポニーの三人で「SUPERどうぶつーズ」というグループを結成しており、ビッグシティに自分たちのテーマパークを開業させることを夢見ている。現在は三人でルームシェアをして暮らしている。趣味は写真撮影。

ポニー

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすゾウの男性。職業はフリーターで、年齢は29歳。ふだんは優しく穏やかな性格ながら、おだてられると調子に乗る一面を持つ。腕っぷしが非常に強い。好物は甘いもので、食べることが大好き。トニー、コニーとは大のなかよしで、三人で「SUPERどうぶつーズ」というグループを結成しており、ビッグシティに自分たちのテーマパークを開業させることを夢見ている。現在は三人でルームシェアをして暮らしている。

ペドロ

生き物が集う街「ビッグシティ」にある「大きのこ山」に住むカエルの男性。トニー、コニー、ポニーの共通の知り合いで、いっしょに遊びに行ったりしている。ウソのつけない正直者で、心優しい性格の持ち主。父親のアダムが所持する山で宝石が採れることから、幼い頃から裕福な家庭に育ったおぼっちゃまだが、それを鼻にかけることはいっさいない。趣味は宇宙の壮大さを感じることで、たびたびトニーたちが想像もつかない哲学的な話題を提供する。未知の物事に惹(ひ)かれる性質ながら、幽霊などホラーな話題は苦手。白ヘビのミカと交際中。

ミカ

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らす白ヘビの女性。ペドロと交際を始めたことで、トニー、コニー、ポニーと知り合いになる。一見おしとやかな性格に見えるものの、実際は嫉妬深くて心配性なところがある。そのためペドロを振り回すことも多いが、関係は良好。状況に応じて他人の姿に擬態できる、特殊能力の持ち主。

ビーマスター

生き物が集う街「ビッグシティ」で、薬局兼カフェを経営しているハチの男性。親切な性格で、トニー、コニー、ポニーが困っている時には必ず手を貸してくれることから、三人にとっては兄貴分的な存在。また、カフェを訪れる人の悩みも聞いており、街の人気者でもある。特技はバスケットボール。

マコト

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすバナナの男性。職業はラッパーで、ビッグシティでは有名人。トニー、コニー、ポニーが、KJからバカにされていた際にラップを駆使して助けに入ったことで、知り合いになる。堂々とした振る舞いから自信家に見えるが、バナナは成長すると皮がむけることが一般的ながら、まだむけてこないことにコンプレックスを抱いている。実家はラーメン店を営んでおり、夜間のアルバイトがいない時には、親孝行のために手伝っている。ラッパー仲間からは「マコっちゃん」と呼ばれている。

アダム

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすカエルの男性。ペドロの父親。祖父から相続した山から多数の宝石が発見され、ビッグシティでも有数の大金持ちになった過去を持つ。正義感の強い性格で、曲がったことが大嫌い。宝石泥棒をはじめ犯罪行為も何か特別な事情があれば許す一方で、ただ私利私欲のために悪事を働く者は躊躇(ちゅうちょ)なく始末する。

ブー

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすブタの男性。ビーの兄弟。ピンクと黄色が大好きで、身の回りをその2色でコーディネートしている。天体観測が好きで、同じ趣味のビーと共に楽しんでいる。基本的にシャイでお人好しながら、口臭がひどい。映画館に勤務している女性に片思いしており、積極的にアプローチしている。

ビー

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすブタの男性。ブーの兄弟。黒いVネックを着用しており、シックでシンプルなアイテムを好むため、ピンクと黄色が好きなブーとは好みが合わない。しかし天体観測が好きなことから、この時だけはブーと共に楽しんでいる。基本的にシャイでお人好しながら、口臭がひどい。ブーが映画館に勤務している女性に片思いしていることを知り、ひそかに応援している。

ラッキー・チャン

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすウサギの女性。包容力のある優しい性格で、さらにスタイル抜群なことから、街のアイドル的な存在。トニー、コニー、ポニーからもあこがれられている。コミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐになかよくなれる。非常にモテるが、特定の彼氏を作るつもりはない。

ガリバー

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすモグラの男性。ふだんは工事現場で働きながら、生計を立てている。ゲームが大好きで、今ハマっているタイトルは「デュエルデュエル」で腕前は相当のもの。現実世界にゲームキャラクターのベイビーキングを召喚してしまうトラブルを起こす。マンガも好きで、読むだけでなくガリバー自身で創作活動も行っている。いわゆるオタク気質ながら、コミュニケーション能力は高い。

KJ (けーじぇー)

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすネズミの男性。石けん会社の営業マンで、日々の生活に不満を抱いている。トニーの学生時代の先輩であることから、コニー、ポニーとも知り合いになる。三人組が抱く「ビッグシティに自分たちが遊んで暮らせるテーマパークを開業させる」という夢を小バカにしている。愚痴っぽいネガティブな性格で、トニーからは避けられている。

仙人 (せんにん)

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすサルの老齢な男性。ボロボロの衣類を身につけ、物事を達観しているかのような言動が多いため、トニー、コニー、ポニーからは「仙人」と呼ばれて慕われている。保守的な人物に見える一方で、流行(はや)りものには非常に敏感。その知識はトニーたちに教えてもらうことが多い。

マッセー

生き物が集う街「ビッグシティ」にあるコンビニエンスストア「クラブ」で働くカニの男性。トニー、コニー、ポニーたちが暮らす家の近くに店をオープンしたことで、三人と知り合いになる。大きなハサミを備え、ダミ声で接客をするため、初めて店を訪れた客からは怖がられている。しかし、接客自体は親切丁寧で、彼のファンだからとわざわざ買い物しにやって来る客もいる。手がハサミのため、客から渡されたエコバッグをズタズタに切り裂いてしまう欠点を持つ。

ベイビーキング

ガリバーによって生き物が集う街「ビッグシティ」に召喚されたゲームキャラクター。「デュエルデュエル」というゲームに登場し、ゲームの中では最強クラスの騎士。性別は男性で、年齢やなんの生き物なのかは不明。頑丈な鎧(よろい)を身につけており、「伝説の戦士」と評されているが、温厚な性格で好奇心旺盛。ダジャレが大好きで、おもしろい物事を好むため、トニー、コニー、ポニーともすぐに親しくなる。召喚されて以来、ビッグシティの暮らしを楽しんでいる。

おっぱい女神 (おっぱいめがみ)

生き物が集う街「ビッグシティ」に出没する、ネズミの姿をした女神。街でぶつかった者に相手の性別を問わず、大きなおっぱいを授けている。ある朝、トニーにもおっぱいを授けると、その後も何かと絡んで騒動を巻き起こす。厄介な女神のように思われているが、出会うと幸運をもたらしてくれるといわれている貴重な存在。

ジョージ

生き物が集う街「ビッグシティ」の郊外で暮らすイヌの男性。犬種はブルドッグ。トニーの学生時代の先輩で、気さくで多趣味。現在はジョージ自身のデザインセンスを活かして、オリジナルアパレルグッズやフィギュアを制作し、販売する仕事で生計を立てている。自らの販売知識のノウハウを、トニーになんのためらいもなく教えており、トニーからも慕われている。

ルドルフ

生き物が集う街「ビッグシティ」でゲームセンターを経営しているコウモリの男性。トニー、コニー、ポニーがたびたび来店することから、顔見知りになる。三人にオリジナルのクレーンゲームを体験しないかと声をかけ、高額な賞金を餌にした違法なゲームに案内する。スーツを身につけた一見誠実そうな人物に見えるが、人をだますことを得意としている。

マディ

生き物が集う街「ビッグシティ」で暮らすカメの男性。半分は機械化されている。父親の「メカ父ちゃん」と共に科学者として活動しており、ビッグシティ周辺で起こる地震を制御している。実験中の爆発をトニー、コニー、ポニーに目撃されたことで、三人と親しくなる。マディ親子のおかげでビッグシティの平和が保たれているものの、あくまで善意で行っていることから、誰にも打ち明けていない。

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