『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』に次ぐ森田まさのりの連載作品で代表作の一つ。現代日本のお笑い業界を舞台に、お笑い芸人を目指す高校生たちの成長と挑戦を描いた物語。上妻は「学園の爆笑王」を自称し、自らの通う高校でつねに周囲を笑わせることに情熱を注いでいた。そんな上妻のクラスに、ある日、元お笑い芸人の辻本が転校してくる。本物の「お笑い」を知る辻本に刺激を受けた上妻は二人でコンビを結成し、お笑い養成所に入所する。養成所で二人はさまざまな芸人志望者たちと出会い、衝突しながらも日本一のお笑いコンビを目指して成長していく。物語は、そんな二人がお笑いショーレース「NMC(ニッポン漫才クラシック)」に挑戦する様子を軸に展開される。本作は、お笑いをテーマにしたヒューマンドラマで、実在するお笑い芸人の風貌や特徴を模倣した描写が特徴となっている。笑いの技術や心理描写が詳細に描かれ、お笑い養成所での訓練や舞台での演技においては、登場人物たちの内面や技術的な成長過程が丁寧に表現されている。また、物語は作者の森田まさのり自身が吉本興業の芸人養成所「NSC」に入学して取材を行った実体験を基に描かれているほか、作中の「NMC」は実際のお笑いショーレース「M-1グランプリ」をモチーフにしていたりと、リアリティのある世界観が構築されている。集英社「週刊少年ジャンプ」2005年44号から2006年30号まで連載されたのち、同社「週刊ヤングジャンプ」に移籍し2007年7号から2015年28号まで不定期連載。その後、4年ぶりに同誌2019年31号から連載再開。10号連続集中連載として2019年41号まで連載され「一部完」とされた。テレビドラマが2019年7月から放送された。