『うしおととら』『からくりサーカス』他で知られる藤田和日郎が、『月光条例』の終了以来、2年ぶりに「週刊少年サンデー」本誌で連載した作品。代表作の一つでもある。東京都豊島区沼半井町に佇む呪われた屋敷「双亡亭」を舞台に、絵本作家志望の青年、務が双亡亭の破壊を目指す人々の戦いに巻き込まれる物語。務に加え、双亡亭の一角に引っ越したために悲劇に襲われた少年、緑朗、45年前に行方不明となった飛行機から現れた謎の少年、青一、緑朗の姉で巫女の紅を中心に、総理大臣の斯波敦らも巻き込んだ屋敷破壊作戦が展開される。本作は、謎の幽霊屋敷「双亡亭」を題材にしたスペクタクル・モダン・ホラーである。語り部で飄々としたキャラクター、務の他に、特殊能力を持つ複数の主人公格のキャラクターが登場する「集団モノ」という点が、他の少年漫画とは大きく異なる特徴である。小学館「週刊少年サンデー」2016年17号から2021年34号まで連載。